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第三章 ラプラドル島 前編
ブルーサイクロンズ
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そこに立っていたのは…。
「おうおぅ! 今、噂のスーパースター、レオン様じゃないか?」
慇懃無礼ってこういう態度のことを言うんだろうなぁとレオンは思った。
目の前にいるブロンドヘアーのイケメンは、僻みか妬みか分からない表情でレオンを見る。
そして恭しく深々と、逆に嫌みなくらいの仕草でお辞儀をして見せる。
(やな感じ)
無視しようとも思ったが、名指しで声をかけられたのでそうもいかない。
「やあ、フィエロ。どうかした?」
できるだけそっけなく、冷たくあしらうようにする。
相手も険のある態度なんだからとやかく言われる筋合いはないだろう。
そんなレオンの態度にに多少なりとも気を悪くしたのだろう。
「ふん、お高くとまってんな。まぁいい。今日は我らブルーサイクロンズにお前を招待してやろうと思ってだな」
不機嫌ながらも、レオンの態度を特に気にもしないフィエロ。
顎をくいっとあげて、高圧的な態度でレオンを見る。
薄い笑顔が逆に胡散臭さを増長している。
「ブルーサイクロンズ???」
レオンはできるだけ「うんざり」した気持ちが全面に出るようにして聞き返した。
何とも時代錯誤と言うかなんと言うか。
一昔前の英雄のようなネーミングセンスにレオンは呆気にとられたが、フィエロはレオンがフィエロたちに圧倒されているとでも思ったのだろうか、眉を片方だけあげると、ベラベラと説明を始めた。
「我らブルーサイクロンズは、カルバン帝国の繁栄を担う徒党として結成された選らばれしエリート集団だ。ゆくゆくはここを卒業する頃にはカルバン帝国の帝国軍として名を馳せることになるだろう。そのために芽のあるやつに声をかけて引き抜いているのさ。さっきメンバーの1人がお前の体術の授業の様子を見た。俺も魔法の授業でお前を見て、ブルーサイクロンズに入る資格充分と判断して、お前とダンを勧誘に来たと言うわけだ」
「ありがたく思えよ!」というような態度のフィエロにレオンは「はぁ…」としか言えない。
そもそもレオンはカルバンに忠誠なんてこれっぽっちもない。
むしろ、こんなところに半ば強引に連れてこられ、この島に閉じ込められてうんざりしているも言う方が正しい。
カルバン帝国の帝国軍の兵隊になると言うことは、あの悪名高い帝国の片棒を担ぐということだ。
レオンとしては祖国の敵とも言える軍隊に入れと言うこの申し出(半分以上命令)は受け入れることはできない。
「あのさ、フィエロ。」
レオンは多少憤りを感じながらもできるだけ丁寧にお断りしようと言葉を選ぶ。
「僕はアラベスクの人間だよ。何も知らずにここに連れてこられてよく分からないままこの国の教育を受けてる。この状況も個人的には意味かわからないし、納得している訳じゃないんだ。まぁ、ライモンダ先生やバラン先生のように悪意を感じない人もたくさんいる。ここに来たのも何かの縁だからそれは受け入れようも思うよ。そう思えるようになったのもここ数日の話だ。まぁ、この国にはまだまだ裏があると思っているからただの悪名高い周囲に殺戮をばらまく侵略帝国なだけじゃないな、とは思い始めているけれど、とてもじゃないけれどこの国に忠誠を誓おうなんて気にはまだなれない。だから誘いには乗れないな」
キョトンとしたのは今度はフィエロの方だ。
レオンにしてはちゃんと断ってるな、とダンは思いながら、レオンの言葉を引き継ぐ。
「俺たちは祖国であるアラベスク王国に帰りたいと願っているんだ。当たるなら他を当たってくれ」
そう言ったダンをフィエロは睨むように見た。
(そんな悪意のある目で見なくても…)
レオンはそう思ったが、一応同調の意味も込めて頷いておく。
「まったく、この話がどれだけ名誉なことかわかってないなー。俺が直々に頭を下げに来てるんだぜ」
鼻息荒くフィエロは言う。
(いや、今のところ一度も頭は下げてないだろ…)
そんなレオンの心の中の突っ込みなんてもちろん通じない。
「名誉が欲しいとかそんなんじゃないんだよ、フィエロ。僕たちはできれば一刻も早く祖国に帰りたいと思っているんだ。君たちとは違う」
自分では気の長い方だと思っているが、それでもレオンは少しイライラしてきた。
「おいおい、俺らでカルバン帝国を盛り上げていこうぜって言ってんだ。共に皇帝陛下を崇め、栄光の階段を登ろうぜ!」
話が通じない。
レオンは自身の顔から表情というものが抜け落ちていくのを感じた。
「自己中心的な思想」を振りかざす「愚か者」。
フィエロの中に特に何か悪意があるとは思えない。
最初レオンはフィエロのことを「やな感じ」とは思った。
「敵意」のようなものを感じたからだ。
だが、それは誤解だったようだ。
彼らはレオンに敵意があるわけではないことは辛うじて分かった。
そうでなければ、こんなに熱心に勧誘はしないだろう。
だが。
「同意できる」かどうかは別問題。
彼の考えに同調は難しいし相容れない思想の持ち主であることはハッキリした。
基本的にレオンは「人の話を聴かない人」は苦手だ。
そして「自分の価値観を押し付ける人」も。
この手の人種は何を言っても耳をかそうとはしない。
その後もやり取りは続いているが、もはや立て板に水の状態。
ダンが何を言っても、意に介さない返答を続けている。
レオンは「もはや話をしても無駄」と判断した。
関り合いにならなければただの「目障り」だが、ここまで来ると「迷惑」だ。
レオンは覚悟を決めた。
もう嫌われてもいい!
我慢の限界だ。
「なぁ、フィエロ」
氷のような表情のまま、のべつまくなし持論を喋りまくるフィエロを遮った。
「ん??」
ようやく黙るフィエロ。
「申し訳ないけど、昨日の魔法原理の授業で思ったんだよねー。エリートって言うけどさ。フィエロが『魔法』という点においてそれほどエリートとは思えなかったけど?」
じっとりとした目でフィエロを見るレオン。
かなり悪い目をしている。
レオンも人が悪くなったな…。
ダンはちょっとだけ悲しい気分になりながら心の中で呟く。
「なんだと?!」
フィエロが目を剥く。
(ほーら、怒らせた)
ダンは火に油を注ぐレオンをうんざりした目で見る。
だが、レオンも負けていない。
「だって、フィエロはこれができないんだろ?」
無表情のまま、レオンは黙って指で宙に何か文字のようなものを書いた。
次の瞬間、潮風とは無関係に周囲の砂埃が舞い上がる。
明らかに魔法によるものであることはダンにも分かった。
そう。
フィエロは土属性の魔法が使えるがまだ弱い。
砂を少し動かすのが精一杯だ。
レオンはそれを数十倍のパワーでやってのけた。
涼しい顔で。
そして冷たく言い放つ。
「まぁ、また気が向いたら誘ってよ。少なくとこれくらいできるようになったらさ」
みるみるうちに渦巻き、激しくなっていく砂埃。
そして巨大な竜巻のようになった砂埃がおさまり、消える頃、レオンとダンはもうそこにはいなかった。
呆然とするフィエロたち。
「くそっ!」
レオンにコケにされ、逃げられ、地団駄踏むフィエロたち。
もちろんレオンたちは見ていない。
その頃レオンたちは猛ダッシュで塔の中に逃げ込んだのだから。
*****
目の前で砂埃の竜巻が起こった時、ダンは呆然とした。
「なんだこりゃ?!」
口をあんぐり開けて見るしかなかった。
「ダン!いくよ!」
レオンの鋭い声と普段からは想像もできない強い力で腕を引かれ、ダンは我に返った。
レオンにこんな能力があるなんて…。
ダンにもにわかには信じられなかった。
屋上庭園から塔に入るとレオンは歩調を緩めた。
「レオン。どうしたんだ?いつもと全然様子が違ったから心配になったぞ。それにあの魔法…」
レオンはまだ硬い表情だったが、次の瞬間、我に返ったような顔をし、そしてバツの悪そうな顔をした。
自分でもあんなに好戦的な態度をとってしまったことは意外だったのかもしれない。
「魔法って原理が分かればそんなに難しくないんだよ。まぁ勉強は必要だけど、あれくらいは難なくできる。自分で言うのもなんだけど、『めずらしく』ちょっとムカついたのもあるけどね…」
照れ隠しのようにそう言って階段を昇る歩調が早くなるレオン。
そんなレオンの表情を見て、ダンはちょっとだけ安心する。
自分からあんな風に吹っ掛けるレオンを初めて見た。
少なくとも出会ってからのレオンは、控えめでどちらかと言えば自信無さげに見えていた。
ダンはレオンを「守ってやらなきゃならない相手」と勝手に思ってもいた。
でも、あのときは少し違った。
まだまだ知らないことがお互いにある。
ダンは改めてそう思った。
そういえば自分のこともレオンにあまり話していないことに気づく。
いずれはもっと腹を割って色々話すべきことがあるんだろうな。
ダンはひっそりそう思った。
「これからも、何かとちょっかいをかけてくるかもね。あの連中。あぁいうの、諦め悪いから…」
そう言って苦笑いをするレオンは、もういつも通りの控えめで穏やかなレオンだった。
「おうおぅ! 今、噂のスーパースター、レオン様じゃないか?」
慇懃無礼ってこういう態度のことを言うんだろうなぁとレオンは思った。
目の前にいるブロンドヘアーのイケメンは、僻みか妬みか分からない表情でレオンを見る。
そして恭しく深々と、逆に嫌みなくらいの仕草でお辞儀をして見せる。
(やな感じ)
無視しようとも思ったが、名指しで声をかけられたのでそうもいかない。
「やあ、フィエロ。どうかした?」
できるだけそっけなく、冷たくあしらうようにする。
相手も険のある態度なんだからとやかく言われる筋合いはないだろう。
そんなレオンの態度にに多少なりとも気を悪くしたのだろう。
「ふん、お高くとまってんな。まぁいい。今日は我らブルーサイクロンズにお前を招待してやろうと思ってだな」
不機嫌ながらも、レオンの態度を特に気にもしないフィエロ。
顎をくいっとあげて、高圧的な態度でレオンを見る。
薄い笑顔が逆に胡散臭さを増長している。
「ブルーサイクロンズ???」
レオンはできるだけ「うんざり」した気持ちが全面に出るようにして聞き返した。
何とも時代錯誤と言うかなんと言うか。
一昔前の英雄のようなネーミングセンスにレオンは呆気にとられたが、フィエロはレオンがフィエロたちに圧倒されているとでも思ったのだろうか、眉を片方だけあげると、ベラベラと説明を始めた。
「我らブルーサイクロンズは、カルバン帝国の繁栄を担う徒党として結成された選らばれしエリート集団だ。ゆくゆくはここを卒業する頃にはカルバン帝国の帝国軍として名を馳せることになるだろう。そのために芽のあるやつに声をかけて引き抜いているのさ。さっきメンバーの1人がお前の体術の授業の様子を見た。俺も魔法の授業でお前を見て、ブルーサイクロンズに入る資格充分と判断して、お前とダンを勧誘に来たと言うわけだ」
「ありがたく思えよ!」というような態度のフィエロにレオンは「はぁ…」としか言えない。
そもそもレオンはカルバンに忠誠なんてこれっぽっちもない。
むしろ、こんなところに半ば強引に連れてこられ、この島に閉じ込められてうんざりしているも言う方が正しい。
カルバン帝国の帝国軍の兵隊になると言うことは、あの悪名高い帝国の片棒を担ぐということだ。
レオンとしては祖国の敵とも言える軍隊に入れと言うこの申し出(半分以上命令)は受け入れることはできない。
「あのさ、フィエロ。」
レオンは多少憤りを感じながらもできるだけ丁寧にお断りしようと言葉を選ぶ。
「僕はアラベスクの人間だよ。何も知らずにここに連れてこられてよく分からないままこの国の教育を受けてる。この状況も個人的には意味かわからないし、納得している訳じゃないんだ。まぁ、ライモンダ先生やバラン先生のように悪意を感じない人もたくさんいる。ここに来たのも何かの縁だからそれは受け入れようも思うよ。そう思えるようになったのもここ数日の話だ。まぁ、この国にはまだまだ裏があると思っているからただの悪名高い周囲に殺戮をばらまく侵略帝国なだけじゃないな、とは思い始めているけれど、とてもじゃないけれどこの国に忠誠を誓おうなんて気にはまだなれない。だから誘いには乗れないな」
キョトンとしたのは今度はフィエロの方だ。
レオンにしてはちゃんと断ってるな、とダンは思いながら、レオンの言葉を引き継ぐ。
「俺たちは祖国であるアラベスク王国に帰りたいと願っているんだ。当たるなら他を当たってくれ」
そう言ったダンをフィエロは睨むように見た。
(そんな悪意のある目で見なくても…)
レオンはそう思ったが、一応同調の意味も込めて頷いておく。
「まったく、この話がどれだけ名誉なことかわかってないなー。俺が直々に頭を下げに来てるんだぜ」
鼻息荒くフィエロは言う。
(いや、今のところ一度も頭は下げてないだろ…)
そんなレオンの心の中の突っ込みなんてもちろん通じない。
「名誉が欲しいとかそんなんじゃないんだよ、フィエロ。僕たちはできれば一刻も早く祖国に帰りたいと思っているんだ。君たちとは違う」
自分では気の長い方だと思っているが、それでもレオンは少しイライラしてきた。
「おいおい、俺らでカルバン帝国を盛り上げていこうぜって言ってんだ。共に皇帝陛下を崇め、栄光の階段を登ろうぜ!」
話が通じない。
レオンは自身の顔から表情というものが抜け落ちていくのを感じた。
「自己中心的な思想」を振りかざす「愚か者」。
フィエロの中に特に何か悪意があるとは思えない。
最初レオンはフィエロのことを「やな感じ」とは思った。
「敵意」のようなものを感じたからだ。
だが、それは誤解だったようだ。
彼らはレオンに敵意があるわけではないことは辛うじて分かった。
そうでなければ、こんなに熱心に勧誘はしないだろう。
だが。
「同意できる」かどうかは別問題。
彼の考えに同調は難しいし相容れない思想の持ち主であることはハッキリした。
基本的にレオンは「人の話を聴かない人」は苦手だ。
そして「自分の価値観を押し付ける人」も。
この手の人種は何を言っても耳をかそうとはしない。
その後もやり取りは続いているが、もはや立て板に水の状態。
ダンが何を言っても、意に介さない返答を続けている。
レオンは「もはや話をしても無駄」と判断した。
関り合いにならなければただの「目障り」だが、ここまで来ると「迷惑」だ。
レオンは覚悟を決めた。
もう嫌われてもいい!
我慢の限界だ。
「なぁ、フィエロ」
氷のような表情のまま、のべつまくなし持論を喋りまくるフィエロを遮った。
「ん??」
ようやく黙るフィエロ。
「申し訳ないけど、昨日の魔法原理の授業で思ったんだよねー。エリートって言うけどさ。フィエロが『魔法』という点においてそれほどエリートとは思えなかったけど?」
じっとりとした目でフィエロを見るレオン。
かなり悪い目をしている。
レオンも人が悪くなったな…。
ダンはちょっとだけ悲しい気分になりながら心の中で呟く。
「なんだと?!」
フィエロが目を剥く。
(ほーら、怒らせた)
ダンは火に油を注ぐレオンをうんざりした目で見る。
だが、レオンも負けていない。
「だって、フィエロはこれができないんだろ?」
無表情のまま、レオンは黙って指で宙に何か文字のようなものを書いた。
次の瞬間、潮風とは無関係に周囲の砂埃が舞い上がる。
明らかに魔法によるものであることはダンにも分かった。
そう。
フィエロは土属性の魔法が使えるがまだ弱い。
砂を少し動かすのが精一杯だ。
レオンはそれを数十倍のパワーでやってのけた。
涼しい顔で。
そして冷たく言い放つ。
「まぁ、また気が向いたら誘ってよ。少なくとこれくらいできるようになったらさ」
みるみるうちに渦巻き、激しくなっていく砂埃。
そして巨大な竜巻のようになった砂埃がおさまり、消える頃、レオンとダンはもうそこにはいなかった。
呆然とするフィエロたち。
「くそっ!」
レオンにコケにされ、逃げられ、地団駄踏むフィエロたち。
もちろんレオンたちは見ていない。
その頃レオンたちは猛ダッシュで塔の中に逃げ込んだのだから。
*****
目の前で砂埃の竜巻が起こった時、ダンは呆然とした。
「なんだこりゃ?!」
口をあんぐり開けて見るしかなかった。
「ダン!いくよ!」
レオンの鋭い声と普段からは想像もできない強い力で腕を引かれ、ダンは我に返った。
レオンにこんな能力があるなんて…。
ダンにもにわかには信じられなかった。
屋上庭園から塔に入るとレオンは歩調を緩めた。
「レオン。どうしたんだ?いつもと全然様子が違ったから心配になったぞ。それにあの魔法…」
レオンはまだ硬い表情だったが、次の瞬間、我に返ったような顔をし、そしてバツの悪そうな顔をした。
自分でもあんなに好戦的な態度をとってしまったことは意外だったのかもしれない。
「魔法って原理が分かればそんなに難しくないんだよ。まぁ勉強は必要だけど、あれくらいは難なくできる。自分で言うのもなんだけど、『めずらしく』ちょっとムカついたのもあるけどね…」
照れ隠しのようにそう言って階段を昇る歩調が早くなるレオン。
そんなレオンの表情を見て、ダンはちょっとだけ安心する。
自分からあんな風に吹っ掛けるレオンを初めて見た。
少なくとも出会ってからのレオンは、控えめでどちらかと言えば自信無さげに見えていた。
ダンはレオンを「守ってやらなきゃならない相手」と勝手に思ってもいた。
でも、あのときは少し違った。
まだまだ知らないことがお互いにある。
ダンは改めてそう思った。
そういえば自分のこともレオンにあまり話していないことに気づく。
いずれはもっと腹を割って色々話すべきことがあるんだろうな。
ダンはひっそりそう思った。
「これからも、何かとちょっかいをかけてくるかもね。あの連中。あぁいうの、諦め悪いから…」
そう言って苦笑いをするレオンは、もういつも通りの控えめで穏やかなレオンだった。
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