ポーカーフェイスな悪役

マル

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ゲームの始まり高等部

高等部編 お正月

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 クリスマスの前日から冬休みは、始まってはいたが、いよいよお正月てか今日

リビングの一角に小上がりの和室があり、そこにテレビだけが年中置いてあるが、冬にはこたつを置き完全まったり空間を作り上げる
まぁ、部屋中あったかいけどね

定番のテレビ番組を観ながらそのまま、眠ていたせいで、10時に起きてしまった
少し中途半端な時間だが、年も明けたしまぁいいかと思った


様「おせち持ってきたよ」
真「流石にだらだらしすぎよ」
 舜「お正月は皆んなこうなるよ、それよか食べよ」
真「お汁粉も後で食べようね」
 舜「いや」
あんこ苦手なのよね

様「はいはい、好きなもん食べよう♪」
真「でも食べずは禁物よ、正月太りが恐ろしいわ」
 舜「あと数ヶ月で2年になるのよね…」
髪切ろうかな、どうしよう何かは変えたい

様「ねぇ、なんか忘れてない私たち…」
 舜「?」
「・・・・」
真「あ、あれよあの初詣」
様「行ってない」
 舜「ほんと、どうする」
真「今行く?」
 舜「良いじゃん、行こう軽く食べてから」
様「そうしよう!」

真「食べたわね、足りなかったらコンビニで後から買いましょ」
様「うん、それなら舜さぁ着物着てよ」
 舜「いいよ」
着物は暖かいからね楽だし

 舜「準備できたか」
様「いいよ、真夜が車準備して待ってるよ」
もうか、早いな~たのしみなのか?


様「では!しゅっぱーつ!」
 舜「うい」

車に若干酔い気持ちが悪い所存であります
早速目的地に着き目当てのところに向かいさっさと終わらせドキドキ!おみくじ~

 舜「なんだ最近疲れてんのかな」
様「そうよ疲れてるのよ」
そうだね

真「何言ってるの、おみくじ引きなさい」
 舜「はい」


あなたの心を平和にして、他人のためにつくせ、中途半端が吉
この巡り合わせは貴方の人生を大きく好転させるでしょう。

願望 無理に事をなすは悪し 時を待て叶う
待人 驚く事あり
失物 出る 低い所
旅行 さわりなし
商売 利益相当あり
学問 安心して学勉せよ
相場 着実にやれ
争事 争うな、自ずと勝つ
恋愛 我慢を抑えれば吉
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出産 さわりあり
病気 医師を選べ 治る
縁談 人の言葉を信ぜず自分で考えよ


様「なんだった?ちなみに私は大吉」
真「わたし吉よ」
 舜「……中吉」
「「普通」」
様さんとシンクロしちゃった

様「舜…いいこと書いてないの」
 舜「いや、書いてあるよしっかりとね」
真「良かったじゃない見せてみて」
ほい

真「うん、…これからなのね」
 舜「所詮はおみくじだよ」
いいことばかり書いてあって逆に怖いわ

車の中でいわゆるガールズトークが繰り広げる

真「恋愛がねぇ、かなりいいのよ期待しちゃうわ」
様「いいなぁ、私は仕事関係が良いのよねまぁ悪いにこしたことはないんだけどね」

悪役でも良い事はいい、悪に徹してないけど…仕事も恋愛も良さそうだし、そもそも恋愛できるのか私
まだ若いが心配になってきたな
これからは一応気にかけよう
(絶対気にかけないやつ)

真「ちょっとあそこ寄っていいかしら」
様「いいよ」
ス○バ的な所

様「あねぇ、クリスマスパーティー言ったんでしょう」
 舜「うん、そうだね」
様「どうだった?」
 舜「まあまあ」
様「ふふ、良かったね」

 舜「プレゼントあれで良かったの?」
様「いいの、欲しかったし私が欲しかったものよりいいもので驚いたけど嬉しい」
 舜「‥ありがとう」
クリスマスにねプレゼントを送った、真夜さんにもね

様さんにはってゆうか…2人には美容品をいくつか送った
しろうちゃんと澪さんも手伝ってくれた、私詳しくないから

様「ねぇあれ」
 舜「え…双子?」
そういやあ、仲良かったのか…なんでいるんだ

真「お待たせ、ついでにこれね」
小さく会釈、ホットココアありがとう

様「〈どうすればいい私〉」
 舜「〈…さぁ、わからん〉」
困った見つかりたくないなぁ、真夜さん‥伝えてるかな私いること

双子「やっほう」
 舜「ですよね」
天「あま君‥なんで隠れてるのう!」
地「嫌でしたか?」

 舜「ワタシニキカレテモ」
地「そうだ、ラムネのアイスあげます」
 舜「ん、ありがとう」

様「‥ずっと思ってたんだけど、寒くないの?」
 舜「は?」
様「だから、このさっむい時期にアイス、お腹壊さない?」
天「よく食べてるよね年中無休で」
笑うんじゃないよ

 舜「それより、どうして?」
地「親と来てるんです」
天「そうそう、イルミネーション見に遠出してたのけっこう楽しかったよ」

真「寒い」
 舜「帰ろ」

天「えー」
仕方ない寒いんだ、アイスは美味しいからいいの
イルミネーションか…焼き芋食べた思い出しかないな

 地「あのっ」
特に何も考えず振り返る、何か言いたげな顔をしていたが

天「もう戻らなくちゃ、ばいばい」
様「ばいばい」
真「うん、気をつけて」

兄のほうが咄嗟に声をかけ止めた…弟の方はなにかにに気付いたのか、青くなった…気がした

見間違いかな、私はそう願いたいのだかね


 舜「さぁ帰ろうか」















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