上 下
18 / 21

ルイスさんと食事2

しおりを挟む
「小学生の頃で、そこから仲がいい。」

「そういえば、虎丸が俺についてきて地球に来たの知ってる?」

「いえ、知らないです。」

「2人とも地球に憧れはあった。」

「俺は知っての通り宇宙警備隊に所属してて」

「虎丸は建築関係の仕事をしてた。

「そんなある日、俺が地球に出張になり」

「虎丸はご近所さんに用事があって地球に行けなくなったからと地球行きのチケットをもらってさ」

「2人で地球に行ったよ。」

「俺は仕事、虎丸は観光。」

「虎丸は俺より先に帰った。」

「俺は今所属してる警備隊にスカウトされて、行こうか迷ってた。」

「それを帰ってから虎丸にしたら」

「行けよ。」

「って言われて、行く決意ができたんだ。」

「虎丸は地球に行けば行きたい明確な理由が浮かぶと思ったけど、浮かばないって。」

「でも俺のいない惑星にいる意味がないって。」

「だから、本当に地球に行きたいなら行ってから理由を見つければいいと思うって言ってやったよ。」

「それで2人とも地球にやってきた。」

「虎丸が中々仕事決まらなくて、俺と一緒に寮で暮らしてた。」

「その後、仕事が決まり、一人暮らしを初めてから徐々に会わなくなったなー。」

「でも最低年1出会ってるけどな。」

「あ!この話、虎丸にはするなよ。」

「話さないってことは言いたくないのかもしれないから。」

「はい!」

(俺についてきたなんて部下に言えないか。)
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

タイムワープ艦隊2024

山本 双六
SF
太平洋を横断する日本機動部隊。この日本があるのは、大東亜(太平洋)戦争に勝利したことである。そんな日本が勝った理由は、ある機動部隊が来たことであるらしい。人呼んで「神の機動部隊」である。 この世界では、太平洋戦争で日本が勝った世界戦で書いています。(毎回、太平洋戦争系が日本ばかり勝っ世界線ですいません)逆ファイナルカウントダウンと考えてもらえればいいかと思います。只今、続編も同時並行で書いています!お楽しみに!

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

エロ・ファンタジー

フルーツパフェ
大衆娯楽
 物事は上手くいかない。  それは異世界でも同じこと。  夢と好奇心に溢れる異世界の少女達は、恥辱に塗れた現実を味わうことになる。

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

処理中です...