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~第五章:ダンジョン開拓編~
147ページ目…レベリング【6】
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守護者の間…即ち、守護者が守る部屋である。
各階層の階段を守るフロアマスターと違い、守護者と名乗るのに相応しい力を持つ魔物。
その為、守護者を倒す事が出来れば、それだけで周囲の者達に実力を認められる存在である。
そして、討伐ボーナスとして、ドロップ率100%のオマケ付きな為、ダンジョンを攻略する者に取っては避けては通れない強敵でもあった。
当然ながら、その強さに比例するかの如く、手に入るドロップも基本的に、普段では絶対に手に入らない様な物だったりする。
ちなみに、僕のダンジョンでも守護者を倒して手に入る物に関しては、ちょっとだけ凝った物を用意している。
つまり、ほにゃららシリーズと言う様な…シリーズ毎に何種類かある部分を揃えると特殊効果が発動すると言う様な、コレクター魂を揺さぶる要素を取り入れている。
なので、一度倒したら終了と言う訳ではなく、何度も何度も倒すとか、他の冒険者から手に入れる等の付加価値を与え、何度も挑む必要性を与えている。
しかも、ドロップするのは完全にランダムであり、運が悪ければ同じ物を何個も手に入れる事になるので、シリーズを一揃えするのに時間がお金が掛かる事になる。
つまり、ダンジョンマスターである僕としては、ダンジョンポイントを稼ぐ、良い撒き餌となる訳だ。
そんな守護者を前に、現在、僕達はのんびりと作戦会議をしている。
そんな事が出来るのも、ひとえに僕がダンジョンマスターだからだ。
「それじゃ、さっき言った様に、攻撃の要はプリンで仲間に攻撃が当たらない様に注意しつつ、多方向から攻撃…各自、手筈通り戦ってみてくれ。
それと、何度も言うが、あのガーゴイルはすごく硬い。
武器や素手で直接攻撃するのではなく、武器等に闘気や魔力を纏わせて攻撃する様に。
じゃないと、武器が壊れたり怪我をするからね?」
自分で作り出したとは言え、あのガーゴイルの硬さは厄介だ。
まぁ、素材がダンジョンの壁を利用しているのだから、さもありなん…と言う所か?
それに、下手に攻撃すると武器が壊れるのは、以前、戦った事のある僕は嫌と言うほど味わっている。
まぁ、そのお陰で、偶然とは言え〖魔法:模型創造〗を見て覚えていなければ、僕は大量の武器を壊した事で大赤字になる所だった。
とは言え、今回のメンバーの中で、プリン以外の装備は、基本的に僕が作っているので修理する事は余裕だと思う。
そもそもな話、武器が壊れる事を前提に、守護者に戦いを挑ませると言うのはどうなんだろう?
守護者を倒せれば御の字、倒せなくても戦った事による実戦経験が手に入るのは言うまでもない。
だが、武器が壊れれば修繕費も馬鹿にならない。
あくまで、〖魔法:模型想像〗で修理出来るから可能な戦い方である。
ただし、プリンが攻撃の要となって居るのだから、おそらく、特別な事をしなくても倒してしまうだろと思う。
何故なら、何度も魔王化して、僕と一緒に戦ってきたプリンは確実にスキルも強化されているし、普段から僕の動きをしっかりとサポートしてくれる。
そんなプリンが、こんな守護者如きに負けるとは到底思えないのだ。
「それじゃ、みんな、勝つ必要はないんだから、くれぐれも無理や無茶はしない様にね。」
そう言うと、僕はみんなから離れて壁際に移動する…。
そう、今回の守護者討伐に関しては僕は傍観者だ。
何故なら、僕が攻撃しようとするとダンジョンマスターへの攻撃を許可されていない守護者が動かなくなるからだ。
それでは、戦う意味がない…確かに、それでも幾ばくかの経験値は手に入るだろうが、それでは実戦経験が積めないのでは意味がないと考えての行動だ。
「それでは、みなさん…全力で行きますよ!」
「「「はい!」」」
プリンの号令で他のメンバーも瞬時に戦闘態勢に入る。
レオナとアリスは、若干、心許ないが戦闘経験自体少ないのだから仕方がないのかもしれない。
ただ…ローラも、しっかりと集団行動を取れているのには驚きを隠せない。
自由気まま…いや、この場合は自由奔放と言った方が良いのか?
他のヤツの事なんて気にしない様なヤツだったのに、いつの間にか…知らない内に成長していたんだなと、老婆心ながら感動してしまった。
僕がそんな事を考えてるとは思わないのか、すぐに戦闘が開始されている。
「「えい!」」
クズハとアリスが同じタイミングで攻撃を放つ…クズハはクロスボウ、アリスは弓だ。
もっとも、この攻撃は牽制攻撃だ…実際、当たらなくても問題ないのだが、ここは、きちんと当てている辺り、二人の命中率の高さが覗える。
しかし、当然の様にガーゴイルにはダメージが入っておらず、その動きを止めずにレオナに向けて突進を続ける。
だが、その突進はプリンの攻撃で中断される事になる。
何故なら、プリンが攻撃したのは下から打ち上げる攻撃だからだ。
おそらくは、触手による打撃だと推測するが…その攻撃で空中に飛び上がったガーゴイルに、同じく下からローラが追撃をする。
「我 はなつ 〖スキル:神狼拳〗!」
すると、ローラの左右に手が金色に光り両手を押し出す様に前に出す。
ぶつかり合った光が狼の姿となりガーゴイルに噛み付く。
『バキッ!』
さすがに一撃で破壊とはいかなかったが、ガーゴイルの体に罅《ひび》が入る。
マジか…僕が初見で戦った時は、邪道だが〖スキル:魂強奪〗で無理矢理倒したと言うのに、正攻法で倒してしまう勢いだ。
「はぁ~ッ、ていッ!」
『ドゴーーーーン!』
ローラの神狼拳の衝撃で、一瞬、空中に固定されたガーゴイル目掛けてレオナが追撃を仕掛ける。
その勢いで弾き飛ばされたガーゴイルが壁に激突し、砂埃を上げる。
次の瞬間、一瞬でプリンの動きが加速する。
そのタイミングは、まさしく僕と同じ物か?身体強化と加速の合わせ技だと、すぐに分かる…。
だが、いったい何をするの気なのか?と思っていたら、とんでもない事をしてくれた。
「〖魔法:氷結弾〗…からの掌握!
〖スキル:闘気剣〗全力開放!
魔神剣・凍牙五月雨!」
その攻撃に、僕は唖然とする。
なんと、プリンは氷属性の魔法剣を作りだし、そのまま超高速の突きを連続で繰り出したのだ。
その突きを喰らったと思われる場所が次第に入り凍り付き、更に罅が入っていく。
その為、ガーゴイルの動きは封じられ、動けなくなっている。
とは言え、制御が完璧ではなかったのか、プリンの両腕も凍っていて砕けてしまっている。
あれではガーゴイルにトドメを刺す事は、無理だろう。
いったい、どうする気なのだろうか?
各階層の階段を守るフロアマスターと違い、守護者と名乗るのに相応しい力を持つ魔物。
その為、守護者を倒す事が出来れば、それだけで周囲の者達に実力を認められる存在である。
そして、討伐ボーナスとして、ドロップ率100%のオマケ付きな為、ダンジョンを攻略する者に取っては避けては通れない強敵でもあった。
当然ながら、その強さに比例するかの如く、手に入るドロップも基本的に、普段では絶対に手に入らない様な物だったりする。
ちなみに、僕のダンジョンでも守護者を倒して手に入る物に関しては、ちょっとだけ凝った物を用意している。
つまり、ほにゃららシリーズと言う様な…シリーズ毎に何種類かある部分を揃えると特殊効果が発動すると言う様な、コレクター魂を揺さぶる要素を取り入れている。
なので、一度倒したら終了と言う訳ではなく、何度も何度も倒すとか、他の冒険者から手に入れる等の付加価値を与え、何度も挑む必要性を与えている。
しかも、ドロップするのは完全にランダムであり、運が悪ければ同じ物を何個も手に入れる事になるので、シリーズを一揃えするのに時間がお金が掛かる事になる。
つまり、ダンジョンマスターである僕としては、ダンジョンポイントを稼ぐ、良い撒き餌となる訳だ。
そんな守護者を前に、現在、僕達はのんびりと作戦会議をしている。
そんな事が出来るのも、ひとえに僕がダンジョンマスターだからだ。
「それじゃ、さっき言った様に、攻撃の要はプリンで仲間に攻撃が当たらない様に注意しつつ、多方向から攻撃…各自、手筈通り戦ってみてくれ。
それと、何度も言うが、あのガーゴイルはすごく硬い。
武器や素手で直接攻撃するのではなく、武器等に闘気や魔力を纏わせて攻撃する様に。
じゃないと、武器が壊れたり怪我をするからね?」
自分で作り出したとは言え、あのガーゴイルの硬さは厄介だ。
まぁ、素材がダンジョンの壁を利用しているのだから、さもありなん…と言う所か?
それに、下手に攻撃すると武器が壊れるのは、以前、戦った事のある僕は嫌と言うほど味わっている。
まぁ、そのお陰で、偶然とは言え〖魔法:模型創造〗を見て覚えていなければ、僕は大量の武器を壊した事で大赤字になる所だった。
とは言え、今回のメンバーの中で、プリン以外の装備は、基本的に僕が作っているので修理する事は余裕だと思う。
そもそもな話、武器が壊れる事を前提に、守護者に戦いを挑ませると言うのはどうなんだろう?
守護者を倒せれば御の字、倒せなくても戦った事による実戦経験が手に入るのは言うまでもない。
だが、武器が壊れれば修繕費も馬鹿にならない。
あくまで、〖魔法:模型想像〗で修理出来るから可能な戦い方である。
ただし、プリンが攻撃の要となって居るのだから、おそらく、特別な事をしなくても倒してしまうだろと思う。
何故なら、何度も魔王化して、僕と一緒に戦ってきたプリンは確実にスキルも強化されているし、普段から僕の動きをしっかりとサポートしてくれる。
そんなプリンが、こんな守護者如きに負けるとは到底思えないのだ。
「それじゃ、みんな、勝つ必要はないんだから、くれぐれも無理や無茶はしない様にね。」
そう言うと、僕はみんなから離れて壁際に移動する…。
そう、今回の守護者討伐に関しては僕は傍観者だ。
何故なら、僕が攻撃しようとするとダンジョンマスターへの攻撃を許可されていない守護者が動かなくなるからだ。
それでは、戦う意味がない…確かに、それでも幾ばくかの経験値は手に入るだろうが、それでは実戦経験が積めないのでは意味がないと考えての行動だ。
「それでは、みなさん…全力で行きますよ!」
「「「はい!」」」
プリンの号令で他のメンバーも瞬時に戦闘態勢に入る。
レオナとアリスは、若干、心許ないが戦闘経験自体少ないのだから仕方がないのかもしれない。
ただ…ローラも、しっかりと集団行動を取れているのには驚きを隠せない。
自由気まま…いや、この場合は自由奔放と言った方が良いのか?
他のヤツの事なんて気にしない様なヤツだったのに、いつの間にか…知らない内に成長していたんだなと、老婆心ながら感動してしまった。
僕がそんな事を考えてるとは思わないのか、すぐに戦闘が開始されている。
「「えい!」」
クズハとアリスが同じタイミングで攻撃を放つ…クズハはクロスボウ、アリスは弓だ。
もっとも、この攻撃は牽制攻撃だ…実際、当たらなくても問題ないのだが、ここは、きちんと当てている辺り、二人の命中率の高さが覗える。
しかし、当然の様にガーゴイルにはダメージが入っておらず、その動きを止めずにレオナに向けて突進を続ける。
だが、その突進はプリンの攻撃で中断される事になる。
何故なら、プリンが攻撃したのは下から打ち上げる攻撃だからだ。
おそらくは、触手による打撃だと推測するが…その攻撃で空中に飛び上がったガーゴイルに、同じく下からローラが追撃をする。
「我 はなつ 〖スキル:神狼拳〗!」
すると、ローラの左右に手が金色に光り両手を押し出す様に前に出す。
ぶつかり合った光が狼の姿となりガーゴイルに噛み付く。
『バキッ!』
さすがに一撃で破壊とはいかなかったが、ガーゴイルの体に罅《ひび》が入る。
マジか…僕が初見で戦った時は、邪道だが〖スキル:魂強奪〗で無理矢理倒したと言うのに、正攻法で倒してしまう勢いだ。
「はぁ~ッ、ていッ!」
『ドゴーーーーン!』
ローラの神狼拳の衝撃で、一瞬、空中に固定されたガーゴイル目掛けてレオナが追撃を仕掛ける。
その勢いで弾き飛ばされたガーゴイルが壁に激突し、砂埃を上げる。
次の瞬間、一瞬でプリンの動きが加速する。
そのタイミングは、まさしく僕と同じ物か?身体強化と加速の合わせ技だと、すぐに分かる…。
だが、いったい何をするの気なのか?と思っていたら、とんでもない事をしてくれた。
「〖魔法:氷結弾〗…からの掌握!
〖スキル:闘気剣〗全力開放!
魔神剣・凍牙五月雨!」
その攻撃に、僕は唖然とする。
なんと、プリンは氷属性の魔法剣を作りだし、そのまま超高速の突きを連続で繰り出したのだ。
その突きを喰らったと思われる場所が次第に入り凍り付き、更に罅が入っていく。
その為、ガーゴイルの動きは封じられ、動けなくなっている。
とは言え、制御が完璧ではなかったのか、プリンの両腕も凍っていて砕けてしまっている。
あれではガーゴイルにトドメを刺す事は、無理だろう。
いったい、どうする気なのだろうか?
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