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本拠地1
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サンベット王が先頭に立って王宮の大改造に着手し始めた。問題の貴族や大臣や官僚は引退させてその次男や3男を登用した。目玉ではゴラクを経済大臣に登用、経済大臣は農業大臣として新田開発を進める。親衛隊が貴族関係者であったのをついに護衛隊と併合して近衛軍とした。初代将軍はヒデが任命された。近衛軍は私兵制度を廃止し王直属軍として3千の規模を誇る。
薬師は反乱時に殺されていた。料亭はゴラクが引き取り凜が酒場と合わせ運営することになった。酒場も元女将を退け女忍者が引き継ぐことになった。下忍から5人の女忍者と護衛隊から30人が凜の下で抜け人村でしていた薬売りを始めることになった。
また宗久の働きでビルマの侵入した部族とアユタヤはビルマ王仲介で和解をした。今後問題はビルマ、ラオスとも王宮が弱体化していることだ。その隙間に和寇が忍び込んでいる。
「どうだ。第3船長?」
この戦いのときに荷を積まない南蛮船として中国海岸線を走らせていた。船長は地図を広げて説明を始める。茉緒は前回の時に台湾に行ってここが和寇の本拠地ではないことを確かめていた。
「台湾の周辺に当たる中国の漁港を調べて見たのですが、どうも和寇の本拠地は香港というところのようです。ここにはイギリスの船も入っています。入港税が取られるので南蛮船はここでは荷を降ろしていません。それと自治軍が強く警備船に何度も襲われたことがあります」
「新船は間に合うのか?」
横に造船所所長が座っている。
「新船は今年中には間に合いません。旧南蛮船もすべて大砲を入れ替えています」
「だがそこまで待ってもおれない」
「来月の中旬には2船が交互に戻ってきて、今大砲の入れ替えをしている船で3船となりますが?」
「茉緒、香港には儂もいたことがある。連れて行け」
いつの間にか果心が入ってきている。
「もちろん乗ってもらいますよ」
茉緒は果心に助けられっぱなしだ。
薬師は反乱時に殺されていた。料亭はゴラクが引き取り凜が酒場と合わせ運営することになった。酒場も元女将を退け女忍者が引き継ぐことになった。下忍から5人の女忍者と護衛隊から30人が凜の下で抜け人村でしていた薬売りを始めることになった。
また宗久の働きでビルマの侵入した部族とアユタヤはビルマ王仲介で和解をした。今後問題はビルマ、ラオスとも王宮が弱体化していることだ。その隙間に和寇が忍び込んでいる。
「どうだ。第3船長?」
この戦いのときに荷を積まない南蛮船として中国海岸線を走らせていた。船長は地図を広げて説明を始める。茉緒は前回の時に台湾に行ってここが和寇の本拠地ではないことを確かめていた。
「台湾の周辺に当たる中国の漁港を調べて見たのですが、どうも和寇の本拠地は香港というところのようです。ここにはイギリスの船も入っています。入港税が取られるので南蛮船はここでは荷を降ろしていません。それと自治軍が強く警備船に何度も襲われたことがあります」
「新船は間に合うのか?」
横に造船所所長が座っている。
「新船は今年中には間に合いません。旧南蛮船もすべて大砲を入れ替えています」
「だがそこまで待ってもおれない」
「来月の中旬には2船が交互に戻ってきて、今大砲の入れ替えをしている船で3船となりますが?」
「茉緒、香港には儂もいたことがある。連れて行け」
いつの間にか果心が入ってきている。
「もちろん乗ってもらいますよ」
茉緒は果心に助けられっぱなしだ。
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