上 下
52 / 421
~第二章:冒険者編(初期)~

52ページ目…現在のステータス

しおりを挟む
『チュチュン…チュチュン…』

 どうやら朝の様だ…と、昨日の朝と同じ出だしだと気が付いた。
 だけど、今日の僕は昨日とは違い、十分な休息を得ているので、元気百倍のアンパン野郎だ。
 ちなみに、僕は『やめるんだバイキン野郎!』と言って問答無用で殴り付けるアンパン野郎よりも、自己中的な所もあるが、地味に優しい部分も秘めているバイキン野郎の方が好感持てて好きなのだが…。

 まぁ、そんな事はどうでも良い。

 今日は、昨日出来なかった冒険者ギルドでの登録をしようと思う。
 だけど、その前に全員のステータスを確認しておこう。

 ってな訳で、まずは僕のステータスからだ。

◆◇◆◇◆◇◆

名前:語部カタリベ 夢幻ムゲン
種族:人族 ♂
Lv:8
HP:152/152 MP:141/141 SP:178/178
攻撃力:74(+8) 防御力:50 魔法力:68(+30) 素早さ:70

特殊技能とくしゅスキル:〖ステータス表示〗〖自己治癒〗〖HP/MP/SP高速回復〗〖全属性持ち〗〖限界突破オーバーフロー〗〖不滅〗〖神眼しんがん〗〖無限庫インベントリ〗〖模倣コピー

技能スキル:〖闘気剣オーラブレード:LvMax〗〖闘気弾オーラショット:LvMax〗〖全魔法オールマジック:LvMax〗〖特殊詠唱:LvMax〗〖投擲:LvMax〗〖スキル:魂強奪ソウル・ドレイン〗〖スキル:魔力譲渡トランスファー〗〖スキル:念話〗〖魔法:応急処置ファーストエイド〗〖魔法:初級治癒魔法ヒール〗〖魔法:身体強化ブースト〗〖魔法:加速アクセル〗〖魔法:魅了チャーム

模倣技能コピースキル:〖魔法:灯火〗〖魔法:氷の矢フリーズアロー〗〖魔法:石の刃ストーンエッジ

耐性:〖全属性耐性:LvMax〗〖毒無効〗〖麻痺無効〗〖幻惑無効〗

称号:〖存在しない者〗〖異世界冒険者〗〖悪夢の虜ゆめのとりこ〗〖魔王の欠片〗〖憤怒〗〖暴食〗〖怠惰〗〖勇者の卵〗〖魂喰いソウル・イーター

◆◇◆◇◆◇◆

 うん…〖限界突破〗と魔王化のお陰なのかLv8なのに、かなり強くなってるのではないだろうか?と思う。
 まぁ、他人と比べた事無いから分からないけど…ね。

 さて、次は、プリンのステータスだな。

◆◇◆◇◆◇◆

名前:プリン・アラモード
種族:プリンセス・スライム
Lv:12/50
HP:275/275 MP:224/224 SP:240/240
攻撃:135 防御:80 魔法力:150 素早さ:88

技能スキル:〖スキル:強酸性弾アシッドブレッド〗〖スキル:触手〗〖自己再生〗〖スキル:強奪の接吻ドレイン・キッス〗〖スキル:生命力強奪ライフ・ドレイン〗〖スキル:魔力強奪マナ・ドレイン〗〖スキル:融合〗〖スキル:念話〗〖魔法:魅了チャーム〗〖スキル:人化〗〖魔法:氷の矢フリーズアロー〗〖魔法:石の刃ストーンエッジ〗〖魔法:応急処置ファーストエイド〗〖魔法:初級治癒魔法ヒール〗〖スキル:擬態〗〖スキル:硬化〗

称号:〖悪夢の婚約者ゆめのフィアンセ〗〖変幻自在〗

◆◇◆◇◆◇◆

 やっぱり、プリンのステータスは凄いな…Lv12なのに僕とは雲泥の差だ。
 とは言え、ステータスに、ココまで差が出ていたとはビックリを通り越して畏怖を覚える。
 なにせ、ステータスで一つも勝ってる所がないんだから話にならない…魔物達を余裕で瞬殺してたのもうなずける。

 ってか…そもそも、プリンと出会った時点で、既に僕が負けてたのに、良くもまぁ、プリンに負けを認めさせる事が出来たなぁ…と思う。
 ある意味、奇跡だと言えよう。
 そうじゃなきゃ、今頃、確実に死んでたはずだ…。

 そして、最後にクズハのステータスだ。

◆◇◆◇◆◇◆

名前:クズハ・オサキ
種族:獣人・妖狐族 ♀
Lv:2
HP:45/45 MP:62/62 SP:57/57
攻撃:32(+8) 防御:20(+2) 魔法力:64 素早さ:47

技能スキル:〖スキル:狐火〗〖魔法:幻惑ミラージュ

称号:〖九尾の狐〗〖悪夢の奴隷ゆめのスレイブ〗〖どじっ子〗

◆◇◆◇◆◇◆

 う~ん…Lv2だから弱くて当然と言えば当然なんだが…種族補正なのだろうか?
 Lv2にしては、地味に魔法力と素早さが高いと思う。
 って言うか、やっぱりあったよ、この称号…〖どじっ子〗が…。
 ただ、さんざん転けたりしたけど、僕に付かなくてよかったと思う。

 さて、これで全員の確認も済んだ事だし、冒険者ギルドに向こうとしよう。

『ジャッジャッジャッジャッ!』

 と、某ゲームで建物から出る時の効果音を脳内で鳴らしつつ、僕達は宿屋を出た。
 ちなみに…宿屋を出る時に、女将さんに、もう1泊する事を伝え、追加料金を支払った。

 どうやら、暫くの間、この宿屋が、この町で行動する為の拠点となりそうだ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊

北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。

ユニークスキルで異世界マイホーム ~俺と共に育つ家~

楠富 つかさ
ファンタジー
 地震で倒壊した我が家にて絶命した俺、家入竜也は自分の死因だとしても家が好きで……。  そんな俺に転生を司る女神が提案してくれたのは、俺の成長に応じて育つ異空間を創造する力。この力で俺は生まれ育った家を再び取り戻す。  できれば引きこもりたい俺と異世界の冒険者たちが織りなすソード&ソーサリー、開幕!! 第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしました!

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

転生王子の異世界無双

海凪
ファンタジー
 幼い頃から病弱だった俺、柊 悠馬は、ある日神様のミスで死んでしまう。  特別に転生させてもらえることになったんだけど、神様に全部お任せしたら……  魔族とエルフのハーフっていう超ハイスペック王子、エミルとして生まれていた!  それに神様の祝福が凄すぎて俺、強すぎじゃない?どうやら世界に危機が訪れるらしいけど、チートを駆使して俺が救ってみせる!

オタク教師だったのが原因で学校を追放されましたが異世界ダンジョンで三十六計を使って成り上がります

兵藤晴佳
ファンタジー
 30代の国語教師・仮屋真琴は中国兵法に詳しいTRPGオタクである。  産休臨時任用で講師を勤める高校の授業で、仮屋はそれを隠すどころか、思いっきり晒していた。  報いはてきめんに表れ、「兵法三十六計」を使った授業を生徒に嫌われた彼は契約更新を断られてしまう。  むくれる彼は田舎へ帰る次の朝、寝ぼけ眼で引っ越し屋を迎えに出た道で、行き交うダンプカーの前に歩み出てしまう。  遠のく意識のなか、仮屋の目の前に現れたのはTRPGのステータスとパラメータだった。    気が付くと、掟破りの四畳半ダンジョンの中、ゴブリンに囚われた姫君が助けを求めてくる。  姫君の名は、リントス王国の王女ディリア。  亡き先王から王位継承者として指名されたが、その条件となる伴侶のあてがないために、宰相リカルドの妨害によって城内での支持者を得られないでいた。  国内を荒らすモンスターの巣食うダンジョンを自ら制圧することで女王の器を証明しようとしていたディリアは、王家に伝わる呪文で仮屋を召喚したのだった。  その健気さに打たれた仮屋は、異世界召喚者カリヤとして、ダンジョン制圧を引き受ける。  仮屋は剣を振るう力のないオタクなりに、深いダンジョンと無数のモンスター、そして王国の内乱へと、ディープな雑学で挑んでゆく。  授業でウケなかった「兵法三十六計」は、ダンジョンのモンスターを倒すときだけでなく、ディリアの政敵への牽制にも効果を発揮するのだった。  やがて、カリヤのもとには2回攻撃の騎士団長、宮廷を追放された魔法使いと僧侶、暗殺者、街の悪党に盗賊、そしてエルフ娘にドワーフ、フェアリーにレプラホーンと、多くの仲間が集う。  いつしかディリアの信頼はカリヤへの恋に変わるが、仮屋誠は自分の齢と職業倫理で自分にブレーキをかける。  だが、その一方でエルフ娘は自分の巨乳を意識しているのかいないのか、何かというとカリヤに迫ってくる。  さらに宰相リカルドに仕える万能の側近カストは忌々しくなるほどの美少年なのに、不思議な色香で夢の中にまで現れるのだった。  剣と魔法の世界に少年の身体で転移した中年教師。  兵法三十六計でダンジョンを制圧し、王国を救えるのだろうか?    王女の恋に巨乳エルフの誘惑、美少年への劣情というハーレム展開に始末がつけられるのだろうか? (『小説家になろう』様、『カクヨム』様との重複掲載です)

スマートシステムで異世界革命

小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 /// ★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★ 新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。 それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。 異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。 スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします! 序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです 第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練 第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い 第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚 第4章(全17話)ダンジョン探索 第5章(執筆中)公的ギルド? ※第3章以降は少し内容が過激になってきます。 上記はあくまで予定です。 カクヨムでも投稿しています。

神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。

猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。 そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。 あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは? そこで彼は思った――もっと欲しい! 欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。 神様とゲームをすることになった悠斗はその結果―― ※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。

とあるオタが勇者召喚に巻き込まれた件~イレギュラーバグチートスキルで異世界漫遊~

剣伎 竜星
ファンタジー
仕事の修羅場を乗り越えて、徹夜明けもなんのその、年2回ある有○の戦場を駆けた夏。長期休暇を取得し、自宅に引きこもって戦利品を堪能すべく、帰宅の途上で食材を購入して後はただ帰るだけだった。しかし、学生4人組とすれ違ったと思ったら、俺はスマホの電波が届かない中世ヨーロッパと思しき建築物の複雑な幾何学模様の上にいた。学生4人組とともに。やってきた召喚者と思しき王女様達の魔族侵略の話を聞いて、俺は察した。これあかん系異世界勇者召喚だと。しかも、どうやら肝心の勇者は学生4人組みの方で俺は巻き込まれた一般人らしい。【鑑定】や【空間収納】といった鉄板スキルを保有して、とんでもないバグと思えるチートスキルいるが、違うらしい。そして、安定の「元の世界に帰る方法」は不明→絶望的な難易度。勇者系の称号がないとわかると王女達は掌返しをして俺を奴隷扱いするのは必至。1人を除いて学生共も俺を馬鹿にしだしたので俺は迷惑料を(強制的に)もらって早々に国を脱出し、この異世界をチートスキルを駆使して漫遊することにした。※10話前後までスタート地点の王城での話になります。

処理中です...