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第2章 開拓篇
タカミナ艦隊 奮闘す
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神乃雷(ゴッデスプリッツ)の直撃を受けた護衛艦タカミナは、魔導防壁のおかげで健在であった。
「みんな。大丈夫?」
「はい」
「第3波発射確認!!」
「なに!!魔導防壁全開!!」
「来ます!!」
バリバリと稲光を上げ魔導防壁と衝突した瞬間、魔導エネルギーのぶつかり合いは、力積がかかり重力波としてはじけた。
「監督!!操舵できません!!」
「なに?」
「墜落します」
「総員!!ショックに備えろ!!魔導エンジン全開!!」
「魔導エンジン全開!!」
「艦首を上に上げろ」
「上昇トリム全開!!」
タカミナの懸命な操艦により地面との激突は逃れたが上空へ上がると神乃雷(ゴッデスプリッツ)の砲撃が襲ってきた、
「また来ます!!」
「魔導防壁全開!!機関微速後進」
「え?」
驚く操舵手をしり目に高波は指示をつづけた!!
「機関微速後進!!」
「了解!!機関機関!!」
すると艦首は自然と下を向きだした。これは、船の特性であった。そこへタカナミの激は更に飛ぶ
「艦首を下げろ!!」
「え?」
「いいから!!艦首を下げろ!!」
「了解!!下降トリム全開」
「機関全速全身」
「全速前進!!」
船体運動によって、神乃雷(ゴッデスプリッツ)をギリギリのところでかわすことができ、一方、そんな艦隊の動きを見て、既に射程圏外に避難をしていた旗艦以外の艦隊は、そして、護衛艦隊はアッチャンの指示で独自の行動をしていた。
「あれを見て!!タカミナを救うわよ。全艦、ハイパーメガ魔導砲発射体制」
「トモチン了解」
「ユウコ了解」
「マリコ了解」
「マユユ了解」
「コジハル了解」
「全艦、ハイパーメガ魔導砲発射準備完了。目標、敵イズアローン要塞」
「カウントダウンミッション発動」
「10、9,8,7,6,5,4,3,2,1」
「「「「「「発射!!」」」」」」
護衛艦隊のハイパーメガ魔導砲がさく裂した。
ここで話は変わってイズアローン要塞。実は、神乃雷(ゴッデスプリッツ)は10人の魔導士達が一斉に魔導砲を放っているだけで、イズアローン遺跡の増幅器によって発生しているに過ぎなかった。しかも、一回に10人の魔導士の魔導砲を撃っているにすぎないのであった。つまり、100人の魔導士がいたとしたら10回しか使用できない代物であった。
「敵艦回避した模様!!」
「くそー!!、魔導士はどうだ?」
「次を発射すると魔導石での補給に時間がかかりそうです」
イズアローン司令官ジコックは焦っていた。それは既に魔導士の体力限界が来ていたからだった。そこへ、
「敵艦隊から砲撃を確認!!」
「何!!バリヤー展開!!」
「司令官!!それをすると神乃雷(ゴッデスプリッツ)があと一回しか使えません!!」
「構わぬ!!まずはバリヤーだ!!」
「バリヤー!!展開!!」
「間に合いません直撃します!!」
ずずーーーんん!!!
「損害状況は?」
「全20ブロックのうち第15ブロックから20ブロックが損傷!!」
「損傷ブロックは閉鎖せよ!!残存ブロックで対応せよ・・・・しかし、4分の一を損傷したのか?」
「司令官!!大変です!!」
「どうした?」
「損傷ブロックの魔導石がすべて焼失した模様」
魔導石、それは魔力をためることができる石のことだった。ポーションでは魔力は回復できないこの時代、魔力は魔導石から回復するので魔導石を失った彼らにとってはかなりの痛手であった。
「くそー!!目の前のうっとおしい戦艦を打ち落とすのだ!!」
「わかりました」
このことが旗艦タカナミに悲劇を起こすことになるとはだれも想像していなかったのであった。
「あれを使う!!」
「司令官!!あれを使うのですか?」
「そうだ。拡散!!神乃雷(ゴッデスプリッツ)を使う」
「全要塞に伝達、これより本要塞は全エネルギーを神乃雷(ゴッデスプリッツ)に集約する!!」
「全要塞に伝達、これより本要塞は全エネルギーを神乃雷(ゴッデスプリッツ)に集約する!!」
「目標!!前方の旗艦!!射程圏外の他の船には目もくれるな!!旗艦が沈めばわかる!!」
「了解!!全砲門!!旗艦へ照準!」
その頃、タカミナでは、各艦のハイパーメガ魔導砲で沈黙したイズアローン要塞を見て
「みんな・・・ありがとう!!」
「総監督!!早く脱出を!!」
「そうね!!」
「艦長!!推力が落ちています!!しかし、運航には支障なし」
「了解!!本艦も本戦域から脱出をする」
その時だった!!
「艦長―――――!!イズアローン要塞から砲撃を確認」
「何!!、魔導防壁全開!!微速後進!」
「魔導防壁全開!!微速後進!!」
イズアローン要塞からの神乃雷(ゴッデスプリッツ)が目の前で拡散したのだった。
「艦長!!拡散してます!1」
「なに!!旗艦前進!艦首下げろ!!面舵一杯!!」
「艦長―――!!直撃します!!」
「全員!!退避!!!」
ずずーーーーん!!
魔導防壁と神乃雷(ゴッデスプリッツ)のぶつかり合いによる重力波は、そのまま護衛艦タカミナをほんろうし、地面にたたきつけたのであった。
ずずーーん!!
「みんな!!だいじょうぶか?」
「なんとか?無事です」
「損傷状況を報告せよ」
「魔導エンジン問題なし」
「よし!!浮上せよ!!」
「浮上します」
すると操舵手が
「艦長!!舵が聞きません!!操舵不能!!」
「なに?魔導エンジンは?」
「魔導エンジンは問題なし、制御系の問題と思われます」
すると全貌のイズアローン要塞からワイバーンが出撃してきた。
「艦長!!要塞からワイバーンの出撃を多数確認!!」
イズアローン要塞からは神乃雷(ゴッデスプリッツ)の攻撃はやんでいるものの、魔導砲の砲撃が雨あられのように来ていた。操舵不能に陥ったタカミナは魔導防壁で防ぐしかなかった。そして、タカミナはある決断をした。
「総員!!退艦!」
「え?」
驚く!!戦士達をしり目に冷静な判断をタカミナは下した
「操舵不能となった本艦は既に敵の的でしかない。つまり、戦闘能力を失った本艦ではあの要塞は倒せない。よって、総員退艦せよ」
「艦長は?」
「総員退艦を確認の上、私も退艦する」
タカミナは直ちに第二旗艦アッチャンへ連絡した。
「あっちゃん!!後は頼みます」
「わかったわ、タカミナも早く来てね」
「うん!!」
総員!!退艦!!
そして、この数分後、タカミナは退艦できな状態なるのだった。
「みんな。大丈夫?」
「はい」
「第3波発射確認!!」
「なに!!魔導防壁全開!!」
「来ます!!」
バリバリと稲光を上げ魔導防壁と衝突した瞬間、魔導エネルギーのぶつかり合いは、力積がかかり重力波としてはじけた。
「監督!!操舵できません!!」
「なに?」
「墜落します」
「総員!!ショックに備えろ!!魔導エンジン全開!!」
「魔導エンジン全開!!」
「艦首を上に上げろ」
「上昇トリム全開!!」
タカミナの懸命な操艦により地面との激突は逃れたが上空へ上がると神乃雷(ゴッデスプリッツ)の砲撃が襲ってきた、
「また来ます!!」
「魔導防壁全開!!機関微速後進」
「え?」
驚く操舵手をしり目に高波は指示をつづけた!!
「機関微速後進!!」
「了解!!機関機関!!」
すると艦首は自然と下を向きだした。これは、船の特性であった。そこへタカナミの激は更に飛ぶ
「艦首を下げろ!!」
「え?」
「いいから!!艦首を下げろ!!」
「了解!!下降トリム全開」
「機関全速全身」
「全速前進!!」
船体運動によって、神乃雷(ゴッデスプリッツ)をギリギリのところでかわすことができ、一方、そんな艦隊の動きを見て、既に射程圏外に避難をしていた旗艦以外の艦隊は、そして、護衛艦隊はアッチャンの指示で独自の行動をしていた。
「あれを見て!!タカミナを救うわよ。全艦、ハイパーメガ魔導砲発射体制」
「トモチン了解」
「ユウコ了解」
「マリコ了解」
「マユユ了解」
「コジハル了解」
「全艦、ハイパーメガ魔導砲発射準備完了。目標、敵イズアローン要塞」
「カウントダウンミッション発動」
「10、9,8,7,6,5,4,3,2,1」
「「「「「「発射!!」」」」」」
護衛艦隊のハイパーメガ魔導砲がさく裂した。
ここで話は変わってイズアローン要塞。実は、神乃雷(ゴッデスプリッツ)は10人の魔導士達が一斉に魔導砲を放っているだけで、イズアローン遺跡の増幅器によって発生しているに過ぎなかった。しかも、一回に10人の魔導士の魔導砲を撃っているにすぎないのであった。つまり、100人の魔導士がいたとしたら10回しか使用できない代物であった。
「敵艦回避した模様!!」
「くそー!!、魔導士はどうだ?」
「次を発射すると魔導石での補給に時間がかかりそうです」
イズアローン司令官ジコックは焦っていた。それは既に魔導士の体力限界が来ていたからだった。そこへ、
「敵艦隊から砲撃を確認!!」
「何!!バリヤー展開!!」
「司令官!!それをすると神乃雷(ゴッデスプリッツ)があと一回しか使えません!!」
「構わぬ!!まずはバリヤーだ!!」
「バリヤー!!展開!!」
「間に合いません直撃します!!」
ずずーーーんん!!!
「損害状況は?」
「全20ブロックのうち第15ブロックから20ブロックが損傷!!」
「損傷ブロックは閉鎖せよ!!残存ブロックで対応せよ・・・・しかし、4分の一を損傷したのか?」
「司令官!!大変です!!」
「どうした?」
「損傷ブロックの魔導石がすべて焼失した模様」
魔導石、それは魔力をためることができる石のことだった。ポーションでは魔力は回復できないこの時代、魔力は魔導石から回復するので魔導石を失った彼らにとってはかなりの痛手であった。
「くそー!!目の前のうっとおしい戦艦を打ち落とすのだ!!」
「わかりました」
このことが旗艦タカナミに悲劇を起こすことになるとはだれも想像していなかったのであった。
「あれを使う!!」
「司令官!!あれを使うのですか?」
「そうだ。拡散!!神乃雷(ゴッデスプリッツ)を使う」
「全要塞に伝達、これより本要塞は全エネルギーを神乃雷(ゴッデスプリッツ)に集約する!!」
「全要塞に伝達、これより本要塞は全エネルギーを神乃雷(ゴッデスプリッツ)に集約する!!」
「目標!!前方の旗艦!!射程圏外の他の船には目もくれるな!!旗艦が沈めばわかる!!」
「了解!!全砲門!!旗艦へ照準!」
その頃、タカミナでは、各艦のハイパーメガ魔導砲で沈黙したイズアローン要塞を見て
「みんな・・・ありがとう!!」
「総監督!!早く脱出を!!」
「そうね!!」
「艦長!!推力が落ちています!!しかし、運航には支障なし」
「了解!!本艦も本戦域から脱出をする」
その時だった!!
「艦長―――――!!イズアローン要塞から砲撃を確認」
「何!!、魔導防壁全開!!微速後進!」
「魔導防壁全開!!微速後進!!」
イズアローン要塞からの神乃雷(ゴッデスプリッツ)が目の前で拡散したのだった。
「艦長!!拡散してます!1」
「なに!!旗艦前進!艦首下げろ!!面舵一杯!!」
「艦長―――!!直撃します!!」
「全員!!退避!!!」
ずずーーーーん!!
魔導防壁と神乃雷(ゴッデスプリッツ)のぶつかり合いによる重力波は、そのまま護衛艦タカミナをほんろうし、地面にたたきつけたのであった。
ずずーーん!!
「みんな!!だいじょうぶか?」
「なんとか?無事です」
「損傷状況を報告せよ」
「魔導エンジン問題なし」
「よし!!浮上せよ!!」
「浮上します」
すると操舵手が
「艦長!!舵が聞きません!!操舵不能!!」
「なに?魔導エンジンは?」
「魔導エンジンは問題なし、制御系の問題と思われます」
すると全貌のイズアローン要塞からワイバーンが出撃してきた。
「艦長!!要塞からワイバーンの出撃を多数確認!!」
イズアローン要塞からは神乃雷(ゴッデスプリッツ)の攻撃はやんでいるものの、魔導砲の砲撃が雨あられのように来ていた。操舵不能に陥ったタカミナは魔導防壁で防ぐしかなかった。そして、タカミナはある決断をした。
「総員!!退艦!」
「え?」
驚く!!戦士達をしり目に冷静な判断をタカミナは下した
「操舵不能となった本艦は既に敵の的でしかない。つまり、戦闘能力を失った本艦ではあの要塞は倒せない。よって、総員退艦せよ」
「艦長は?」
「総員退艦を確認の上、私も退艦する」
タカミナは直ちに第二旗艦アッチャンへ連絡した。
「あっちゃん!!後は頼みます」
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「うん!!」
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