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prologue
私の彼は
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彼は私に「一目惚れって信じますか?」と言った。
私は思わず「は?」と返した。
そんな彼は今日も私に愛を囁く。
「ひぃーちゃん…」
私の首筋を晴樹の温度の高い唇がなぞる。
「ひぃーちゃん、寒い?肌凄く冷たい…」
晴樹は私よりも若いからか体温が高く、いつも私が寒くないか聞いてくる。そんなに私の肌は冷たいのか…自分では分からないが、平熱はそんなに低くないハズだ。晴樹の体温が高すぎるだけだと思っている。
「ひぃーちゃん、好き」
「……」
晴樹はいつも感情をストレートに伝えてくる。恥ずかしいくらいに。
「あ、照れた。恥ずかしがるひぃーちゃん可愛い。好き」
……こういうところに、歳の差を凄く感じる。私には恥ずかしくて出来ないことだ。思っていても口に出来ない。ある意味、尊敬出来るところだ。
「ふふっ、好きだよ、ひぃーちゃん」
甘い音をたてながら、晴樹の唇が私の体を下っていく。晴樹はいつも私の反応をよく見ている。晴樹の唇は私のイイところをそっとなぞる。
ベッドに押し倒されて私の上にのしかかる晴樹は、妖しい表情で私を見詰める。
「は、るき」
私以上に私の身体を知り尽くしている晴樹は、執拗に何度も敏感なところに唇を寄せ、責めたてる。
「可愛い。好き。大好きだよ、ひぃーちゃん」
「……ばー、か」
「ふふっ。好き」
蕩けるような笑みを浮かべ、うわ言のように『好き』と繰り返す晴樹に、私の思考まで可笑しくなっていく。
「ひぃーちゃん、好、きだよ…ッ!」
晴樹の大きなものが私の中へと侵入を果たし、私の最奥に刺激を与える。その間にも晴樹の唇が私の身体中に責め立てるように吸い上げ、中のものを思わず締め付けると質量が増大するのを感じる。
「っあ、…は…ぅ………ッ」
私の口から漏れる嬌声に、晴樹は嬉しそうに微笑む。
晴樹のこういう時の表情が、私は凄く好きだ。
「っ…、…ごめん、もうちょ……っと、我慢、でき、ない…ッ」
「は、るき……」
「ひ、ぃちゃ…ん…っ!」
晴樹は私の身体をかき抱き、肩口に歯をたてる。
「…ッ…あッ…あぁ…!」
「……はる、き………ッ…うっ…ん!」
晴樹のものが私の中で弾けて、熱い液体が秘部から溢れだす。
「いっぱい出ちゃった…」
そう言い、身動ぎする晴樹。散々私の中で好き勝手したからか、スッキリとした表情で嬉しそうに呟く晴樹。おかげさまで、私の身体は至るところが痛い。
「っあ……ぁ…ま、だ動くな……っ。出した、の、間違いだ、ろ」
晴樹のものがまだ中にあるが故に、少しでも動かれると擦れてさっきまでの行為を思い出し、晴樹のものを締め付けてしまう。
「…ゴム、しなかったな…?」
「怒って眉間に皺が寄ってる顔も可愛い」
晴樹は満足そうな顔して、ふざけた事を言いながら私のこめかみに唇を寄せる。
「誤魔化すな、阿呆」
「ふふっ。既成事実、出来ちゃうね?」
そういうと、また晴樹のモノが私の中で質量が増す。
「へ、んた……っい、…!」
「えへへ、お褒め頂き光栄です」
余裕綽々の晴樹は、私にすり寄る。私は既に限界を迎えているにも関わらず、晴樹はまだまだ元気なようで、イライラした。
「うーーん、ひぃーちゃん。まだまだ離してあげられないから、もう少し付き合ってね?」
そう言うと晴樹は、再び動き始める。
「っ…!?お、いッ!」
「あはっ、可愛い。もっと、僕だけに縋って?
―――僕が居なくなると、生きれないぐらいになって?」
晴樹は馬鹿だ。
世の中にはもっと晴樹と歳の近い可愛い女の子がいるのに、歳の離れた私なんかをわざわざ選んで。いつも自分勝手な晴樹は、私が歳の差を気にしている事に気付かない振りをしながら、最大限私を甘やかす事をやめない。自分も歳の差を気にしていると、そう呟いて。
私はそんな彼が可愛くて仕方なかった。
私は思わず「は?」と返した。
そんな彼は今日も私に愛を囁く。
「ひぃーちゃん…」
私の首筋を晴樹の温度の高い唇がなぞる。
「ひぃーちゃん、寒い?肌凄く冷たい…」
晴樹は私よりも若いからか体温が高く、いつも私が寒くないか聞いてくる。そんなに私の肌は冷たいのか…自分では分からないが、平熱はそんなに低くないハズだ。晴樹の体温が高すぎるだけだと思っている。
「ひぃーちゃん、好き」
「……」
晴樹はいつも感情をストレートに伝えてくる。恥ずかしいくらいに。
「あ、照れた。恥ずかしがるひぃーちゃん可愛い。好き」
……こういうところに、歳の差を凄く感じる。私には恥ずかしくて出来ないことだ。思っていても口に出来ない。ある意味、尊敬出来るところだ。
「ふふっ、好きだよ、ひぃーちゃん」
甘い音をたてながら、晴樹の唇が私の体を下っていく。晴樹はいつも私の反応をよく見ている。晴樹の唇は私のイイところをそっとなぞる。
ベッドに押し倒されて私の上にのしかかる晴樹は、妖しい表情で私を見詰める。
「は、るき」
私以上に私の身体を知り尽くしている晴樹は、執拗に何度も敏感なところに唇を寄せ、責めたてる。
「可愛い。好き。大好きだよ、ひぃーちゃん」
「……ばー、か」
「ふふっ。好き」
蕩けるような笑みを浮かべ、うわ言のように『好き』と繰り返す晴樹に、私の思考まで可笑しくなっていく。
「ひぃーちゃん、好、きだよ…ッ!」
晴樹の大きなものが私の中へと侵入を果たし、私の最奥に刺激を与える。その間にも晴樹の唇が私の身体中に責め立てるように吸い上げ、中のものを思わず締め付けると質量が増大するのを感じる。
「っあ、…は…ぅ………ッ」
私の口から漏れる嬌声に、晴樹は嬉しそうに微笑む。
晴樹のこういう時の表情が、私は凄く好きだ。
「っ…、…ごめん、もうちょ……っと、我慢、でき、ない…ッ」
「は、るき……」
「ひ、ぃちゃ…ん…っ!」
晴樹は私の身体をかき抱き、肩口に歯をたてる。
「…ッ…あッ…あぁ…!」
「……はる、き………ッ…うっ…ん!」
晴樹のものが私の中で弾けて、熱い液体が秘部から溢れだす。
「いっぱい出ちゃった…」
そう言い、身動ぎする晴樹。散々私の中で好き勝手したからか、スッキリとした表情で嬉しそうに呟く晴樹。おかげさまで、私の身体は至るところが痛い。
「っあ……ぁ…ま、だ動くな……っ。出した、の、間違いだ、ろ」
晴樹のものがまだ中にあるが故に、少しでも動かれると擦れてさっきまでの行為を思い出し、晴樹のものを締め付けてしまう。
「…ゴム、しなかったな…?」
「怒って眉間に皺が寄ってる顔も可愛い」
晴樹は満足そうな顔して、ふざけた事を言いながら私のこめかみに唇を寄せる。
「誤魔化すな、阿呆」
「ふふっ。既成事実、出来ちゃうね?」
そういうと、また晴樹のモノが私の中で質量が増す。
「へ、んた……っい、…!」
「えへへ、お褒め頂き光栄です」
余裕綽々の晴樹は、私にすり寄る。私は既に限界を迎えているにも関わらず、晴樹はまだまだ元気なようで、イライラした。
「うーーん、ひぃーちゃん。まだまだ離してあげられないから、もう少し付き合ってね?」
そう言うと晴樹は、再び動き始める。
「っ…!?お、いッ!」
「あはっ、可愛い。もっと、僕だけに縋って?
―――僕が居なくなると、生きれないぐらいになって?」
晴樹は馬鹿だ。
世の中にはもっと晴樹と歳の近い可愛い女の子がいるのに、歳の離れた私なんかをわざわざ選んで。いつも自分勝手な晴樹は、私が歳の差を気にしている事に気付かない振りをしながら、最大限私を甘やかす事をやめない。自分も歳の差を気にしていると、そう呟いて。
私はそんな彼が可愛くて仕方なかった。
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