1 / 3
1 精一杯頑張ったけどだめでした
しおりを挟む
――どうしてこうなってしまったんだろう。
刑吏たちに促され、無機質で冷たい廊下を、アデラインは一歩一歩と進んでいく。
抵抗はしない。
もはやしても無駄だということを、嫌というほど、骨の髄まで、理解してしまったから。
貴族牢から伸びるこの廊下は、罪人とはいえ貴族を歩かせるために、美しく保たれている。華美な調度品こそないが、たとえば足元を彩るこの絨毯だって、民草にはおいそれと手の届かない代物であろう。
むなしくて笑ってしまう。
だって、この先に何があるのか、自分は知っている。
廊下を抜けて、扉をくぐり、広々としたひとつの部屋に入室する。
肌に感じる空気が変わった。
アデラインが部屋の中央まで進むと、さらに正面を向くよう指示され、それに従順に従う。
こちらより高い位置に設けられた、扇状に広がる席から、冷たく見下ろしてくるいくつもの視線を甘んじて受ける。
ここは処刑場。身分高き者を罰するための、非公開の断罪の場だ。
完全なる公開処刑でなくてよかった、と思う。
この場にいるのは、最高権力者である国王陛下と刑の執行人、見届け人たちを除けば、今回の件の関係者のみだ。
もし処刑台のような高い場所に引きずり上げられ、顔も合わせたことのない民衆から罵詈雑言を浴びせられたら、さすがに心がもたなかったかもしれない。
絞首刑でなくてよかった、と思う。
先ほどちらりと視界の端に、ものものしく帯剣した刑吏が映った。つまり今から行われるのは斬首刑。
この国において絞首刑は、刑執行後もその身体を朽ちるまでさらされるため、見せしめの意味合いが強く、つまりは一族も無傷ではいられない。
比して斬首刑は、穏便な処刑法と言える。良い技術を持った刑吏に当たれば苦しみは一瞬であるし、その遺体は一応墓に葬られる。そしてその罰は、あくまで個人に与えられたものとされるのだ。
今の家族にはついぞ愛情を持てなかったが、自分のせいで他の人にまで累が及ぶようなことがあれば、心苦しい。
また、罪人とはいえうら若き娘相手に躊躇われたのか、拷問もされなかったから、多少やつれてはいるけれど、いまも自分はこの足で立つことができている。
心も衰弱していない。
だから最期まで自分は、自分のままでいることができる。
場が整い、刑吏のひとりがアデラインを跪かせる。
そして裁判官が進み出て、朗々と口火を切った。
「それではこれより、罪人アデラインの処刑を執り行う」
家名を省かれた――というより、もうこの身は家名を名乗る権利を奪われているのだろう。つまり公爵家から除名されているのだ。
「アデラインは、神に愛されし聖女フローラを心身ともに傷つけ、蔑み、辱めた。
筆頭公爵家の令嬢、さらには王太子殿下の婚約者という立場を利用し、聖女に対する一方的な悋気から、聖女を追いつめ、最終的には命までも脅かそうとした。
その罪は先日の裁判にて明らかにされたところであり、もはや申し開きの余地もない」
よく言う、と唇がゆがみそうになるのを噛み締めることで押さえつける。
ほんの数日前に行われた裁判の実態はこうだ。あちらの言うことはすべて事実と認定され、その矛盾を指摘しても無視され、こちらの正当性を訴える時間も与えられず、しかもそれを全員が違和感なく受け入れるという――
ある意味、この処刑場より異常な空間だった。
今回の処刑に関する概要が読み上げられたところで、裁判官から聴罪司祭へと引き継がれる。
「最期に、罪人に告解の時間を設ける。偽りのない真摯な言葉により、あの世にて神の赦しを受けられることもあろう」
これについては鼻で笑ってしまった。こっそりとだけど。
「アデラインよ、何か申すことはあるか」
誰にも気付かれないように一度だけ深呼吸をし、切り捨てるような声音で言い放った。
「ございません」
ざわりと空気が揺れる気配。
「わたくしは、わたくしの信念に基づいて行動したのみ。
何ら恥ずべき行いはしておりません」
嘘偽りのない本心だ。
もはや誰もほめてはくれないだろうけど、自分は頑張った。もう自分にできる全力を出し尽くしたと言っていい。やり直しがきいたとしても、自分はまた同じことをするだろう。
そして、あの神なんかに赦しを求めるくらいなら、この場で舌嚙み切って死んだほうがマシだ。
場がさらにぴりりと緊迫していくのを感じるが、アデラインはただまっすぐに前を見据えて、そこに立っていた。
「待て」
そこに唐突に入った、よく通る聞き知った声。
ここに来てはじめて身体がふるえた。
「私からも改めて聞こう。アデライン。お前は、何か、言うべきことはないのか」
前を向きながらも、あえてはっきりとは見ないようにしていた、そちらに視線を合わせる。
真正面――国王陛下のごく近い場所に座る、王太子殿下。その脇に控えるのは側近と、騎士。そして聖女。
フローラ。ラルフ。ギュンター。――ベルンハルト殿下。
こちらを、憎々しげに、もしくは恐れながら、心の底からの拒絶をもって見つめてくる大切なひとたちの瞳を見返す。
どうかそのままでいてほしいな、と思う。
悲しまないでいてくれるなら、もうそれでいい。
――だって大好きになってしまったから。
みんなにはずっと、笑っていてほしいから。
すべてが終わってからも、この先もずっと。
殿下が苛立ちを隠さない声で、答えを促す。
「アデライン。問うているんだ。答えろ」
それに返す言葉を、自分は持たない。
殿下の失望し切ったような目がつらい。おそらく彼はこちらの懺悔の言葉を求めているのだろう。わかっている。
しかし、自分にはこの道しか選べないのだ。
「もうよい。――やれ」
頑張ったんだけどな。
みんなで幸せになりたくて。これからもずっと一緒にいたくて。
悔しいなあ……。
とりあえず、あの世への道中であのクソ神さまに会ったら、一発と言わず殴らせてほしい。
髪を無造作に切り落とされ、刑吏が振るう剣に的確に首を断ち切られ、自分の世界が永遠に閉じるまで、アデラインはそんなことを考えていた。
刑吏たちに促され、無機質で冷たい廊下を、アデラインは一歩一歩と進んでいく。
抵抗はしない。
もはやしても無駄だということを、嫌というほど、骨の髄まで、理解してしまったから。
貴族牢から伸びるこの廊下は、罪人とはいえ貴族を歩かせるために、美しく保たれている。華美な調度品こそないが、たとえば足元を彩るこの絨毯だって、民草にはおいそれと手の届かない代物であろう。
むなしくて笑ってしまう。
だって、この先に何があるのか、自分は知っている。
廊下を抜けて、扉をくぐり、広々としたひとつの部屋に入室する。
肌に感じる空気が変わった。
アデラインが部屋の中央まで進むと、さらに正面を向くよう指示され、それに従順に従う。
こちらより高い位置に設けられた、扇状に広がる席から、冷たく見下ろしてくるいくつもの視線を甘んじて受ける。
ここは処刑場。身分高き者を罰するための、非公開の断罪の場だ。
完全なる公開処刑でなくてよかった、と思う。
この場にいるのは、最高権力者である国王陛下と刑の執行人、見届け人たちを除けば、今回の件の関係者のみだ。
もし処刑台のような高い場所に引きずり上げられ、顔も合わせたことのない民衆から罵詈雑言を浴びせられたら、さすがに心がもたなかったかもしれない。
絞首刑でなくてよかった、と思う。
先ほどちらりと視界の端に、ものものしく帯剣した刑吏が映った。つまり今から行われるのは斬首刑。
この国において絞首刑は、刑執行後もその身体を朽ちるまでさらされるため、見せしめの意味合いが強く、つまりは一族も無傷ではいられない。
比して斬首刑は、穏便な処刑法と言える。良い技術を持った刑吏に当たれば苦しみは一瞬であるし、その遺体は一応墓に葬られる。そしてその罰は、あくまで個人に与えられたものとされるのだ。
今の家族にはついぞ愛情を持てなかったが、自分のせいで他の人にまで累が及ぶようなことがあれば、心苦しい。
また、罪人とはいえうら若き娘相手に躊躇われたのか、拷問もされなかったから、多少やつれてはいるけれど、いまも自分はこの足で立つことができている。
心も衰弱していない。
だから最期まで自分は、自分のままでいることができる。
場が整い、刑吏のひとりがアデラインを跪かせる。
そして裁判官が進み出て、朗々と口火を切った。
「それではこれより、罪人アデラインの処刑を執り行う」
家名を省かれた――というより、もうこの身は家名を名乗る権利を奪われているのだろう。つまり公爵家から除名されているのだ。
「アデラインは、神に愛されし聖女フローラを心身ともに傷つけ、蔑み、辱めた。
筆頭公爵家の令嬢、さらには王太子殿下の婚約者という立場を利用し、聖女に対する一方的な悋気から、聖女を追いつめ、最終的には命までも脅かそうとした。
その罪は先日の裁判にて明らかにされたところであり、もはや申し開きの余地もない」
よく言う、と唇がゆがみそうになるのを噛み締めることで押さえつける。
ほんの数日前に行われた裁判の実態はこうだ。あちらの言うことはすべて事実と認定され、その矛盾を指摘しても無視され、こちらの正当性を訴える時間も与えられず、しかもそれを全員が違和感なく受け入れるという――
ある意味、この処刑場より異常な空間だった。
今回の処刑に関する概要が読み上げられたところで、裁判官から聴罪司祭へと引き継がれる。
「最期に、罪人に告解の時間を設ける。偽りのない真摯な言葉により、あの世にて神の赦しを受けられることもあろう」
これについては鼻で笑ってしまった。こっそりとだけど。
「アデラインよ、何か申すことはあるか」
誰にも気付かれないように一度だけ深呼吸をし、切り捨てるような声音で言い放った。
「ございません」
ざわりと空気が揺れる気配。
「わたくしは、わたくしの信念に基づいて行動したのみ。
何ら恥ずべき行いはしておりません」
嘘偽りのない本心だ。
もはや誰もほめてはくれないだろうけど、自分は頑張った。もう自分にできる全力を出し尽くしたと言っていい。やり直しがきいたとしても、自分はまた同じことをするだろう。
そして、あの神なんかに赦しを求めるくらいなら、この場で舌嚙み切って死んだほうがマシだ。
場がさらにぴりりと緊迫していくのを感じるが、アデラインはただまっすぐに前を見据えて、そこに立っていた。
「待て」
そこに唐突に入った、よく通る聞き知った声。
ここに来てはじめて身体がふるえた。
「私からも改めて聞こう。アデライン。お前は、何か、言うべきことはないのか」
前を向きながらも、あえてはっきりとは見ないようにしていた、そちらに視線を合わせる。
真正面――国王陛下のごく近い場所に座る、王太子殿下。その脇に控えるのは側近と、騎士。そして聖女。
フローラ。ラルフ。ギュンター。――ベルンハルト殿下。
こちらを、憎々しげに、もしくは恐れながら、心の底からの拒絶をもって見つめてくる大切なひとたちの瞳を見返す。
どうかそのままでいてほしいな、と思う。
悲しまないでいてくれるなら、もうそれでいい。
――だって大好きになってしまったから。
みんなにはずっと、笑っていてほしいから。
すべてが終わってからも、この先もずっと。
殿下が苛立ちを隠さない声で、答えを促す。
「アデライン。問うているんだ。答えろ」
それに返す言葉を、自分は持たない。
殿下の失望し切ったような目がつらい。おそらく彼はこちらの懺悔の言葉を求めているのだろう。わかっている。
しかし、自分にはこの道しか選べないのだ。
「もうよい。――やれ」
頑張ったんだけどな。
みんなで幸せになりたくて。これからもずっと一緒にいたくて。
悔しいなあ……。
とりあえず、あの世への道中であのクソ神さまに会ったら、一発と言わず殴らせてほしい。
髪を無造作に切り落とされ、刑吏が振るう剣に的確に首を断ち切られ、自分の世界が永遠に閉じるまで、アデラインはそんなことを考えていた。
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
ヤンデレお兄様に殺されたくないので、ブラコンやめます!(長編版)
夕立悠理
恋愛
──だって、好きでいてもしかたないもの。
ヴァイオレットは、思い出した。ここは、ロマンス小説の世界で、ヴァイオレットは義兄の恋人をいじめたあげくにヤンデレな義兄に殺される悪役令嬢だと。
って、むりむりむり。死ぬとかむりですから!
せっかく転生したんだし、魔法とか気ままに楽しみたいよね。ということで、ずっと好きだった恋心は封印し、ブラコンをやめることに。
新たな恋のお相手は、公爵令嬢なんだし、王子様とかどうかなー!?なんてうきうきわくわくしていると。
なんだかお兄様の様子がおかしい……?
※小説になろうさまでも掲載しています
※以前連載していたやつの長編版です
婚約破棄したい悪役令嬢と呪われたヤンデレ王子
あさぎかな@電子書籍二作目発売中
恋愛
「フレデリック殿下、私が十七歳になったときに殿下の運命の方が現れるので安心して下さい」と婚約者は嬉々として自分の婚約破棄を語る。
それを阻止すべくフレデリックは婚約者のレティシアに愛を囁き、退路を断っていく。
そしてレティシアが十七歳に、フレデリックは真実を語る。
※王子目線です。
※一途で健全?なヤンデレ
※ざまああり。
※なろう、カクヨムにも掲載
長女は悪役、三女はヒロイン、次女の私はただのモブ
藤白
恋愛
前世は吉原美琴。普通の女子大生で日本人。
そんな私が転生したのは三人姉妹の侯爵家次女…なんと『Cage~あなたの腕の中で~』って言うヤンデレ系乙女ゲームの世界でした!
どうにかしてこの目で乙女ゲームを見届け…って、このゲーム確か悪役令嬢とヒロインは異母姉妹で…私のお姉様と妹では!?
えっ、ちょっと待った!それって、私が死んだ確執から姉妹仲が悪くなるんだよね…?
死にたくない!けど乙女ゲームは見たい!
どうしよう!
◯閑話はちょいちょい挟みます
◯書きながらストーリーを考えているのでおかしいところがあれば教えてください!
◯11/20 名前の表記を少し変更
◯11/24 [13] 罵りの言葉を少し変更
盲目のラスボス令嬢に転生しましたが幼馴染のヤンデレに溺愛されてるので幸せです
斎藤樹
恋愛
事故で盲目となってしまったローナだったが、その時の衝撃によって自分の前世を思い出した。
思い出してみてわかったのは、自分が転生してしまったここが乙女ゲームの世界だということ。
さらに転生した人物は、"ラスボス令嬢"と呼ばれた性悪な登場人物、ローナ・リーヴェ。
彼女に待ち受けるのは、嫉妬に狂った末に起こる"断罪劇"。
そんなの絶対に嫌!
というかそもそも私は、ローナが性悪になる原因の王太子との婚約破棄なんかどうだっていい!
私が好きなのは、幼馴染の彼なのだから。
ということで、どうやら既にローナの事を悪く思ってない幼馴染と甘酸っぱい青春を始めようと思ったのだけどーー
あ、あれ?なんでまだ王子様との婚約が破棄されてないの?
ゲームじゃ兄との関係って最悪じゃなかったっけ?
この年下男子が出てくるのだいぶ先じゃなかった?
なんかやけにこの人、私に構ってくるような……というか。
なんか……幼馴染、ヤンデる…………?
「カクヨム」様にて同名義で投稿しております。
転生先が羞恥心的な意味で地獄なんだけどっ!!
高福あさひ
恋愛
とある日、自分が乙女ゲームの世界に転生したことを知ってしまったユーフェミア。そこは前世でハマっていたとはいえ、実際に生きるのにはとんでもなく痛々しい設定がモリモリな世界で羞恥心的な意味で地獄だった!!そんな世界で羞恥心さえ我慢すればモブとして平穏無事に生活できると思っていたのだけれど…?※カクヨム様、ムーンライトノベルズ様でも公開しています。不定期更新です。タイトル回収はだいぶ後半になると思います。前半はただのシリアスです。
ゲームの序盤に殺されるモブに転生してしまった
白雲八鈴
恋愛
「お前の様な奴が俺に近づくな!身の程を知れ!」
な····なんて、推しが尊いのでしょう。ぐふっ。わが人生に悔いなし!
ここは乙女ゲームの世界。学園の七不思議を興味をもった主人公が7人の男子生徒と共に学園の七不思議を調べていたところに学園内で次々と事件が起こっていくのです。
ある女生徒が何者かに襲われることで、本格的に話が始まるゲーム【ラビリンスは人の夢を喰らう】の世界なのです。
その事件の開始の合図かのように襲われる一番目の犠牲者というのが、なんとこの私なのです。
内容的にはホラーゲームなのですが、それよりも私の推しがいる世界で推しを陰ながら愛でることを堪能したいと思います!
*ホラーゲームとありますが、全くホラー要素はありません。
*モブ主人のよくあるお話です。さらりと読んでいただけたらと思っております。
*作者の目は節穴のため、誤字脱字は存在します。
*小説家になろう様にも投稿しております。
【完結】攻略を諦めたら騎士様に溺愛されました。悪役でも幸せになれますか?
うり北 うりこ
恋愛
メイリーンは、大好きな乙女ゲームに転生をした。しかも、ヒロインだ。これは、推しの王子様との恋愛も夢じゃない! そう意気込んで学園に入学してみれば、王子様は悪役令嬢のローズリンゼットに夢中。しかも、悪役令嬢はおかめのお面をつけている。
これは、巷で流行りの悪役令嬢が主人公、ヒロインが悪役展開なのでは?
命一番なので、攻略を諦めたら騎士様の溺愛が待っていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる