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第1章 天使との契り
番外編 喧嘩
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六月一日の夜。
この日も何事もなく一日は終わり、ヒョウガ達は心地よい眠りに就こうとしていた時、
「ねえ、ヒョウガ。もう直ぐシラキちゃんの誕生日だけど、プレゼント決まった?」
「否、未だ決まっていないぞ」
「じゃあさ、明日皆でデパートにでも行かない?」
「ん…それは良いな」
「じゃあ、決まりね」
空いていた休日の予定が、アミリへの誕生日プレゼント選びで埋まった。
「じゃあ、お休み」
「ん….お休み」
そう言って今度こそ眠りに就く。
━━━━━━━━━━━━━
日曜日。
何時も通りの時間に目覚めたヒョウガとアミリが、最近の日課の朝食作りを二人でしていた。
朝早いことあって他の子達は未だ寝ている。
そして何時ものように出来上がった朝食の匂いに誘われて、目を覚ます。
朝食のパンとラ-ルウフとサラダ、ソシッスを食べて歯磨きをし、顔を洗って着替える。
そこ迄はアミリも同じだが、実際には彼女はいかない。
出掛ける準備をすると。
「んじゃあ、そろそろ行くか!」
「そうしよっか」
「ど、何処行くのよ?」
ヒョウガがアミリ以外に言うと、アミリはきょとんとしながら聞く。
「買い物だ」
「わ、私を省いて?」
「別に省いてないぞ!」
「じゃ、じゃあ付いていって良いわよね」
アミリの発言に、首を横に振るヒョウガ。
ーーーど、どういうつもりなのよ? まるで私だけ仲間外れじゃない
と、内心で不満を漏らす。
「ど、どうして駄目なのよ?」
「とにかく駄目だ! 今日は」
「そ、そう! もう良いわよ。そんなに私抜きで行きたいなら好きにすれば良いじゃない。私はもう知らないんだから」
最悪な形になったとは言え、何とかアミリ抜きで行くことが出来た。
そうーーー最悪な形で。
ーーーヒ、ヒョウガ先輩も、カナミさん達ももう知らない
重い空気のままデパートへと向かう。
途中ーーー
「ヒョウガ、ゴメン。あんな酷いことさせちゃって。 そのせいで空気悪くして」
「んや、良いんだ。 俺も言い方変えるべきだった」
とお互いに後悔していると。
「これはもう、最高のプレゼントをあげるしかないですの! そのときちゃんと伝えて…そうしたらきっと」
「あんな思いさせるのは気が引けましたが、サプライズですから仕方有りません」
「ウチもそうだよー」
と、後の三人も思い思いなことを言う。
そして歩くこと二十分ちょい。目的地であるデパートへ到着。
デパートは五階建てで、規模も大きく、いくつものお店が立ち並んでいる。
食品からアクセサリーショップ、レディースやメンズファッション、シューズショップ、書店、レストラン、ジュエリー、家具、日用雑貨、インテリアなどなんでも揃う。
ーーー入り口から入ると人が多く押し寄せていた。
一階は、食品、レストラン、珈琲ショップやフードなど。二階はレディースものやアクセサリーメインのお店。三階は紳士物メインのお店。四、五階は書店や家具、日用雑貨、ジュエリー、家具、インテリアという感じだ。
「流石は日曜日ってだけ有るね」
「そうだな」
「それでは二手に別れるですの! お昼にここ集合で」
「では、ワタシとサラはアーティナ先輩と行きます」
「そうしよー」
「十二時にここと、よし、んじゃまた後で」
と言うと、早速二手に別れた。
「さて、何にするか」
「うーん、そうだね」
ぶらぶらと二階を見て回っていると。
「どう言うのが喜ぶんだろうな」
「可愛いものだね!」
「良いもの見つかると良いな」
「そうだね」
と話ながらプレゼント探しを続ける。
アーティナ達は。
四階を見て回っていた。
「アミリはこういうの好きそうです」
インテリアショップで足を止めていたミューフィが二人を呼ぶ。
傍に来た二人へ見せたのは、アニマル耐久ダブルグラスだ。
ゼリーやプリンを入れても良く、変化を楽しむ。
「これ可愛いね」
「ホントだねー」
「これは候補に入れておきましょう 」
二人にも好評で、プレゼントリスト入りした。
ヒョウガたちは。
「この服とかアミリちゃんに似合いそうだね!」
「確かに似合いそうだな」
「けど、服じゃあ、喜んでもらえないね」
「そうだな」
レディースのファッションを見ていた二人だが、残念ながらこれというものがなかなか見つからない。
そして別のお店に向かう。
アーティナ達は今もインテリアショップを見ていて。
「これなんてどー」
といってサラが持ってきたのはバッグチャームのウサギドールアクセサリー。
「良いと思います」
「よし、それじゃあ、ウチはこれにするよー」
サラはアミリへとプレゼントを決め、先に支払に行く。
「ワタシはセポリーネワイヤーポーチにします。この猫柄で可愛いやつです」
ミューフィが見せたそれは、お洒落な猫柄の素敵なセポリーネワイヤーポーチで、ファスナーが両開きで出し入れがしやすい。
「可愛いですの! これならアミリも喜ぶだすの!」
「それでは支払ってきます」
レジに向かい、会計を済ます。
「アタシはうーんと、鞄にするですの!」
「ではそちらに行きましょう」
三人は鞄を見にバックファッションショップへ向かった。
お店の場所は2階のフロアの隅。
「どのバックにするか迷うですの!」
店内を見回るが良いのがないように思えたがーーー
「あれなんてどうですの?」
アーティナが手に取ったのは、フロントリボンチェックトートバッグで。
「とても良いと思います」
「ウチもそう思うよー」
「それじゃあ、これにするですの」
レジへと向かい、会計を済ます。
会計が終わり、近くの時計に目を遣るた、時刻は十一時五七分を指していた。
急いで下の階へ階段で降りる。
待ち合わせ場所に着くと、ヒョウガとカナミは着いていて。
「お待たせしました」
「全然待ってないぞ! それより三人はプレゼント買えたみたいだな」
「こんなに直ぐに見つかるとは思わなかったですの」
「私とヒョウガはまだ」
ヒョウガは、三人が行きには持っていなかったレジ袋を持っていることで、プレゼントが買えたのだと思った。
一日かかると思っていたアーティナは、直ぐ見つかったことに驚く。
ヒョウガとカナミのプレゼント選びを後にし、昼食へ。
何処のレストランも混んでいて、入るそうにない。
仕方無くフードコートへ行くも、そちらもほぼ満席。唯一空いていた席はあるが、二人ようの席と離れたところに三人ようの席。
ヒョウガはカナミと座り、後の三人は離れた方の席に座ることに。
ヒョウガとカナミは麺のお店で頼む。
ヒョウガが注文したのは、肉まみれと言ううどんで、カナミが注文したのは、ポステトーレだ。
麺のお店から少しある二人の席に戻り、早速食べ始める。
「ん…!? お肉がジューシーで、旨い」
「ん-! 魚介類がトマトソースと絡み合って美味しい」
二人とも味の感想を言う。
ーーー丼ぶりの中の麺がどんどん無くなっていき、そしてついには完食した。
アーティナ達ももうすぐ終わりそうだ。
因みに三人は、アーティナが揚げ蛸、ミューフィがオムライス、サラがお肉だ。
それぞれ別のお店で頼み、席まで運んできた。
三人とも食べ終わり、食器を戻し、フードコートを出ていく。
後半は三人もヒョウガとカナミを手伝う。
「何にしよっか?」
「俺は無くはないぞ!」
「何上げるか決まったの?」
「まあ、アクセサリーショップでならいいのがあると思っただけだ」
ヒョウガがそう思うならと、五人は階段で四階に向かう。
アクセサリーの種類が豊富なだけあって、迷う。
迷いに迷うこと三十分。
「これなんてどうでしょうか?」
ミューフィが手にしていたのは、ペンライトのイルカが着いたネックレスだ。
「ん… 中中良いぞ! これ」
「これならアミリに喜んでもらえるですの! 値段も安いし」
「んじゃあ、これにするわ! 確かに安いな」
値札には二万五千と書かれていた。
彼はレジに向かい、会計を済ます。
後はカナミだけだ。
「アミリちゃんが喜びそうなもの… ん〰️チーズケーキとか? チーズケーキのクッションとか」
「んや、それは止めとけ! 本物じゃないと駄目だ」
「じゃあ、作るのはどう? ヒョウガ教えて」
「ん…良いぞ! 」
チーズケーキなら何でもいけるのでは、とグッズ方面で責めるカナミを止める。
チーズケーキを作るようだ。
そして五人は学園へと戻っていく。
そう、朝と変わりえない部屋へと。
翌日からカナミへのチーズケーキ。
「チーズケーキは初めて作るから味見宜しくね」
「うん、分かった」
チーズケーキの材料は、クリームチーズ、砂糖、卵、生クリーム、薄力粉、レモン汁、ビスケット、無塩バターだ。
一、クリームチーズとバターを室温に戻す。ビスケットを袋に入れてめん棒などで叩き細かくして、バターを加えてよく揉み、全体に馴染んだら型の底にラップを使って敷き詰めて底生地を作る。
二、クリームチーズをボウルに入れてクリーム状になるまで混ぜ、砂糖と卵を順に加えてその都度よく混ぜる。
三、生クリームを少しずつ加えながら混ぜて、薄力粉をふるい入れてゴムベラで切るように混ぜ、レモン汁を加えて混ぜる。
四、型に生地を流しいれて170℃に予熱したオーブンで40~45分焼く。粗熱を取り、冷蔵庫で2~3時間冷やし固めて完成。
「と、こんな感じかな」
「始めてにしては良い感じだと思うぞ」
ーーー失敗ではないももの納得の行くものが出来ず、次の日もまた次の日もと作り続けていくうちに、上達していく。
この日も何事もなく一日は終わり、ヒョウガ達は心地よい眠りに就こうとしていた時、
「ねえ、ヒョウガ。もう直ぐシラキちゃんの誕生日だけど、プレゼント決まった?」
「否、未だ決まっていないぞ」
「じゃあさ、明日皆でデパートにでも行かない?」
「ん…それは良いな」
「じゃあ、決まりね」
空いていた休日の予定が、アミリへの誕生日プレゼント選びで埋まった。
「じゃあ、お休み」
「ん….お休み」
そう言って今度こそ眠りに就く。
━━━━━━━━━━━━━
日曜日。
何時も通りの時間に目覚めたヒョウガとアミリが、最近の日課の朝食作りを二人でしていた。
朝早いことあって他の子達は未だ寝ている。
そして何時ものように出来上がった朝食の匂いに誘われて、目を覚ます。
朝食のパンとラ-ルウフとサラダ、ソシッスを食べて歯磨きをし、顔を洗って着替える。
そこ迄はアミリも同じだが、実際には彼女はいかない。
出掛ける準備をすると。
「んじゃあ、そろそろ行くか!」
「そうしよっか」
「ど、何処行くのよ?」
ヒョウガがアミリ以外に言うと、アミリはきょとんとしながら聞く。
「買い物だ」
「わ、私を省いて?」
「別に省いてないぞ!」
「じゃ、じゃあ付いていって良いわよね」
アミリの発言に、首を横に振るヒョウガ。
ーーーど、どういうつもりなのよ? まるで私だけ仲間外れじゃない
と、内心で不満を漏らす。
「ど、どうして駄目なのよ?」
「とにかく駄目だ! 今日は」
「そ、そう! もう良いわよ。そんなに私抜きで行きたいなら好きにすれば良いじゃない。私はもう知らないんだから」
最悪な形になったとは言え、何とかアミリ抜きで行くことが出来た。
そうーーー最悪な形で。
ーーーヒ、ヒョウガ先輩も、カナミさん達ももう知らない
重い空気のままデパートへと向かう。
途中ーーー
「ヒョウガ、ゴメン。あんな酷いことさせちゃって。 そのせいで空気悪くして」
「んや、良いんだ。 俺も言い方変えるべきだった」
とお互いに後悔していると。
「これはもう、最高のプレゼントをあげるしかないですの! そのときちゃんと伝えて…そうしたらきっと」
「あんな思いさせるのは気が引けましたが、サプライズですから仕方有りません」
「ウチもそうだよー」
と、後の三人も思い思いなことを言う。
そして歩くこと二十分ちょい。目的地であるデパートへ到着。
デパートは五階建てで、規模も大きく、いくつものお店が立ち並んでいる。
食品からアクセサリーショップ、レディースやメンズファッション、シューズショップ、書店、レストラン、ジュエリー、家具、日用雑貨、インテリアなどなんでも揃う。
ーーー入り口から入ると人が多く押し寄せていた。
一階は、食品、レストラン、珈琲ショップやフードなど。二階はレディースものやアクセサリーメインのお店。三階は紳士物メインのお店。四、五階は書店や家具、日用雑貨、ジュエリー、家具、インテリアという感じだ。
「流石は日曜日ってだけ有るね」
「そうだな」
「それでは二手に別れるですの! お昼にここ集合で」
「では、ワタシとサラはアーティナ先輩と行きます」
「そうしよー」
「十二時にここと、よし、んじゃまた後で」
と言うと、早速二手に別れた。
「さて、何にするか」
「うーん、そうだね」
ぶらぶらと二階を見て回っていると。
「どう言うのが喜ぶんだろうな」
「可愛いものだね!」
「良いもの見つかると良いな」
「そうだね」
と話ながらプレゼント探しを続ける。
アーティナ達は。
四階を見て回っていた。
「アミリはこういうの好きそうです」
インテリアショップで足を止めていたミューフィが二人を呼ぶ。
傍に来た二人へ見せたのは、アニマル耐久ダブルグラスだ。
ゼリーやプリンを入れても良く、変化を楽しむ。
「これ可愛いね」
「ホントだねー」
「これは候補に入れておきましょう 」
二人にも好評で、プレゼントリスト入りした。
ヒョウガたちは。
「この服とかアミリちゃんに似合いそうだね!」
「確かに似合いそうだな」
「けど、服じゃあ、喜んでもらえないね」
「そうだな」
レディースのファッションを見ていた二人だが、残念ながらこれというものがなかなか見つからない。
そして別のお店に向かう。
アーティナ達は今もインテリアショップを見ていて。
「これなんてどー」
といってサラが持ってきたのはバッグチャームのウサギドールアクセサリー。
「良いと思います」
「よし、それじゃあ、ウチはこれにするよー」
サラはアミリへとプレゼントを決め、先に支払に行く。
「ワタシはセポリーネワイヤーポーチにします。この猫柄で可愛いやつです」
ミューフィが見せたそれは、お洒落な猫柄の素敵なセポリーネワイヤーポーチで、ファスナーが両開きで出し入れがしやすい。
「可愛いですの! これならアミリも喜ぶだすの!」
「それでは支払ってきます」
レジに向かい、会計を済ます。
「アタシはうーんと、鞄にするですの!」
「ではそちらに行きましょう」
三人は鞄を見にバックファッションショップへ向かった。
お店の場所は2階のフロアの隅。
「どのバックにするか迷うですの!」
店内を見回るが良いのがないように思えたがーーー
「あれなんてどうですの?」
アーティナが手に取ったのは、フロントリボンチェックトートバッグで。
「とても良いと思います」
「ウチもそう思うよー」
「それじゃあ、これにするですの」
レジへと向かい、会計を済ます。
会計が終わり、近くの時計に目を遣るた、時刻は十一時五七分を指していた。
急いで下の階へ階段で降りる。
待ち合わせ場所に着くと、ヒョウガとカナミは着いていて。
「お待たせしました」
「全然待ってないぞ! それより三人はプレゼント買えたみたいだな」
「こんなに直ぐに見つかるとは思わなかったですの」
「私とヒョウガはまだ」
ヒョウガは、三人が行きには持っていなかったレジ袋を持っていることで、プレゼントが買えたのだと思った。
一日かかると思っていたアーティナは、直ぐ見つかったことに驚く。
ヒョウガとカナミのプレゼント選びを後にし、昼食へ。
何処のレストランも混んでいて、入るそうにない。
仕方無くフードコートへ行くも、そちらもほぼ満席。唯一空いていた席はあるが、二人ようの席と離れたところに三人ようの席。
ヒョウガはカナミと座り、後の三人は離れた方の席に座ることに。
ヒョウガとカナミは麺のお店で頼む。
ヒョウガが注文したのは、肉まみれと言ううどんで、カナミが注文したのは、ポステトーレだ。
麺のお店から少しある二人の席に戻り、早速食べ始める。
「ん…!? お肉がジューシーで、旨い」
「ん-! 魚介類がトマトソースと絡み合って美味しい」
二人とも味の感想を言う。
ーーー丼ぶりの中の麺がどんどん無くなっていき、そしてついには完食した。
アーティナ達ももうすぐ終わりそうだ。
因みに三人は、アーティナが揚げ蛸、ミューフィがオムライス、サラがお肉だ。
それぞれ別のお店で頼み、席まで運んできた。
三人とも食べ終わり、食器を戻し、フードコートを出ていく。
後半は三人もヒョウガとカナミを手伝う。
「何にしよっか?」
「俺は無くはないぞ!」
「何上げるか決まったの?」
「まあ、アクセサリーショップでならいいのがあると思っただけだ」
ヒョウガがそう思うならと、五人は階段で四階に向かう。
アクセサリーの種類が豊富なだけあって、迷う。
迷いに迷うこと三十分。
「これなんてどうでしょうか?」
ミューフィが手にしていたのは、ペンライトのイルカが着いたネックレスだ。
「ん… 中中良いぞ! これ」
「これならアミリに喜んでもらえるですの! 値段も安いし」
「んじゃあ、これにするわ! 確かに安いな」
値札には二万五千と書かれていた。
彼はレジに向かい、会計を済ます。
後はカナミだけだ。
「アミリちゃんが喜びそうなもの… ん〰️チーズケーキとか? チーズケーキのクッションとか」
「んや、それは止めとけ! 本物じゃないと駄目だ」
「じゃあ、作るのはどう? ヒョウガ教えて」
「ん…良いぞ! 」
チーズケーキなら何でもいけるのでは、とグッズ方面で責めるカナミを止める。
チーズケーキを作るようだ。
そして五人は学園へと戻っていく。
そう、朝と変わりえない部屋へと。
翌日からカナミへのチーズケーキ。
「チーズケーキは初めて作るから味見宜しくね」
「うん、分かった」
チーズケーキの材料は、クリームチーズ、砂糖、卵、生クリーム、薄力粉、レモン汁、ビスケット、無塩バターだ。
一、クリームチーズとバターを室温に戻す。ビスケットを袋に入れてめん棒などで叩き細かくして、バターを加えてよく揉み、全体に馴染んだら型の底にラップを使って敷き詰めて底生地を作る。
二、クリームチーズをボウルに入れてクリーム状になるまで混ぜ、砂糖と卵を順に加えてその都度よく混ぜる。
三、生クリームを少しずつ加えながら混ぜて、薄力粉をふるい入れてゴムベラで切るように混ぜ、レモン汁を加えて混ぜる。
四、型に生地を流しいれて170℃に予熱したオーブンで40~45分焼く。粗熱を取り、冷蔵庫で2~3時間冷やし固めて完成。
「と、こんな感じかな」
「始めてにしては良い感じだと思うぞ」
ーーー失敗ではないももの納得の行くものが出来ず、次の日もまた次の日もと作り続けていくうちに、上達していく。
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