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無敵な人
無敵な彼は②
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私の彼氏は無敵だ。どんな状況でも真っ直ぐ向かってくるのだから。
否、ただ阿呆なだけか。
私は会場では、いつも最後方の席で目を閉じて音楽を聴く。
以前は普通に真ん中の方の席で見ていたのだが、昔見に行った吹奏楽の演奏会で、サックス奏者が演奏中に揺れているのが右回り、左回り、前後等々…全員バラバラに動いているのが気になり、動く事が悪いとかではなく、私が途中からそれが気になって音楽に集中できなかった事があった。
私は昔から一度に来る情報量が多すぎると処理できない事が多かった。
それ以降、音楽を聴きに行ったときは目を閉じるようにした。しかし、前列や奏者から見える位置でのその行為は失礼に当たるのではないか…そう思い、最後方で誰にも迷惑を掛けないように生の音楽を楽しむことにしている。
コンサートは"Theme from a Summer Place"から始まり、会場を沸かせた。病院には幅広い年齢層の人たちが入院している。そんな人たち全員を自分達の観客として、自分達の世界に惹き込むその音楽の力は素直に感動した。
"亡き王女のためのパヴァーヌ"では榎が自分が好きな曲だからとそわそわしている気配が目を閉じていても感じられた。
分かりやすくて助かるが、さっきまでの体調不良はどこへ行った。
次々とMCを挟みながらもコンサートは進み、気が付けばアンコールとなっていた。
観客からのアンコールに応えて演奏されたのはモーツァルトの"トルコ行進曲"だった。会場全体で手拍子を送り演奏されたアンコールに榎も大興奮で、逆に私がハラハラ心配した。
このまま倒れるんじゃないか、お腹の子どもが驚いているのではないか、と。
「すっっっごく良い演奏会だった!!!」
「榎、分かったからまずはお茶を飲んで落ち着いてくれ」
病室に戻ってからも興奮冷めやらぬでベッドで暴れる榎。
「榎、一人部屋だからといってはしゃぎ過ぎだ。落ち着け」
私はベッドに腰掛け、榎もベッドに座らせるとその背中をトントンと優しく叩く。榎はこれをされると落ち着かないといけないと昔から教え込んできたから、素直に大人しくなる。
「パヴァーヌはやっぱり好きだったなぁ…」
「ピアノ独奏曲の"ジムノペディ"も良かった」
「管楽四重奏の"聖者の行進"も個人的には好きだったなぁ」
「確かに、オケのコンサートで聴けるとは思わなかった」
「あんまり全体での演奏にこだわりを持ってないのも良かったかも」
「そうだな。大して広くないこのホールで、オケのフル編成の音を聴き続けるのは、しんどいというのもあるかもな」
「うん。結構響き過ぎる感じあったし、長時間は残響でしんどかったかもね」
「……気晴らしになったか?」
榎の楽しそうな顔を見れば一目瞭然だが。
「もっちろん!久し振りに柊ちゃんとも音楽の話で盛り上がれたし!柊ちゃんは?」
「…私も楽しかった」
音楽から長く離れていた私にとって、今回のコンサートは本当に久し振りだった。
私たちの家族は私たち子供以外は音楽に詳しくない上に、私が入院している間は特に楽器を演奏出来る状態ではなかったこともあり、コンサートだけでなく音楽の話題も会話にのぼることがなかった。
本当に、久し振りだった。
「私の出産が終わったら、今度は大きいホールでの演奏会にも付き合ってくれる…?」
榎が落ち着きを取り戻し、私の方を窺う。榎もきっと分かっていた。家族のなかで、私と音楽の話をすることがタブーになっていることを。
「もちろん」
榎の頭に手を置き、そっとその髪を撫でる。
「じゃあ、私が奏者として仕事復帰した演奏会にも来てくれる??」
「当たり前だろ?」
少し前まではそんな会話すら出来なかった私に必死に問う様子は、幼い頃から何一つ変わらない。
「じゃあじゃあ…柊ちゃんの所属しているバンドの演奏会にも呼んでくれる…?」
「…………考えておこう」
「けち」
唇を尖らせて拗ねる榎。
「榎が思っているようなバンドではないから、演奏会の機会なんてほぼない」
「尚更行きたいよ!?」
榎の反応に思わず笑みが溢れる。
「榎がちゃんと良い子にしてたらな」
「柊ちゃんは私を五歳児くらいと勘違いしてない!?」
私にとって榎はいつまで経っても小さな妹のままだ。それくらい可愛がってきたし、これからも可愛がっていくつもりだ。
「さ、榎はもう寝ろ」
「まだお昼だよ?」
「眠いくせに」
先程から榎の大きな目は半分くらいになっている。
「嫌だ!柊ちゃんがせっかく来てくれてるのに、まだ寝たくない!いっぱいお話しよ??」
榎は駄々をこねるが見るからに眠そうで、笑いが込み上げてくる。
「榎が寝るまでは、そばにいるから」
「起きたらいないってこと?」
「当たり前だ。私はここに住んでる訳じゃないからな」
「……じゃあ、下まで柊ちゃんを送りに行く」
「どうしてそうなる」
「だって、ちゃんと"またね"って言いたいんだもん。寝てたら言えないでしょ??」
榎の不安そうな顔を見ると思い出す。
―――"あの日"も榎は不安そうだったのに、私はそれを押しきって、それで……。
「……分かった。じゃあ、下まで見送りに来てくれるか?」
「うん!」
相変わらず眠そうな顔をしているが、それでもいそいそと上着を羽織る榎。榎の不安は、間違いなく私に原因がある。それに妊婦を不安のままにするのは胎教に悪いだろう。
「今日も車で来てくれたの?」
私は無言で頷く。公共交通機関は"あれ以来"一人で乗れなくなった。
「……そっか」
エレベーターで病院の下のフロアへと向かいながら榎の呟きが小さな箱の中で零れる。
途中の階に幾つか止まりながらも、エレベーターは駐車場のあるフロアへとたどり着いた。
駐車場は地下の薄暗い所にあり、肌寒い。
「あ、楽器の搬出してる」
榎の視線の先には大型楽器がトラックに積み込まれている最中だった。私たちにとって身近なその光景を何となく見ていると、一人の男性がこちらへと歩を進めてきた。
「……榎の知り合いか?」
「……知らない人だよ、たぶん。先輩はもっと大柄の熊みたいな人だもん。柊ちゃんの知り合いじゃないの?」
「……知り合いはいなかったハズだが…」
薄暗いこの空間では、骨格的に男性ということ以外よく見えず分からない。その人物は確実にこちらへと近付いてきており、榎をそっと私の後ろへとやり前へ出る。
「柊ちゃん…」
「榎、嫌な感じがしたら迷わず叫んでくれ」
「う、うん…!」
私たちのいるところまで来ると、その人物の顔がようやくはっきり見える。
「あの!」
男性は間違いなく私たちに用事があったようで、迷わず話し掛けてくるが確実に知り合いではない。
少し長い茶髪をふんわりとセットした男性は、身長は私よりもちろん高いが、何とか発したその言葉を紡ぐ表情はどこかあどけなく、私よりは年下に見える。
可愛いらしい男性。それが第一印象だった。
「一目惚れって信じます?」
私の彼氏は無敵だ。どんな状況でも真っ直ぐ向かってくるのだから。
否。
ただとてつもなく阿呆なだけか。
否、ただ阿呆なだけか。
私は会場では、いつも最後方の席で目を閉じて音楽を聴く。
以前は普通に真ん中の方の席で見ていたのだが、昔見に行った吹奏楽の演奏会で、サックス奏者が演奏中に揺れているのが右回り、左回り、前後等々…全員バラバラに動いているのが気になり、動く事が悪いとかではなく、私が途中からそれが気になって音楽に集中できなかった事があった。
私は昔から一度に来る情報量が多すぎると処理できない事が多かった。
それ以降、音楽を聴きに行ったときは目を閉じるようにした。しかし、前列や奏者から見える位置でのその行為は失礼に当たるのではないか…そう思い、最後方で誰にも迷惑を掛けないように生の音楽を楽しむことにしている。
コンサートは"Theme from a Summer Place"から始まり、会場を沸かせた。病院には幅広い年齢層の人たちが入院している。そんな人たち全員を自分達の観客として、自分達の世界に惹き込むその音楽の力は素直に感動した。
"亡き王女のためのパヴァーヌ"では榎が自分が好きな曲だからとそわそわしている気配が目を閉じていても感じられた。
分かりやすくて助かるが、さっきまでの体調不良はどこへ行った。
次々とMCを挟みながらもコンサートは進み、気が付けばアンコールとなっていた。
観客からのアンコールに応えて演奏されたのはモーツァルトの"トルコ行進曲"だった。会場全体で手拍子を送り演奏されたアンコールに榎も大興奮で、逆に私がハラハラ心配した。
このまま倒れるんじゃないか、お腹の子どもが驚いているのではないか、と。
「すっっっごく良い演奏会だった!!!」
「榎、分かったからまずはお茶を飲んで落ち着いてくれ」
病室に戻ってからも興奮冷めやらぬでベッドで暴れる榎。
「榎、一人部屋だからといってはしゃぎ過ぎだ。落ち着け」
私はベッドに腰掛け、榎もベッドに座らせるとその背中をトントンと優しく叩く。榎はこれをされると落ち着かないといけないと昔から教え込んできたから、素直に大人しくなる。
「パヴァーヌはやっぱり好きだったなぁ…」
「ピアノ独奏曲の"ジムノペディ"も良かった」
「管楽四重奏の"聖者の行進"も個人的には好きだったなぁ」
「確かに、オケのコンサートで聴けるとは思わなかった」
「あんまり全体での演奏にこだわりを持ってないのも良かったかも」
「そうだな。大して広くないこのホールで、オケのフル編成の音を聴き続けるのは、しんどいというのもあるかもな」
「うん。結構響き過ぎる感じあったし、長時間は残響でしんどかったかもね」
「……気晴らしになったか?」
榎の楽しそうな顔を見れば一目瞭然だが。
「もっちろん!久し振りに柊ちゃんとも音楽の話で盛り上がれたし!柊ちゃんは?」
「…私も楽しかった」
音楽から長く離れていた私にとって、今回のコンサートは本当に久し振りだった。
私たちの家族は私たち子供以外は音楽に詳しくない上に、私が入院している間は特に楽器を演奏出来る状態ではなかったこともあり、コンサートだけでなく音楽の話題も会話にのぼることがなかった。
本当に、久し振りだった。
「私の出産が終わったら、今度は大きいホールでの演奏会にも付き合ってくれる…?」
榎が落ち着きを取り戻し、私の方を窺う。榎もきっと分かっていた。家族のなかで、私と音楽の話をすることがタブーになっていることを。
「もちろん」
榎の頭に手を置き、そっとその髪を撫でる。
「じゃあ、私が奏者として仕事復帰した演奏会にも来てくれる??」
「当たり前だろ?」
少し前まではそんな会話すら出来なかった私に必死に問う様子は、幼い頃から何一つ変わらない。
「じゃあじゃあ…柊ちゃんの所属しているバンドの演奏会にも呼んでくれる…?」
「…………考えておこう」
「けち」
唇を尖らせて拗ねる榎。
「榎が思っているようなバンドではないから、演奏会の機会なんてほぼない」
「尚更行きたいよ!?」
榎の反応に思わず笑みが溢れる。
「榎がちゃんと良い子にしてたらな」
「柊ちゃんは私を五歳児くらいと勘違いしてない!?」
私にとって榎はいつまで経っても小さな妹のままだ。それくらい可愛がってきたし、これからも可愛がっていくつもりだ。
「さ、榎はもう寝ろ」
「まだお昼だよ?」
「眠いくせに」
先程から榎の大きな目は半分くらいになっている。
「嫌だ!柊ちゃんがせっかく来てくれてるのに、まだ寝たくない!いっぱいお話しよ??」
榎は駄々をこねるが見るからに眠そうで、笑いが込み上げてくる。
「榎が寝るまでは、そばにいるから」
「起きたらいないってこと?」
「当たり前だ。私はここに住んでる訳じゃないからな」
「……じゃあ、下まで柊ちゃんを送りに行く」
「どうしてそうなる」
「だって、ちゃんと"またね"って言いたいんだもん。寝てたら言えないでしょ??」
榎の不安そうな顔を見ると思い出す。
―――"あの日"も榎は不安そうだったのに、私はそれを押しきって、それで……。
「……分かった。じゃあ、下まで見送りに来てくれるか?」
「うん!」
相変わらず眠そうな顔をしているが、それでもいそいそと上着を羽織る榎。榎の不安は、間違いなく私に原因がある。それに妊婦を不安のままにするのは胎教に悪いだろう。
「今日も車で来てくれたの?」
私は無言で頷く。公共交通機関は"あれ以来"一人で乗れなくなった。
「……そっか」
エレベーターで病院の下のフロアへと向かいながら榎の呟きが小さな箱の中で零れる。
途中の階に幾つか止まりながらも、エレベーターは駐車場のあるフロアへとたどり着いた。
駐車場は地下の薄暗い所にあり、肌寒い。
「あ、楽器の搬出してる」
榎の視線の先には大型楽器がトラックに積み込まれている最中だった。私たちにとって身近なその光景を何となく見ていると、一人の男性がこちらへと歩を進めてきた。
「……榎の知り合いか?」
「……知らない人だよ、たぶん。先輩はもっと大柄の熊みたいな人だもん。柊ちゃんの知り合いじゃないの?」
「……知り合いはいなかったハズだが…」
薄暗いこの空間では、骨格的に男性ということ以外よく見えず分からない。その人物は確実にこちらへと近付いてきており、榎をそっと私の後ろへとやり前へ出る。
「柊ちゃん…」
「榎、嫌な感じがしたら迷わず叫んでくれ」
「う、うん…!」
私たちのいるところまで来ると、その人物の顔がようやくはっきり見える。
「あの!」
男性は間違いなく私たちに用事があったようで、迷わず話し掛けてくるが確実に知り合いではない。
少し長い茶髪をふんわりとセットした男性は、身長は私よりもちろん高いが、何とか発したその言葉を紡ぐ表情はどこかあどけなく、私よりは年下に見える。
可愛いらしい男性。それが第一印象だった。
「一目惚れって信じます?」
私の彼氏は無敵だ。どんな状況でも真っ直ぐ向かってくるのだから。
否。
ただとてつもなく阿呆なだけか。
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