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そうだ狩りに行こう 1
しおりを挟む「という訳で、今日は狩りに行くわよ」
唐突もなく、狩りに行くと言い出したのは他ならぬ魔法使いメグだった。当然彼女に逆らうことはできないんだけど、いつの間に彼女の特訓によって、かなりレベルアップしている。
LV6、ライフ500、HP500、MP500、知力83
ちなみに魔法使いメグもちゃっかりレベルアップしていた。
LV13、ライフ1200、HP1100、MP1200、知力80
う~む、さすがSSRのレアキャラだ。と思っていると
「ささっ!!今すぐ行くわよ」
「い・・今すぐですか?」
「そうよ」
メグの目は完全に行くことしか考えていない。装備だの食事だの一切関係ないようだった。修行する一方、ヒールポーションの生産も続いていて、それなりの金がたまっているのも事実で、ついこの間メグの家を建てたばかりだった。と思っていると
「留守番は、ウサドンに任せるわ」
って、勝手なことメグが言っていた。こうして、私は、メグと一緒に北の方にある魔物の森へ向かうことになった。すると
スライムガールズが現れた!!
目の前にはミニスカートを履いたスライムがいて、そんな表示が出た途端、戦闘画面へ・・・って・・・何故?いきなり戦闘画面なの?
「どうして?」
「当たり前でしょ。猟なんだから・・」
「ええ・・と索敵」
と思っているといきなり攻撃された。
「うわ!!」
損な攻撃をメグは防御壁の魔法で止めてくれた。
「あんな雑魚、いちいち索敵しない。ささ、一撃で倒すわよ。準備はいい?」
「はい。家庭教師のトライト!!」
するとスラムガールズは
「もう、勉強なんてしたくない」
などと、駄々をこねだしている。しかも、その為か、彼らのターンで会っても攻撃はしてこなかったのだった。そんな光景を見てため息をついたメグはスコーンと私の頭を叩いた。
「痛い」
HPが2下がりました。
「何やっているのよ。ここは、真空波でしょう。早くしなさい」
そういうとメグはメガホンを私の頭上にかがげている。
「わかりました。」
私は、両手でおにぎりのような三角形を作りそれを右から左、左から右へ動かした。
「真空波」
そして、竜巻が出来た所で、その竜巻を手刀で真ん中を縦に切り裂くと、二つの渦巻きが出来、その渦巻きがスライムガールにバキバキと当たった。
スライムガールズを倒しました。3Gゲット
と表示されているのだが、HPが0になったスライムガールズは3Gを置いて逃げて行きました。
ちゃちゃちゃ ちゃちゃちゃ ちゃちゃーん
レベルアップしました。
レベルアップの表示出たんだけど、その表示をバキバキと破ってくれたのは、他ならぬメグであった。
「こんなくだらないことはあと!!あなたは、少し鈍いわよ!!もっと、機敏に行かないと、スライムガールズも結局、逃げちゃったじゃない。あれ捕まえて売り飛ばせば、いいおお金になったのに」
お・・お金って、スライムガールズを売り飛ばすって、あんなお肉を食べる人でもいるのかと呆然としていると
「ま・・いいわ・・次よ次!!」
そう言って、森の奥へ前進するのであった。
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