~僕の異世界冒険記~異世界冒険始めました。

破滅の女神

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~第五章:ダンジョン開拓編~

144ページ目…レベリング【4】

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 とりあえず、みんなのステータスのチェックをしよう。
 まずは、やはり僕からだな。

◆◇◆◇◆◇◆

名前:語部カタリベ 夢幻ムゲン
種族:人族
Lv:35
HP:1030/1030 MP:829/829 SP:940/940
攻撃力:720(+22) 防御力:270(+200) 魔法力:780(+50) 素早さ:380

◆◇◆◇◆◇◆

 ふむ、長剣・改と骸の魔銃の装備とは言え、攻撃力もそこそこって所かな?
 それに、B級の冒険者としてであればは、十分な攻撃力がある。
 あと、生きてる鎧のレオを装備しているからか、防御力も高いし、まぁまぁな強さがあるっぽいな。
 ただ、強いて言うのであれば、装備に関しては、なるべく早めにオリハルコン素材で作り、攻撃、防御共に完璧にしたい所である。

 よし、次は…やはりプリンかな?

◆◇◆◇◆◇◆

名前:プリン・アラモード(人化中)
種族:プリンセス・スライム
Lv:34/50
HP:1350/1350 MP:720/720 SP:940/940
攻撃力:680 防御:360 魔法力:720 素早さ:350

◆◇◆◇◆◇◆

 え~っと、何て言うかアレかな?改めてみると、本当にスライムなのか?と思う様な、ぶっ壊れ性能だよな…。
 まぁ、僕と『魔王化』…〖融合〗したりした恩恵ってのもあるんだろうが、はっきり言ってチートだ。
 とりあえず、ダンジョンの低階層でよく見かける、初心者クラスを相手にするスライムとは段違いの壊れ性能には目を疑いたくなる。
 その上、〖人化〗している状態は、誰が見ても美少女…しかも僕にベタ惚れなのだから信じられない話だ。

 さて、次は…っと、プリンの次に仲間になったクズハだな。

◆◇◆◇◆◇◆

名前:クズハ・オサキ
種族:獣人・妖狐族
Lv:19
HP:480/480 MP:320/320 SP:300/300
攻撃力:220(+20) 防御:160(+46) 魔法力:240 素早さ:180

◆◇◆◇◆◇◆

 まぁ、クズハは基本的には後方支援タイプな訳だし、装備に関しても、市販のクロスボウだから装備補正も大した事はないのは仕方がない。
 それに、防具も革の軽鎧をちょっと改造しただけだから補正に関しては、ショボイのは言うまでもない…。
 レベルも低いから仕方がないとも言えるが、まぁ、レベルが上がりもう少し強くなったら、それに見合う装備を買うか作るかしてあげたい所だ。
 とは言え、一応は近接戦闘も覚えて貰い、ある程度はソロでも戦える様になって貰いたい所ではある。
 正直、クズハの〖九尾の狐〗と言う称号が、すごく気になる所だ、何せクズハの尻尾は1本だから…ね。

 さて、次はアリスと思ったが、先にローラを確認するか…。

◆◇◆◇◆◇◆

名前:ローラ・ウルフドッグ(人狼化)
種族:フェンリル狼(幼生体)
Lv:20
HP:540/540 MP:270/270 SP:450/450
攻撃力:280(+30) 防御:170(+75) 魔法力:190 素早さ:290

◆◇◆◇◆◇◆

 ふむ、ローラにはダンジョンの壁を使った装備をさせているとは言え、レベルが低いのは仕方がない。
 もっとも、それよりも気になるのがローラが『幼生体』と言う事だ。
 つまり、同じフェンリルと言う種族でも、ローラは更に成長すると言う事を意味する。
 そうなった場合、僕の知ってるフェンリルと言うのは狼の神獣だからな…どうなるのか心配である。
 確か、神話では飼い主か何かの手を噛み切ったって話があったはずだ。
 飼い犬に手を噛まれるなんてことわざみたいな事にはなりたくないな…。
 まぁ、ローラは犬じゃなく狼だが、噛まれたくないってのは、どちらも一緒だ。

 さて、次はブラウニーのアリスだ。
 いつもなら、この時間は家とかを掃除してくれたりしているから、そこまで強くはないはずだ。

◆◇◆◇◆◇◆

名前:アリス
種族:ブラウニー
Lv:17/50
HP:300/300 MP:700/700 SP:280/280
攻撃力:150(+25) 防御:100(+10) 魔法力:340 素早さ:140

◆◇◆◇◆◇◆

 ふむふむ…やはり、アリスに装備させている短弓ショートボウは、僕が改造を加えている為か、市販の物よりは攻撃力が高い。
 だが、クズハが装備している市販のクロスボウよりも攻撃力が高いって言うのは、ぶっちゃけ…どうなんだろう?
 とは言え、よく、この程度の攻撃力でオークの頭を撃ち抜けたな…と、感心するばかりである。

 最後に、レオナなの事だが…レオナは、僕の仲間と言うよりは、ギルド預かり。
 ラオンさんの部下と言う形になっているので、正直な話、僕には、あまり関係ない。
 ただし、僕が復活させてあげたので、少しだけ面倒を見てあげようと思っているだけだ。
 もちろん、ギルド預かりだから僕達と一緒の家には住んでいない…そんな事からも分かる様に、仲間と言うよりは知り合い以上、友達未満…と言った所かな。

◆◇◆◇◆◇◆

名前:レオナ・リボン
種族:レヴェナント
Lv:4/50
HP:120/120 MP:25/25 SP:200/200
攻撃力:123(+50) 防御力:80(+100) 魔力:120 素早さ:75

◆◇◆◇◆◇◆

 ふむふむ…ある意味、生まれたてのレオナはレベルが低すぎる様だ。
 とは言え、種族的な物はともかくとして、そこそこな脅威のアンデッドの様だ。
 そんなレオナの装備はと言うと、双剣…僕が作った長剣・改の二刀流である。

 しかも、レオナに装備させている長剣・改は、作るのに慣れたからか…僕の作った長剣・改よりも攻撃力が若干ではあるが+3程、数値が高かったりする。
 その為、補正は結構高くなっているし防具に関しても着ている全身鎧はダンジョンの壁を素材に使っている為に、それなりに高い…かなりの性能になっている。

 もし売りに出したら、高値で売れそうなのだが、そんな面倒な事をするのは予想外だろう。

 そもそも、現時点で、そこらの初心者冒険者よりも強くなってしまっているのだ。
 まぁ、アンデッド特有の無尽蔵な体力と言うのも、強い原因かもしれない。

 と、一通り見て・・みた訳だが…みんな強いな。

 正直、僕の能力の高さは、称号やら鍛えれば鍛えるほど強くなる〖限界突破オーバーフロー〗のお陰だと言えよう。
 そう言う意味で考えれば、ある意味、チートスキルと言っても過言ではない気がする。
 それなのに他のみんなは、同じレベルの人族と比べると、遙かに強い気がする。

 やはり、他の種族と比べて、人族と言うのは弱い種族と言う事か…とは言え、その分、知恵を使ったり数の暴力で押し勝つ事もあるのだから、それが人族の強さと言ってしまえば、それはそれで納得出来てしまう。
 何はともあれ、違反を犯した冒険者達をどうにかするべく、現在、僕達は中級ランクの階層にいるのだから、注意が必要だ。

 僕は、再度、プリン達みんなに注意を促すのであった…。
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