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~第七章:魔神復活編~
247ページ目…ダンジョンマスターの憂鬱【6】
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ダンジョン…それは、数多の冒険者達が、自らの力を誇示する為に挑戦し、その戦利品を持ち帰る事により栄誉を手に入れる場所である。
その為、己の限界を超えて挑戦し、志半ばで死んでしまう者もいる。
ダンジョン…それは、通常では手に入れる事すら不可能な、貴重な魔法道具が手に入る場所である。
その為、空間魔法が付与され大量の荷物を運んだり出来る魔法の鞄などの貴重な魔法道具により巨額な富を手に入れる者もいる。
ダンジョン…それは、魔法でも治らない様な病気や失われた部位すらも復活させる事が可能な回復薬等の道具が手に入るかも知れない場所である。
その為、死を待つしかない者や、事故などにより腕や脚を失った者にとって最後の希望として、それらのアイテムに望みを託す者もいたりする。
それ即ち、絶望すらも覆す可能性を持った希望の場所でり、己の力を誇示する場所でもある。
故に、ダンジョンには数多の挑戦者が命懸けで挑む場所だと言える。
そんな命懸けな場所を、僕は、まるで近所を散歩をするかの様に、のんびりと歩いていた。
そんな危険な場所を歩いているのだから、当然ながら危険な魔物にも出くわす事になる。
もっとも、今の僕には、そんじょそこらの魔物では相手にならないし、何より、このダンジョンの中では僕に襲い掛かってくる魔物は、一部の例外を除き、存在していない。
何故なら、このダンジョンの全てを支配しているダンジョンマスターと呼ばれる存在こそが、僕の正体なのだから…。
「ってな訳、ここまで来たんだけど…最近、冒険者の入りってどうなってるんだ?」
そう…今、僕が居るのはダンジョンの第10階層へと続く階段の前…所謂、安全空間と呼ばれる場所である。
本当ならば、直接ここに転移してきたかったのだが、僕がダンジョンに入った時、ちょうどこの場所に人がいたので、少し離れた人がいない場所へと転移して、時間を掛けて歩いてきたのだ。
そのお陰か、此処にいた者達は、次の階層へと歩みを進めたのか、ここにたどり着いた頃には、冒険者達の姿は見えなかった。
そして、今僕と話している相手は、このセーフティーゾーンで、唯一の雑貨屋を開いている店主であるリッチと呼ばれる不死者だったりする。
「そうですね…マスターが、このダンジョンを10階層から100階層へと拡張したお陰で、それなりに人の出入りは多くなった気がしますね。
ただ、その分、マナーの悪い冒険者も増えてきたのは、些か問題かと思いますが…。」
不死者であるリッチに、冒険者のマナーが悪いと言われるのどうかと思うが、内容が気になるので確認をする。
「…と言うと?」
「そうですね、極一部の冒険者に言える事ですが、自分の手に負えない魔物を、わざと他の冒険者に押し付ける様にして逃げる者とか、傷付いてる冒険者を殺して、戦利品とかを奪う者も見掛けますね。」
「うわぁ…確かに僕の知ってるダンジョンの知識で、そんな人がいるのは知ってはいるが、僕のダンジョンでもそんなヤツ居るのか…。」
やはり、よくある小説とかでもそうだが、当然の事の様に人の物を奪おうとするヤツがいるんだな……。
「えぇ…ですが、先程も言いましたが、あくまで極一部の冒険者…ですけどね。」
そりゃまぁ、全員がそんなヤツだとしたら、そこら中、死屍累々で大変な事になってる事だろう…。
って言うか、ぶっちゃけ、少数でも問題なのだが…。
「あ~…でも、そうすると弱い仲間や奴隷を囮にして…ってヤツもいそうだな。」
テンプレと言えばテンプレだが、先程のマナーが悪いと言ってた内容から想像するに、相手を騙すヤツや、強制的に奴隷を囮に使うヤツもいそうだな。
「えぇ、残念ながら…確かに、その様な輩もいますね…。
もっとも、そんな事をしている者達は、上に報告していますので、強い魔物達に出会うと優先的に倒されますが…。」
「…そうなのか?」
「はい、このダンジョンでは、悪質な行為をする冒険者を優先的に排除する様に魔物達が動きますから。」
とは言え、上に報告と言われても、僕には、そんな報告が回って来た事は一度もない。
つまり、ダンスラ(ダンジョンのサブマスター権限を持つスライム)が、自分の判断で、その様な悪質な冒険者を優先的に排除する様にしていると言う事か…。
うん、本当に良く気の利くスライムだ…と言うか、本当にスライムなのだろうか?
「それはそうと、何か用があったんじゃないんですか?」
僕がダンスラについて考えていると、店主のリッチに声を掛けられる。
それにより、わざわざ、この階層にやって来た理由を思い出した。
「あ、そうだった…この雑貨屋って、高級回復薬って扱ってる?」
店主に言われて、ここまで来た理由を思い出した僕は、店主に確認をする。
「ハイポーションですか?それでしたら、うろ覚えですが、うちではなく、19階層の雑貨屋からだったと思いますが…。」
「あちゃ~、19階層の方だったか…。」
そう…ダンジョンを大幅10倍に拡張した際に、店舗数を大幅に増やした事が原因で、何処の階層から、高級回復薬を扱う様にしたのか、良く覚えてなかったのだ。
「いえ、もしかしたら29階層の方だったかも知れません…ですので、先に29階層に行った方が無難かも知れませんよ?」
確かに、言われてみれば深い階層の方が扱っている可能性が高い。
手間を考えるなら深い階層に移動した方が無難だ。
「あぁ、確かに、そっちの方が良いかもな、サンキュー!」
「いえいえ、どういたしまして。」
「あ、そうだ!そんだけマナーの悪いヤツが増えてきてるんだから、お前も襲われない様に注意しなよ?」
マナーが悪い冒険者が多いので、店主を攻撃して商品を奪おうとする輩が居ても可笑しくないので、念の為、店主に注意を促す。
「えぇ…ですが、これでもリッチの端くれですから…そんじょそこらの冒険者如きでは、今の私にダメージを負わせる事は出来ませんから、大丈夫だと思いますよ。
それに、此処は安全地帯とは言え、雑貨屋の店主権限で骸骨兵を喚び出す事も出来ますし…最悪、この場をモンスターハウスにする事だって可能ですので…。」
確かに、セーフティーエリアをモンスターハウスにされれば、そんじょそこらの冒険者では太刀打ち出来ない出来ないだろう…しかし…。
「セーフティーゾーンがモンスターハウスにって…本気で考えたくない悪夢だよな…。」
「そうですね…ですので、一応ですが注意勧告として、そちらに立て看板を設置しております。」
そう言って、店主のリッチは雑貨屋の端の方にある立て看板を指さす。
そこには「マナーの悪いお客様はお断りしております。また、あまりに酷い場合は実力で排除しますのでご了承下さい。」と書いてあった。
「は、ははは…とりあえず、僕としてはちゃんと看板を読んでくれる事を祈るよ…。
まぁ、出来る事なら、マナーの悪い冒険者以外に、害が及ばない様にして欲しい所ではあるけどね。」
「流石に、そこまでは保証出来ませんが、善処だけはしますよ。」
「うん…無理しない程度に頼んだよ。」
僕はそう言うと、第29階層の人がいないエリアへと、ダンジョンマスター権限を利用して転移するのだった…。
その為、己の限界を超えて挑戦し、志半ばで死んでしまう者もいる。
ダンジョン…それは、通常では手に入れる事すら不可能な、貴重な魔法道具が手に入る場所である。
その為、空間魔法が付与され大量の荷物を運んだり出来る魔法の鞄などの貴重な魔法道具により巨額な富を手に入れる者もいる。
ダンジョン…それは、魔法でも治らない様な病気や失われた部位すらも復活させる事が可能な回復薬等の道具が手に入るかも知れない場所である。
その為、死を待つしかない者や、事故などにより腕や脚を失った者にとって最後の希望として、それらのアイテムに望みを託す者もいたりする。
それ即ち、絶望すらも覆す可能性を持った希望の場所でり、己の力を誇示する場所でもある。
故に、ダンジョンには数多の挑戦者が命懸けで挑む場所だと言える。
そんな命懸けな場所を、僕は、まるで近所を散歩をするかの様に、のんびりと歩いていた。
そんな危険な場所を歩いているのだから、当然ながら危険な魔物にも出くわす事になる。
もっとも、今の僕には、そんじょそこらの魔物では相手にならないし、何より、このダンジョンの中では僕に襲い掛かってくる魔物は、一部の例外を除き、存在していない。
何故なら、このダンジョンの全てを支配しているダンジョンマスターと呼ばれる存在こそが、僕の正体なのだから…。
「ってな訳、ここまで来たんだけど…最近、冒険者の入りってどうなってるんだ?」
そう…今、僕が居るのはダンジョンの第10階層へと続く階段の前…所謂、安全空間と呼ばれる場所である。
本当ならば、直接ここに転移してきたかったのだが、僕がダンジョンに入った時、ちょうどこの場所に人がいたので、少し離れた人がいない場所へと転移して、時間を掛けて歩いてきたのだ。
そのお陰か、此処にいた者達は、次の階層へと歩みを進めたのか、ここにたどり着いた頃には、冒険者達の姿は見えなかった。
そして、今僕と話している相手は、このセーフティーゾーンで、唯一の雑貨屋を開いている店主であるリッチと呼ばれる不死者だったりする。
「そうですね…マスターが、このダンジョンを10階層から100階層へと拡張したお陰で、それなりに人の出入りは多くなった気がしますね。
ただ、その分、マナーの悪い冒険者も増えてきたのは、些か問題かと思いますが…。」
不死者であるリッチに、冒険者のマナーが悪いと言われるのどうかと思うが、内容が気になるので確認をする。
「…と言うと?」
「そうですね、極一部の冒険者に言える事ですが、自分の手に負えない魔物を、わざと他の冒険者に押し付ける様にして逃げる者とか、傷付いてる冒険者を殺して、戦利品とかを奪う者も見掛けますね。」
「うわぁ…確かに僕の知ってるダンジョンの知識で、そんな人がいるのは知ってはいるが、僕のダンジョンでもそんなヤツ居るのか…。」
やはり、よくある小説とかでもそうだが、当然の事の様に人の物を奪おうとするヤツがいるんだな……。
「えぇ…ですが、先程も言いましたが、あくまで極一部の冒険者…ですけどね。」
そりゃまぁ、全員がそんなヤツだとしたら、そこら中、死屍累々で大変な事になってる事だろう…。
って言うか、ぶっちゃけ、少数でも問題なのだが…。
「あ~…でも、そうすると弱い仲間や奴隷を囮にして…ってヤツもいそうだな。」
テンプレと言えばテンプレだが、先程のマナーが悪いと言ってた内容から想像するに、相手を騙すヤツや、強制的に奴隷を囮に使うヤツもいそうだな。
「えぇ、残念ながら…確かに、その様な輩もいますね…。
もっとも、そんな事をしている者達は、上に報告していますので、強い魔物達に出会うと優先的に倒されますが…。」
「…そうなのか?」
「はい、このダンジョンでは、悪質な行為をする冒険者を優先的に排除する様に魔物達が動きますから。」
とは言え、上に報告と言われても、僕には、そんな報告が回って来た事は一度もない。
つまり、ダンスラ(ダンジョンのサブマスター権限を持つスライム)が、自分の判断で、その様な悪質な冒険者を優先的に排除する様にしていると言う事か…。
うん、本当に良く気の利くスライムだ…と言うか、本当にスライムなのだろうか?
「それはそうと、何か用があったんじゃないんですか?」
僕がダンスラについて考えていると、店主のリッチに声を掛けられる。
それにより、わざわざ、この階層にやって来た理由を思い出した。
「あ、そうだった…この雑貨屋って、高級回復薬って扱ってる?」
店主に言われて、ここまで来た理由を思い出した僕は、店主に確認をする。
「ハイポーションですか?それでしたら、うろ覚えですが、うちではなく、19階層の雑貨屋からだったと思いますが…。」
「あちゃ~、19階層の方だったか…。」
そう…ダンジョンを大幅10倍に拡張した際に、店舗数を大幅に増やした事が原因で、何処の階層から、高級回復薬を扱う様にしたのか、良く覚えてなかったのだ。
「いえ、もしかしたら29階層の方だったかも知れません…ですので、先に29階層に行った方が無難かも知れませんよ?」
確かに、言われてみれば深い階層の方が扱っている可能性が高い。
手間を考えるなら深い階層に移動した方が無難だ。
「あぁ、確かに、そっちの方が良いかもな、サンキュー!」
「いえいえ、どういたしまして。」
「あ、そうだ!そんだけマナーの悪いヤツが増えてきてるんだから、お前も襲われない様に注意しなよ?」
マナーが悪い冒険者が多いので、店主を攻撃して商品を奪おうとする輩が居ても可笑しくないので、念の為、店主に注意を促す。
「えぇ…ですが、これでもリッチの端くれですから…そんじょそこらの冒険者如きでは、今の私にダメージを負わせる事は出来ませんから、大丈夫だと思いますよ。
それに、此処は安全地帯とは言え、雑貨屋の店主権限で骸骨兵を喚び出す事も出来ますし…最悪、この場をモンスターハウスにする事だって可能ですので…。」
確かに、セーフティーエリアをモンスターハウスにされれば、そんじょそこらの冒険者では太刀打ち出来ない出来ないだろう…しかし…。
「セーフティーゾーンがモンスターハウスにって…本気で考えたくない悪夢だよな…。」
「そうですね…ですので、一応ですが注意勧告として、そちらに立て看板を設置しております。」
そう言って、店主のリッチは雑貨屋の端の方にある立て看板を指さす。
そこには「マナーの悪いお客様はお断りしております。また、あまりに酷い場合は実力で排除しますのでご了承下さい。」と書いてあった。
「は、ははは…とりあえず、僕としてはちゃんと看板を読んでくれる事を祈るよ…。
まぁ、出来る事なら、マナーの悪い冒険者以外に、害が及ばない様にして欲しい所ではあるけどね。」
「流石に、そこまでは保証出来ませんが、善処だけはしますよ。」
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