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決勝戦の前
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決勝戦の前に、山田さんと天野さんがやってきた。彼女たちのチームも決勝に残ったとか言っていた。すると、その相手は、フロッグズだというのだ。箭内さん、森さん、太田さんも相当頑張ったみたいだった。決勝戦を前に彼女たちに取り囲まれる俺、話題は、当然、決勝戦に勝ったらどする?という意味の賭けが始まっていた。しかし、今回のベアーズはかなり強くなっている。特に先発の小山君がここまで0点に抑えていたのだ。そして、打線も好調だとか、
そんな中、俺達のチームの大人たちがもめていた。コーチと四谷君のお父さんが誰を先発にするかでもめていたのだった。
「うちの龍馬を先発にして頂きたい」
コーチは、俺を推薦、四谷君のお父さんは当然四谷君を押していたのだった。
「いや、決勝です。今回の投球内容から佐藤だ」
時々、女子達のおしりを触りながらきゃあきゃあとはしゃぎながら大人たちの情けない言い合いを見ていたんだけど
「もうっ!!佐藤くんのエロエロ大魔神が始まった」
そうは言いながらも体にお尻を当ててくる天野さん、それを見ていた山田さん、箭内さん、太田さんも体を密着させてくる。すると、コーチが怒鳴り上げた
「いい加減にしてください!!今回の試合までは、私がこのチームのコーチだ。オブザーバーのあなたにとやかく言われる筋合いはない!!」
「何言ったんですか。あんなチビがピッチャーなんて、火達磨になるのは目に見えてます」
「何を言われようと先発は佐藤だ」
すると何を考えているのか四谷くんの父は俺の方をみて近づき声をかけてきた。
「君、自信ないだろ、な?な?」
「先発でしょ、俺、投げますよ」
顔からうぬぬぬ、と怒りが見えたかと思うと怒鳴りだしたのだ
「貴様誰に向かって言っているんだ!」
俺を胸ぐらを掴んできた。すると周りの女の子達が
「サイテー暴力振るうの?」
「お父さんに言いつけるわよ」
山田さんが声を上げる。
「何?」
「知らないの、私のお父さん、子供会の役員なんだけと、あなたが暴力振るったて言ったら、どうなるかしら?」
「うっ」
いい加減に腹が立ってきた。
「四谷くんのお父さん、いい加減にしてください。それに試合をするのはあなたではない。俺達だ!!」
俺の言葉に四谷君のお父さんは腹が立ったに違いない。
「貴様、何がキャプテンだ!!ろくなプレーもできないくせに!!かってにしろ!」
その言葉を聞いてみんなが呆れた。それもそのはずだろう、俺はさっきの試合でも2本塁打を打っているんだから、それはみんな知っている。しかも、最終回を何とか切り抜けたのに、この大人は何も見ていなかったのかと言いたかったがそれはやめた。そこへコーチが割って入ってきた。
「とりあえず、俺達の正式なコーチはあなたではありません。ですから、ここは引き下がってください」
「く・・・生意気に」
こうして、俺の先発が決まった。
そんな中、俺達のチームの大人たちがもめていた。コーチと四谷君のお父さんが誰を先発にするかでもめていたのだった。
「うちの龍馬を先発にして頂きたい」
コーチは、俺を推薦、四谷君のお父さんは当然四谷君を押していたのだった。
「いや、決勝です。今回の投球内容から佐藤だ」
時々、女子達のおしりを触りながらきゃあきゃあとはしゃぎながら大人たちの情けない言い合いを見ていたんだけど
「もうっ!!佐藤くんのエロエロ大魔神が始まった」
そうは言いながらも体にお尻を当ててくる天野さん、それを見ていた山田さん、箭内さん、太田さんも体を密着させてくる。すると、コーチが怒鳴り上げた
「いい加減にしてください!!今回の試合までは、私がこのチームのコーチだ。オブザーバーのあなたにとやかく言われる筋合いはない!!」
「何言ったんですか。あんなチビがピッチャーなんて、火達磨になるのは目に見えてます」
「何を言われようと先発は佐藤だ」
すると何を考えているのか四谷くんの父は俺の方をみて近づき声をかけてきた。
「君、自信ないだろ、な?な?」
「先発でしょ、俺、投げますよ」
顔からうぬぬぬ、と怒りが見えたかと思うと怒鳴りだしたのだ
「貴様誰に向かって言っているんだ!」
俺を胸ぐらを掴んできた。すると周りの女の子達が
「サイテー暴力振るうの?」
「お父さんに言いつけるわよ」
山田さんが声を上げる。
「何?」
「知らないの、私のお父さん、子供会の役員なんだけと、あなたが暴力振るったて言ったら、どうなるかしら?」
「うっ」
いい加減に腹が立ってきた。
「四谷くんのお父さん、いい加減にしてください。それに試合をするのはあなたではない。俺達だ!!」
俺の言葉に四谷君のお父さんは腹が立ったに違いない。
「貴様、何がキャプテンだ!!ろくなプレーもできないくせに!!かってにしろ!」
その言葉を聞いてみんなが呆れた。それもそのはずだろう、俺はさっきの試合でも2本塁打を打っているんだから、それはみんな知っている。しかも、最終回を何とか切り抜けたのに、この大人は何も見ていなかったのかと言いたかったがそれはやめた。そこへコーチが割って入ってきた。
「とりあえず、俺達の正式なコーチはあなたではありません。ですから、ここは引き下がってください」
「く・・・生意気に」
こうして、俺の先発が決まった。
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