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~第七章:魔神復活編~
357ページ目…四天王・大地のオルマ
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魔王城へ攻め込む作戦として、色々と試し、それを元に話し合った結果、まともな意見が出ず、最終的に正面突破と言う事になった。
まぁ、単純な話ではあるのだが、正面の門以外からは、城内に入る事が物凄く困難になっていいた…と言う結論に達したのだった。
「はぁ~…だからって、何だってバカ正直に正門から攻めないとダメなんだろうな…。」
「まぁまぁ、誰にだって失敗はありますから。」
「そりゃ、失敗は誰にでもあるけどさ…ってか、プリンがそれを言っちゃうかな…。」
確かに誰にだって失敗はある…もちろん、プリンだけではなく僕だって数えきれない程の失敗を積み重ねてきた。
だが、今回の事は、ちょっと違うと思うんだよね…そう思いながら先程の事を思い出していた。
★☆★☆★
偵察に出ていたアリスが戻ってきた事により、魔王城潜入の作戦会議が始まった。
まぁ、作戦会議とは言っても、おそらく毎度の事ながらゴリ押しになるとは思うのだが…。
「それで、ご主人様…どこから入りましょうか?」
プリンに言われ考えてみた。
「まぁ、バカ正直に正門から攻めるのは無いな。
そう考えると裏門とか塀を越えてだけど…アリス、裏門って有ったか?」
「いえ、裏門所か汎用口すらなかったです…。」
「そっか…そうすると、正門以外からとなると塀を乗り越えるしかない訳だが…絶対、あの石像ってガーゴイルだと思うんだよな…。」
「そ、そうですよね…只の石像だとしたら塀の上に何十体も設置していないでしょうし…。」
「それ、間違いない。
あの石像から、魔力の匂い感じる。」
「魔力の匂い?」
「うん、ローラ、成長したら魔力の匂いも嗅ぎ分けれる様になった。」
「そ、そうなんだ…。」
どうやらローラは成長して強くなっただけではなく、フェンリルの種としても成長を遂げていた様だ。
まぁ、何にしても流石にアレだけの数のガーゴイルが設置されているとしたら、中の者達にバレずに塀越えなどと言う物は不可能に近いだろう…と思う。
「そうなると、塀の上のガーゴイルをどうするか、だよな…。」
「そんなの簡単じゃない。」
プリンはそう言うと…。
「〖魔法:氷の弾丸〗×150」
と、大量に氷魔法をぶっ放したのだった。
『ドガガガガガガガガガガガガガガガッ!!』
プリンの放った魔法は、そこそこの威力があったのだろう。
次々と塀の上の石像…ガーゴイルをものの見事に撃ち壊していく。
だが、当然ながら全部が全部、ガーゴイルに命中するはずもなく、塀や城にもガンガン当たる。
そう…バレずに潜入をしようとしているのに、大音量で銅鑼を鳴らして入ろうとしている様な行為を、躊躇せずに行ったのだった。
★☆★☆★
そんなプリンの行為により、今では塀には防御魔法が張られ、更には塀の上に結界が張られる始末。
誰にも気付かれずに塀越えは困難な物へとなったのだ。
そして、一人の魔族が僕達の前に姿を現したのだった…。
「この城を攻撃したのは貴様等かッ!!よもや、この城が我らが主…魔王様の城と知らずに、この様な愚行を行ったのでは無かろうなッ!?」
当然と言えば当然なのだが、出てきた魔族は大変、ご立腹である。
そりゃそうだ、誰だって自分達の家を傷付けられたら怒ると思う。
もちろん、僕だって自分の家を傷付けられたら怒るだろう。
ましてや、彼の言う通り自分の主である魔王の城を傷付けたのだから…。
「いや、まぁ…確かに魔王の城ってのは知っていたんだけど、こんな大事になるとは予想してなかったと言うか、その…。」
「ふんッ!こっそりとバレ無い様に侵入するのにガーゴイルが邪魔だったから排除しようとしただけじゃない、そんな反応するなんて大袈裟なのよ。」
って、ここは反省してる態度を見せる場面なのに、何言っちゃってんのプリンさんッ!?
「ハハ、ハハハ…よもや、ここまで愚弄されたのは私も初めてだ。
良いだろう!この四天王が一人、大地のオルマが貴様等を地獄に送ってくれよう!」
そう言ってオルマは、両の手を地面に付けると、そこから無詠唱の魔法で作られた黒い槍を取り出す…。
「し、四天王だってッ!?」
アレだけ派手に攻撃したのだから、強敵が出てくるのは分かっていたが、よもや、いきなり四天王が現れるなんて思っても居なかった為、どうやら少々油断しすぎていたようだ。
だが、僕のその警戒は全くの無駄だったと知る事になる…。
「やらせない!〖聖爪・グングニール〗ッ!!」
「ギャーーーーーー!」
不意打ち上等!とでも言わんばかりの背後からの強烈な一撃ッ!!
正確には左右の腕によるクロス攻撃の為、二撃だが、それは置いておく。
四天王の登場に、野生の感で、スススッと気配を上手に消したローラが、気が付いた時にはオルマの背後へと回り込んでいた。
そして巨大な狼…フェンリルへと変わったかと思ったら、いきなり光り輝く爪で四天王が一人大地のオルマを切り裂いたのである。
ローラに切り裂かれたオルマは、そのまま黒い霧へと姿を変え消滅…後には、真っ黒い魔石が一つ寂しそうに残っているだけだった…。
「えぇ~!?今の魔族って四天王だったよな…。」
何の見せ場もなく消滅した『自称:四天王、大地のオルマ』は、こうして無事に倒されたのだった…。
まぁ、結局、そんなこんなで塀に掛けられた防御魔法も城を覆う結界も維持されたまま…。
それらを壊すのには、どうしても時間が掛かる上に、どうせ敵にはすでにバレている事もあり、作戦変更で正面突破となったのだが…。
「良いのか、こんなんで…。」
四天王と言うのは明らかに上級魔族だったはずなのに、いともあっさりと倒す事が出来た事に疑問を感じつつ、僕達は正門を潜ったのだった…。
まぁ、単純な話ではあるのだが、正面の門以外からは、城内に入る事が物凄く困難になっていいた…と言う結論に達したのだった。
「はぁ~…だからって、何だってバカ正直に正門から攻めないとダメなんだろうな…。」
「まぁまぁ、誰にだって失敗はありますから。」
「そりゃ、失敗は誰にでもあるけどさ…ってか、プリンがそれを言っちゃうかな…。」
確かに誰にだって失敗はある…もちろん、プリンだけではなく僕だって数えきれない程の失敗を積み重ねてきた。
だが、今回の事は、ちょっと違うと思うんだよね…そう思いながら先程の事を思い出していた。
★☆★☆★
偵察に出ていたアリスが戻ってきた事により、魔王城潜入の作戦会議が始まった。
まぁ、作戦会議とは言っても、おそらく毎度の事ながらゴリ押しになるとは思うのだが…。
「それで、ご主人様…どこから入りましょうか?」
プリンに言われ考えてみた。
「まぁ、バカ正直に正門から攻めるのは無いな。
そう考えると裏門とか塀を越えてだけど…アリス、裏門って有ったか?」
「いえ、裏門所か汎用口すらなかったです…。」
「そっか…そうすると、正門以外からとなると塀を乗り越えるしかない訳だが…絶対、あの石像ってガーゴイルだと思うんだよな…。」
「そ、そうですよね…只の石像だとしたら塀の上に何十体も設置していないでしょうし…。」
「それ、間違いない。
あの石像から、魔力の匂い感じる。」
「魔力の匂い?」
「うん、ローラ、成長したら魔力の匂いも嗅ぎ分けれる様になった。」
「そ、そうなんだ…。」
どうやらローラは成長して強くなっただけではなく、フェンリルの種としても成長を遂げていた様だ。
まぁ、何にしても流石にアレだけの数のガーゴイルが設置されているとしたら、中の者達にバレずに塀越えなどと言う物は不可能に近いだろう…と思う。
「そうなると、塀の上のガーゴイルをどうするか、だよな…。」
「そんなの簡単じゃない。」
プリンはそう言うと…。
「〖魔法:氷の弾丸〗×150」
と、大量に氷魔法をぶっ放したのだった。
『ドガガガガガガガガガガガガガガガッ!!』
プリンの放った魔法は、そこそこの威力があったのだろう。
次々と塀の上の石像…ガーゴイルをものの見事に撃ち壊していく。
だが、当然ながら全部が全部、ガーゴイルに命中するはずもなく、塀や城にもガンガン当たる。
そう…バレずに潜入をしようとしているのに、大音量で銅鑼を鳴らして入ろうとしている様な行為を、躊躇せずに行ったのだった。
★☆★☆★
そんなプリンの行為により、今では塀には防御魔法が張られ、更には塀の上に結界が張られる始末。
誰にも気付かれずに塀越えは困難な物へとなったのだ。
そして、一人の魔族が僕達の前に姿を現したのだった…。
「この城を攻撃したのは貴様等かッ!!よもや、この城が我らが主…魔王様の城と知らずに、この様な愚行を行ったのでは無かろうなッ!?」
当然と言えば当然なのだが、出てきた魔族は大変、ご立腹である。
そりゃそうだ、誰だって自分達の家を傷付けられたら怒ると思う。
もちろん、僕だって自分の家を傷付けられたら怒るだろう。
ましてや、彼の言う通り自分の主である魔王の城を傷付けたのだから…。
「いや、まぁ…確かに魔王の城ってのは知っていたんだけど、こんな大事になるとは予想してなかったと言うか、その…。」
「ふんッ!こっそりとバレ無い様に侵入するのにガーゴイルが邪魔だったから排除しようとしただけじゃない、そんな反応するなんて大袈裟なのよ。」
って、ここは反省してる態度を見せる場面なのに、何言っちゃってんのプリンさんッ!?
「ハハ、ハハハ…よもや、ここまで愚弄されたのは私も初めてだ。
良いだろう!この四天王が一人、大地のオルマが貴様等を地獄に送ってくれよう!」
そう言ってオルマは、両の手を地面に付けると、そこから無詠唱の魔法で作られた黒い槍を取り出す…。
「し、四天王だってッ!?」
アレだけ派手に攻撃したのだから、強敵が出てくるのは分かっていたが、よもや、いきなり四天王が現れるなんて思っても居なかった為、どうやら少々油断しすぎていたようだ。
だが、僕のその警戒は全くの無駄だったと知る事になる…。
「やらせない!〖聖爪・グングニール〗ッ!!」
「ギャーーーーーー!」
不意打ち上等!とでも言わんばかりの背後からの強烈な一撃ッ!!
正確には左右の腕によるクロス攻撃の為、二撃だが、それは置いておく。
四天王の登場に、野生の感で、スススッと気配を上手に消したローラが、気が付いた時にはオルマの背後へと回り込んでいた。
そして巨大な狼…フェンリルへと変わったかと思ったら、いきなり光り輝く爪で四天王が一人大地のオルマを切り裂いたのである。
ローラに切り裂かれたオルマは、そのまま黒い霧へと姿を変え消滅…後には、真っ黒い魔石が一つ寂しそうに残っているだけだった…。
「えぇ~!?今の魔族って四天王だったよな…。」
何の見せ場もなく消滅した『自称:四天王、大地のオルマ』は、こうして無事に倒されたのだった…。
まぁ、結局、そんなこんなで塀に掛けられた防御魔法も城を覆う結界も維持されたまま…。
それらを壊すのには、どうしても時間が掛かる上に、どうせ敵にはすでにバレている事もあり、作戦変更で正面突破となったのだが…。
「良いのか、こんなんで…。」
四天王と言うのは明らかに上級魔族だったはずなのに、いともあっさりと倒す事が出来た事に疑問を感じつつ、僕達は正門を潜ったのだった…。
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