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~第一章:冒険開始~
29ページ目…八つ当たりと結果
しおりを挟む『チュド~ン!…ガラガラガラ…。』
僕の全SPを込めた闘気弾による八つ当たりで、眼下の岩が砕け散る。
その飛び散った破片の内、一番大きな欠片がこちらへと飛んできて左肩を直撃、僕は大怪我を負う事になった。
だが、周囲への被害はそれだけでは収まらず、それら破片が地味に散らばった所為で、川の一部を堰き止める形で大きめの水溜まりを作っていた。
『プカプカ、プカプカ…。』
よく見ると、白と黒のモノクロな楕円形の物体が10個ほど浮いてるのが見える。
その楕円形の物が気になり〖神の目〗を使い、更によく見てみる…。
【アーユ:川魚…比較的綺麗な川に生息する川魚、焼くと美味しい。】
つまり、あそこに浮いてるのは全部魚と言う事になる…って、魚だとッ!?
僕は慌てて岩から飛び降りる。
『バシャッ!』
大怪我を負っているのも忘れ、クラクラする頭とふらつく足下が気になる物の川に飛び込む…。
そのまま、フラフラで今にも倒れ込みそうな身体に鞭を打つかの如く必死に身体を動かし…獲物を逃さない様に必死に水溜まりへと向かった…。
そして、僕は…とうとう念願の魚をゲットする!
流石に今度ばかりはオチがあると嫌なので、最高速度で無限庫へとアーユを放り込む。
そして、確認の為、無限庫の表示を見てみると、そこには『アーユ:11』と書いてある。
つまり、先程10個ほどと思ったが正確には11匹のアーユだったみたいだ。
それを見た瞬間、改めて食料ゲットに体を震わせるのだった…。
◆◇◆◇◆◇◆
川から上がった僕は、川の辺で、錆びた短剣を使い、魚の腑を綺麗に取り除き、その身を綺麗に洗い、再度、無限庫へ魚を放り込む。
やっぱり、魚は下処理しておかないと、直ぐに腐ってしまうからね。
それに、木とかは切れなくても、錆びた短剣でも魚は捌く事は出来る。
って事で…今度は魚を焼く為の薪を回収しに森に入った。
そして、薪を一心不乱に集めた…えぇ、それはもう一生懸命に集めましたとも…。
本当は、腹の虫が騒ぐのを忘れる為に、ただひたすらに無限庫に放り込んだのだが…気が付いたら薪が150本も入っていた…。
いや~何も考えない行動と言う事は実に恐ろしい物だ。
もう、料理に使うどころか、余裕でキャンプファイアーだって出来ちゃいますよ。
そう言えば、今の子供達って、キャンプファイアーってした事あるんだろうか?
ちなみに、僕は中学の時の学校行事で、キャンプをする学校だった為、経験済みである。
そんな事を考えていたのだが…薪を拾い続けたら、更に増え200本に達していた。
ってか、こんなに拾ってどうすんだ?自分…。
◆◇◆◇◆◇◆
そんなこんなで再度、川に戻ってきた。
と言うのも、森の中で焚き火をした場合、万が一にも森林火災を引き起こした場合、責任が取れないからだったりするからだ。
その点、川の側ならば火事を起こす可能性は、ほぼ皆無と言える。
何より、いざと慣れば川の水を掛ければ、消化くらいは出来るはずだ。
ちなみに、フラグではないのであしからず。
って事で…メシ~メシメシメシ~♪
そこで、ふと僕が目にした物は…それは先ほど魚の腑を打ち捨てた所にいた1匹の魔物の姿だった…。
僕の全SPを込めた闘気弾による八つ当たりで、眼下の岩が砕け散る。
その飛び散った破片の内、一番大きな欠片がこちらへと飛んできて左肩を直撃、僕は大怪我を負う事になった。
だが、周囲への被害はそれだけでは収まらず、それら破片が地味に散らばった所為で、川の一部を堰き止める形で大きめの水溜まりを作っていた。
『プカプカ、プカプカ…。』
よく見ると、白と黒のモノクロな楕円形の物体が10個ほど浮いてるのが見える。
その楕円形の物が気になり〖神の目〗を使い、更によく見てみる…。
【アーユ:川魚…比較的綺麗な川に生息する川魚、焼くと美味しい。】
つまり、あそこに浮いてるのは全部魚と言う事になる…って、魚だとッ!?
僕は慌てて岩から飛び降りる。
『バシャッ!』
大怪我を負っているのも忘れ、クラクラする頭とふらつく足下が気になる物の川に飛び込む…。
そのまま、フラフラで今にも倒れ込みそうな身体に鞭を打つかの如く必死に身体を動かし…獲物を逃さない様に必死に水溜まりへと向かった…。
そして、僕は…とうとう念願の魚をゲットする!
流石に今度ばかりはオチがあると嫌なので、最高速度で無限庫へとアーユを放り込む。
そして、確認の為、無限庫の表示を見てみると、そこには『アーユ:11』と書いてある。
つまり、先程10個ほどと思ったが正確には11匹のアーユだったみたいだ。
それを見た瞬間、改めて食料ゲットに体を震わせるのだった…。
◆◇◆◇◆◇◆
川から上がった僕は、川の辺で、錆びた短剣を使い、魚の腑を綺麗に取り除き、その身を綺麗に洗い、再度、無限庫へ魚を放り込む。
やっぱり、魚は下処理しておかないと、直ぐに腐ってしまうからね。
それに、木とかは切れなくても、錆びた短剣でも魚は捌く事は出来る。
って事で…今度は魚を焼く為の薪を回収しに森に入った。
そして、薪を一心不乱に集めた…えぇ、それはもう一生懸命に集めましたとも…。
本当は、腹の虫が騒ぐのを忘れる為に、ただひたすらに無限庫に放り込んだのだが…気が付いたら薪が150本も入っていた…。
いや~何も考えない行動と言う事は実に恐ろしい物だ。
もう、料理に使うどころか、余裕でキャンプファイアーだって出来ちゃいますよ。
そう言えば、今の子供達って、キャンプファイアーってした事あるんだろうか?
ちなみに、僕は中学の時の学校行事で、キャンプをする学校だった為、経験済みである。
そんな事を考えていたのだが…薪を拾い続けたら、更に増え200本に達していた。
ってか、こんなに拾ってどうすんだ?自分…。
◆◇◆◇◆◇◆
そんなこんなで再度、川に戻ってきた。
と言うのも、森の中で焚き火をした場合、万が一にも森林火災を引き起こした場合、責任が取れないからだったりするからだ。
その点、川の側ならば火事を起こす可能性は、ほぼ皆無と言える。
何より、いざと慣れば川の水を掛ければ、消化くらいは出来るはずだ。
ちなみに、フラグではないのであしからず。
って事で…メシ~メシメシメシ~♪
そこで、ふと僕が目にした物は…それは先ほど魚の腑を打ち捨てた所にいた1匹の魔物の姿だった…。
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