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~第五章:ダンジョン開拓編~
156ページ目…ダンジョン改造計画【2】
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ダンジョンポイントが溜まったとのスライムからの報告を受け、ダンジョンマスターの部屋である第11階層の部屋へ転移してきた僕達…と、言っても僕とプリンの二人なのだが、さっそく作業に取り掛かろうとする。
だが、そこに表示されているダンジョンポイントを見て、僕は違和感を覚えた。
「あれ?これって…。」
僕が疑問に思ったのも仕方がない事、何故なら、ダンジョンポイントが僕の予想よりも、大幅に多いのだ。
それも、不自然な程…である。
「でも、何で、こんなにポイントがあるんだ?」
〔実は、余所者が探索許可のない免許しか持っていなかったにも関わらず、ダンジョンに入り荒らし回る物ですから、キツめの罰を与えたのですが…その際に、大怪我を負った為に、それが原因でポイントが増えたのだと思われます。〕
「ふむ…で、その余所者は死んだのか?」
〔いえ、あの様子からして、その可能性は低いかと…直ぐに治療をしたのであれば、命に別状はないかと。〕
「そっか、それなら安心かな?とりあえず、これからダンジョンの改造に入ろうと思うんだが良いかな?」
〔畏まりました。〕
スライムはそれだけ言うと、作業の邪魔にならない様に後ろへと下がる。
「んじゃ、まずは、今まで放置していた第9階層と第10階層の部屋の大きさの改造からだな。
そうだな、第9階層に関しては第8階層同様に10km×10kmで良いとして、第10階層に感しては僕を守る守護者の為の部屋、ある意味ではラスボス的な存在を配置する訳だから…。」
そこまで考えた僕は、ふと疑問になってダンジョン内に発生出来る魔物の種類を強い順で表示させる。
そして、その頂点に立つのは、やはりファンタジーの王道だと言うべき存在、ドラゴンの名前が表示されていた。
とは言え、ダンジョンに縛り付けておける存在と言うレベルでの話なので、最強の種ではなく、あくまでも宝石の名を冠する種までなのだが、その存在は誰の目から見ても驚異的である。
つまり、最強種ではなくとも人間如きが…ましてや、個人レベルで倒せる様な存在ではないと言う事だ。
それなのに、その存在がリストにある事に僕は歓喜を覚え、そして狂気した。
何故ならば、先程まで僕が作り出したガーゴイルが、冒険者達を誰も通す事のない守護者として活躍していたのだ。
ならば、この理不尽な存在を贄にして、僕が思う最強の存在を作り出す事が出来れば、このダンジョンは誰にも攻略される事が無くなる事を意味していた。
とは言え、今はまだその時ではない…まだまだ準備段階なのだ。
それでも竜を作り出せるのを知った僕は第9階層の広さを10km×から10kmではなく、一気に200km×200kmへと変更して入力する。
当然、それに伴いダンジョンポイントが大幅に削られる訳で…大幅なポイント不足が懸念される。
だが、それでもやらなければいけないと本能的に理解する。
その時点で、僕はダンジョンマスターとして、すでに狂気に侵されているのかもしれない。
〔御主人様、何故、そんなに広いマップに?〕
スライムが〖念話〗を使い、僕に聞いてくる。
「あぁ…この第9階層の部屋の事だよね?
この部屋は今でこそ1つの階層になっているが、将来的には4つの階層に分ける予定なんだよ。」
〔と、言いますと?〕
「僕の考えでは、この階層には4種類のドラゴンを配置する。
そして、この先ダンジョンポイントが更に増え、もっともっと改造出来る様になった時、この部屋を分割して違う階層として扱うつもりなんだよ。
つまり、現在はダンジョンポイントの都合の関係で一つの階層だが、将来的に4つの階層になるはずの物を、ポイントがある内に作っておこうって事だよ。」
〔なるほど、それなら、現在、ダンジョンポイントが幾つあっても足りないですね。〕
本当に分かっているか疑問だが、サブマスターのスライム君は、僕の考えに同意を示す。
「あぁ、僕が人を殺さない様に…なんて考えてる内は、なかなかダンジョンポイントを手に入れるのは難しい話だと思うけどね。」
〔でしたら、私がボスの変わりに、その役目を…。〕
「いや、それでも僕の作ったダンジョンである以上、僕はまだ、極力、死者は出したくないんだ。」
〔…『まだ』なんですね…。〕
「あぁ、まだ…ね、そもそも、ドラゴンと戦おうとして死者を出さない様に、何て言うのは当然ながら無理な話だ。
かく言う僕だって、あの時、プリンがいなければ間違いなく死んでいただろうからね。」
そう、分裂していたとは言え、『魔王化』していた僕は、普通ではあり得ない程の力を有していた。
それでも、あの時プリンがいなければ油断していた僕は死んでいた。
否、油断していなかったとしてもプリンがいなければ死んでいたはずだ。
それほどまでに、ドラゴンと言う物は圧倒的に強く恐ろしい存在なのだ。
そんな存在をダンジョンに配置し支配下に置ける事対し狂気を覚え…そして驚喜した。
「だからこそ、その力を我が物に…。」
そんな言葉が僕の口から誰の耳にも届かない程の小さな声で呟く。
そう、僕の耳にすら届かない程、小さな声で…。
〔ボス、何か言いましたか?〕
「いや、何も?それより、やはり、ダンジョンポイントが厳しくなったね。
まぁ、予定を色々と変える事になるけど、そこそこな物にしないとな…。」
そう…第8、第9階層でアラクネやメデューサなどの上位種を設置する予定だったのだが、第9階層にドラゴンを設置する事にしたのだから、当然ながら第9階層にはそいつ等を置く事が出来ない。
いや、正確には『置くだけ』ならば問題はないんだろう。
だが、それを使って何かをしようとしても、多分、ドラゴンの餌にしかならないだろう。
そうなれば、ダンジョンポイントの無駄遣いでしかない。
そんな事の為に貴重なダンジョンポイントを使うのは無意味だと言う事だ。
とは言え、このままダンジョンの改造を終了、と言う訳にはいかない訳で…。
やる事をやらなければ、このダンジョンを狙う者に、食い物にされてしまうのだから…。
僕は、残っているダンジョンポイントを確認して、可能な限りダンジョンの改造をしていくのだった…。
だが、そこに表示されているダンジョンポイントを見て、僕は違和感を覚えた。
「あれ?これって…。」
僕が疑問に思ったのも仕方がない事、何故なら、ダンジョンポイントが僕の予想よりも、大幅に多いのだ。
それも、不自然な程…である。
「でも、何で、こんなにポイントがあるんだ?」
〔実は、余所者が探索許可のない免許しか持っていなかったにも関わらず、ダンジョンに入り荒らし回る物ですから、キツめの罰を与えたのですが…その際に、大怪我を負った為に、それが原因でポイントが増えたのだと思われます。〕
「ふむ…で、その余所者は死んだのか?」
〔いえ、あの様子からして、その可能性は低いかと…直ぐに治療をしたのであれば、命に別状はないかと。〕
「そっか、それなら安心かな?とりあえず、これからダンジョンの改造に入ろうと思うんだが良いかな?」
〔畏まりました。〕
スライムはそれだけ言うと、作業の邪魔にならない様に後ろへと下がる。
「んじゃ、まずは、今まで放置していた第9階層と第10階層の部屋の大きさの改造からだな。
そうだな、第9階層に関しては第8階層同様に10km×10kmで良いとして、第10階層に感しては僕を守る守護者の為の部屋、ある意味ではラスボス的な存在を配置する訳だから…。」
そこまで考えた僕は、ふと疑問になってダンジョン内に発生出来る魔物の種類を強い順で表示させる。
そして、その頂点に立つのは、やはりファンタジーの王道だと言うべき存在、ドラゴンの名前が表示されていた。
とは言え、ダンジョンに縛り付けておける存在と言うレベルでの話なので、最強の種ではなく、あくまでも宝石の名を冠する種までなのだが、その存在は誰の目から見ても驚異的である。
つまり、最強種ではなくとも人間如きが…ましてや、個人レベルで倒せる様な存在ではないと言う事だ。
それなのに、その存在がリストにある事に僕は歓喜を覚え、そして狂気した。
何故ならば、先程まで僕が作り出したガーゴイルが、冒険者達を誰も通す事のない守護者として活躍していたのだ。
ならば、この理不尽な存在を贄にして、僕が思う最強の存在を作り出す事が出来れば、このダンジョンは誰にも攻略される事が無くなる事を意味していた。
とは言え、今はまだその時ではない…まだまだ準備段階なのだ。
それでも竜を作り出せるのを知った僕は第9階層の広さを10km×から10kmではなく、一気に200km×200kmへと変更して入力する。
当然、それに伴いダンジョンポイントが大幅に削られる訳で…大幅なポイント不足が懸念される。
だが、それでもやらなければいけないと本能的に理解する。
その時点で、僕はダンジョンマスターとして、すでに狂気に侵されているのかもしれない。
〔御主人様、何故、そんなに広いマップに?〕
スライムが〖念話〗を使い、僕に聞いてくる。
「あぁ…この第9階層の部屋の事だよね?
この部屋は今でこそ1つの階層になっているが、将来的には4つの階層に分ける予定なんだよ。」
〔と、言いますと?〕
「僕の考えでは、この階層には4種類のドラゴンを配置する。
そして、この先ダンジョンポイントが更に増え、もっともっと改造出来る様になった時、この部屋を分割して違う階層として扱うつもりなんだよ。
つまり、現在はダンジョンポイントの都合の関係で一つの階層だが、将来的に4つの階層になるはずの物を、ポイントがある内に作っておこうって事だよ。」
〔なるほど、それなら、現在、ダンジョンポイントが幾つあっても足りないですね。〕
本当に分かっているか疑問だが、サブマスターのスライム君は、僕の考えに同意を示す。
「あぁ、僕が人を殺さない様に…なんて考えてる内は、なかなかダンジョンポイントを手に入れるのは難しい話だと思うけどね。」
〔でしたら、私がボスの変わりに、その役目を…。〕
「いや、それでも僕の作ったダンジョンである以上、僕はまだ、極力、死者は出したくないんだ。」
〔…『まだ』なんですね…。〕
「あぁ、まだ…ね、そもそも、ドラゴンと戦おうとして死者を出さない様に、何て言うのは当然ながら無理な話だ。
かく言う僕だって、あの時、プリンがいなければ間違いなく死んでいただろうからね。」
そう、分裂していたとは言え、『魔王化』していた僕は、普通ではあり得ない程の力を有していた。
それでも、あの時プリンがいなければ油断していた僕は死んでいた。
否、油断していなかったとしてもプリンがいなければ死んでいたはずだ。
それほどまでに、ドラゴンと言う物は圧倒的に強く恐ろしい存在なのだ。
そんな存在をダンジョンに配置し支配下に置ける事対し狂気を覚え…そして驚喜した。
「だからこそ、その力を我が物に…。」
そんな言葉が僕の口から誰の耳にも届かない程の小さな声で呟く。
そう、僕の耳にすら届かない程、小さな声で…。
〔ボス、何か言いましたか?〕
「いや、何も?それより、やはり、ダンジョンポイントが厳しくなったね。
まぁ、予定を色々と変える事になるけど、そこそこな物にしないとな…。」
そう…第8、第9階層でアラクネやメデューサなどの上位種を設置する予定だったのだが、第9階層にドラゴンを設置する事にしたのだから、当然ながら第9階層にはそいつ等を置く事が出来ない。
いや、正確には『置くだけ』ならば問題はないんだろう。
だが、それを使って何かをしようとしても、多分、ドラゴンの餌にしかならないだろう。
そうなれば、ダンジョンポイントの無駄遣いでしかない。
そんな事の為に貴重なダンジョンポイントを使うのは無意味だと言う事だ。
とは言え、このままダンジョンの改造を終了、と言う訳にはいかない訳で…。
やる事をやらなければ、このダンジョンを狙う者に、食い物にされてしまうのだから…。
僕は、残っているダンジョンポイントを確認して、可能な限りダンジョンの改造をしていくのだった…。
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