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世界の大波7
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一足先にアユタヤに戻る。アユタヤの国境を超えるところでリーの使っている女忍が待っていて王宮に来るようにとのことだった。それで他のものはフランスの兵を連れて岬の館に戻った。
「どうした?」
「王室に入ってください」
王室に入るとサンベット王が正装をして座っている。
「ご苦労。だがこちらは毎日地獄の日々だよ」
リーがまとめて説明する。
「やはりイギリスがフランスとの通商を拒んでいます。だがフランスは早くも兵を百入れて商館を建て上げました」
「何と」
「それで今アユタヤの海にイギリスの軍艦2艇とフランスの軍艦2艇が睨み合っています。王はその間に入って」
「なりほどたまにはいいでしょう?」
「冷たいなあ」
「今日は両者にリーと補佐官の私が会います」
茉緒は衣装を着替えると両者は1刻後に来る。フランスは当時交渉に来た政府の役人で、イギリスは東インド会社の新しい統括部長だ。
「ご存知のようにアユタヤはカトマンズからラオス、ビルマ、今回はベトナムまで内陸の道を拡げました。港から出入りする商品は多岐に渡ります。今スペイン、ポルトガル、オランダと交易の交渉が迫られています。議会ではこの際すべてと交易をすべきとの考えです。だが王はしばらく双方にと強く求められています。そのような状態で軍艦が睨み合っているより商船を入れるべきでは?」
双方が見合っている。
「それよりフランスは大砲を4門を入れてくれたのですね?」
「もちろん約束を守る」
「どうした?」
「王室に入ってください」
王室に入るとサンベット王が正装をして座っている。
「ご苦労。だがこちらは毎日地獄の日々だよ」
リーがまとめて説明する。
「やはりイギリスがフランスとの通商を拒んでいます。だがフランスは早くも兵を百入れて商館を建て上げました」
「何と」
「それで今アユタヤの海にイギリスの軍艦2艇とフランスの軍艦2艇が睨み合っています。王はその間に入って」
「なりほどたまにはいいでしょう?」
「冷たいなあ」
「今日は両者にリーと補佐官の私が会います」
茉緒は衣装を着替えると両者は1刻後に来る。フランスは当時交渉に来た政府の役人で、イギリスは東インド会社の新しい統括部長だ。
「ご存知のようにアユタヤはカトマンズからラオス、ビルマ、今回はベトナムまで内陸の道を拡げました。港から出入りする商品は多岐に渡ります。今スペイン、ポルトガル、オランダと交易の交渉が迫られています。議会ではこの際すべてと交易をすべきとの考えです。だが王はしばらく双方にと強く求められています。そのような状態で軍艦が睨み合っているより商船を入れるべきでは?」
双方が見合っている。
「それよりフランスは大砲を4門を入れてくれたのですね?」
「もちろん約束を守る」
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