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〜始まり〜

①どこですか

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「....はあああ」

私は山田奏普通の日本人女子高生。
今は学校が、終わって帰宅中女子高生なら、放課後はカラオケとかに友達と行くのかもしれないが、私は友達が余りいなく、親友と呼べる唯一の花ちゃんは部活でいない。

「家帰ったら何すっかな~」

                          <ウィーン>

「え?」
「ああああああああああああ」

突如と現れたマンホールみたいな穴
私 山田奏は吸い込まれたのであった

「いてて.....」

目が覚めると暗闇の中
ぽっとロウソクの灯りが着く
その灯りはやがて部屋中に広がって暗闇は消える

目の前には青い瞳の男性

「やぁ君!なんて名前?」

青い瞳の男性が話しかけてきた

「俺は狩野力翔よろしくね!」
「私は山田奏よろしく」
「奏ももしかして日本から?」「うん、力翔くんも?」
「そうなんだ!こんな感じの雰囲気なんかワクワクするね!!」

私はいつも使わないパワーを一生懸命出して会話をした。
はぁやばいほんと疲れる。瑠花ちゃん助けて、、、、
でも力翔、めっちゃイケメンだな一綺麗な緑の髪色してて
ゲームのキャラに居そう、、、喋りながら歩いているとまた人が見えてきた、

「誰かいるんですかー?」

私が聞いても返事がない
すると赤い瞳をした男性がこちらに歩いてきた。

「お前らか?俺をこんなとこに連れ去った
のは」
「違います違います違います!!!!」「私たちたも起きたらここに居たんです!」

赤い瞳の男性は私たちを疑っている

「俺達もここがどこか分からないんだ、、それで誰か居ないか探して居たのが君なんだ。」
「だから一緒に協力して探さないか?」

                       パシン!!!

「!?」

力翔が手を差し伸べるといきなり赤い瞳の男性は思いっきり力翔の手を叩いた。

「ごめんけど俺は、誰かと仲良しごっこしてる暇はないから。」

赤い瞳の男性はそう言うと、何処かえ歩いて行こうとした。

                              ギギィ


すると目の前のドアが開き誰かが入ってきた

「皆さん!おまたせしました!今から案内をする、ベアーノと申します!!!!」

入ってきたのはちっちゃいクマ。
私が持ってる人形のやつみたい。
だけど言葉を喋っている、実は人間で化けているのかな?
そう思いながら、とりあえず話を聞く

「着いてきてください!」

結局私、力翔、赤い瞳の男性、しか中にいなかった。あと他の人は来てないのかなー。

「皆さん混乱しているかも知れませんが!貴方達は今選ばれたのです!」
「何にですか?」
「魔王討伐の勇者達の影サポート役の魔法使いです!!!」
「いや、勇者じゃないんかーい!」

こう言う転移とかって絶対ヒロインか主人公の勇者物語でしょ、、、、
まぁ、確かにこのヒロイン不向きな顔じゃ無理かー、でも絶対瑠花ちゃんならできるな。あんな可愛い女の子早々居ないしね、ワンチャンここに来てんじゃね。

「あの、勇者さんたちも、もしかして召喚されてるんですか?」
「もちろんです!勇者様達は今頃歓迎式の準備をしておられます!」
「勇者様のサポートとかはわざわざ私たちを召喚まで、することなかったんじゃないんですか?」
「それが、、、私たちでは絶対に、魔王を倒せないんです。」
「なんでですか?」
「魔王を倒すにはまず莫大な魔法の力が要ります。それに魔王を唯一たおせる魔法は、一つしか無く、使えるのも貴方達異世界人しか、使えないんです。」
「まじですか」
「まじです」
「だからお力を貸してください!!!」
「でも私魔法なんて使えませんよ、ここにいるあと他二人も」
「御安心を!貴方達にはちゃんと魔力があります!」
「そうなんですか。」
「だから貴方達は魔力がある人間の中の魔力が高い人達から厳選されたんですよ!?」
「じゃあ俺達は魔王を倒さないと帰れないのかよ。」
「ズバッと言うならそうですね」

歩いて行くとお城みたいなところに出た。
とても金持ちが住んでそうな家

「さぁ着きましたよ!!とりあえずそこのソファに座ってください!」

私は大人しく座ると力翔も隣座り赤い瞳の男性隣座った。

「では!改めて自己紹介をしましょう!」
「私の名前はベアーノ・ブローネともうします!!種族はベア族で、年齢は140歳です!」

あれ熊の寿命って20~30年じゃなかったっけ

「私は山田奏 年齢は16歳で、高二です。誕生日は9月7日です」
「俺は狩野力翔、同じく16の高二」
「俺は沙美乃 莉久年齢は17の高二」
「莉久って言うんだ!かっこいいね!」
「お前にかっこいいとか言われる筋合いはない」 
「お前なぁ」
「笑笑莉久くんって面白いね笑かっこいいって言われて切れてる笑」
「何笑ってんだよ!しかも莉久って呼ぶな!」
「じゃあ照れ屋さん?それとも、、、」
「俺のことは沙美乃って呼べ!!」
「分かった!よろしく!」
「だからよろしくするつもりは無い」
「こっちこそ誰がお前なんかとボソッ」
「なんか言ったか?緑野郎」
「もう仲良くなったんですね!良かったです!」
「では貴方達も支度をしましょう!」
「なんのですか?」
「歓迎会の準備です!!」
「え!?私達もいくんですか!?」
「当たり前です!!」

私はこれからどうなるのだろうか無事魔王を倒せるのか、、、大丈夫かな、
これから私の旅が始まる!!!の、かな?




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