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流れる4
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朝釣りをして昼から娘と白浜に出る。YOUはずっと東京にいる。ネットで見たがこの初主演の映画は大成功だが5人組のチームはあまりよくないそうだ。リーダーがソロでもう3曲を出して順調だが、YOUを外して残りの3人は仕事もない状態だ。その一人が今回AVに出て解散が囁かれている。
映画を見て再びYOUに会いたくなった。高校生の彼女は腕を組んで楽しそうだが、同じ年頃だがYOUに感じるものがない。映画の後は温泉に行こうと言うことになった。ここには昔別れた女房と子供と来たことがある。再婚したと言う噂は聞いている。
「送ってもらった写真を調べたが凄いことが分かったぞ。この男は2年前に関東でオレオレ詐欺で騒がした男だぜ。指揮をしていたが片腕だけが逮捕されて行方不明になっている。恐らく大池社長が匿ったのだ。本来彼が社長だが花田をダミーに据えたのだ」
「まさかそれを週刊誌で公表すると?」
「それは最後のネタにするさ。パソコンには入れたか?」
「そんな簡単なものじゃないのですよ」
まだ餌を撒いたところなのだ。相手もこの道ではプロだからそう簡単は侵入できない。
「しばらく大池社長の会社もO社としてください。でもあの2年前の事件は大々的に載せてください。その時のメンバーの写真は乗せてもいいですよ。緊張感を持たせるのはいいと思いますよ」
「何をしているのですか?」
温泉から上がってスマホをしている。
「YOUさんからじゃないですか?」
「いや、仕事先だ」
彼女は牛乳とビールを持って来る。
「私あの幻の地下商店街のサイトの自画像の申し込みをしたんです。でも凄いですね?申し込みをしてもテストがあるのですよ?」
「そんなに人気か?」
「すでにモデルが何人も誕生してるのです」
「君もモデルに?」
「私は歌手です」
映画を見て再びYOUに会いたくなった。高校生の彼女は腕を組んで楽しそうだが、同じ年頃だがYOUに感じるものがない。映画の後は温泉に行こうと言うことになった。ここには昔別れた女房と子供と来たことがある。再婚したと言う噂は聞いている。
「送ってもらった写真を調べたが凄いことが分かったぞ。この男は2年前に関東でオレオレ詐欺で騒がした男だぜ。指揮をしていたが片腕だけが逮捕されて行方不明になっている。恐らく大池社長が匿ったのだ。本来彼が社長だが花田をダミーに据えたのだ」
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「そんな簡単なものじゃないのですよ」
まだ餌を撒いたところなのだ。相手もこの道ではプロだからそう簡単は侵入できない。
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