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~第六章:冒険者編(後期)~
199ページ目…奇襲攻撃
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話は変わるが、最近、稀に異様な程、勘が働く事が多くなってきていたりする。
特に危険に関しては、自分でも異常だと思えるほどに…。
その為、僕は嫌な予感がした瞬間、プリンを抱き締めると後方へと思い切り飛び退いた。
そして、それが正しかった事を証明するが如く、火球の魔法が今まで居た場所を直撃した。
あと数瞬、逃げるのが遅れていたら、僕達は大怪我を負っていたかも知れない。
『チッ!』
少し離れた所から、舌打ちが聞こえた。
僕は慌てて、その音がした方へと視線を向ける…するとそこには、一人の男が居た。
どうやら、外見的には僕とそれほど年が離れていない様に見えるその男は、僕達を明らかに敵と認識している様で、再度、火球の魔法を唱え始めた。
「プリン!」
僕の呼び掛けに、それだけで僕が何を言おうとしているのか理解したプリンは、直ぐさま行動に移す。
そこには、新しい装備の実験を開始するプリンの姿があった。
「さっそく、試します!〖飛行〗」
その瞬間、プリンの着ている鎧の翼部が一瞬で広がったかと思うと青い光を纏う。
その後、プリンの体は宙に浮くと、まるで氷の上を滑るかの様に飛んでいく。
僕は、プリンがちゃんと飛べる事を確認すると、そのまま男の方を見た。
そして、やはりそうだったか…疑念は確信へと変わる。
〖神眼〗の効果で、相手のステータスを確認を取る事が出来たからだ。
そう…男の称号に、やはりと言うべきか、『零の使い魔』と言う称号があったのだ。
「プリン、『零の使い魔』だ!気を付けろッ!」
「はい、ご主人様ッ!」
だが、その返事が僕に届くよりも先に男の放った魔法が僕に迫ってきた。
とは言え、僕も、ぼーとしている訳ではなく、既に戦闘準備は完了している。
「〖魔法:加速&身体強化〗からの~〖スキル:疾風迅雷〗ッ!」
無詠唱と多重詠唱を併用し、加速の魔法と身体強化の魔法を同時に発動させる。
そこに、仲間であるアリスのスキルを〖完璧模倣〗で写し取ったスキルを発動させる。
このスキル、疾風迅雷とは、高速移動出来るスキルで、熟練者が使えば瞬間移動をしているのでは?と思えるほどの速度で動く事が可能となる。
もっとも、僕がこのスキルを上手く扱えるかと言えば…もちろん、否である。
とは言え、瞬間移動とはいかないまでも、身体強化や加速されている状態で、そんなスキルを使えば単純な攻撃なんて、まず当たる物ではない。
その為、男の放った魔法は全て明後日の方へと飛んでいき、離れた場所で爆発を引き起こしていた。
「くそ!これも躱すか!ならば、逃げるのみ!」
男はそう言うと〖空間転移〗の魔法を唱え出す。
流石に、僕達みたいに無詠唱での魔法は使えないみたいだが、詠唱を聞く限り、その男の使う魔法はかなり短縮されている様だ。
このままだと逃げ切られてしまうと判断した僕は、男を取り押さえ様としてミスを犯した。
『カツン…コロコロ…。』
男から何かが堕ちた…そう思った瞬間、つい、それを思わず見てしまったのだ。
その瞬間、その落ちた物は、激しい閃光を放ったのだ。
そう…男が落とした物はフラッシュバンとも呼ばれている『閃光手榴弾』または『閃光弾』とも呼ばれるスタングレネード…簡単に言うと強力な目潰しだったりする。
その所為で、激しい光を直視した僕の動きは完全に封じられてしまった。
「間に合えッ!空間転移!」
『ザシュ!』
男の慌てた声がしたかと思うと、少し遅れて何かを切り裂いた音を僕の耳は捉えていた。
だが、普段から〖空間転移〗の魔法を使う僕は、そのタイミングから男が逃げた事を悟る。
やがて、視力が回復すると僕の前でプリンが心配そうな顔をしていた。
「ご主人様、大丈夫ですか?」
「あ、あぁ、すまない…さっきの閃光で目が見えなくなって動けなかったけど、今は、もう大丈夫だよ。
まぁ、敵には逃げられちゃった様だけど…。」
「そうですね、まだ〖飛行〗に慣れていない所為もありますが、タイミングが遅れてしまいました。
ですが、それなりの深傷は負わせる事は出来たとは思います。
それでも、手応えはイマイチでしたから、おそらく致命傷までは…。」
と、プリンは申し訳なさそうに呟く。
「ってか、プリン、さっきのヤツが見えてたのッ!?」
僕はまともに見てしまい、全く見えていなかったが、位置的にプリンだって閃光で目をやられていても不思議ではなかったはずである。
「いえ、流石に、私も光で見えてませんでしたが、その…〖気配感知〗で攻撃を…。」
と、何でもない事の様にプリンが言ってくる。
やはり、こんな場面でも、プリンの方が僕よりも強いと実感出来る…と言うか、戦い慣れている様だ。
「まぁ、逃がしたのは残念だけど、プリンに怪我が無くて良かった。」
「そうですね…次こそは、ちゃんと仕留めたいです。」
「いやいや、僕の言ってるのは、仕留めるんじゃなくて捕らえるんだよ?」
「………大丈夫です、ちゃんと捕まえます。」
「…う、うん、信じてるよ。」
微妙に開いた間が、不安を募らせるが僕はプリンを信じる事にした。
「それそれとして、話は変わるが初フライトの感想は?」
「そうですね…思っていたよりは、飛ぶと言うよりは滑ると言った方が、しっくりすると思いました。
あとは、何処まで高く飛べるか…でしょうか?」
「まぁ、僕のダンジョン…しかも、第6階層じゃ天井が低いからな…。
なら、今度、外で確認でもしよう。」
僕はそう言うと、プリンを連れてダンジョンを後にするのだった…。
特に危険に関しては、自分でも異常だと思えるほどに…。
その為、僕は嫌な予感がした瞬間、プリンを抱き締めると後方へと思い切り飛び退いた。
そして、それが正しかった事を証明するが如く、火球の魔法が今まで居た場所を直撃した。
あと数瞬、逃げるのが遅れていたら、僕達は大怪我を負っていたかも知れない。
『チッ!』
少し離れた所から、舌打ちが聞こえた。
僕は慌てて、その音がした方へと視線を向ける…するとそこには、一人の男が居た。
どうやら、外見的には僕とそれほど年が離れていない様に見えるその男は、僕達を明らかに敵と認識している様で、再度、火球の魔法を唱え始めた。
「プリン!」
僕の呼び掛けに、それだけで僕が何を言おうとしているのか理解したプリンは、直ぐさま行動に移す。
そこには、新しい装備の実験を開始するプリンの姿があった。
「さっそく、試します!〖飛行〗」
その瞬間、プリンの着ている鎧の翼部が一瞬で広がったかと思うと青い光を纏う。
その後、プリンの体は宙に浮くと、まるで氷の上を滑るかの様に飛んでいく。
僕は、プリンがちゃんと飛べる事を確認すると、そのまま男の方を見た。
そして、やはりそうだったか…疑念は確信へと変わる。
〖神眼〗の効果で、相手のステータスを確認を取る事が出来たからだ。
そう…男の称号に、やはりと言うべきか、『零の使い魔』と言う称号があったのだ。
「プリン、『零の使い魔』だ!気を付けろッ!」
「はい、ご主人様ッ!」
だが、その返事が僕に届くよりも先に男の放った魔法が僕に迫ってきた。
とは言え、僕も、ぼーとしている訳ではなく、既に戦闘準備は完了している。
「〖魔法:加速&身体強化〗からの~〖スキル:疾風迅雷〗ッ!」
無詠唱と多重詠唱を併用し、加速の魔法と身体強化の魔法を同時に発動させる。
そこに、仲間であるアリスのスキルを〖完璧模倣〗で写し取ったスキルを発動させる。
このスキル、疾風迅雷とは、高速移動出来るスキルで、熟練者が使えば瞬間移動をしているのでは?と思えるほどの速度で動く事が可能となる。
もっとも、僕がこのスキルを上手く扱えるかと言えば…もちろん、否である。
とは言え、瞬間移動とはいかないまでも、身体強化や加速されている状態で、そんなスキルを使えば単純な攻撃なんて、まず当たる物ではない。
その為、男の放った魔法は全て明後日の方へと飛んでいき、離れた場所で爆発を引き起こしていた。
「くそ!これも躱すか!ならば、逃げるのみ!」
男はそう言うと〖空間転移〗の魔法を唱え出す。
流石に、僕達みたいに無詠唱での魔法は使えないみたいだが、詠唱を聞く限り、その男の使う魔法はかなり短縮されている様だ。
このままだと逃げ切られてしまうと判断した僕は、男を取り押さえ様としてミスを犯した。
『カツン…コロコロ…。』
男から何かが堕ちた…そう思った瞬間、つい、それを思わず見てしまったのだ。
その瞬間、その落ちた物は、激しい閃光を放ったのだ。
そう…男が落とした物はフラッシュバンとも呼ばれている『閃光手榴弾』または『閃光弾』とも呼ばれるスタングレネード…簡単に言うと強力な目潰しだったりする。
その所為で、激しい光を直視した僕の動きは完全に封じられてしまった。
「間に合えッ!空間転移!」
『ザシュ!』
男の慌てた声がしたかと思うと、少し遅れて何かを切り裂いた音を僕の耳は捉えていた。
だが、普段から〖空間転移〗の魔法を使う僕は、そのタイミングから男が逃げた事を悟る。
やがて、視力が回復すると僕の前でプリンが心配そうな顔をしていた。
「ご主人様、大丈夫ですか?」
「あ、あぁ、すまない…さっきの閃光で目が見えなくなって動けなかったけど、今は、もう大丈夫だよ。
まぁ、敵には逃げられちゃった様だけど…。」
「そうですね、まだ〖飛行〗に慣れていない所為もありますが、タイミングが遅れてしまいました。
ですが、それなりの深傷は負わせる事は出来たとは思います。
それでも、手応えはイマイチでしたから、おそらく致命傷までは…。」
と、プリンは申し訳なさそうに呟く。
「ってか、プリン、さっきのヤツが見えてたのッ!?」
僕はまともに見てしまい、全く見えていなかったが、位置的にプリンだって閃光で目をやられていても不思議ではなかったはずである。
「いえ、流石に、私も光で見えてませんでしたが、その…〖気配感知〗で攻撃を…。」
と、何でもない事の様にプリンが言ってくる。
やはり、こんな場面でも、プリンの方が僕よりも強いと実感出来る…と言うか、戦い慣れている様だ。
「まぁ、逃がしたのは残念だけど、プリンに怪我が無くて良かった。」
「そうですね…次こそは、ちゃんと仕留めたいです。」
「いやいや、僕の言ってるのは、仕留めるんじゃなくて捕らえるんだよ?」
「………大丈夫です、ちゃんと捕まえます。」
「…う、うん、信じてるよ。」
微妙に開いた間が、不安を募らせるが僕はプリンを信じる事にした。
「それそれとして、話は変わるが初フライトの感想は?」
「そうですね…思っていたよりは、飛ぶと言うよりは滑ると言った方が、しっくりすると思いました。
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「まぁ、僕のダンジョン…しかも、第6階層じゃ天井が低いからな…。
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