リーンカーネーション 小学４年に戻ったおれ

最期の銭湯

三学期も終りの日、校長先生の長くありがたいお言葉を寒さがのこる校庭で聞かされている俺たち、背の低い俺は、一番前、校長先生の話に飽きてきたなと思ったら佐野さんが貧血を起こして倒れそうになったので、慌てて助ける。

このことがきっかけで校長先生の話は切り上げになったのは言うまでもない。

しかし、その後が大変だった。佐野さんはフラフラして歩くことができなさそうだった。当然、保健室へ連れて行かないといけない。そこで俺が肩を貸すことになったんだけど、彼女は動けない様子だった。結局彼女をおんぶして保健室へ連れいくことになった。すると山田さんと岡田さんがサポートで一緒に行くという。本来なら保険委員の役目なのだが、クラスでも委員長格の山田さんとそれなりの上位にいる岡田さんの二人の前に保険委員は、どうぞどうぞと譲ってしまった。このことで俺は佐野さんをおんぶして保健室へ行くことが決定、更に、山田さんと岡田さんがついてくることに、そのチェックは厳しい。ベッドへ彼女を寝かした途端、俺が佐野さんから離れるのを見ている。

「エロエロ大魔神だからよく見てないとね」

などと言いながら、山田さんはボンボンとお尻を当ててくる。それはお尻と触れと言わんばかりに当然岡田さんも負けじとくっついてきた。

すると目の前の佐野さんが

「山田さん、岡田さん抜け駆けはいけないわ」

「そういう佐野さんは佐藤君とべったりとくっついていたけど」

「そうよ。ちょっとくっつくぐらいなのに許してほしいわ」

などと、少し険悪なムードだから、山田さんと岡田さんのお尻を触る

「やん♡」

「あん♡」

更に佐野さんはあそこ触ってと俺の手を引っ張った

くにゅ

「あん♡」

それを見た二人は俺を睨んだのでえい

くにゅ♡

くにゅ♡

「「あん♡♡　もー♡♡♡エロエロ大魔神なんだから」」

保健室なんだけどこれ以上はやばいので、回復した佐野さんも連れて教室に戻った。

当然、井上さん、太田さん達の目は俺に突き刺さっていた。

こうして、なんだかんだあったが、三学期も終わった。そこでみんなで銭湯に行くことになった。

それ発達しかけのおっぱい、まだつるつるのワレメ、プリントしたお尻、彼女たちの素顔を見ながら銭湯でエッチな遊びをした後、パンツ一丁でのフルーツ牛乳を飲んでいる姿がまぶしかった。

そして、この時が俺が女風呂に入った最後の日となった。

春休みが開けた俺は、身長が164センチまで伸びたのだった。