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魔王3
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茶室で弾正と今井宗久が茶の湯を楽しんでいる。茉緒は天井からそれを眺めている。しばらくして貧相な侍が入ってきた。宗久は弾正に紹介する。
「今話題の織田家でござるよ」
「今川のお館を討ち取ったという?」
弾正の目が興味ありそうに光っている。
「藤吉郎と申します」
「鉄砲を売れと申されての?」
「威嚇にいいが戦闘ではな」
弾正はあまり評価していない口ぶりだ。
「それが織田殿は大量の注文をしておられる」
「いえ、殿は将来は鉄砲の時代と申しておられまする」
「茉緒降りてくるのだ」
宗久が声をかける。茉緒は声のかかるのを予想して着物を着ている。
「忍者でござるか?」
「魔王と呼ばれておる。この者に荷の警護をさせる」
「優しい女子ですの?」
「手を出せば首を取られますわ」
茉緒はこの時が初めての秀吉との出会いだった。
「今話題の織田家でござるよ」
「今川のお館を討ち取ったという?」
弾正の目が興味ありそうに光っている。
「藤吉郎と申します」
「鉄砲を売れと申されての?」
「威嚇にいいが戦闘ではな」
弾正はあまり評価していない口ぶりだ。
「それが織田殿は大量の注文をしておられる」
「いえ、殿は将来は鉄砲の時代と申しておられまする」
「茉緒降りてくるのだ」
宗久が声をかける。茉緒は声のかかるのを予想して着物を着ている。
「忍者でござるか?」
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「優しい女子ですの?」
「手を出せば首を取られますわ」
茉緒はこの時が初めての秀吉との出会いだった。
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