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大魔大戦
現状報告
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サントス王国はお義父様の傀儡政権になった。更に、ズーダンはシンに統一されその北側にあったムガール帝国もシンが抑えているのでこの大陸の半分は俺の領土と言ってもいい。この大陸の南には、タルタル王国、ガンジス帝国、インダス帝国が存在している。
しかし、タルタル王国とは皇女アテナが俺の妻となっているので友好関係ができている。ガンジス帝国とインダス帝国はこの状況で同盟を結んでいるが、無理にシン・タルタル王国へ侵攻をしようとはしていないようだった。
それよりも問題があるのは、西国諸国だ。ここは火薬庫と言っていい。特に神聖教会は、虎視眈々と俺の首を狙っている。それに付随する連合国は、ユニオンを組んで、サントス王国に対抗している。
ユニオンの中心、ラプラス、ジーメン、エンドウの3国は、この時期にどうやら産業革命をしたようで、蒸気機関や鉄砲を装備している。特に海上には戦艦を作っているようだった。一方魔導船に関しても、優秀な学者がいるようでアイーンとザックを中心に我が艦隊に対抗できる船を作っているという情報もある。
以上がCIAがもたらした情報なのだ。
「俺は久しぶりに本国へ戻ると、首都”村人”は、更に発展していた。
「なんともはや・・・ここまでとは」
道路には魔導式自動車が走行。高速道路も開通していて、ダイバースクエアーまでつながっているという。
「いつのまに」
俺がミケえもんを見ると
「僕じゃないよ。彼たちだよ」
ミケえもんが指さした先には、村人都市開発公社と書かれている服装を着た人たちがいた。
「彼らが計画したんだよ」
「そうか…」
こうして俺は、村人国、国会議事堂へ行き、これまでの経緯を聞いていると、CIA長官が入ってきた。
「村人様!!一大事です」
「何事だ」
「西国諸国のユニオン3国のラプラス・ジーメン・エンドウが艦隊をラプラスへ集結しております」
彼は大画面を衛星写真に切り替えた。するとラプラスの基地らしきところに一大艦隊が集結している。しかも、少なくともタカミナ級護衛艦はありそうな戦艦が集結している。中には、弩級戦艦クラスも数隻いたのだった。
「これは・・・すごいな・・・」
ラプラスはサントス王国と隣接している為、艦隊が出撃してきた時点でかなりやばいことになる。
「村人様、どういたしますか?」
俺はミケえもんへ視線を送った
「ミケえもん。首都”サントス”の防衛要塞”五芒星”はどうなっている?」
「村人様。五芒星は完成してます」
「そうか…」
五芒星、それは、首都サントスを取り巻くように5つの要塞を建設したのだった。当然のように神の雷を配備し、しかも、移動可能な要塞となっている。だから、一つの要塞に攻撃が集中した場合、周りの要塞が補助的な役割を果たすようになっているものだった。
「あれくらいの艦隊であれば、五芒星で十分に対応できるだろう」
「しかし、村人様、前回のサンカルロスの件もございます」
前回、サンカルロスを包囲するように魔法陣を展開されたことは記憶に新しい。
「そうだな…第7艦隊をサンカルロスへ向けるとするか」
「は・・」
「それとミケえもん…例の物も準備して置け」
「例の物?」
「そうだ!!」
「わかりました」
「ところで、神聖教会の動きはどうだ?」
するとCIA長官が神聖教会付近の画像を見せた。
「神聖教会も出撃準備をしております」
「やはりな…」
俺はウサギに視線を送った
「ウサギ。神聖帝国はどう動くと思う」
「多分、サントスは無視して、エンドウから海路で、サンカルロスへ進軍してきます。そして、我が艦隊を挟撃するかと思います」
そこには、真っ白な弩級戦艦を中心とした戦艦8隻の姿があったのだった。
「そうか…」
しかし、タルタル王国とは皇女アテナが俺の妻となっているので友好関係ができている。ガンジス帝国とインダス帝国はこの状況で同盟を結んでいるが、無理にシン・タルタル王国へ侵攻をしようとはしていないようだった。
それよりも問題があるのは、西国諸国だ。ここは火薬庫と言っていい。特に神聖教会は、虎視眈々と俺の首を狙っている。それに付随する連合国は、ユニオンを組んで、サントス王国に対抗している。
ユニオンの中心、ラプラス、ジーメン、エンドウの3国は、この時期にどうやら産業革命をしたようで、蒸気機関や鉄砲を装備している。特に海上には戦艦を作っているようだった。一方魔導船に関しても、優秀な学者がいるようでアイーンとザックを中心に我が艦隊に対抗できる船を作っているという情報もある。
以上がCIAがもたらした情報なのだ。
「俺は久しぶりに本国へ戻ると、首都”村人”は、更に発展していた。
「なんともはや・・・ここまでとは」
道路には魔導式自動車が走行。高速道路も開通していて、ダイバースクエアーまでつながっているという。
「いつのまに」
俺がミケえもんを見ると
「僕じゃないよ。彼たちだよ」
ミケえもんが指さした先には、村人都市開発公社と書かれている服装を着た人たちがいた。
「彼らが計画したんだよ」
「そうか…」
こうして俺は、村人国、国会議事堂へ行き、これまでの経緯を聞いていると、CIA長官が入ってきた。
「村人様!!一大事です」
「何事だ」
「西国諸国のユニオン3国のラプラス・ジーメン・エンドウが艦隊をラプラスへ集結しております」
彼は大画面を衛星写真に切り替えた。するとラプラスの基地らしきところに一大艦隊が集結している。しかも、少なくともタカミナ級護衛艦はありそうな戦艦が集結している。中には、弩級戦艦クラスも数隻いたのだった。
「これは・・・すごいな・・・」
ラプラスはサントス王国と隣接している為、艦隊が出撃してきた時点でかなりやばいことになる。
「村人様、どういたしますか?」
俺はミケえもんへ視線を送った
「ミケえもん。首都”サントス”の防衛要塞”五芒星”はどうなっている?」
「村人様。五芒星は完成してます」
「そうか…」
五芒星、それは、首都サントスを取り巻くように5つの要塞を建設したのだった。当然のように神の雷を配備し、しかも、移動可能な要塞となっている。だから、一つの要塞に攻撃が集中した場合、周りの要塞が補助的な役割を果たすようになっているものだった。
「あれくらいの艦隊であれば、五芒星で十分に対応できるだろう」
「しかし、村人様、前回のサンカルロスの件もございます」
前回、サンカルロスを包囲するように魔法陣を展開されたことは記憶に新しい。
「そうだな…第7艦隊をサンカルロスへ向けるとするか」
「は・・」
「それとミケえもん…例の物も準備して置け」
「例の物?」
「そうだ!!」
「わかりました」
「ところで、神聖教会の動きはどうだ?」
するとCIA長官が神聖教会付近の画像を見せた。
「神聖教会も出撃準備をしております」
「やはりな…」
俺はウサギに視線を送った
「ウサギ。神聖帝国はどう動くと思う」
「多分、サントスは無視して、エンドウから海路で、サンカルロスへ進軍してきます。そして、我が艦隊を挟撃するかと思います」
そこには、真っ白な弩級戦艦を中心とした戦艦8隻の姿があったのだった。
「そうか…」
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