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~第七章:魔神復活編~
334ページ目…村へ
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『シュイーーーーン!』
高速移動用ゴーレムこと、通称:車…は、道無き道を爽快に進んでいく。
もっとも、道無き道とは言ったが、実際に道が無い訳ではない。
ただ単に交通量が少ない為か、道では無くなった様だ…と言うだけの事。
元々は道だったのか、よく見れば道として使われていた様な形跡を所々に確認出来る。
「もうそろそろ休憩を入れるか…みんな、それで良いかな?」
「えぇ、方角の確認も必要でしょうし、私は構いません。」
うん、プリンなら、そう言うだろうね。
「わ、私もその方が助かります…。」
そりゃそうだ、クズハはずっと運転中だもんね。
「休憩…ご飯?」
ローラ…その発言は、残念な子に聞こえるから辞めなさい?
まぁ、ブレないと言えばブレないんから良いっちゃ良いのだが…。
ってか、殆ど肉ばかり喰ってるのに、どうしてプロポーションが崩れないのか、謎である。
「では、私はお茶の用意をしますね。
御主人様、お茶のセットを出して下さい。」
うん、アリスも相変わらずブラウニーの性質だからか、殆どメイドみたいに働こうとする。
もっとも、僕達にはそれが助かる為、任せっきりになってしまうのが申し訳ないと思う。
「いえ、私がしたいだけですから、お気になさらないでください。」
「あ、はい…。」
あれ?今、声出してたかな…。
「で、でしたら、私も手伝わさせてください。」
とは、クズハの言である。
「いえ、クズハさんはお車の運転でお疲れですので、休んでいて下さい。」
まぁ、確かに僕達の中で一般的な家事などが出来るのはアリスとクズハだ。
もちろん、僕も最低限の家事は出来るが、下手に手を出すと迷惑になるので、基本的には何もしない。
それとは逆に、狩猟関係は僕とローラだ。
もっとも、そうは言っても狩りに関しては、ローラの足元にも及ばない。
いったい、どうやったら獲物に気が付かれずに、あそこまで接近出来るのやら…。
そして、プリンは…うん、ぶっちゃけた話、何もしていない。
いや、正確には、〖気配探知〗やらで、周囲の安全を確認してくれているのだが…。
もっとも、プリンの場合は、他の人がするから何もしないだけで、僕と同じ位には家事をする事が出来る。
何でかって?それは…『魔神化』の影響で、記憶を共有する事によって、身体的な動作に関してはある程度までなら、動きを再現出来るからだ。
その為、僕が出来るのと同じ様に、家事などの動作も再現を可能とさせていた。
とは言え、先程も言ったが、僕同様に、プリンも基本的には何もしないのは変わりはない。
たまに気が向いたら参加するのがプリンのスタイルだ。
『プシュゥーーー。』
何はともあれ、車が停車する。
うん、周囲の見晴らしも良いし、これならば奇襲を喰らう事もないだろう。
もっとも、仮に奇襲をしようと敵が近付いたとしても、プリンやローラの索敵をかいくぐって近付いてくると言うのは至難な技だと思う。
それこそ、聖王都で戦った上級魔族みたいに、空間を渡って来ない限りは…。
「では、私は確認をしますね?」
プリンはそう言うと、〖分裂〗のスキルを使いプチスライムを作り出すと、そのまま上空へと撃ち出した。
「プキュ~~~~~~ッ!」
…アレ、いくらスライムだからって、かなり怖いんじゃなかろうか?
そんな事を考えていると、考えを読まれたのかプリンから弁明を頂いた。
「ご主人様、プチスライム達に、この程度で恐怖を感じる様な心はありませんよ?」
「そ、そうなのか?」
「はい♪むしろ、プチスライム達は喜んでます。」
との事だった…いや、それ、嘘だよね?
その為、僕は戻ってきたプチスライムに視線を向けた。
プルプルと否定する様に首?を横に振るプチスライム。
が、次の瞬間…『グシャッ!』と言う擬音が相応しい程の勢いでプリンがプチスライムを握り潰す。
もっとも、プチスライムは弾け飛ぶ事無く、プリンに吸収された。
「ご主人様、もう少し進むと村が見えてくると思います。
常時見えていましたので、今度は蜃気楼などでは実際にその場所にあるかと思われます。」
「プリン、ありがとう…って事で、みんな休憩終わったら一気に村まで行こうと思うから、しっかり休む様に!
特に、ローラッ!そこら辺を走り回って疲れない様にね?
ここは既に敵地と言っても過言じゃない。
当然、これから向かう村だって安全だとは限らないんだからね?」
そう、僕達の居るこの場所は既に魔族領である。
それでも本来であれば、それは名ばかりの普通な土地であったはずだ。
だが、魔王の復活や魔族の暗躍…その所為で、今、魔族領は空前絶後の危機に陥っているのだ。
その為、魔族領にあった街(町も含む)や村がどうなっているのか見当も付かない。
とは言え、全くの情報がなかった訳ではない。
ただ、その情報と言うのが…『全滅した』だったのだ。
つまり、今、生き残っている街や村が、どれだけあるのかすら分からない状態なのだ。
「まぁ、最悪、地図でも見付かれば何とかなるかもしれないんだけどな…。」
僕はそう呟くと、みんなと一緒に休憩を再開するのだった。
☆★☆★☆
休憩を終えた僕達は、再び村へと車を走らせていた。
「お、やっと村が見えてきたぞ!」
休憩を終えた僕は、移動中も車の後部座席で休んでいた事もあり、ある程度、体力が回復していた。
そのお陰で、少しくらいなら動いても問題なく無くなった事もあり、車の運転をクズハと代わっていた。
今度は、他の人達に却下される事はなかったのだ。
「とうとう到着ですか…。
思ったより時間が掛かりましたね。
私が運転していたらもっと早かったでしょうが…。」
と、プリンが運転出来なかった事に対して文句を言ってくる。
「す、すいません…私の運転が遅くて…。」
「いやいや、クズハの所為じゃないよ。
それに、プリンに運転を任せていたら、着くのは早かっただろうが、安全じゃないからね。」
そう…プリンの運転は本当に危険なのだ。
その証拠に、超高速で車を走らせるだけでも危険なのに、もし魔物が居たら、迷わずそのまま車で轢こうとする…。
交通事故を誘発しようとする運転は、元の世界でも色々と問題になっていた話だ。
その癖を直すまでは、素直に運転させてやる訳にはいかないだろう。
「ぶ~ぶ~、ご主人様達だけズルイです!」
「そうは言っても…ね?
じゃぁ、聞くけど、プリンは車を運転中に魔物が居たらどうする?」
「ん~…轢く?」
「いや、だから、何で轢こうとするのさ…。」
「え?何でって、魔物だから?」
そう…長い事一緒に過ごした中で、この部分が、未だに人と違う考えの部分だ。
元々がスライムと言う魔物である為なのか、倒せる魔物=倒すべき物と言う、弱肉強食を素で行おうとするのである。
人族であれば…冒険者とかであれば、決して倒せるからと言っても、わざわざ危険を冒してまで無理して倒そうとはしない。
そんな危険を冒すのは、防衛の時か…依頼内容が、その魔物の討伐だった時だけだ。
にも、関わらず、プリンは倒そうとする。
その為、車の運転は、下手にさせる訳にはいかなかったのだ。
とは言え、このまま車で村に入る訳にはいかない。
なので、僕達は車を止めてゴーレム馬車へと乗り換えるのだった…。
高速移動用ゴーレムこと、通称:車…は、道無き道を爽快に進んでいく。
もっとも、道無き道とは言ったが、実際に道が無い訳ではない。
ただ単に交通量が少ない為か、道では無くなった様だ…と言うだけの事。
元々は道だったのか、よく見れば道として使われていた様な形跡を所々に確認出来る。
「もうそろそろ休憩を入れるか…みんな、それで良いかな?」
「えぇ、方角の確認も必要でしょうし、私は構いません。」
うん、プリンなら、そう言うだろうね。
「わ、私もその方が助かります…。」
そりゃそうだ、クズハはずっと運転中だもんね。
「休憩…ご飯?」
ローラ…その発言は、残念な子に聞こえるから辞めなさい?
まぁ、ブレないと言えばブレないんから良いっちゃ良いのだが…。
ってか、殆ど肉ばかり喰ってるのに、どうしてプロポーションが崩れないのか、謎である。
「では、私はお茶の用意をしますね。
御主人様、お茶のセットを出して下さい。」
うん、アリスも相変わらずブラウニーの性質だからか、殆どメイドみたいに働こうとする。
もっとも、僕達にはそれが助かる為、任せっきりになってしまうのが申し訳ないと思う。
「いえ、私がしたいだけですから、お気になさらないでください。」
「あ、はい…。」
あれ?今、声出してたかな…。
「で、でしたら、私も手伝わさせてください。」
とは、クズハの言である。
「いえ、クズハさんはお車の運転でお疲れですので、休んでいて下さい。」
まぁ、確かに僕達の中で一般的な家事などが出来るのはアリスとクズハだ。
もちろん、僕も最低限の家事は出来るが、下手に手を出すと迷惑になるので、基本的には何もしない。
それとは逆に、狩猟関係は僕とローラだ。
もっとも、そうは言っても狩りに関しては、ローラの足元にも及ばない。
いったい、どうやったら獲物に気が付かれずに、あそこまで接近出来るのやら…。
そして、プリンは…うん、ぶっちゃけた話、何もしていない。
いや、正確には、〖気配探知〗やらで、周囲の安全を確認してくれているのだが…。
もっとも、プリンの場合は、他の人がするから何もしないだけで、僕と同じ位には家事をする事が出来る。
何でかって?それは…『魔神化』の影響で、記憶を共有する事によって、身体的な動作に関してはある程度までなら、動きを再現出来るからだ。
その為、僕が出来るのと同じ様に、家事などの動作も再現を可能とさせていた。
とは言え、先程も言ったが、僕同様に、プリンも基本的には何もしないのは変わりはない。
たまに気が向いたら参加するのがプリンのスタイルだ。
『プシュゥーーー。』
何はともあれ、車が停車する。
うん、周囲の見晴らしも良いし、これならば奇襲を喰らう事もないだろう。
もっとも、仮に奇襲をしようと敵が近付いたとしても、プリンやローラの索敵をかいくぐって近付いてくると言うのは至難な技だと思う。
それこそ、聖王都で戦った上級魔族みたいに、空間を渡って来ない限りは…。
「では、私は確認をしますね?」
プリンはそう言うと、〖分裂〗のスキルを使いプチスライムを作り出すと、そのまま上空へと撃ち出した。
「プキュ~~~~~~ッ!」
…アレ、いくらスライムだからって、かなり怖いんじゃなかろうか?
そんな事を考えていると、考えを読まれたのかプリンから弁明を頂いた。
「ご主人様、プチスライム達に、この程度で恐怖を感じる様な心はありませんよ?」
「そ、そうなのか?」
「はい♪むしろ、プチスライム達は喜んでます。」
との事だった…いや、それ、嘘だよね?
その為、僕は戻ってきたプチスライムに視線を向けた。
プルプルと否定する様に首?を横に振るプチスライム。
が、次の瞬間…『グシャッ!』と言う擬音が相応しい程の勢いでプリンがプチスライムを握り潰す。
もっとも、プチスライムは弾け飛ぶ事無く、プリンに吸収された。
「ご主人様、もう少し進むと村が見えてくると思います。
常時見えていましたので、今度は蜃気楼などでは実際にその場所にあるかと思われます。」
「プリン、ありがとう…って事で、みんな休憩終わったら一気に村まで行こうと思うから、しっかり休む様に!
特に、ローラッ!そこら辺を走り回って疲れない様にね?
ここは既に敵地と言っても過言じゃない。
当然、これから向かう村だって安全だとは限らないんだからね?」
そう、僕達の居るこの場所は既に魔族領である。
それでも本来であれば、それは名ばかりの普通な土地であったはずだ。
だが、魔王の復活や魔族の暗躍…その所為で、今、魔族領は空前絶後の危機に陥っているのだ。
その為、魔族領にあった街(町も含む)や村がどうなっているのか見当も付かない。
とは言え、全くの情報がなかった訳ではない。
ただ、その情報と言うのが…『全滅した』だったのだ。
つまり、今、生き残っている街や村が、どれだけあるのかすら分からない状態なのだ。
「まぁ、最悪、地図でも見付かれば何とかなるかもしれないんだけどな…。」
僕はそう呟くと、みんなと一緒に休憩を再開するのだった。
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休憩を終えた僕達は、再び村へと車を走らせていた。
「お、やっと村が見えてきたぞ!」
休憩を終えた僕は、移動中も車の後部座席で休んでいた事もあり、ある程度、体力が回復していた。
そのお陰で、少しくらいなら動いても問題なく無くなった事もあり、車の運転をクズハと代わっていた。
今度は、他の人達に却下される事はなかったのだ。
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と、プリンが運転出来なかった事に対して文句を言ってくる。
「す、すいません…私の運転が遅くて…。」
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そう…プリンの運転は本当に危険なのだ。
その証拠に、超高速で車を走らせるだけでも危険なのに、もし魔物が居たら、迷わずそのまま車で轢こうとする…。
交通事故を誘発しようとする運転は、元の世界でも色々と問題になっていた話だ。
その癖を直すまでは、素直に運転させてやる訳にはいかないだろう。
「ぶ~ぶ~、ご主人様達だけズルイです!」
「そうは言っても…ね?
じゃぁ、聞くけど、プリンは車を運転中に魔物が居たらどうする?」
「ん~…轢く?」
「いや、だから、何で轢こうとするのさ…。」
「え?何でって、魔物だから?」
そう…長い事一緒に過ごした中で、この部分が、未だに人と違う考えの部分だ。
元々がスライムと言う魔物である為なのか、倒せる魔物=倒すべき物と言う、弱肉強食を素で行おうとするのである。
人族であれば…冒険者とかであれば、決して倒せるからと言っても、わざわざ危険を冒してまで無理して倒そうとはしない。
そんな危険を冒すのは、防衛の時か…依頼内容が、その魔物の討伐だった時だけだ。
にも、関わらず、プリンは倒そうとする。
その為、車の運転は、下手にさせる訳にはいかなかったのだ。
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