きみの黒土に沃ぐ赤

甲姫

文字の大きさ
上 下
8 / 15

登場人物簡易紹介

しおりを挟む
アルシュント大陸では母違いの兄弟がいる場合は母の苗字をも名乗る風習があります。
王族公族はほぼ全員がこれに該当しますね(ゼ大公は妃をひとりしか取っていない、つまりママさんひとりで五人産んでます:兄・姉・セリカ・弟・妹)。

ヌン国の皆さんは全員正式名では最後に公家の家名「ファジワニ」が付きます。
今のところ名前の出てる人オンリー。



主要人物と身の回り

セリカラーサ・エイラクス 19
 ゼテミアン公国第二公女。
 姫らしく振舞えるが普段は落ち着きが無い。

エランディーク・ユオン 18
 ヌンディーク公国第五公子。
 公子らしく振舞えるが普段は無気力。

バルバティア 16
 セリカの侍女。甘いものが大好き。
 故郷の幼馴染と一緒になる予定。

タバンヌス 23
 エランの従者。口数が少ない。
 生真面目、筋骨隆々の戦士。



エランの兄弟

ベネフォーリ・ザハイル 27
 第一公子。やや暑苦しい兄貴。
 伝統を重んじ、正義感が強い。

アストファン・ザハイル 26
 第二公子。長髪美形のマイペース。
 ナジュ州に三人の妃と数多の愛人が居る。

ウドゥアル・ヤジャット 19
 第四公子。肥満怠慢。だが妻子あり。
 酒と食と女にしか興味がない。

リューキネ・ヤジャット 14
 第四公女、末の娘。
 身体が弱いぶん気が強い。

ハティル・ナーガフ 12
 第六公子。利発そうな少年。
 兄たちが集まるとひたすら突っ込み役。

アダレム・ナーガフ 6
 第七公子。まだ幼児だが次期大公。
 気弱。ベネに懐いている。



しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

お嬢様はお亡くなりになりました。

豆狸
恋愛
「お嬢様は……十日前にお亡くなりになりました」 「な……なにを言っている?」

王子妃教育に疲れたので幼馴染の王子との婚約解消をしました

さこの
恋愛
新年のパーティーで婚約破棄?の話が出る。 王子妃教育にも疲れてきていたので、婚約の解消を望むミレイユ 頑張っていても落第令嬢と呼ばれるのにも疲れた。 ゆるい設定です

【取り下げ予定】愛されない妃ですので。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。 国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。 「僕はきみを愛していない」 はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。 『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。 (ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?) そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。 しかも、別の人間になっている? なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。 *年齢制限を18→15に変更しました。

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!

gacchi
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ? 王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。 国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから! 12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。

果たされなかった約束

家紋武範
恋愛
 子爵家の次男と伯爵の妾の娘の恋。貴族の血筋と言えども不遇な二人は将来を誓い合う。  しかし、ヒロインの妹は伯爵の正妻の子であり、伯爵のご令嗣さま。その妹は優しき主人公に密かに心奪われており、結婚したいと思っていた。  このままでは結婚させられてしまうと主人公はヒロインに他領に逃げようと言うのだが、ヒロインは妹を裏切れないから妹と結婚して欲しいと身を引く。  怒った主人公は、この姉妹に復讐を誓うのであった。 ※サディスティックな内容が含まれます。苦手なかたはご注意ください。

断る――――前にもそう言ったはずだ

鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」  結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。  周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。  けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。  他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。 (わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)  そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。  ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。  そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

処理中です...