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第38話
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「ほえ?」
校門の前には二人の女の子が立っていた。
「「春日先生!!好きです!!愛してます!!」」
そう言ったかと思うとその二人は、お互いを睨み合っている。どうしたものか、一人はこの間、告ってきた。中二の細田エミリ。そして、もう一人は、百田四葉だった。ここは二人がにらみ合っている間にスルーしよう、そうしよう。とこっそりと二人の横をすり抜けて行くとそのことに気付いた二人が
「「あ~!!逃げた!!」」
慌てて振り返って、二人同時に俺の腕をつかんできた。
「「逃げないでください」」
そして、お互い俺の腕の掴んだまま、う~と睨み合っている。しかし、そんなことはどうでもいい。それよりも鋭い視線が俺に刺さってきた。しかも、三つも・・・そんな俺を差し置いて二人はにらみ合っている。どうしたものだろうか・・・二人の手を振りほどこうとするが離そうとしない。そんな時だった。
「朝から何なのよ!!不愉快よ!!」
そう叫んだのは相場優だった。そして、その横には
「ええい!!どけ!!どけ!!どけーーーい!!!校門はそんなことをする場所じゃないわよ!!」
「そうよ!!そうよ!!ささっと道を開けなさい」
二人の睨みが聞く女子が異彩を放つ、そして、私の肩を叩いたのは、みゆきだった。
「春日先生・・・ちょっと・・・」
こうして、俺は、この難局を逃れることが出来た・・・のだろうか・・美沙と渚の視線も痛いんですけど…
校門の前には二人の女の子が立っていた。
「「春日先生!!好きです!!愛してます!!」」
そう言ったかと思うとその二人は、お互いを睨み合っている。どうしたものか、一人はこの間、告ってきた。中二の細田エミリ。そして、もう一人は、百田四葉だった。ここは二人がにらみ合っている間にスルーしよう、そうしよう。とこっそりと二人の横をすり抜けて行くとそのことに気付いた二人が
「「あ~!!逃げた!!」」
慌てて振り返って、二人同時に俺の腕をつかんできた。
「「逃げないでください」」
そして、お互い俺の腕の掴んだまま、う~と睨み合っている。しかし、そんなことはどうでもいい。それよりも鋭い視線が俺に刺さってきた。しかも、三つも・・・そんな俺を差し置いて二人はにらみ合っている。どうしたものだろうか・・・二人の手を振りほどこうとするが離そうとしない。そんな時だった。
「朝から何なのよ!!不愉快よ!!」
そう叫んだのは相場優だった。そして、その横には
「ええい!!どけ!!どけ!!どけーーーい!!!校門はそんなことをする場所じゃないわよ!!」
「そうよ!!そうよ!!ささっと道を開けなさい」
二人の睨みが聞く女子が異彩を放つ、そして、私の肩を叩いたのは、みゆきだった。
「春日先生・・・ちょっと・・・」
こうして、俺は、この難局を逃れることが出来た・・・のだろうか・・美沙と渚の視線も痛いんですけど…
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