176

毎年帰っていた筈の祖父母の家での事は断片的にしか覚えていないのに、『176』。
この数字が、いつだって子供の頃に過ごした夏に戻してくれた。

お爺ちゃんお婆ちゃんの家、または実家には不思議と気になる物やこだわりを感じる物がないだろうか。

旅館で買った木彫りの置物
真珠で作られた可愛らしいお人形さん
センサーが反応して音が鳴る鈴虫の玩具
庭先に突っ立ている男の子のインテリア
誰かが作ったピエロの布人形

その家らしさを作っていたり、何かあるはず。


もし、家の印象物があればコメントなどで教えてください^^
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,099 位 / 192,099件 ライト文芸 7,622 位 / 7,622件

あなたにおすすめの小説

高欄に佇む、千載を距てた愛染で

本宮 秋
ライト文芸
長年にわたり人の想いを見続けた老橋 山の中の木々が生い茂る中にある、小さな橋。 何故か、そこに惹かれ… その夜から夢を見る。 小さな橋に人々の想いが、残っていて。 夢の中で、人々の想いが明かされていく。

青井くんはプールの底

江乃香
恋愛
水難事故により姿を消した青井くん。 私は、もう一度青井くんに会いたい。

夏の終わりに

佐城竜信
ライト文芸
千葉彰久は完璧超人だ。 ほりが深くて鼻筋の通った美しい顔をしている。高校二年生ながらにして全国大会への進出を決めたほどの空手の達人でもある。子供の頃から憧れている幼馴染のお姉さん、鏑木真理の手伝いをしていたから料理や家事が得意であり、期末テストでは学年3位の成績を取ってしまったほどに頭がいい。 そんな完全無欠な彼にも悩みがあった。 自分は老舗の酒屋の息子であるが、空手を生かした生計を立てるためにプロの格闘家になりたい、という夢を持っているということだ。酒屋を継ぐという責任と、自分の夢。どちらを選択するのかということと。 そしてもう一つは、思春期の少年らしく恋の悩みだ。 彰久は鏑木空手道場に通っている。彰久の家である千葉酒店と鏑木空手道場はどちらも明治時代から続く老舗であり、家族同然の関係を築いている。彰久の幼馴染千里。彼女は幼いころに母親の死を間近で見ており、たまに精神不安を起こしてしまう。そのため彰久は千里を大切な妹分として面倒を見ているのだが、その姉である真理にあこがれを抱いている。 果たして彰久は本当の自分の気持ちに気が付いて、本当に自分が進むべき道を見つけられるのか。 将来への不安を抱えた少年少女の物語、開幕します。

量産型幸福販売所

しばまる
ミステリー
人が並んで二人しか通れないようなほど細い路地に、佇む昭和感の抜けない建物。 本当の目的を忘れたまま踏み込んだその店は 『量産型幸福販売所』 だった。

灰かぶり姫の落とした靴は

佐竹りふれ
ライト文芸
中谷茉里は、30手前にして自身の優柔不断すぎる性格を持て余していた。 春から新しい部署となった茉里は、先輩に頼まれて仕方なく参加した合コンの店先で、末田皓人と運命的な出会いを果たす。順調に彼との距離を縮めていく茉莉。時には、職場の先輩である菊地玄也の助けを借りながら、順調に思えた茉里の日常はあることをきっかけに思いもよらない展開を見せる……。 第1回ピッコマノベルズ大賞の落選作品に加筆修正を加えた作品となります。

炭鉱長屋

むとう けい(武藤 径)
ライト文芸
昭和の中頃の夕張の話。 そのころはまだ昔ながらの炭鉱住宅が残っていた。 風にのって、シャンコ シャンコと子供盆踊りの唄が聞こえてきた。録音機から流れる子供の歌声は、どこか懐かしく、うきうきさせる。 小学生一年生の少女が過ごしたひと夏。 登場人物 前田愛 物語の主人公。小学一年生 前田康子 愛の母 村瀬基子 愛の祖母 村瀬達夫 愛の祖父 炭鉱のエンジニア

消失モノクローム

高殿アカリ
ライト文芸
神川アリスの双子の妹、リアスはカリスマモデルだ。 そんな彼女に言い寄ってきたのは、イケメンモデルのRyo。 Ryoに言い寄られたことで、リアスは他のモデルたちからやっかみを受ける。 そんなリアスに助けの手を差し伸べてくれたのは、撮影スタッフとして働いている中村優斗だった。 そんなリアスとシンクロするかのように、姉のアリスもまた夏休みの始まるその日、クラスの女の子たちから嫌がらせをされる。 そして、そんなアリスを助けるのは、同じクラスメイトの桜井一樹だった。 二人は同じ速度で恋をしていく。 二人は同じ速度で息をしている。 笑って、泣いて、時には喧嘩もして。 彼女たちは二人で一つだった。 そんな彼女たちの秘密が暴かれるとき、待っているのはちょっとだけ悲しい真実。 切なくて、愛おしい、そんな二人の物語。 ※リアスはカリスマモデルですが、芸能界ものではありません。 ********************* 更新情報はこちら! Twitter → @akari_takadono

どんでん返し超短編小説

松井蒼馬
ライト文芸
Twitterで発信した140字以内の小説をゆる〜く載せていきたいと思います。 一応最後にどんでん返し?なオチを用意しております。

処理中です...