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第三章 薔薇のアーチ
チサ＆あとがきと追記（絵有り）
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＊チサ
ピアノを弾くのが好き。
好きな色はすみれ色。
好きな花は菫。旦那であるカロルがプロポーズを申し込む時に薔薇の苗を渡し、それを大切に育てている内に薔薇が好きになっていった。
カロルと喧嘩をしたりすると冷蔵庫の後ろに些細な物を隠す少しお茶目な一面がある。（相手が困る物は隠さない）
カロルは我慢を強いていたと悔やんでいたが、生前のチサは本当にそんな窮屈な思いをしていたのだろうか？ 死人に口なしとは言うが、後悔は本人以上に余計に思っていない事を喋らせてしまう者らしい。
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