33 / 421
~第一章:冒険開始~
33ページ目…告白?
しおりを挟む
えっと…このピンクのスライムは何ですか?先程までのスライムは何処に?
僕は嫌な予感がして、〖神の目〗で確認する。
◆◇◆◇◆◇◆
種族:プリンセス・スライム
名前:-
Lv:1/50
HP:30/150 MP:80/80 SP:50/50
攻撃:65 防御:50 魔法力:100 素早さ:54
技能スキル:〖スキル:強酸性弾〗〖スキル:触手〗〖自己再生〗〖スキル:生命力強奪〗〖スキル:魔力強奪〗〖スキル:融合〗〖スキル:念話〗〖魔法:魅了〗〖スキル:人化〗〖魔法:氷の矢〗〖魔法:石の刃〗〖魔法:応急処置〗〖魔法:初級治癒魔法〗〖スキル:擬態〗〖スキル:硬化〗
◆◇◆◇◆◇◆
あ~これダメなヤツやん、見たら誰でも分かるヤツやん!
嫌な予感ほど良く当たる…ってジンクスあるよね~。
うん…スライムはスライムだけど、マッド・スライムからプリンセス・スライムですか、そうですか…。
レベルこそ下がってるが、めっちゃ進化しとるやんけ~!?
ってか、この手の進化…存在進化って言うんだっけ?
そう…最初に、このスライムを見た時、レベルが最大になっていた。
そうか、これが嫌な予感の原因だっのか…僕は、最後の賭けに負けた事を理解した。
『ポヨン、ポヨン、ポヨヨン』
ピンクのスライムが少しずつ近付いてくる。
って言うか…スライムって、ピョンピョン飛び跳ねて移動してくるんだ…ナメクジとかみたいにズルズル移動するのかと思っていた。
〔お主、なかなか強いの~惚れたぞ!妾の物になれ!〕
「はい?この声はいったい…誰だ?」
〔おぉ~!即答とは嬉しいではないか!では、お主は妾の物じゃな。〕
「はぁ~?ちょっと待て!誰が誰の物だって?」
僕は謎の声に対して、疑問を問いかける。
〔今、妾がお主に、妾の物になれと言ったら『はい』と答えたではないか。〕
「いやいやいや、さっきの『はい』は、呼ばれた様だから返事しただけで、僕が誰かの物になるとか、一言も言ってないからね!?
そもそも、『はい?』って『?』が付いていただろうが!」
〔そうかのか?〕
「そうなんです!って言うか、あんた誰だよ?どこから話しかけてきてんだよ?」
僕は見えない誰かに対し、半ばキレ気味で質問する…ちょっと失礼だったかな?
〔お主、さっきから何を言っておるのじゃ?
妾なら、先ほどからお主の前におるではないか…。〕
僕の前にいるだって?
今、僕の前にいるのは…ピンク色したスライム…プリンセス・スライムしかいない…。
「…もしかして、スライム?」
〔気が付くのが遅過ぎじゃ、まったく…。〕
「そっか…いや、諦めてたけどさ…。
やっぱり、僕は喰われちゃうって事だね…。」
〔こらこら、誰が喰うと言ったのじゃ!
妾が言ったのは妾の物と言ったのじゃ!〕
「ごめん…ちょっと意味が分かんない…。
って言うか、スライムなのにどうやって話してるの?」
〔妾が、こんなにも好いておると言うのに…まったく…。
それと、話してるのは妾のスキル〖念話〗じゃ。〕
「好いておる…って、確か…好きだって意味だよね?」
僕は、自分の記憶と照らし合わせ、目の前のスライムに聞いた。
その好きの意味が、好物としての意味じゃない事を切に願う。
〔もちろんじゃ、妾を倒したのじゃから、お主は妾に相応しい物じゃ!
とは言え、改めて好いておる…と、面と向かって言われるとテレるのじゃ…。〕
クソ!やはり謎の声の主はスライムの様で、器用にも体の一部を紅く染めてやがる。
ってか、あそこが頬なのか?とは言え、僕が言える事は一つだけ…。
「丁重に、お断りさせていだだきます。」
僕の人生、初の告白されると言うイベントが、人間ですらない魔物に告白される異常事態に付いていけず、即答で断ってしまった。
〔なぜじゃ~~~~~~!〕
僕の頭の中で、スライムの絶叫が鳴り響いた…。
マジで五月蝿いんで勘弁して下さい…。
僕は嫌な予感がして、〖神の目〗で確認する。
◆◇◆◇◆◇◆
種族:プリンセス・スライム
名前:-
Lv:1/50
HP:30/150 MP:80/80 SP:50/50
攻撃:65 防御:50 魔法力:100 素早さ:54
技能スキル:〖スキル:強酸性弾〗〖スキル:触手〗〖自己再生〗〖スキル:生命力強奪〗〖スキル:魔力強奪〗〖スキル:融合〗〖スキル:念話〗〖魔法:魅了〗〖スキル:人化〗〖魔法:氷の矢〗〖魔法:石の刃〗〖魔法:応急処置〗〖魔法:初級治癒魔法〗〖スキル:擬態〗〖スキル:硬化〗
◆◇◆◇◆◇◆
あ~これダメなヤツやん、見たら誰でも分かるヤツやん!
嫌な予感ほど良く当たる…ってジンクスあるよね~。
うん…スライムはスライムだけど、マッド・スライムからプリンセス・スライムですか、そうですか…。
レベルこそ下がってるが、めっちゃ進化しとるやんけ~!?
ってか、この手の進化…存在進化って言うんだっけ?
そう…最初に、このスライムを見た時、レベルが最大になっていた。
そうか、これが嫌な予感の原因だっのか…僕は、最後の賭けに負けた事を理解した。
『ポヨン、ポヨン、ポヨヨン』
ピンクのスライムが少しずつ近付いてくる。
って言うか…スライムって、ピョンピョン飛び跳ねて移動してくるんだ…ナメクジとかみたいにズルズル移動するのかと思っていた。
〔お主、なかなか強いの~惚れたぞ!妾の物になれ!〕
「はい?この声はいったい…誰だ?」
〔おぉ~!即答とは嬉しいではないか!では、お主は妾の物じゃな。〕
「はぁ~?ちょっと待て!誰が誰の物だって?」
僕は謎の声に対して、疑問を問いかける。
〔今、妾がお主に、妾の物になれと言ったら『はい』と答えたではないか。〕
「いやいやいや、さっきの『はい』は、呼ばれた様だから返事しただけで、僕が誰かの物になるとか、一言も言ってないからね!?
そもそも、『はい?』って『?』が付いていただろうが!」
〔そうかのか?〕
「そうなんです!って言うか、あんた誰だよ?どこから話しかけてきてんだよ?」
僕は見えない誰かに対し、半ばキレ気味で質問する…ちょっと失礼だったかな?
〔お主、さっきから何を言っておるのじゃ?
妾なら、先ほどからお主の前におるではないか…。〕
僕の前にいるだって?
今、僕の前にいるのは…ピンク色したスライム…プリンセス・スライムしかいない…。
「…もしかして、スライム?」
〔気が付くのが遅過ぎじゃ、まったく…。〕
「そっか…いや、諦めてたけどさ…。
やっぱり、僕は喰われちゃうって事だね…。」
〔こらこら、誰が喰うと言ったのじゃ!
妾が言ったのは妾の物と言ったのじゃ!〕
「ごめん…ちょっと意味が分かんない…。
って言うか、スライムなのにどうやって話してるの?」
〔妾が、こんなにも好いておると言うのに…まったく…。
それと、話してるのは妾のスキル〖念話〗じゃ。〕
「好いておる…って、確か…好きだって意味だよね?」
僕は、自分の記憶と照らし合わせ、目の前のスライムに聞いた。
その好きの意味が、好物としての意味じゃない事を切に願う。
〔もちろんじゃ、妾を倒したのじゃから、お主は妾に相応しい物じゃ!
とは言え、改めて好いておる…と、面と向かって言われるとテレるのじゃ…。〕
クソ!やはり謎の声の主はスライムの様で、器用にも体の一部を紅く染めてやがる。
ってか、あそこが頬なのか?とは言え、僕が言える事は一つだけ…。
「丁重に、お断りさせていだだきます。」
僕の人生、初の告白されると言うイベントが、人間ですらない魔物に告白される異常事態に付いていけず、即答で断ってしまった。
〔なぜじゃ~~~~~~!〕
僕の頭の中で、スライムの絶叫が鳴り響いた…。
マジで五月蝿いんで勘弁して下さい…。
13
お気に入りに追加
315
あなたにおすすめの小説
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
異世界に転生した俺は元の世界に帰りたい……て思ってたけど気が付いたら世界最強になってました
ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
ゲームが好きな俺、荒木優斗はある日、元クラスメイトの桜井幸太によって殺されてしまう。しかし、神のおかげで世界最高の力を持って別世界に転生することになる。ただ、神の未来視でも逮捕されないとでている桜井を逮捕させてあげるために元の世界に戻ることを決意する。元の世界に戻るため、〈転移〉の魔法を求めて異世界を無双する。ただ案外異世界ライフが楽しくてちょくちょくそのことを忘れてしまうが……
なろう、カクヨムでも投稿しています。
ユニークスキルで異世界マイホーム ~俺と共に育つ家~
楠富 つかさ
ファンタジー
地震で倒壊した我が家にて絶命した俺、家入竜也は自分の死因だとしても家が好きで……。
そんな俺に転生を司る女神が提案してくれたのは、俺の成長に応じて育つ異空間を創造する力。この力で俺は生まれ育った家を再び取り戻す。
できれば引きこもりたい俺と異世界の冒険者たちが織りなすソード&ソーサリー、開幕!!
第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしました!
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
オタク教師だったのが原因で学校を追放されましたが異世界ダンジョンで三十六計を使って成り上がります
兵藤晴佳
ファンタジー
30代の国語教師・仮屋真琴は中国兵法に詳しいTRPGオタクである。
産休臨時任用で講師を勤める高校の授業で、仮屋はそれを隠すどころか、思いっきり晒していた。
報いはてきめんに表れ、「兵法三十六計」を使った授業を生徒に嫌われた彼は契約更新を断られてしまう。
むくれる彼は田舎へ帰る次の朝、寝ぼけ眼で引っ越し屋を迎えに出た道で、行き交うダンプカーの前に歩み出てしまう。
遠のく意識のなか、仮屋の目の前に現れたのはTRPGのステータスとパラメータだった。
気が付くと、掟破りの四畳半ダンジョンの中、ゴブリンに囚われた姫君が助けを求めてくる。
姫君の名は、リントス王国の王女ディリア。
亡き先王から王位継承者として指名されたが、その条件となる伴侶のあてがないために、宰相リカルドの妨害によって城内での支持者を得られないでいた。
国内を荒らすモンスターの巣食うダンジョンを自ら制圧することで女王の器を証明しようとしていたディリアは、王家に伝わる呪文で仮屋を召喚したのだった。
その健気さに打たれた仮屋は、異世界召喚者カリヤとして、ダンジョン制圧を引き受ける。
仮屋は剣を振るう力のないオタクなりに、深いダンジョンと無数のモンスター、そして王国の内乱へと、ディープな雑学で挑んでゆく。
授業でウケなかった「兵法三十六計」は、ダンジョンのモンスターを倒すときだけでなく、ディリアの政敵への牽制にも効果を発揮するのだった。
やがて、カリヤのもとには2回攻撃の騎士団長、宮廷を追放された魔法使いと僧侶、暗殺者、街の悪党に盗賊、そしてエルフ娘にドワーフ、フェアリーにレプラホーンと、多くの仲間が集う。
いつしかディリアの信頼はカリヤへの恋に変わるが、仮屋誠は自分の齢と職業倫理で自分にブレーキをかける。
だが、その一方でエルフ娘は自分の巨乳を意識しているのかいないのか、何かというとカリヤに迫ってくる。
さらに宰相リカルドに仕える万能の側近カストは忌々しくなるほどの美少年なのに、不思議な色香で夢の中にまで現れるのだった。
剣と魔法の世界に少年の身体で転移した中年教師。
兵法三十六計でダンジョンを制圧し、王国を救えるのだろうか?
王女の恋に巨乳エルフの誘惑、美少年への劣情というハーレム展開に始末がつけられるのだろうか?
(『小説家になろう』様、『カクヨム』様との重複掲載です)
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる