141 / 457
連載
第5回 ティアの人物紹介リポート
しおりを挟む
2017. 8. 14
**********
それでは、第5回ティアの人物紹介リポート!
いってみましょう!
今回は私も十才って事で、周りも変化が多いんだ。
ラキアちゃんがハイパーメイドになってたり。
「はっ。ティア様のためなら、どんな事でもお任せください」
最強メイドの地位は確実だね!
《マティだって六才だよ!》
うん。でも。なんかね。そこはもう今更っていうか、まだ子どもの領域っていうか……サラちゃんどう思う?
「ぶっちゃけ、マティはマティだしなぁ」
《おお~、ねぇ、主。これってサラちゃんは今のままのマティをアイシテルって事だよね?》
そうだね~◎
マティってばスミに置けないなぁ。
《えっへん。サラちゃんはシャイだから、遠回しな言い方しかできないんだよね?》
「……前言撤回……六才児はマセるってのが常識だったわ……」
あははっ。
そのまま続けてて。
《らじゃ~》
「おいっ」
それでは今回のトップバッター!
私の親友のアデルっ。
アデル・マランド【魔力属性:風 種族:人族(竜人族の先祖返り)】
アデルは私やお兄様が通うフェルマー学園の学園長の血縁。
竜人族の先祖返りなんだ。
額の辺りに、竜人族特有の鱗みたいな硬い皮膚があるの。
竜人族は武に長けた種族で、弱点じゃないけど、弱い所の皮膚が頑丈になってるんだ。
頭とか、守るべき所だからね。
アデルにそれがあるのも、身を守るためのもの。
なんだけど……人って、自分達と常に比べたがる質だからね。
特に異種族への反発がある今の人族の国では、辛い思いをしてきたはず。
出会った当初は、前髪をかなり伸ばして、その皮膚が見えないようにしてたみたい。
身を守るには仕方ないよね。
ただ、性格も卑屈になってたから、かなり痛々しかったけどね。
まぁ、今は結構明るくなったよ。
「普通は避けるものなのに、ティアってば全然動じないんだもん……気にしてるこっちがバカみたいじゃん」
え~、だって、私ならカッコいいでしょって、自慢する所なんだもん。
「うん……ティアならしてそう……」
前向きなのが一番。
他人に左右されるなんて損だよ。
次は私のおもっ……ううん。
オトモダチね。
「……今、おもちゃと言おうとしただろ……」
え、なに?
それ願望?
「そんなわけあるか!!」
キルシュ・ドーバン【魔力属性:土 種族:人族】
ドーバン侯爵家の三男坊。
ツンデレです。
「お前……これで終わらせるつもりじゃないよな?」
え?
完結な上にバッチリ伝わったよ?
「ふざけるな! 僕にはもっと……」
あっ、そうだった。
お菓子作り大好きなスイーツ男子です!
「そっ……それは言わなくていい!」
え~、すっごく重要だよ?
ねぇ、アデル。
「うん。キルシュの作るお菓子、好きだよ」
「っ、そ、そうか。ま、また作ってやる……っ」
「楽しみ」
「っ……」
私も、私も~。
「っ、お前も作れるだろ!」
私が作ると甘さが足りなさ過ぎだとか文句が出るんだよ。
逆に甘くすると甘過ぎるとかさぁ。
「寧ろどうやったらあんなに甘くせずに出来上がるのかが不思議だ……普通は失敗するぞ」
「だよね? お砂糖多くすると焦げたりするのに、甘々になってもちゃんと見た目美味しそうに出来るもん」
えへへ。
私って天才!
「見た目が良いから、口に入れた時の衝撃がスゴイよね」
「性格をこんなにはっきり出せるのも珍しいよな」
んん?
なんか、褒められてる気がしない?
「褒めてないからな」
「褒めてないかな」
ありゃ。
「うふふ、大丈夫よ。ティアの甘くないお菓子、私好きだから」
サクヤ姐さん。
サクヤ【魔力属性:水、土、火、風、光 種族:獣人族】
サクヤ姐さんは、九尾の獣人族。
すっごい長生きしてるんだ。
いつの間にかフェルマー学園の教壇に立ってた。
あ、性別は男ね。
「ちょっとティア。わざわざ言わなくても……」
いや、わざわざ言う必要がある事でしょ。
「もう……」
性格が乙女過ぎるから、引っかかった男の人たちがかわいそうなんだよ。
乙女に夢見てる男が特に引っかかりやすそうだから。
「それって、私が乙女チックな素敵女子ってことよね」
うん。昔ほどじゃないみたいだけど。
前はもっと男の人がメロメロになってた。
現実にはあり得ない女子って感じ?
「えっと……それって、妄想……」
そう。
妄想が現実になったって感じ。
簡単に簡潔に言うと……作り物?
「うわぁぁ~んっ。ティアのイジワル~っ」
あれ?
「ティアさん……先生を弄るのはやめていただきたいのですが……」
ウルさんって、サク姐さんのためなら何でも出来そうだよね。
「はい?」
ううん。
いくら魔術の師匠だからって、ウルさんサク姐さんの事好きだよね。
「っ、尊敬してますから……」
見た目からいっても、どっちが師匠か分かんないよ……。
さて、次行こう。
今度は重要だよっ。
ユフィア・ドーバン【魔力属性:未確認】
キルシュのお姉さん。
お兄様と同い年で、病弱なお嬢様。
魔力の関係で体調を崩す体質だったんだ。
それで倒れた彼女をなんとっ。
あの女嫌いの他人嫌いなお兄様がお姫様抱っこしたんだよ!!
「何だって、ベルっ。それは本当かい!?」
「本当なの、ベルちゃんっ」
「ちょっ……父上、母上……落ち着いてください」
ふふっ。
「ベルっ。そ、そのお嬢さんはどこにっ」
「お、お祖父様っ」
くふふっ。
「ベルがついに初恋をしたってっ? どこのお姫さんだっ?」
「……ゲイルさんまで……っ」
ふははっ。
「これはとてもおめでたい事です。さぁ、皆さん。準備しましょう」
「「「はいっ」」」
「ちょっと待ってくれ、リジット。一体なんの準備をっ……」
あははっ。
「ティアっ!!」
って事で、めでたく私が、お兄様の婚約者を決定しましたぁぁぁっ。
「あ、あの……私などで……」
あ、いいのいいの。
大丈夫。
お兄様、ユフィア姉様の事、もうすっごい好きだから。
「っ、ティアっ!」
やだなぁ。
照れちゃって。
みんな、見守ってるよ。
「そ、そんな……こと……っ」
はいはい。
次は過去へ。
フェルマー・マランド【魔力属性:未確認。種族:人族】
フェルマー先生は、今通ってるフェルマー学園を作った人。
すっごく素敵な歴史の先生だったの。
『豪嵐』のメンバーの一人に、竜人族のマートゥファル・マランドってお兄さんがいたんだけど、その人……ファル兄の奥さんなんだ。
フェルマー先生は歴史を見る人。
過去を正しく理解する事を役目としてた。
そのせいで辛い思いとか、悩みとかあったみたい。
でも、私はフェルマー先生の笑った顔が大好きだった。
とってもキレイなんだよ。
私の憧れの先生の作った学園。
種族関係なく、それぞれの力を磨き、知識を補い合って成長していく事を願って創られた学園。
それなのに、今はバカな貴族達の子息、子女が通ってる。
その上、今の貴族って、異種族を否定する考えを持ってたりするからイラつくんだよね。
これはもう、改革しかないでしょ!
「あ、あの……何をするおつもりです?」
あのね、先生。
私、今、聖女とか言われてんの。
深窓の令嬢とか思われてんの。
これ使えるよね?
「……ほ、ほどほどにお願いしますね……」
う~ん。
うん。
任せてっ!
そんな訳で、今回のリポートはここまでっ。
次回をまたお楽しみに!
**********
それでは、第5回ティアの人物紹介リポート!
いってみましょう!
今回は私も十才って事で、周りも変化が多いんだ。
ラキアちゃんがハイパーメイドになってたり。
「はっ。ティア様のためなら、どんな事でもお任せください」
最強メイドの地位は確実だね!
《マティだって六才だよ!》
うん。でも。なんかね。そこはもう今更っていうか、まだ子どもの領域っていうか……サラちゃんどう思う?
「ぶっちゃけ、マティはマティだしなぁ」
《おお~、ねぇ、主。これってサラちゃんは今のままのマティをアイシテルって事だよね?》
そうだね~◎
マティってばスミに置けないなぁ。
《えっへん。サラちゃんはシャイだから、遠回しな言い方しかできないんだよね?》
「……前言撤回……六才児はマセるってのが常識だったわ……」
あははっ。
そのまま続けてて。
《らじゃ~》
「おいっ」
それでは今回のトップバッター!
私の親友のアデルっ。
アデル・マランド【魔力属性:風 種族:人族(竜人族の先祖返り)】
アデルは私やお兄様が通うフェルマー学園の学園長の血縁。
竜人族の先祖返りなんだ。
額の辺りに、竜人族特有の鱗みたいな硬い皮膚があるの。
竜人族は武に長けた種族で、弱点じゃないけど、弱い所の皮膚が頑丈になってるんだ。
頭とか、守るべき所だからね。
アデルにそれがあるのも、身を守るためのもの。
なんだけど……人って、自分達と常に比べたがる質だからね。
特に異種族への反発がある今の人族の国では、辛い思いをしてきたはず。
出会った当初は、前髪をかなり伸ばして、その皮膚が見えないようにしてたみたい。
身を守るには仕方ないよね。
ただ、性格も卑屈になってたから、かなり痛々しかったけどね。
まぁ、今は結構明るくなったよ。
「普通は避けるものなのに、ティアってば全然動じないんだもん……気にしてるこっちがバカみたいじゃん」
え~、だって、私ならカッコいいでしょって、自慢する所なんだもん。
「うん……ティアならしてそう……」
前向きなのが一番。
他人に左右されるなんて損だよ。
次は私のおもっ……ううん。
オトモダチね。
「……今、おもちゃと言おうとしただろ……」
え、なに?
それ願望?
「そんなわけあるか!!」
キルシュ・ドーバン【魔力属性:土 種族:人族】
ドーバン侯爵家の三男坊。
ツンデレです。
「お前……これで終わらせるつもりじゃないよな?」
え?
完結な上にバッチリ伝わったよ?
「ふざけるな! 僕にはもっと……」
あっ、そうだった。
お菓子作り大好きなスイーツ男子です!
「そっ……それは言わなくていい!」
え~、すっごく重要だよ?
ねぇ、アデル。
「うん。キルシュの作るお菓子、好きだよ」
「っ、そ、そうか。ま、また作ってやる……っ」
「楽しみ」
「っ……」
私も、私も~。
「っ、お前も作れるだろ!」
私が作ると甘さが足りなさ過ぎだとか文句が出るんだよ。
逆に甘くすると甘過ぎるとかさぁ。
「寧ろどうやったらあんなに甘くせずに出来上がるのかが不思議だ……普通は失敗するぞ」
「だよね? お砂糖多くすると焦げたりするのに、甘々になってもちゃんと見た目美味しそうに出来るもん」
えへへ。
私って天才!
「見た目が良いから、口に入れた時の衝撃がスゴイよね」
「性格をこんなにはっきり出せるのも珍しいよな」
んん?
なんか、褒められてる気がしない?
「褒めてないからな」
「褒めてないかな」
ありゃ。
「うふふ、大丈夫よ。ティアの甘くないお菓子、私好きだから」
サクヤ姐さん。
サクヤ【魔力属性:水、土、火、風、光 種族:獣人族】
サクヤ姐さんは、九尾の獣人族。
すっごい長生きしてるんだ。
いつの間にかフェルマー学園の教壇に立ってた。
あ、性別は男ね。
「ちょっとティア。わざわざ言わなくても……」
いや、わざわざ言う必要がある事でしょ。
「もう……」
性格が乙女過ぎるから、引っかかった男の人たちがかわいそうなんだよ。
乙女に夢見てる男が特に引っかかりやすそうだから。
「それって、私が乙女チックな素敵女子ってことよね」
うん。昔ほどじゃないみたいだけど。
前はもっと男の人がメロメロになってた。
現実にはあり得ない女子って感じ?
「えっと……それって、妄想……」
そう。
妄想が現実になったって感じ。
簡単に簡潔に言うと……作り物?
「うわぁぁ~んっ。ティアのイジワル~っ」
あれ?
「ティアさん……先生を弄るのはやめていただきたいのですが……」
ウルさんって、サク姐さんのためなら何でも出来そうだよね。
「はい?」
ううん。
いくら魔術の師匠だからって、ウルさんサク姐さんの事好きだよね。
「っ、尊敬してますから……」
見た目からいっても、どっちが師匠か分かんないよ……。
さて、次行こう。
今度は重要だよっ。
ユフィア・ドーバン【魔力属性:未確認】
キルシュのお姉さん。
お兄様と同い年で、病弱なお嬢様。
魔力の関係で体調を崩す体質だったんだ。
それで倒れた彼女をなんとっ。
あの女嫌いの他人嫌いなお兄様がお姫様抱っこしたんだよ!!
「何だって、ベルっ。それは本当かい!?」
「本当なの、ベルちゃんっ」
「ちょっ……父上、母上……落ち着いてください」
ふふっ。
「ベルっ。そ、そのお嬢さんはどこにっ」
「お、お祖父様っ」
くふふっ。
「ベルがついに初恋をしたってっ? どこのお姫さんだっ?」
「……ゲイルさんまで……っ」
ふははっ。
「これはとてもおめでたい事です。さぁ、皆さん。準備しましょう」
「「「はいっ」」」
「ちょっと待ってくれ、リジット。一体なんの準備をっ……」
あははっ。
「ティアっ!!」
って事で、めでたく私が、お兄様の婚約者を決定しましたぁぁぁっ。
「あ、あの……私などで……」
あ、いいのいいの。
大丈夫。
お兄様、ユフィア姉様の事、もうすっごい好きだから。
「っ、ティアっ!」
やだなぁ。
照れちゃって。
みんな、見守ってるよ。
「そ、そんな……こと……っ」
はいはい。
次は過去へ。
フェルマー・マランド【魔力属性:未確認。種族:人族】
フェルマー先生は、今通ってるフェルマー学園を作った人。
すっごく素敵な歴史の先生だったの。
『豪嵐』のメンバーの一人に、竜人族のマートゥファル・マランドってお兄さんがいたんだけど、その人……ファル兄の奥さんなんだ。
フェルマー先生は歴史を見る人。
過去を正しく理解する事を役目としてた。
そのせいで辛い思いとか、悩みとかあったみたい。
でも、私はフェルマー先生の笑った顔が大好きだった。
とってもキレイなんだよ。
私の憧れの先生の作った学園。
種族関係なく、それぞれの力を磨き、知識を補い合って成長していく事を願って創られた学園。
それなのに、今はバカな貴族達の子息、子女が通ってる。
その上、今の貴族って、異種族を否定する考えを持ってたりするからイラつくんだよね。
これはもう、改革しかないでしょ!
「あ、あの……何をするおつもりです?」
あのね、先生。
私、今、聖女とか言われてんの。
深窓の令嬢とか思われてんの。
これ使えるよね?
「……ほ、ほどほどにお願いしますね……」
う~ん。
うん。
任せてっ!
そんな訳で、今回のリポートはここまでっ。
次回をまたお楽しみに!
11
お気に入りに追加
4,569
あなたにおすすめの小説
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
私が死んで満足ですか?
マチバリ
恋愛
王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。
ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。
全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。
書籍化にともない本編を引き下げいたしました
妹と旦那様に子供ができたので、離縁して隣国に嫁ぎます
冬月光輝
恋愛
私がベルモンド公爵家に嫁いで3年の間、夫婦に子供は出来ませんでした。
そんな中、夫のファルマンは裏切り行為を働きます。
しかも相手は妹のレナ。
最初は夫を叱っていた義両親でしたが、レナに子供が出来たと知ると私を責めだしました。
夫も婚約中から私からの愛は感じていないと口にしており、あの頃に婚約破棄していればと謝罪すらしません。
最後には、二人と子供の幸せを害する権利はないと言われて離縁させられてしまいます。
それからまもなくして、隣国の王子であるレオン殿下が我が家に現れました。
「約束どおり、私の妻になってもらうぞ」
確かにそんな約束をした覚えがあるような気がしますが、殿下はまだ5歳だったような……。
言われるがままに、隣国へ向かった私。
その頃になって、子供が出来ない理由は元旦那にあることが発覚して――。
ベルモンド公爵家ではひと悶着起こりそうらしいのですが、もう私には関係ありません。
※ざまぁパートは第16話〜です
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
義母に毒を盛られて前世の記憶を取り戻し覚醒しました、貴男は義妹と仲良くすればいいわ。
克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位
11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位
11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位
11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。