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~第四章:冒険者編(中期)~
109ページ目…新生・レオ
しおりを挟む『パチンッ!』
乾いた音が周囲に響く。
すると、僕の目の前にあった、金属の塊がうねうねと動きだし、次第に獅子の形へと姿を変える。
とは言え、今までのレオとは少々姿が違う様だが気にしない。
だが、コレだけでは金属の塊でしか無い為、レオの完成とは言えない。
次に、僕は〖魔法:擬魂付加〗を使い、擬魂を獅子へと付与する。
『ガオォォォォォッ!!』
レオは大きく吠えると、僕の元にやってくる。
そして、僕の前で伏せをする。
なので…僕はレオに跨ると、レオはそのまま走り出す。
うん…ひとまず成功の様だ。
と言うのも、ドラゴンの素材を使っている為、当然、耐久性も大幅にアップして居るであろうと見越して騎乗出来るようにしたのだ。
もっとも、もっと良い素材が集まれば、獅子から竜へとバージョンアップするか、新たに作り出すかとも考えている。
とは言え、コレだけではちゃんと出来ているかは分からない。
なので、更に実験を開始する事にする。
「レオ、武装化!」
僕の命令を受け、僕の体をレオが覆っていく。
今までみたいに、パーツに別れて鎧になるのではなく、膜を張るように僕の体を覆っていく。
そして、次第に鎧へと変化していく。
とは言え、時間にして僅か1~2秒で鎧化が完成するのだから、実用性としては十分だと思う。
「レオ、『ハイパーモード』ッ!」
そして、新しい力…もっとも、コレは〖森羅万象〗による特殊仕様の増幅能力による一時的な効果な様だ。
なら、何故、そんな力を今使うのかと言う話になる。
コレに関しては、その効果と有効時間を知る為の実験でもある。
ちなみに、結果としては、レオの能力が3倍に跳ね上がる物の有効時間は約1分間…。
こちらにしては、もっと良い素材が集まれば効果時間が延びるであろうと期待する。
「レオ、武装化解除!」
僕の命令を受けて、レオが元の姿に戻る。
「ガゥ?」
「ん?どうした?」
レオが何かを見付けたようで走り出す。
そして、茂みの中にダイブした…って、鎧化した時に汚いから、あまり汚れないようにして欲しいのだが…。
そんな事を考えていると、レオが茂みから戻ってきた。
おや?何か咥えてる様な…。
アレ?なんか、以前にも同じ事があったような…所謂、既視感ってヤツか?
何故か嫌な予感がするが、そのまま放置する訳にはいかない。
って事で、僕はレオが咥えてきた物を確認する事に決めた。
僕はレオの前に、座ると手を出す。
すると、レオはその手の上に咥えていた物を置く。
えっと…何をどうツッコんで良いのやら?
「これって…この前の妖精…だよな?」
僕は、その妖精を見て、またトラブルに巻き込まれるの予感していたのだった…。
乾いた音が周囲に響く。
すると、僕の目の前にあった、金属の塊がうねうねと動きだし、次第に獅子の形へと姿を変える。
とは言え、今までのレオとは少々姿が違う様だが気にしない。
だが、コレだけでは金属の塊でしか無い為、レオの完成とは言えない。
次に、僕は〖魔法:擬魂付加〗を使い、擬魂を獅子へと付与する。
『ガオォォォォォッ!!』
レオは大きく吠えると、僕の元にやってくる。
そして、僕の前で伏せをする。
なので…僕はレオに跨ると、レオはそのまま走り出す。
うん…ひとまず成功の様だ。
と言うのも、ドラゴンの素材を使っている為、当然、耐久性も大幅にアップして居るであろうと見越して騎乗出来るようにしたのだ。
もっとも、もっと良い素材が集まれば、獅子から竜へとバージョンアップするか、新たに作り出すかとも考えている。
とは言え、コレだけではちゃんと出来ているかは分からない。
なので、更に実験を開始する事にする。
「レオ、武装化!」
僕の命令を受け、僕の体をレオが覆っていく。
今までみたいに、パーツに別れて鎧になるのではなく、膜を張るように僕の体を覆っていく。
そして、次第に鎧へと変化していく。
とは言え、時間にして僅か1~2秒で鎧化が完成するのだから、実用性としては十分だと思う。
「レオ、『ハイパーモード』ッ!」
そして、新しい力…もっとも、コレは〖森羅万象〗による特殊仕様の増幅能力による一時的な効果な様だ。
なら、何故、そんな力を今使うのかと言う話になる。
コレに関しては、その効果と有効時間を知る為の実験でもある。
ちなみに、結果としては、レオの能力が3倍に跳ね上がる物の有効時間は約1分間…。
こちらにしては、もっと良い素材が集まれば効果時間が延びるであろうと期待する。
「レオ、武装化解除!」
僕の命令を受けて、レオが元の姿に戻る。
「ガゥ?」
「ん?どうした?」
レオが何かを見付けたようで走り出す。
そして、茂みの中にダイブした…って、鎧化した時に汚いから、あまり汚れないようにして欲しいのだが…。
そんな事を考えていると、レオが茂みから戻ってきた。
おや?何か咥えてる様な…。
アレ?なんか、以前にも同じ事があったような…所謂、既視感ってヤツか?
何故か嫌な予感がするが、そのまま放置する訳にはいかない。
って事で、僕はレオが咥えてきた物を確認する事に決めた。
僕はレオの前に、座ると手を出す。
すると、レオはその手の上に咥えていた物を置く。
えっと…何をどうツッコんで良いのやら?
「これって…この前の妖精…だよな?」
僕は、その妖精を見て、またトラブルに巻き込まれるの予感していたのだった…。
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