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~第七章:魔神復活編~
322ページ目…作戦会議?
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あの後、大量の下級魔族を倒した僕達は、休憩を挟みつつも、やっと魔族領へと足を踏み入れようとしていた。
「とは言え、流石に簡単に抜ける事は出来ないよな…。」
「えぇ、そうですね…多分ですが、十中八九、いるでしょうね…。」
「ど、どうしましょう…。」
「主、強行突破?」
「確かに、それしかないでしょうが、その場合、レスターさん達をどうするかが最優先事項かと…。」
何だかんだ言ってプリン達は僕の意志を尊重してくれる。
その為、僕がレスターさん達を心配している為、プリン達も同様に心配してくれる。
やはり、レスターさん達を、このまま…と言う訳にはいかない。
もっとも、彼等は戦力外と言うのもあるが、〖魔王化〗も、更にその上位互換である〖魔神化〗も、レスターさん達に見せる訳にはいかないのだ。
その為、アリスがレスターさん達の事を別の意味で心配していたりする。
ってか、下手に見せたりするとプリンが処分とか言いそうだし…。
「良い事を思い付きました♪」
「ん?プリン、何か思い付いたのか?」
「えぇ、レスターさん達を処分しちゃいましょう!」
「って、まだ見せてもないのに言うんかいッ!?」
そもそも、ここで処分するなら、わざわざ助けながら此処までこないからね?
だが、プリンはそんな発言に対し、さらっと、とんでもない事を言う。
「え?何か問題ありましたか?」
「いやいやいや、『問題ありましたか?』じゃないよね?
そもそも、その選択肢はあり得ないよね?
せめて、眠らせて護衛するとかにしようよッ!」
「あ~…まぁ、ご主人様がそう言うなら、私はそれで構いませんよ?
でも、護衛するにしても…誰がするんです?
少なくとも、私はご主人様と一緒に行きますよ?」
「そ、それは…。」
確かに、上級魔族と戦うのであれば、プリンが一緒に来るのは必須項目だと思う。
そう…あそこから感じる魔力は、おそらく上級魔族だ。
だとするなら、〖魔神化〗…少なくとも、最低限〖魔王化〗する必要がある。
だが、そんな物をレスターさん達に見られたとしたら、当然ながら、その瞬間から僕は人類の敵にされてしまうのは間違いないと思われる。
ならば、上級魔族と戦う為には、彼等に見られない必要があると言う事でもある。
正直な話、レスターさん達をどうしかしない限り、かなりりのムリゲーと言って良いだろう。
「あ、あの…無理矢理排除しなくても、普通に頼めば良いのではないでしょうか?」
「「それだ(よ)ッ!」」
僕とプリンが同時に声を上がる。
そうだよ、何で力ずくで排除しようとしてたんだろう…。
「では、私が彼等に離れておく様にお願いしてきます。」
「そう?それじゃアリス、お願いするね。」
「はい…あ、それと、そのまま戦うのでしたら、彼等と離れた場所で人払いの結界を張って退避しておきますが、どうしましょうか?」
あ~…確かに、そのまま一緒に逃げてくれていた方が安全ではあるね。
「だったら、クズハも一緒に彼等の護衛と言う名目で、退避して貰った方が良いかもな…。」
「そ、そんな…私だって戦えます!」
確かにクズハは戦える様になった…だが、正直な話、それでも上級魔族との戦闘となると、まだ力が足りないと思うのは過保護なのだろうか?
だが、それほどまでに上級魔族と言うのは、厄介な敵なのだ。
「ごめん、クズハ…たぶん、今のクズハじゃまだ力及ばずだと思う。
だから、今回はアリスと一緒に退避して貰えないかな?」
「そ、そうですか…ご主人様が、そこまで言うのなら、今回は我慢します…。
で、ですが!次こそはご一緒させて下さいね?」
えぇ~、そんな事言われても…少なくとも、もう少し強くならないと無理なんですけど…。
「大丈夫よ、クズハ…ご主人様は優しいから、今度は一緒に戦わせてくれるわよ。
でも、当然ながら、今のままのクズハじゃダメよ?
もっと強くならなきゃ、連れて行けないからね?」
「は、はい!必ず、強くなって見せます!
で、ですが、ご主人様達も気を付けて下さいね?」
「大丈夫よ、クズハ…私が憑いてるんですから、大船に乗ったつもりで待っていなさい。
絶対に未亡人なんかにさせないんだから♪」
プリンさん、『付いている』の字が『憑いている』になってますよ?
もっとも、声で言葉を聞いてれると一緒に聞こえるのだが…。
「ははは…まぁ、プリンの言う通り、絶対に大丈夫だから心配しないで待ってて良いよ。
と言うか、戻ってきたらお腹が空いてるだろうから、ご飯の用意をお願いして良いかな?」
「は、はい!了解です♪」
こうして、僕とプリンは、クズハとアリス…それからレスターさん達を残し、そのまま魔族領にある砦へとへと向かう事になる。
とは言え、上級魔族との戦いは聖王都以来…だが、アレから僕達はレベルも少しは上がっている。
と言う事は、〖魔王化〗、更には〖魔神化〗すれば、上級魔族でもそれほど苦戦する事はない…と、思われる。
それに、今では聖剣もあるし、何より…奥の手もある事だし…ね。
その証拠に、プリンなんて『フフフ~ン♪』と鼻歌交じりで僕と腕を組んで歩いているのだから…。
「プリン、あまり無理はするなよ?」
「フフフ…ご主人様と一緒なんですから、どんな敵が出ようと負けません。
ですから、心配しなくても大丈夫ですよ?」
「そ、そうだな…でも、だからと言って油断は禁物だからね?」
「は~い、あ・な・た♪」
まるでデートにでも行くかの様に微笑むプリン…その笑顔に思わず見とれてしまう。
そして…僕達は、砦の門を…。
「消滅し飛べ~!!」
『ドッカーーーーーンッ!!』
と、ぶち壊して開ける…。
いやいや、プリンさん、そこは、そっと静かに開けようよ?
と、僕は苦笑するのだった…。
「とは言え、流石に簡単に抜ける事は出来ないよな…。」
「えぇ、そうですね…多分ですが、十中八九、いるでしょうね…。」
「ど、どうしましょう…。」
「主、強行突破?」
「確かに、それしかないでしょうが、その場合、レスターさん達をどうするかが最優先事項かと…。」
何だかんだ言ってプリン達は僕の意志を尊重してくれる。
その為、僕がレスターさん達を心配している為、プリン達も同様に心配してくれる。
やはり、レスターさん達を、このまま…と言う訳にはいかない。
もっとも、彼等は戦力外と言うのもあるが、〖魔王化〗も、更にその上位互換である〖魔神化〗も、レスターさん達に見せる訳にはいかないのだ。
その為、アリスがレスターさん達の事を別の意味で心配していたりする。
ってか、下手に見せたりするとプリンが処分とか言いそうだし…。
「良い事を思い付きました♪」
「ん?プリン、何か思い付いたのか?」
「えぇ、レスターさん達を処分しちゃいましょう!」
「って、まだ見せてもないのに言うんかいッ!?」
そもそも、ここで処分するなら、わざわざ助けながら此処までこないからね?
だが、プリンはそんな発言に対し、さらっと、とんでもない事を言う。
「え?何か問題ありましたか?」
「いやいやいや、『問題ありましたか?』じゃないよね?
そもそも、その選択肢はあり得ないよね?
せめて、眠らせて護衛するとかにしようよッ!」
「あ~…まぁ、ご主人様がそう言うなら、私はそれで構いませんよ?
でも、護衛するにしても…誰がするんです?
少なくとも、私はご主人様と一緒に行きますよ?」
「そ、それは…。」
確かに、上級魔族と戦うのであれば、プリンが一緒に来るのは必須項目だと思う。
そう…あそこから感じる魔力は、おそらく上級魔族だ。
だとするなら、〖魔神化〗…少なくとも、最低限〖魔王化〗する必要がある。
だが、そんな物をレスターさん達に見られたとしたら、当然ながら、その瞬間から僕は人類の敵にされてしまうのは間違いないと思われる。
ならば、上級魔族と戦う為には、彼等に見られない必要があると言う事でもある。
正直な話、レスターさん達をどうしかしない限り、かなりりのムリゲーと言って良いだろう。
「あ、あの…無理矢理排除しなくても、普通に頼めば良いのではないでしょうか?」
「「それだ(よ)ッ!」」
僕とプリンが同時に声を上がる。
そうだよ、何で力ずくで排除しようとしてたんだろう…。
「では、私が彼等に離れておく様にお願いしてきます。」
「そう?それじゃアリス、お願いするね。」
「はい…あ、それと、そのまま戦うのでしたら、彼等と離れた場所で人払いの結界を張って退避しておきますが、どうしましょうか?」
あ~…確かに、そのまま一緒に逃げてくれていた方が安全ではあるね。
「だったら、クズハも一緒に彼等の護衛と言う名目で、退避して貰った方が良いかもな…。」
「そ、そんな…私だって戦えます!」
確かにクズハは戦える様になった…だが、正直な話、それでも上級魔族との戦闘となると、まだ力が足りないと思うのは過保護なのだろうか?
だが、それほどまでに上級魔族と言うのは、厄介な敵なのだ。
「ごめん、クズハ…たぶん、今のクズハじゃまだ力及ばずだと思う。
だから、今回はアリスと一緒に退避して貰えないかな?」
「そ、そうですか…ご主人様が、そこまで言うのなら、今回は我慢します…。
で、ですが!次こそはご一緒させて下さいね?」
えぇ~、そんな事言われても…少なくとも、もう少し強くならないと無理なんですけど…。
「大丈夫よ、クズハ…ご主人様は優しいから、今度は一緒に戦わせてくれるわよ。
でも、当然ながら、今のままのクズハじゃダメよ?
もっと強くならなきゃ、連れて行けないからね?」
「は、はい!必ず、強くなって見せます!
で、ですが、ご主人様達も気を付けて下さいね?」
「大丈夫よ、クズハ…私が憑いてるんですから、大船に乗ったつもりで待っていなさい。
絶対に未亡人なんかにさせないんだから♪」
プリンさん、『付いている』の字が『憑いている』になってますよ?
もっとも、声で言葉を聞いてれると一緒に聞こえるのだが…。
「ははは…まぁ、プリンの言う通り、絶対に大丈夫だから心配しないで待ってて良いよ。
と言うか、戻ってきたらお腹が空いてるだろうから、ご飯の用意をお願いして良いかな?」
「は、はい!了解です♪」
こうして、僕とプリンは、クズハとアリス…それからレスターさん達を残し、そのまま魔族領にある砦へとへと向かう事になる。
とは言え、上級魔族との戦いは聖王都以来…だが、アレから僕達はレベルも少しは上がっている。
と言う事は、〖魔王化〗、更には〖魔神化〗すれば、上級魔族でもそれほど苦戦する事はない…と、思われる。
それに、今では聖剣もあるし、何より…奥の手もある事だし…ね。
その証拠に、プリンなんて『フフフ~ン♪』と鼻歌交じりで僕と腕を組んで歩いているのだから…。
「プリン、あまり無理はするなよ?」
「フフフ…ご主人様と一緒なんですから、どんな敵が出ようと負けません。
ですから、心配しなくても大丈夫ですよ?」
「そ、そうだな…でも、だからと言って油断は禁物だからね?」
「は~い、あ・な・た♪」
まるでデートにでも行くかの様に微笑むプリン…その笑顔に思わず見とれてしまう。
そして…僕達は、砦の門を…。
「消滅し飛べ~!!」
『ドッカーーーーーンッ!!』
と、ぶち壊して開ける…。
いやいや、プリンさん、そこは、そっと静かに開けようよ?
と、僕は苦笑するのだった…。
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