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「――タロッ!?」
背中に衝撃。そして空が見える。次いで××君の顔。
どうやら××君に引き倒されたらしい。ボクより体が小さいのによくできたな。
「何、してんの……?」
「……んー、たぶんストレスだと思う」
「……そういう理由で病院行ってたとか何で言わないの?」
「聞かれなかったし」
「……」
起き上がって事情を話した。××君がうつむいて沈黙する。
しばらくして××君が顔を上げ、口を開いた。唇が震えていた。
「ごめん、タロ。もう……この関係やめよう。俺たち一緒にいないほうがいい」
「うん、わかった」
首輪を外し、ポロポロと泣き出す××君に返す。
「さようなら、――藍(あい)君」
背中に衝撃。そして空が見える。次いで××君の顔。
どうやら××君に引き倒されたらしい。ボクより体が小さいのによくできたな。
「何、してんの……?」
「……んー、たぶんストレスだと思う」
「……そういう理由で病院行ってたとか何で言わないの?」
「聞かれなかったし」
「……」
起き上がって事情を話した。××君がうつむいて沈黙する。
しばらくして××君が顔を上げ、口を開いた。唇が震えていた。
「ごめん、タロ。もう……この関係やめよう。俺たち一緒にいないほうがいい」
「うん、わかった」
首輪を外し、ポロポロと泣き出す××君に返す。
「さようなら、――藍(あい)君」
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