2 / 69
ーーー私はどこ?ここは誰?
しおりを挟む
「フリージア!!」
喜びMAXで私に抱き着いてくるこのおっさん。だれ?そして、その横で泣いているおばさんも
「ちょ…ちょっと!!離してよ!!」
おっさんを振り払うと
「フリージア?」
「あなたたちは誰?それとここはどこなのよ」
「フリージア?」
目の前のおっさんとおばさんは困惑した表情を浮かべている。
「フリージア!!お父さんだよ」
「お母さんだよ!!」
いきなりお父さんだとかお母さんだとか言われても理解に苦しむ。ここは本当にどこなんだろう?
「本当にわからないのか?」
軽くうなずくと、二人は慌てて部屋を後にした。そして、私はあることに気が付いた。
私は誰?
すると二人は数枚の絵をもってやってきた。
「こここ…これが、お前だフリージア」
そこにはきれいな服を着てにっこりと笑みを浮かべている女性の姿が描かれていたんだけど
「これのどこが私なのよ」
するとおばさんが鏡持ってきた。すると、そこにはさっきの絵に映っていた人物がそこにいたのだった。
「これでわかったか?フリージア」
そう言われても、この絵に描かれた人物と私は多分一緒なのだろう。としか言えない状況と二人の説明から、私の名前はフリージア・ドラボールそして、目の前にいるおっさんとおばさんが私の両親、中流貴族の娘であるということを知ったのであった。
***
丁度その頃、クラリス郊外、魔物に襲われている一行があって、すでに魔物に取り囲まれた状態だった。
「エドワード様!!」
「大丈夫だ!!」
「そっち!!」
「え?、ぐぁあああ!!」
一人が魔物に襲われた食べれていた。
「ひっ!!」
「何をやっている!!この!!」
「だめだ!!このままでは全滅だ」
「王子だけでもにがさないと」
「しかし」
当たりを見渡す限り逃げ切れる状態でないことは明白だった。しかし、魔物たちは突如、逃げ出したのだった。
「助かった…のか?」
***
一方、王宮では、
「エドワード様が郊外で魔物と遭遇、現在戦闘中とのことです」
すると王宮筆頭魔導士マーリンが現れた。
「おお!!マーリン、丁度良かった」
「国王様、この国にとてつもない魔力を持ったものが現れました」
「マーリン!!それどころでないのだ、我が息子が魔物に」
するとマーリンは手で国王の言葉を制した。
「国王様。その魔物は逃げておりますので、ご安心を」
「おお!!そうか」
「それよりも強力な魔物を持ったものですが、この国の災いとなるかどうかを調べたいのですが」
「それはお主に任せる」
「では、行って参る」
***
フリージアという名前が私の名前であるということだけがわかっただけて、相変わらず記憶はない。何をするわけでもなく、部屋にいた私は窓の外をじっと見ていた。すると一人の女性が突然と現れ、玄関の方へ歩いてきた。そして、家に入っていった。
すると部屋をノックする音が鳴った。
「お嬢様。応接間へ来てください」
「わかりました」
応接間に出るとさっきの女性が私の方を見た。
「あなたの魔力は強すぎる…」
喜びMAXで私に抱き着いてくるこのおっさん。だれ?そして、その横で泣いているおばさんも
「ちょ…ちょっと!!離してよ!!」
おっさんを振り払うと
「フリージア?」
「あなたたちは誰?それとここはどこなのよ」
「フリージア?」
目の前のおっさんとおばさんは困惑した表情を浮かべている。
「フリージア!!お父さんだよ」
「お母さんだよ!!」
いきなりお父さんだとかお母さんだとか言われても理解に苦しむ。ここは本当にどこなんだろう?
「本当にわからないのか?」
軽くうなずくと、二人は慌てて部屋を後にした。そして、私はあることに気が付いた。
私は誰?
すると二人は数枚の絵をもってやってきた。
「こここ…これが、お前だフリージア」
そこにはきれいな服を着てにっこりと笑みを浮かべている女性の姿が描かれていたんだけど
「これのどこが私なのよ」
するとおばさんが鏡持ってきた。すると、そこにはさっきの絵に映っていた人物がそこにいたのだった。
「これでわかったか?フリージア」
そう言われても、この絵に描かれた人物と私は多分一緒なのだろう。としか言えない状況と二人の説明から、私の名前はフリージア・ドラボールそして、目の前にいるおっさんとおばさんが私の両親、中流貴族の娘であるということを知ったのであった。
***
丁度その頃、クラリス郊外、魔物に襲われている一行があって、すでに魔物に取り囲まれた状態だった。
「エドワード様!!」
「大丈夫だ!!」
「そっち!!」
「え?、ぐぁあああ!!」
一人が魔物に襲われた食べれていた。
「ひっ!!」
「何をやっている!!この!!」
「だめだ!!このままでは全滅だ」
「王子だけでもにがさないと」
「しかし」
当たりを見渡す限り逃げ切れる状態でないことは明白だった。しかし、魔物たちは突如、逃げ出したのだった。
「助かった…のか?」
***
一方、王宮では、
「エドワード様が郊外で魔物と遭遇、現在戦闘中とのことです」
すると王宮筆頭魔導士マーリンが現れた。
「おお!!マーリン、丁度良かった」
「国王様、この国にとてつもない魔力を持ったものが現れました」
「マーリン!!それどころでないのだ、我が息子が魔物に」
するとマーリンは手で国王の言葉を制した。
「国王様。その魔物は逃げておりますので、ご安心を」
「おお!!そうか」
「それよりも強力な魔物を持ったものですが、この国の災いとなるかどうかを調べたいのですが」
「それはお主に任せる」
「では、行って参る」
***
フリージアという名前が私の名前であるということだけがわかっただけて、相変わらず記憶はない。何をするわけでもなく、部屋にいた私は窓の外をじっと見ていた。すると一人の女性が突然と現れ、玄関の方へ歩いてきた。そして、家に入っていった。
すると部屋をノックする音が鳴った。
「お嬢様。応接間へ来てください」
「わかりました」
応接間に出るとさっきの女性が私の方を見た。
「あなたの魔力は強すぎる…」
0
お気に入りに追加
36
あなたにおすすめの小説
料理スキルで完璧な料理が作れるようになったから、異世界を満喫します
黒木 楓
恋愛
隣の部屋の住人というだけで、女子高生2人が行った異世界転移の儀式に私、アカネは巻き込まれてしまう。
どうやら儀式は成功したみたいで、女子高生2人は聖女や賢者といったスキルを手に入れたらしい。
巻き込まれた私のスキルは「料理」スキルだけど、それは手順を省略して完璧な料理が作れる凄いスキルだった。
転生者で1人だけ立場が悪かった私は、こき使われることを恐れてスキルの力を隠しながら過ごしていた。
そうしていたら「お前は不要だ」と言われて城から追い出されたけど――こうなったらもう、異世界を満喫するしかないでしょう。
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
旦那様は大変忙しいお方なのです
あねもね
恋愛
レオナルド・サルヴェール侯爵と政略結婚することになった私、リゼット・クレージュ。
しかし、その当人が結婚式に現れません。
侍従長が言うことには「旦那様は大変忙しいお方なのです」
呆気にとられたものの、こらえつつ、いざ侯爵家で生活することになっても、お目にかかれない。
相変わらず侍従長のお言葉は「旦那様は大変忙しいお方なのです」のみ。
我慢の限界が――来ました。
そちらがその気ならこちらにも考えがあります。
さあ。腕が鳴りますよ!
※視点がころころ変わります。
※※2021年10月1日、HOTランキング1位となりました。お読みいただいている皆様方、誠にありがとうございます。
公爵家の隠し子だと判明した私は、いびられる所か溺愛されています。
木山楽斗
恋愛
実は、公爵家の隠し子だったルネリア・ラーデインは困惑していた。
なぜなら、ラーデイン公爵家の人々から溺愛されているからである。
普通に考えて、妾の子は疎まれる存在であるはずだ。それなのに、公爵家の人々は、ルネリアを受け入れて愛してくれている。
それに、彼女は疑問符を浮かべるしかなかった。一体、どうして彼らは自分を溺愛しているのか。もしかして、何か裏があるのではないだろうか。
そう思ったルネリアは、ラーデイン公爵家の人々のことを調べることにした。そこで、彼女は衝撃の真実を知ることになる。
記憶喪失の令嬢は無自覚のうちに周囲をタラシ込む。
ゆらゆらぎ
恋愛
王国の筆頭公爵家であるヴェルガム家の長女であるティアルーナは食事に混ぜられていた遅延性の毒に苦しめられ、生死を彷徨い…そして目覚めた時には何もかもをキレイさっぱり忘れていた。
毒によって記憶を失った令嬢が使用人や両親、婚約者や兄を無自覚のうちにタラシ込むお話です。
お飾りの側妃ですね?わかりました。どうぞ私のことは放っといてください!
水川サキ
恋愛
クオーツ伯爵家の長女アクアは17歳のとき、王宮に側妃として迎えられる。
シルバークリス王国の新しい王シエルは戦闘能力がずば抜けており、戦の神(野蛮な王)と呼ばれている男。
緊張しながら迎えた謁見の日。
シエルから言われた。
「俺がお前を愛することはない」
ああ、そうですか。
結構です。
白い結婚大歓迎!
私もあなたを愛するつもりなど毛頭ありません。
私はただ王宮でひっそり楽しく過ごしたいだけなのです。
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
【完結】異世界転生でギャルゲーの主人公になったけど攻略対象外キャラにここまで熱烈に溺愛されるなんて聞いてない!
Ask
恋愛
【堂々完結】日本のギャルゲー(乙女ゲームの男性版)『理想郷の宝石』の主人公に転生したけど攻略対象キャラ全員好みではなく好感度を上げてなかったらまさかの断罪イベント発生!?窮地に立たされた主人公を救ったのはゲームには出てこなかった"元龍神"と"生贄皇子"の血を受け継ぐ大帝国のハイスペック皇女で……?!これは、"男前過ぎるハイスペ人外皇女"と"乙女系女子力高め男主人公"がお互いを溺愛しまくる話です※前作の登場人物、過去の話も出ますので宜しければ見てください※前作とは作風一気に変わります※小説家になろう様でも投稿しています※
第1部→【完結】転生したらヒロインでも悪役令嬢でもなく世界征服してる龍神の後継者だったのでこの世界の常識をぶっ壊してみようと思います!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる