49 / 421
~第二章:冒険者編(初期)~
49ページ目…お買い物【2】
しおりを挟むザルイルは最近、家にいる間はずっと俺に体の大きさを分けてくれている。
そのおかげで、炊事も洗濯も風呂も、苦労せずにできるようになった。
そんなわけで、振り返れば、ザルイルの目は俺とそう変わらない高さにあった。
数だけは俺よりずっと多いが。
「ザルイルさん……? 頼み事ってなんですか?」
俺は真っ直ぐ尋ねる。聞いてみないことには分からないが、なんにせよ、ザルイルがそんなに思い詰めてしまうほど、断れない頼みってことなんだろうしな。
「その……会社の後輩が、出張に行く間……、子を預かって欲しいらしい」
「はあ……。どのくらいの期間ですか?」
「期間は三日だ……が……」
が……?
ザルイルは深く深く溜息をつく。
「その子は、気性の荒い……、トラコン種なんだ……」
虎、コン……??
あ、これあれだろ。
濁点つけたりするやつ――…………って、まさか……。
ド……ドラゴン、だったり、する、のか……!?
「ヨウヘイや、子ども達が食べられるのではと思うと、中々言い出せなくてな……」
「食べられる!?」
思わず聞き返せば、ザルイルは渋い顔で頷いた。
「ああ、彼らは肉食だからな」
「そういう問題ですか!?」
「怒らせない限りは、殺されるほどのことにはならないと思うのだが、それでもリスクは十分にある……」
ひえええ、いや、流石にそれは、断りたいな。
俺はともかくとしても、可愛いライゴやシェルカ、リーバちゃんまで危険にさらしたくはない。
俺が言葉に迷っていると、ザルイルが目を伏せた。
「そうだろうな。……私も、それが良いと思う」
諦めたように背を向けて台所を後にしようとするザルイルに、俺はふと違和感を感じる。
いつもライゴとシェルカの事を大切にしているザルイルが、こんなことわざわざ悩むだろうか。
「……もし、俺が引き受けなかったら、その子はどうなるんですか?」
俺が尋ねれば、ザルイルの肩が小さく跳ねた。
「その子は……、保育園に通っているので、園に預けられる」
ん……? それなら別に、俺が預かる必要はないんじゃないか?
ホッとした俺に、ザルイルの言葉が続いた。
「ただ……夜から朝までの間は、寝かされて檻に入れられる」
なるほど。そういうことか……。
寝かせて、ではなく寝かされて、という言い方も引っかかるな。
ザルイルは、その子がそんな目に遭うのが納得できないんだろう。
それで、自分の子達を危険に晒すと分かっていても、俺に声をかけたというところか。
この人……っていいのか分からないが、ザルイルは、クールそうに見えるけど結構人情家だよなぁ。
俺も、保育園児くらいの子が檻に入れられる様は……、うん、ちょっと受け入れ難いな。
「分かりました。俺でどこまでできるか分かりませんが、そのお話、お引き受けします」
覚悟を決めた俺の言葉に、ザルイルはガバッと振り返った。
「本当か……っ!」
そんな、八つもある瞳で見つめられてしまうと、なんだか逃げ場がなくて居心地が悪いな……と、俺は内心苦笑する。
「ヨウヘイにも子ども達にも、守護の術を徹底してかけると約束する。いざという時にはあの子を拘束できるように、この腕輪も持っていてくれ」
そう言って、ザルイルは使い捨ての拘束専用アイテムだという腕輪を俺に渡した。
どうやら、言い出せない間にも準備だけはしていたようだ。
二日の休みを挟んで翌朝、ドラゴンの子はリリアさんと一緒にやってきた。
緑の鱗がつやつやとおひさまの光を受けて輝いている。
ばさり。とその背で立派な翼が羽ばたけば、巣の形をした家を強風が襲う。俺なんか簡単に吹き飛びそうだ。
俺は巨大なそのドラゴンの子を見上げて大きく頷く。
……うん。でかいよな。知ってた。
つっても、リリアさんに比べたら全然ちっさいよな。
いやあ、そろそろ俺の大きさの感覚もバグってきたかな!?
「この子のママはぁ、朝一番の便で出ないとだったからぁ、あたしが連れてきたのよぅ」
リリアさんがいつもの軽い口調で説明してくれる。
どうやら、ドラゴンの母親は既に出張先へ旅立ったらしい。
しかし『朝一番の便』って……。この世界にも、なんかそういう移動機関っぽいものがあるのか……?
こんな馬鹿でかいサイズの生き物を乗せて……? まるで想像もつかんな……。
俺は、ひとまず疑問を頭の隅に追いやって、目の前で俺を見下ろしている立派なドラゴンをよく観察する。
ザルイルよりほんの一回り小さいくらいの、緑の鱗がつやつやしたドラゴンは、巣の前に降り立つと、六つの金色の目で俺を見下ろして言った。
「お前がボクの面倒をみる? そんな毛も生えてないようなチビが!?」
正面切って言われると、いっそ清々しいな。
俺は既に、朝の支度用にザルイルから要素をもらってはいたが、それでも子ドラゴンの半分程度だもんな……。
まあでも、お前とリーバちゃんから要素をもらえば、俺の方が大きくはなるわけだが。
事前に親から了解をもらっていたというザルイルが、サッとリーバと子ドラゴンから要素を集める。
途端に、巨大なドラゴンは人に近い姿へと変わる。
「はぁ!? 何だこの格好は、ふざけてるのか!?」
もう六歳くらいだろうか、言葉も達者な子ドラゴンは、文句もペラペラだな。
人型になっても、彼は緑の髪に大きな尻尾とツノに、ギョロリとした金色の瞳が六つあった。
「お前はボクの事をなんだと思ってるんだ!?」
ビッ、と指を突きつけられて、俺は苦笑いを浮かべる。
「え? ええ、と……トラコン、だろ?」
「そうだ! ボクは誇り高いトラコン族のニディア!! それがどうしてこんな辺鄙でボロっちいところで! こんな、ちんちくりんで、毛もない赤子のような格好で過ごさなきゃならないんだ!!」
うん、語彙力が豊富だね。すごいね。
シェルカは二ディアの剣幕にすっかり怯えて棚の向こうに隠れてしまっている。
ライゴも、なんと声をかけたものかと悩んでいる様子だ。
リーバに至っては、ニディアの怒鳴り声で泣き出してしまった。
「しかもこんな、一つ目二つ目ばかりの低俗な奴らと一緒にだなんて。母上は一体何をお考えなんだ!!」
俺は、思っていたよりも手強そうな相手に、内心で流れる汗を拭った。
そのおかげで、炊事も洗濯も風呂も、苦労せずにできるようになった。
そんなわけで、振り返れば、ザルイルの目は俺とそう変わらない高さにあった。
数だけは俺よりずっと多いが。
「ザルイルさん……? 頼み事ってなんですか?」
俺は真っ直ぐ尋ねる。聞いてみないことには分からないが、なんにせよ、ザルイルがそんなに思い詰めてしまうほど、断れない頼みってことなんだろうしな。
「その……会社の後輩が、出張に行く間……、子を預かって欲しいらしい」
「はあ……。どのくらいの期間ですか?」
「期間は三日だ……が……」
が……?
ザルイルは深く深く溜息をつく。
「その子は、気性の荒い……、トラコン種なんだ……」
虎、コン……??
あ、これあれだろ。
濁点つけたりするやつ――…………って、まさか……。
ド……ドラゴン、だったり、する、のか……!?
「ヨウヘイや、子ども達が食べられるのではと思うと、中々言い出せなくてな……」
「食べられる!?」
思わず聞き返せば、ザルイルは渋い顔で頷いた。
「ああ、彼らは肉食だからな」
「そういう問題ですか!?」
「怒らせない限りは、殺されるほどのことにはならないと思うのだが、それでもリスクは十分にある……」
ひえええ、いや、流石にそれは、断りたいな。
俺はともかくとしても、可愛いライゴやシェルカ、リーバちゃんまで危険にさらしたくはない。
俺が言葉に迷っていると、ザルイルが目を伏せた。
「そうだろうな。……私も、それが良いと思う」
諦めたように背を向けて台所を後にしようとするザルイルに、俺はふと違和感を感じる。
いつもライゴとシェルカの事を大切にしているザルイルが、こんなことわざわざ悩むだろうか。
「……もし、俺が引き受けなかったら、その子はどうなるんですか?」
俺が尋ねれば、ザルイルの肩が小さく跳ねた。
「その子は……、保育園に通っているので、園に預けられる」
ん……? それなら別に、俺が預かる必要はないんじゃないか?
ホッとした俺に、ザルイルの言葉が続いた。
「ただ……夜から朝までの間は、寝かされて檻に入れられる」
なるほど。そういうことか……。
寝かせて、ではなく寝かされて、という言い方も引っかかるな。
ザルイルは、その子がそんな目に遭うのが納得できないんだろう。
それで、自分の子達を危険に晒すと分かっていても、俺に声をかけたというところか。
この人……っていいのか分からないが、ザルイルは、クールそうに見えるけど結構人情家だよなぁ。
俺も、保育園児くらいの子が檻に入れられる様は……、うん、ちょっと受け入れ難いな。
「分かりました。俺でどこまでできるか分かりませんが、そのお話、お引き受けします」
覚悟を決めた俺の言葉に、ザルイルはガバッと振り返った。
「本当か……っ!」
そんな、八つもある瞳で見つめられてしまうと、なんだか逃げ場がなくて居心地が悪いな……と、俺は内心苦笑する。
「ヨウヘイにも子ども達にも、守護の術を徹底してかけると約束する。いざという時にはあの子を拘束できるように、この腕輪も持っていてくれ」
そう言って、ザルイルは使い捨ての拘束専用アイテムだという腕輪を俺に渡した。
どうやら、言い出せない間にも準備だけはしていたようだ。
二日の休みを挟んで翌朝、ドラゴンの子はリリアさんと一緒にやってきた。
緑の鱗がつやつやとおひさまの光を受けて輝いている。
ばさり。とその背で立派な翼が羽ばたけば、巣の形をした家を強風が襲う。俺なんか簡単に吹き飛びそうだ。
俺は巨大なそのドラゴンの子を見上げて大きく頷く。
……うん。でかいよな。知ってた。
つっても、リリアさんに比べたら全然ちっさいよな。
いやあ、そろそろ俺の大きさの感覚もバグってきたかな!?
「この子のママはぁ、朝一番の便で出ないとだったからぁ、あたしが連れてきたのよぅ」
リリアさんがいつもの軽い口調で説明してくれる。
どうやら、ドラゴンの母親は既に出張先へ旅立ったらしい。
しかし『朝一番の便』って……。この世界にも、なんかそういう移動機関っぽいものがあるのか……?
こんな馬鹿でかいサイズの生き物を乗せて……? まるで想像もつかんな……。
俺は、ひとまず疑問を頭の隅に追いやって、目の前で俺を見下ろしている立派なドラゴンをよく観察する。
ザルイルよりほんの一回り小さいくらいの、緑の鱗がつやつやしたドラゴンは、巣の前に降り立つと、六つの金色の目で俺を見下ろして言った。
「お前がボクの面倒をみる? そんな毛も生えてないようなチビが!?」
正面切って言われると、いっそ清々しいな。
俺は既に、朝の支度用にザルイルから要素をもらってはいたが、それでも子ドラゴンの半分程度だもんな……。
まあでも、お前とリーバちゃんから要素をもらえば、俺の方が大きくはなるわけだが。
事前に親から了解をもらっていたというザルイルが、サッとリーバと子ドラゴンから要素を集める。
途端に、巨大なドラゴンは人に近い姿へと変わる。
「はぁ!? 何だこの格好は、ふざけてるのか!?」
もう六歳くらいだろうか、言葉も達者な子ドラゴンは、文句もペラペラだな。
人型になっても、彼は緑の髪に大きな尻尾とツノに、ギョロリとした金色の瞳が六つあった。
「お前はボクの事をなんだと思ってるんだ!?」
ビッ、と指を突きつけられて、俺は苦笑いを浮かべる。
「え? ええ、と……トラコン、だろ?」
「そうだ! ボクは誇り高いトラコン族のニディア!! それがどうしてこんな辺鄙でボロっちいところで! こんな、ちんちくりんで、毛もない赤子のような格好で過ごさなきゃならないんだ!!」
うん、語彙力が豊富だね。すごいね。
シェルカは二ディアの剣幕にすっかり怯えて棚の向こうに隠れてしまっている。
ライゴも、なんと声をかけたものかと悩んでいる様子だ。
リーバに至っては、ニディアの怒鳴り声で泣き出してしまった。
「しかもこんな、一つ目二つ目ばかりの低俗な奴らと一緒にだなんて。母上は一体何をお考えなんだ!!」
俺は、思っていたよりも手強そうな相手に、内心で流れる汗を拭った。
13
お気に入りに追加
402
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
手違いで勝手に転生させられたので、女神からチート能力を盗んでハーレムを形成してやりました
2u10
ファンタジー
魔術指輪は鉄砲だ。魔法適性がなくても魔法が使えるし人も殺せる。女神から奪い取った〝能力付与〟能力と、〝魔術指輪の効果コピー〟能力で、俺は世界一強い『魔法適性のない魔術師』となる。その途中で何人かの勇者を倒したり、女神を陥れたり、あとは魔王を倒したりしながらも、いろんな可愛い女の子たちと仲間になってハーレムを作ったが、そんなことは俺の人生のほんの一部でしかない。無能力・無アイテム(所持品はラノベのみ)で異世界に手違いで転生されたただのオタクだった俺が世界を救う勇者となる。これより紡がれるのはそんな俺の物語。
※この作品は小説家になろうにて同時連載中です。
隠れジョブ【自然の支配者】で脱ボッチな異世界生活
破滅
ファンタジー
総合ランキング3位
ファンタジー2位
HOT1位になりました!
そして、お気に入りが4000を突破致しました!
表紙を書いてくれた方ぴっぴさん↓
https://touch.pixiv.net/member.php?id=1922055
みなさんはボッチの辛さを知っているだろうか、ボッチとは友達のいない社会的に地位の低い存在のことである。
そう、この物語の主人公 神崎 翔は高校生ボッチである。
そんなボッチでクラスに居場所のない主人公はある日「はぁ、こんな毎日ならいっその事異世界にいってしまいたい」と思ったことがキッカケで異世界にクラス転移してしまうのだが…そこで自分に与えられたジョブは【自然の支配者】というものでとてつもないチートだった。
そしてそんなボッチだった主人公の改生活が始まる!
おまけと設定についてはときどき更新するのでたまにチェックしてみてください!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
世界最強で始める異世界生活〜最強とは頼んだけど、災害レベルまでとは言ってない!〜
ワキヤク
ファンタジー
その日、春埼暁人は死んだ。トラックに轢かれかけた子供を庇ったのが原因だった。
そんな彼の自己犠牲精神は世界を創造し、見守る『創造神』の心を動かす。
創造神の力で剣と魔法の世界へと転生を果たした暁人。本人の『願い』と創造神の『粋な計らい』の影響で凄まじい力を手にしたが、彼の力は世界を救うどころか世界を滅ぼしかねないものだった。
普通に歩いても地割れが起き、彼が戦おうものなら瞬く間にその場所は更地と化す。
魔法もスキルも無効化吸収し、自分のものにもできる。
まさしく『最強』としての力を得た暁人だが、等の本人からすれば手に余る力だった。
制御の難しいその力のせいで、文字通り『歩く災害』となった暁人。彼は平穏な異世界生活を送ることができるのか……。
これは、やがてその世界で最強の英雄と呼ばれる男の物語。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
スキルハンター~ぼっち&ひきこもり生活を配信し続けたら、【開眼】してスキルの覚え方を習得しちゃった件~
名無し
ファンタジー
主人公の時田カケルは、いつも同じダンジョンに一人でこもっていたため、《ひきこうもりハンター》と呼ばれていた。そんなカケルが動画の配信をしても当たり前のように登録者はほとんど集まらなかったが、彼は現状が楽だからと引きこもり続けていた。そんなある日、唯一見に来てくれていた視聴者がいなくなり、とうとう無の境地に達したカケル。そこで【開眼】という、スキルの覚え方がわかるというスキルを習得し、人生を大きく変えていくことになるのだった……。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる