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第5章
3.
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ドーズの家は、以前クレイズが暮らしていた屋敷に似ていた。ただ大きく違うのは、ここには広大な庭がある、と言う事と、執事がいる、と言う事だ。
「お帰りなさいませマイク様」
折り目正しく初老の男が頭を下げると、ドーズは車のキーを執事に手渡した。
「ロゼ、後は頼むよ」
「畏まりました」
手袋をした手で受け取ると、ロゼと呼ばれた執事は運転席へ乗り込んだ。
「さぁ、部屋に案内しよう」
森林の彫り物をしている玄関を潜り、目の前にある階段を上る。足元には──マフィアにいた時に踏んだのと似ている──絨毯が敷き詰められていた。
「自分の家だと思ってくつろぐといい。夜には、父にも会えるよ」
左右を扉に挟まれた廊下を歩きながら、ドーズはそう言った。それを黙って聞きながら、辺りを窺う。
暫く廊下を真っ直ぐに歩き、突き当たりから手前2つ目の右側の扉を開くと、ドーズはそこへクレイズを招き入れた。
「今日からここが君の部屋だ」
そう言われ部屋を見渡すと、大きな窓が目の前にあり、その左手側にベッド。反対側にはクローゼットなどが揃っていた。
「不自由はないと思うけど、何かあれば僕かロゼに頼むといいよ」
ドーズは部屋を歩き窓を開け放つと、笑顔で振り返った。クレイズはその顔を睨みながらクローゼットを開いた。中にはレースがふんだんにあしらわれたワンピースが何着かかけられている。
「これは?」
ワンピースの裾を摘みながら尋ねると、ドーズはクレイズの側へ寄って来た。
「君に似合うと思って用意させたんだ。夕食には是非、これを着てくれ」
この服にはお姫様のような、と言う言葉が似合うだろう。そうクレイズは思った。だが、自分は姫でもなんでもない。似合う筈もない。
「誰がこんなもの、着るか」
そう言って乱暴にクローゼットを閉めると、ドーズは少し驚いたような顔をした。
「いや、似合うよ、絶対」
「煩い。やっぱりお前、頭がおかしいぞ」
そう言ってやったが、ドーズはただ笑っているだけだった。
「夕食は6時からだから、その間自由にしてていいよ、と言いたいところだけど……」
ドーズはそう言いながら、再度部屋を歩き回り扉と窓を閉めた。
「あれから調子どう?1ヶ月は経つだろ?」
そう言ってクレイズの側に戻ってくると、ドーズは突然クレイズを横抱きに抱えた。
「何をする……!」
手足をバタつかせながら抵抗するが、ドーズはそのままベッドへと歩き、整えられているシーツの上へクレイズを寝かせた。
「1ヶ月ぶりに再会したんだ、激しく抱かせてくれよ」
そう言うなり、ドーズはクレイズに跨がった。着替える暇がなく囚人服のままのクレイズは、ドーズの重みにあの日を思い出した。
「止めろ。オレはお前が大嫌いだ」
ハッキリ言ってやったが、ドーズの手は止まらない。
「今は大嫌いでも構わない。そのうち、きっと君は僕を選ぶ」
口元は笑っているが、目は真剣だった。
「いぃや、オレはお前を選ばない」
そう、選ぶならドーズだけは真っ先に除外する。そうクレイズは思った。
「だったら、誰を選ぶのさ?」
裾に指を軽く引っかけながら、ドーズはクレイズの足を撫で上げた。履き代えたばかりの下着は刑務所から支給されるそっけないもので、クレイズは気に入ってはいなかった。
「そうだな」
クレイズは考えた。
──誰を選ぶ?
考えるまでもなかった。
「ゲイナーだ。奴なら構わん」
そう言うと、ドーズは手を止めてクレイズを見遣った。その顔は驚き、笑っていた口元は僅かに引き攣っている。
「どうしてゲイナー本部長なんだい?彼は既婚者だ」
理解出来ない、とでも言いたげなドーズの口調に、クレイズは天井を見上げた。
心配そうに眉を潜めているゲイナー。そして微笑んでいる顔。全てが愛おしかった。
「既婚者だろうが関係ない。オレはゲイナーを気に入っているんだ」
天井から視線を下ろし再び見つめると、ドーズはムッとした表情をしていた。
「君がいくら彼を気に入っていても、彼が君を選ぶとは限らない」
それは、自分にも言い聞かせるようだった。
「そうだな」
自分は犯罪者だ。いくらゲイナーが優しくても、自分を娘に重ねて見られている時点でそれはないだろう。
「分かってるなら、早く僕を選びなよ。僕は君を愛してる」
「オレの何を知って」
そう言うと、ドーズは唇を重ねてきた。クレイズはあの時のように慌てる事はなかったが、嫌な気分だけは変わらなかった。
舌を絡められ背筋が震えた。クレイズはドーズの胸板を押し返し、軽い抵抗をみせた。
「まだ君の事は殆ど分かってないさ。だけど、何があっても僕は君を愛してる」
そう言ってドーズは、抵抗するクレイズを抱いた。
──何故、こんな自分を何の根拠もなく愛せるのだろう?
金持ちはやはり変わっている。そうクレイズは思った。
ロゼにワンピースを着せられたクレイズは、不愉快な顔で食卓についた。
テーブルには既にドーズ親子が座っている。が、母親の姿はない。
「君がクレイズか。息子から、とても美しい人だと聞いていたが、いや、本当に美しいな」
そう言った父親は、ドーズにあまり似ていなかった。と言うより、ドーズが父親に似ていないの方が正しい。
クレイズは上目で自分の正面に座っている父親を見遣った。
「どんな話しをしたんだか」
投げやりに言うと、ロゼが台車を使って食事を運んで来た。その料理は見るからに贅沢で、3人で食べ切れるか不安になる程の量だ。
「じゃあ、息子の将来の花嫁に乾杯」
食前酒としてロゼが注いだワイングラスを掲げ、父親はにこやかにそう言った。
「誰も花嫁になるなんて言ってないぞ……?」
クレイズが文句を言ったが、親子は勝手に乾杯し、それぞれグラスを煽った。クレイズはそんな2人を睨むと、自身もグラスを煽った。
食事が始まると、親子はクレイズの話しをした。クレイズ自身は口を閉ざしたまま、文句はあれど黙って食事を口に運んでいた。
クレイズは犯罪者だったとか、親の愛を十分に受けられていなかったとか、そんな事をドーズは父親に話して聞かせた。父親はそれに対し、首肯しながら微笑んでいる。
「もうオレの話しは止めろ」
食事があらかた片付くと、ロゼがデザートのケーキと紅茶を運んで来た。空いた食器を片付けているロゼを見ながら、クレイズはそう言った。
「照れる事ないよ」
ドーズはそう言ってクレイズにウィンクをすると、紅茶を飲んだ。
内心の怒りはかなり積もっていた。次に何かあれば、きっと切れてしまう。クレイズは膝の上で拳を握りしめた。
「今度一緒にショッピングに行こう。そして指輪を買おうよ」
ドーズがクレイズを見つめながらそう言ってきた。
クレイズはドーズを睨むと席を立った。
「何が指輪だ!言っただろ?オレはお前を選びはしないと!」
怒りを剥き出しにしながらクレイズは怒鳴った。それに慌てる事もなく、ドーズはクレイズを見上げてきた。
「僕だって言った筈だ。君は必ず僕を選ぶ、とね」
鋭い目がクレイズを見ている。
「まぁ、もっと時間をかけてお互いを知ればいいじゃないか」
父親が宥めるようにそう言った言葉を聞きながら、クレイズは食卓を後にした。
──フザケた家族だ。まるでオレの意思なんて尊重していない。
与えられた自室に篭り、クレイズはワンピース姿のまま鏡の前に立った。そこに映っている自分は似合いもしない服を着せられた、人形のようだった。
だが、この姿を見たゲイナーはどう思うだろう?そんな考えが一瞬過ぎったが、クレイズはそんな自分を笑った。そしてワンピースを脱ぎ捨てながら、その考えも捨てた。
クローゼットを開きそこからガウンを取り出すと、下着の上から羽織った。
部屋を歩き窓の側に立つと、雪と外灯が見えた。
──明日の朝一番に、この家を抜け出そう。
クレイズはそう決めた。そしてゲイナーに会いに行ってみようとも考えた。
「お帰りなさいませマイク様」
折り目正しく初老の男が頭を下げると、ドーズは車のキーを執事に手渡した。
「ロゼ、後は頼むよ」
「畏まりました」
手袋をした手で受け取ると、ロゼと呼ばれた執事は運転席へ乗り込んだ。
「さぁ、部屋に案内しよう」
森林の彫り物をしている玄関を潜り、目の前にある階段を上る。足元には──マフィアにいた時に踏んだのと似ている──絨毯が敷き詰められていた。
「自分の家だと思ってくつろぐといい。夜には、父にも会えるよ」
左右を扉に挟まれた廊下を歩きながら、ドーズはそう言った。それを黙って聞きながら、辺りを窺う。
暫く廊下を真っ直ぐに歩き、突き当たりから手前2つ目の右側の扉を開くと、ドーズはそこへクレイズを招き入れた。
「今日からここが君の部屋だ」
そう言われ部屋を見渡すと、大きな窓が目の前にあり、その左手側にベッド。反対側にはクローゼットなどが揃っていた。
「不自由はないと思うけど、何かあれば僕かロゼに頼むといいよ」
ドーズは部屋を歩き窓を開け放つと、笑顔で振り返った。クレイズはその顔を睨みながらクローゼットを開いた。中にはレースがふんだんにあしらわれたワンピースが何着かかけられている。
「これは?」
ワンピースの裾を摘みながら尋ねると、ドーズはクレイズの側へ寄って来た。
「君に似合うと思って用意させたんだ。夕食には是非、これを着てくれ」
この服にはお姫様のような、と言う言葉が似合うだろう。そうクレイズは思った。だが、自分は姫でもなんでもない。似合う筈もない。
「誰がこんなもの、着るか」
そう言って乱暴にクローゼットを閉めると、ドーズは少し驚いたような顔をした。
「いや、似合うよ、絶対」
「煩い。やっぱりお前、頭がおかしいぞ」
そう言ってやったが、ドーズはただ笑っているだけだった。
「夕食は6時からだから、その間自由にしてていいよ、と言いたいところだけど……」
ドーズはそう言いながら、再度部屋を歩き回り扉と窓を閉めた。
「あれから調子どう?1ヶ月は経つだろ?」
そう言ってクレイズの側に戻ってくると、ドーズは突然クレイズを横抱きに抱えた。
「何をする……!」
手足をバタつかせながら抵抗するが、ドーズはそのままベッドへと歩き、整えられているシーツの上へクレイズを寝かせた。
「1ヶ月ぶりに再会したんだ、激しく抱かせてくれよ」
そう言うなり、ドーズはクレイズに跨がった。着替える暇がなく囚人服のままのクレイズは、ドーズの重みにあの日を思い出した。
「止めろ。オレはお前が大嫌いだ」
ハッキリ言ってやったが、ドーズの手は止まらない。
「今は大嫌いでも構わない。そのうち、きっと君は僕を選ぶ」
口元は笑っているが、目は真剣だった。
「いぃや、オレはお前を選ばない」
そう、選ぶならドーズだけは真っ先に除外する。そうクレイズは思った。
「だったら、誰を選ぶのさ?」
裾に指を軽く引っかけながら、ドーズはクレイズの足を撫で上げた。履き代えたばかりの下着は刑務所から支給されるそっけないもので、クレイズは気に入ってはいなかった。
「そうだな」
クレイズは考えた。
──誰を選ぶ?
考えるまでもなかった。
「ゲイナーだ。奴なら構わん」
そう言うと、ドーズは手を止めてクレイズを見遣った。その顔は驚き、笑っていた口元は僅かに引き攣っている。
「どうしてゲイナー本部長なんだい?彼は既婚者だ」
理解出来ない、とでも言いたげなドーズの口調に、クレイズは天井を見上げた。
心配そうに眉を潜めているゲイナー。そして微笑んでいる顔。全てが愛おしかった。
「既婚者だろうが関係ない。オレはゲイナーを気に入っているんだ」
天井から視線を下ろし再び見つめると、ドーズはムッとした表情をしていた。
「君がいくら彼を気に入っていても、彼が君を選ぶとは限らない」
それは、自分にも言い聞かせるようだった。
「そうだな」
自分は犯罪者だ。いくらゲイナーが優しくても、自分を娘に重ねて見られている時点でそれはないだろう。
「分かってるなら、早く僕を選びなよ。僕は君を愛してる」
「オレの何を知って」
そう言うと、ドーズは唇を重ねてきた。クレイズはあの時のように慌てる事はなかったが、嫌な気分だけは変わらなかった。
舌を絡められ背筋が震えた。クレイズはドーズの胸板を押し返し、軽い抵抗をみせた。
「まだ君の事は殆ど分かってないさ。だけど、何があっても僕は君を愛してる」
そう言ってドーズは、抵抗するクレイズを抱いた。
──何故、こんな自分を何の根拠もなく愛せるのだろう?
金持ちはやはり変わっている。そうクレイズは思った。
ロゼにワンピースを着せられたクレイズは、不愉快な顔で食卓についた。
テーブルには既にドーズ親子が座っている。が、母親の姿はない。
「君がクレイズか。息子から、とても美しい人だと聞いていたが、いや、本当に美しいな」
そう言った父親は、ドーズにあまり似ていなかった。と言うより、ドーズが父親に似ていないの方が正しい。
クレイズは上目で自分の正面に座っている父親を見遣った。
「どんな話しをしたんだか」
投げやりに言うと、ロゼが台車を使って食事を運んで来た。その料理は見るからに贅沢で、3人で食べ切れるか不安になる程の量だ。
「じゃあ、息子の将来の花嫁に乾杯」
食前酒としてロゼが注いだワイングラスを掲げ、父親はにこやかにそう言った。
「誰も花嫁になるなんて言ってないぞ……?」
クレイズが文句を言ったが、親子は勝手に乾杯し、それぞれグラスを煽った。クレイズはそんな2人を睨むと、自身もグラスを煽った。
食事が始まると、親子はクレイズの話しをした。クレイズ自身は口を閉ざしたまま、文句はあれど黙って食事を口に運んでいた。
クレイズは犯罪者だったとか、親の愛を十分に受けられていなかったとか、そんな事をドーズは父親に話して聞かせた。父親はそれに対し、首肯しながら微笑んでいる。
「もうオレの話しは止めろ」
食事があらかた片付くと、ロゼがデザートのケーキと紅茶を運んで来た。空いた食器を片付けているロゼを見ながら、クレイズはそう言った。
「照れる事ないよ」
ドーズはそう言ってクレイズにウィンクをすると、紅茶を飲んだ。
内心の怒りはかなり積もっていた。次に何かあれば、きっと切れてしまう。クレイズは膝の上で拳を握りしめた。
「今度一緒にショッピングに行こう。そして指輪を買おうよ」
ドーズがクレイズを見つめながらそう言ってきた。
クレイズはドーズを睨むと席を立った。
「何が指輪だ!言っただろ?オレはお前を選びはしないと!」
怒りを剥き出しにしながらクレイズは怒鳴った。それに慌てる事もなく、ドーズはクレイズを見上げてきた。
「僕だって言った筈だ。君は必ず僕を選ぶ、とね」
鋭い目がクレイズを見ている。
「まぁ、もっと時間をかけてお互いを知ればいいじゃないか」
父親が宥めるようにそう言った言葉を聞きながら、クレイズは食卓を後にした。
──フザケた家族だ。まるでオレの意思なんて尊重していない。
与えられた自室に篭り、クレイズはワンピース姿のまま鏡の前に立った。そこに映っている自分は似合いもしない服を着せられた、人形のようだった。
だが、この姿を見たゲイナーはどう思うだろう?そんな考えが一瞬過ぎったが、クレイズはそんな自分を笑った。そしてワンピースを脱ぎ捨てながら、その考えも捨てた。
クローゼットを開きそこからガウンを取り出すと、下着の上から羽織った。
部屋を歩き窓の側に立つと、雪と外灯が見えた。
──明日の朝一番に、この家を抜け出そう。
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