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~第七章:魔神復活編~
359ページ目…四天王・水宴のエルム
しおりを挟む 大量の下級魔族を処理しながら進んだ先…少し開けた場所で登場したのは四天王を名乗る上級魔族であった。
とは言え、コイツも先の自称:四天王と同じく授肉しているのか、どう見ても精神体ではなく、しっかりと肉体を持っている様に見える。
つまり、簡単に言うと弱体化している様だ。
「クックックッ!どうした?黙り込んで…。
もしや、雑魚どもを倒して調子に乗っていたが、我が四天王と聞いて恐れを成したと言う事かな?」
どうやら僕達が黙り込んでいたのを、別の意味で勘違いしている様だ。
もっとも、残念ながら声に出していないだけで、今現在、僕達は〖念話〗で話をしていたりする。
〔御主人様、アレは…先程、ローラさんがサクッと倒した四天王とか言う方のお仲間で御座いますか?〕
〔あぁ、四天王・水宴のエルムって名乗ってからな…。〕
〔水洗?トイレか?〕
〔ローラ…水洗じゃなくて水宴…な?〕
よもや、〖念話〗に対してでも聞き間違いをしてくれるとは思わなかった。
いや、むしろイメージをそのまま相手に伝えたり出来る〖念話〗で、聞き間違いが生じると言う事は、僕の意識が凄いのか、聞き間違いをしたローラが凄いのか謎である。
〔で、ですが、このエルムと言う上級魔族も先程同様、肉体を持っていますよね?〕
〔あぁ、どう言う訳か弱体化してるよな…ただまぁ、本人は偉く自信満々みたいだけどな。〕
「えぇ…でも、四天王と名乗ってますので、所詮は先程のオルマと言う上級魔族と同じなのでは?」
「ちょッ!?プリンさんッ!?」
折角、相手に聞かれない様に念話で会話しているのに、声に出さなくても…しかも、わざわざ言わなくても良い一言を追加して…。
当然、オルムザコと同じと言われたエルムは、怒りを顕わにした。
「お、お前等…我を四天王の中でも最弱であるオルムを同じだとッ!!」
そう言って、身体をプルプルと振るわせる。
それに伴い、エルムから溢れ出す魔力…その魔力を感じ、確かにオルムの強さとは別物だと思った。
それにしても、ここまで来るとテンプラ…もとい、テンプレである。
当然の様に一番最初に倒したグループの一人は最弱と罵られるみたいだ。
「御主人様、ここは私にお任せ下さい。」
「アリス?任せてとはどう言う…。」
「この程度の敵、御主人様が、わざわざお相手するほどの事ではありません。
ですので、この者の相手は私がします…御主人様達は、どうか先に進んで下さい!」
アリスからのまさかの言葉に、僕は言葉を失った…だが、話はそれでは終わらない。
「あらそう?なら…ご主人様、まだまだ先は長そうですし私達は先に進みましょうか。」
「主、先進む」
「ア、アリスさん、無理しちゃダメですからね?それと、必ず追いついて下さいね!」
と、何故か、みんなは戦力の分散をあっさりを受け入れ、何故か先に進む事が決定してしまった。
「き、貴様等…我を何処まで愚弄すれば気が済むのだッ!!」
顔を真っ赤にして怒ったエルムは、目の前に3mはあろうかと思う大きな水の塊を作り出すと、グングン圧縮して直径5cm程の水弾へと作り替えた。
「これでも喰らえッ!!超高圧水弾!」
そして放たれるエルムの魔法…だが、その魔法は僕達に届く事はなかった。
何故なら…。
「させません!」
『ドバシャッ!!』
アリスが僕達とエルムの間に飛び込んだかと思うと、その手に持った盾で、見事にインターセプトする。
その所為で水弾が砕け、周囲には大量の水が撒き散らかされた。
「貴方の相手は私だと言ったはずです!さぁ、御主人様…今の内に!」
いつの間に装着したのか、その身体に決戦用に改造した生きてる鎧『玄武』を装着したアリスが圧縮された水弾の前へと立ち塞がる。
そして、その亀の甲羅を模した盾により、その水弾を難なく受け止めたのだった。
「な、何だとッ!?その様な見窄らしい盾で、よもや我の水弾を防いだだとッ!?」
そうなる事を予想していなかったのか、大いに驚くエルム。
まぁ、僕も予想以上に驚いたのは内緒だ。
「…先程から黙って聞いていれば、私の御主人様に対し数々の無礼な振る舞い。
流石に温厚な私でも、いい加減、鶏冠に来ました…貴方にはそれ相応の罰を受けて貰います。
よもや、楽に死ねると思わないで下さいませ。」
アリスはそう言うと、チラリとこちらを見ると再びエルムへと視線を戻す。
「あらあら、あのアリスさんも本気でキレる事がある様ですね。
まぁ、アリスさんが本気になれば、あの程度の相手など問題にならないでしょう。
なので、ご主人様、ここはアリスさんに任せて先に進みましょう。」
「い、いや…でもそれは流石に…。」
アリスだけでも勝てると言うのであれば、任せるのもありだろう。
だが、それを言うなら全員でボコった方が、すんなり決着が付くのではないだろうか?
「だ、大丈夫ですよ…あぁ見えて、アリスさんは強いですから…。」
「主、大丈夫、ローラ知ってる、怒ったアリス凶暴化する。」
「そうは言ってもだな…。」
残念ながら、その凶暴化するアリスと言うのを、僕は今まで一度たりとも見ていないのだ。
「「「大丈夫 (です)ッ!!」」」
「ハ、ハイッ!!」
しかし、嫁~ズ(アリス除く)の息のあった大丈夫と言う言葉に、僕は気圧されてハイとしか返事が出来なかった。
でもまぁ、確かに僕が心配性なだけと言うのは否定出来ない。
そもそも、エルムとやらが僕達をまとめて殺そうと放った魔法を、アリスは、いとも容易く防いでみせたのだ。
つまり、所詮、エルムはその程度の力しかないと言う話である。
懸念するのは、エルムがまだどれほどの力を隠し持っているのか…と言う事だろう。
まぁ、そう言う意味ではアリスも同じなのだが…。
「分かった…アリス!僕達は先に行く!
だが、油断せずに戦い、無理だと思ったらすぐに逃げるんだ、分かったなッ!!」
「はい、畏まりました!」
プリンがアリスに『命を大事に』と命令すると、僕達はアリスに背を向け次の部屋へと走っていく。
どうかアリスが無事であります様に…そう願いながら僕達はこの部屋を後にしたのだった…。
◇◆◇◆◇◆◇
「クックックッ、そろそろ待つのは良いだろうか?」
「はい、大変お待たせいたしました。」
「ふむ、では別れも済んだ様だしあの世とやらに送ってやろう。」
「いえいえ、大変申し訳御座いませんが、私は御主人様の後を追わなければいけませんので、それは遠慮させて頂きたいと存じます。」
「クックックッ、そう言うな…貴様の首を、お前の主に手土産にして我に楯突いた事を後悔させてやろうと言っておるのだよッ!」
しかし、アリスが本当の意味で大人しかったのは此処までだった。
何故なら…突如として、アリスから光が漏れだしたからだ。
「あぁん?じゃかましいんじゃおんどりゃボケー!
さっきから黙って聞いてりゃー調子にノリよってからに!
おんどりゃ、生まれてきた事、後悔させんぞワレコラーッ!!」
温厚?誰が?と言わんばかりに、ブラウニーと言う事もあり、殆どメイドみたいにお淑やかに過ごしていたアリスではあるが、最愛の主を侮辱された事、更には、目の前で主を殺そうとした事によりアリスは我慢の限界を迎えていたのを、それでも我慢していたが、その枷である主がその場からいなくなった事で、とうとブチキレたのだ。
そう…今まで持って無かった思われていた攻撃性を、此処に来てようやく覚醒させたのだ。
その結果…どう言う原理か分からないが、アリスは『ブラウニー』からワンランク上の『ハイ・ブラウニー』へと進化を果たしたのだった…。
とは言え、コイツも先の自称:四天王と同じく授肉しているのか、どう見ても精神体ではなく、しっかりと肉体を持っている様に見える。
つまり、簡単に言うと弱体化している様だ。
「クックックッ!どうした?黙り込んで…。
もしや、雑魚どもを倒して調子に乗っていたが、我が四天王と聞いて恐れを成したと言う事かな?」
どうやら僕達が黙り込んでいたのを、別の意味で勘違いしている様だ。
もっとも、残念ながら声に出していないだけで、今現在、僕達は〖念話〗で話をしていたりする。
〔御主人様、アレは…先程、ローラさんがサクッと倒した四天王とか言う方のお仲間で御座いますか?〕
〔あぁ、四天王・水宴のエルムって名乗ってからな…。〕
〔水洗?トイレか?〕
〔ローラ…水洗じゃなくて水宴…な?〕
よもや、〖念話〗に対してでも聞き間違いをしてくれるとは思わなかった。
いや、むしろイメージをそのまま相手に伝えたり出来る〖念話〗で、聞き間違いが生じると言う事は、僕の意識が凄いのか、聞き間違いをしたローラが凄いのか謎である。
〔で、ですが、このエルムと言う上級魔族も先程同様、肉体を持っていますよね?〕
〔あぁ、どう言う訳か弱体化してるよな…ただまぁ、本人は偉く自信満々みたいだけどな。〕
「えぇ…でも、四天王と名乗ってますので、所詮は先程のオルマと言う上級魔族と同じなのでは?」
「ちょッ!?プリンさんッ!?」
折角、相手に聞かれない様に念話で会話しているのに、声に出さなくても…しかも、わざわざ言わなくても良い一言を追加して…。
当然、オルムザコと同じと言われたエルムは、怒りを顕わにした。
「お、お前等…我を四天王の中でも最弱であるオルムを同じだとッ!!」
そう言って、身体をプルプルと振るわせる。
それに伴い、エルムから溢れ出す魔力…その魔力を感じ、確かにオルムの強さとは別物だと思った。
それにしても、ここまで来るとテンプラ…もとい、テンプレである。
当然の様に一番最初に倒したグループの一人は最弱と罵られるみたいだ。
「御主人様、ここは私にお任せ下さい。」
「アリス?任せてとはどう言う…。」
「この程度の敵、御主人様が、わざわざお相手するほどの事ではありません。
ですので、この者の相手は私がします…御主人様達は、どうか先に進んで下さい!」
アリスからのまさかの言葉に、僕は言葉を失った…だが、話はそれでは終わらない。
「あらそう?なら…ご主人様、まだまだ先は長そうですし私達は先に進みましょうか。」
「主、先進む」
「ア、アリスさん、無理しちゃダメですからね?それと、必ず追いついて下さいね!」
と、何故か、みんなは戦力の分散をあっさりを受け入れ、何故か先に進む事が決定してしまった。
「き、貴様等…我を何処まで愚弄すれば気が済むのだッ!!」
顔を真っ赤にして怒ったエルムは、目の前に3mはあろうかと思う大きな水の塊を作り出すと、グングン圧縮して直径5cm程の水弾へと作り替えた。
「これでも喰らえッ!!超高圧水弾!」
そして放たれるエルムの魔法…だが、その魔法は僕達に届く事はなかった。
何故なら…。
「させません!」
『ドバシャッ!!』
アリスが僕達とエルムの間に飛び込んだかと思うと、その手に持った盾で、見事にインターセプトする。
その所為で水弾が砕け、周囲には大量の水が撒き散らかされた。
「貴方の相手は私だと言ったはずです!さぁ、御主人様…今の内に!」
いつの間に装着したのか、その身体に決戦用に改造した生きてる鎧『玄武』を装着したアリスが圧縮された水弾の前へと立ち塞がる。
そして、その亀の甲羅を模した盾により、その水弾を難なく受け止めたのだった。
「な、何だとッ!?その様な見窄らしい盾で、よもや我の水弾を防いだだとッ!?」
そうなる事を予想していなかったのか、大いに驚くエルム。
まぁ、僕も予想以上に驚いたのは内緒だ。
「…先程から黙って聞いていれば、私の御主人様に対し数々の無礼な振る舞い。
流石に温厚な私でも、いい加減、鶏冠に来ました…貴方にはそれ相応の罰を受けて貰います。
よもや、楽に死ねると思わないで下さいませ。」
アリスはそう言うと、チラリとこちらを見ると再びエルムへと視線を戻す。
「あらあら、あのアリスさんも本気でキレる事がある様ですね。
まぁ、アリスさんが本気になれば、あの程度の相手など問題にならないでしょう。
なので、ご主人様、ここはアリスさんに任せて先に進みましょう。」
「い、いや…でもそれは流石に…。」
アリスだけでも勝てると言うのであれば、任せるのもありだろう。
だが、それを言うなら全員でボコった方が、すんなり決着が付くのではないだろうか?
「だ、大丈夫ですよ…あぁ見えて、アリスさんは強いですから…。」
「主、大丈夫、ローラ知ってる、怒ったアリス凶暴化する。」
「そうは言ってもだな…。」
残念ながら、その凶暴化するアリスと言うのを、僕は今まで一度たりとも見ていないのだ。
「「「大丈夫 (です)ッ!!」」」
「ハ、ハイッ!!」
しかし、嫁~ズ(アリス除く)の息のあった大丈夫と言う言葉に、僕は気圧されてハイとしか返事が出来なかった。
でもまぁ、確かに僕が心配性なだけと言うのは否定出来ない。
そもそも、エルムとやらが僕達をまとめて殺そうと放った魔法を、アリスは、いとも容易く防いでみせたのだ。
つまり、所詮、エルムはその程度の力しかないと言う話である。
懸念するのは、エルムがまだどれほどの力を隠し持っているのか…と言う事だろう。
まぁ、そう言う意味ではアリスも同じなのだが…。
「分かった…アリス!僕達は先に行く!
だが、油断せずに戦い、無理だと思ったらすぐに逃げるんだ、分かったなッ!!」
「はい、畏まりました!」
プリンがアリスに『命を大事に』と命令すると、僕達はアリスに背を向け次の部屋へと走っていく。
どうかアリスが無事であります様に…そう願いながら僕達はこの部屋を後にしたのだった…。
◇◆◇◆◇◆◇
「クックックッ、そろそろ待つのは良いだろうか?」
「はい、大変お待たせいたしました。」
「ふむ、では別れも済んだ様だしあの世とやらに送ってやろう。」
「いえいえ、大変申し訳御座いませんが、私は御主人様の後を追わなければいけませんので、それは遠慮させて頂きたいと存じます。」
「クックックッ、そう言うな…貴様の首を、お前の主に手土産にして我に楯突いた事を後悔させてやろうと言っておるのだよッ!」
しかし、アリスが本当の意味で大人しかったのは此処までだった。
何故なら…突如として、アリスから光が漏れだしたからだ。
「あぁん?じゃかましいんじゃおんどりゃボケー!
さっきから黙って聞いてりゃー調子にノリよってからに!
おんどりゃ、生まれてきた事、後悔させんぞワレコラーッ!!」
温厚?誰が?と言わんばかりに、ブラウニーと言う事もあり、殆どメイドみたいにお淑やかに過ごしていたアリスではあるが、最愛の主を侮辱された事、更には、目の前で主を殺そうとした事によりアリスは我慢の限界を迎えていたのを、それでも我慢していたが、その枷である主がその場からいなくなった事で、とうとブチキレたのだ。
そう…今まで持って無かった思われていた攻撃性を、此処に来てようやく覚醒させたのだ。
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