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530 赤髪の秘密?
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2016. 11. 25
**********
ティアは弱った表情で部屋へと入った。すると、別の扉から、ルクスも入ってくる。それを確認し、カルツォーネへ顔を向けた。
「その姿を見ると、マティを思い出すよ」
そんなカルツォーネの呟きに、アデルが顔を上げる。
「それって、マティちゃんじゃなくて、赤髪の女冒険者のこと?」
「あぁ。マティアス・ディストレア。『戦場で会ったら逃げろ』、『戦う前に降参しろ』って言われていたよ。簡単に言うと『敵に回すな』って事だけどね。あとは……『味方に出来ると思うな』ってのもあったかな」
カルツォーネは笑顔で昔を懐かしむように言った。しかし、内容はとても微笑ましいものではない。
「今のティアをもっとメチャクチャにした感じって事だね」
「おや、アデルは賢いねぇ。その通りだよ」
「……カル姐……」
その例え方は不本意だと思うティアだ。
「それで? 髪の色が変わったと聞いたのだけどね」
「変わった?」
「変わってないよね?」
キルシュもアデルもいつも通りだろうとと不思議そうにお互いの顔を見合わせる。そんな二人に説明するのは面倒だと、あえて目を合わせないようにカルツォーネだけを見た。
「昨日、目の色も変わってるって気付いた」
「目も? 見せてくれ」
「……うん……」
ティアは、バトラールモードのまま色変化の術を解く。
「ほぉ……これは……ますますマティにそっくりだ。髪も、今の君みたいに少し癖があったからね」
顔は当然違うが、その背丈もよく似ていた。鮮やかな赤髪が美しい。
「ティア……なんだよね?」
「まるで別人だ……」
アデルとキルシュは、呆然としていた。視界の端に映るルクスも、驚いているようだ。
「カランタも、母様を思い出すのか、あれから顔を見せないんだよ」
「なるほどねぇ。雰囲気も似ているから、本当に一瞬、勘違いしそうになるよ」
「そう?」
ティアには分からないが、マティアスに似ていると言われるのは、誇らしくも思える。
「それで、他に変わった所はないのかい?」
「特にはないような……」
「魔力はどうだい?」
カルツォーネは立ち上がり、ティアの傍まで来ると、変化が他にもないかと見回す。
「魔力……そういえば、色を変えたり、こうやって体を成長させたりしても、全く負担に感じないかも……」
「ほぉ……どうも、魔力が桁違いに上がっているねぇ。これは、私よりも上だ」
「え……カル姐より上って……」
魔族であるカルツォーネよりも上。それはもう、当然だが、人の枠を超えている。
「今までの魔力は、君の場合、女神への祈りによって底上げされていたように思えた。本来の魔力量は、ギリギリ人の枠に納まるものだったはずだ。その本来の魔力量が一気に増えてしまったようだね」
日々、人々が祈る女神への祈りの力。それが、ティアに魔力という力を与えていた。これによって、人族としては多すぎる力を得ていた。
しかし、今回、それさえも上回る魔力がティアに宿っていたのだ。それを感じ取り、カルツォーネはふと動きを止め、腕を組むと、立てた右手の指で顎を撫でながら上へと目線を投げる。
「そういえば、マティも最初から赤い髪ではなかったと言っていたような……」
「そうなの!?」
それは初耳だと、驚きに目を瞠り、目の前のカルツォーネに詰め寄る。
「あぁ。昔は確か赤みがかった茶色の髪だったと聞いた。それが、七つの時だったかに、突然赤くなったらしい。確か、儀式の時に何かあったとかで……すまない。その辺は少し記憶が曖昧だ」
「七つって事は祝福の儀? そんな事、初めて聞いたよ」
「私も、何かの話の拍子に聞いただけだったからねぇ……一番長く一緒にいたシェリーの方が詳しく知っているかもしれないよ。シェリーにはこの事……」
カルツォーネにも話していなかったのだ。話していない可能性は高いだろうと思ったのだろう。語尾を少々濁らせる。
「……話してない……」
「ふふっ、今夜のおやすみコールで話すといい。それと、近いうちにサルバへ帰って、正確な数値をギルドで判定してもらうように」
「それ必要?」
「種族判定も出るだろう?」
「種族判定って……もしかして……」
「女神って出たら面白いけどね」
「いや……それはないと思う……」
ギルドカードには記載されない情報がある。特に種族についてだ。これは、数値からと種族によって微妙に異なる魔力の波形から割り出されるのだが、カードには記載されないようになっている。
昔は記載されていたようだが、これも三百年ほど前から変わっているらしい。種族によって差別されないようにだろう。
ギルドとしては種族など気にしないのだが、国境などでのギルドカードの提示によって知られるべきではないという配慮からだろう。
ティア達の話を静かに聞いていたルクスが、カルツォーネに尋ねた。
「その、つまりティアはどうなったと……?」
ティアの赤い髪を見たルクスは、当然驚いた。その次に考えるのは、どうしてそうなったのか。だが、それよりもルクスは、ティアの体にどんな影響が出たのかが気になったのだろう。
「魔力によって髪色が違うのは、我々魔族を見れば分かるだろう? ティアやマティの場合は、魔力が一気増えた事で起きた変化だ。それと、赤い髪はハイヒューマンの証とも言われている」
「っ……ハイヒューマン……」
思わず呟いたルクスだけでなく、アデルとキルシュも驚愕に目を見開いていたのだった。
**********
舞台裏のお話。
ラキア「よく温まるのですよ」
イル「は~い」
カイ「あったか~い」
マティ《気持ちいいねぇ》
ラキア「細いですね……ちゃんと食べていますか? これでは、服はもう一回り小さい方が良かったですね……」
火王 《私が見ていよう》
ラキア「火の王。フラムさんは?」
火王 《部屋で眠っている》
ラキア「そうですか。でも、よろしいので?」
火王 《構わない。ティア様のお茶も用意してくるといい》
ラキア「ありがとうございます。では子ども達はお願いします」
火王 《あぁ》
マティ《わぁい。パパ、洗って~》
火王 《なら、順番だ》
マティ《む~……はぁ~い》
火王 《偉いな》
イル「パパ?」
カイ「あらって?」
火王 《あぁ。順番にな》
イル・カイ「「はぁ~い」」
つづく?
なんて事が起こってましたとさ☆
読んでくださりありがとうございます◎
子どもが増えました。
赤髪は、ハイヒューマンの証。
マティアスも、最初から赤いわけではなかったようです。
では次回、一日空けて27日です。
よろしくお願いします◎
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ティアは弱った表情で部屋へと入った。すると、別の扉から、ルクスも入ってくる。それを確認し、カルツォーネへ顔を向けた。
「その姿を見ると、マティを思い出すよ」
そんなカルツォーネの呟きに、アデルが顔を上げる。
「それって、マティちゃんじゃなくて、赤髪の女冒険者のこと?」
「あぁ。マティアス・ディストレア。『戦場で会ったら逃げろ』、『戦う前に降参しろ』って言われていたよ。簡単に言うと『敵に回すな』って事だけどね。あとは……『味方に出来ると思うな』ってのもあったかな」
カルツォーネは笑顔で昔を懐かしむように言った。しかし、内容はとても微笑ましいものではない。
「今のティアをもっとメチャクチャにした感じって事だね」
「おや、アデルは賢いねぇ。その通りだよ」
「……カル姐……」
その例え方は不本意だと思うティアだ。
「それで? 髪の色が変わったと聞いたのだけどね」
「変わった?」
「変わってないよね?」
キルシュもアデルもいつも通りだろうとと不思議そうにお互いの顔を見合わせる。そんな二人に説明するのは面倒だと、あえて目を合わせないようにカルツォーネだけを見た。
「昨日、目の色も変わってるって気付いた」
「目も? 見せてくれ」
「……うん……」
ティアは、バトラールモードのまま色変化の術を解く。
「ほぉ……これは……ますますマティにそっくりだ。髪も、今の君みたいに少し癖があったからね」
顔は当然違うが、その背丈もよく似ていた。鮮やかな赤髪が美しい。
「ティア……なんだよね?」
「まるで別人だ……」
アデルとキルシュは、呆然としていた。視界の端に映るルクスも、驚いているようだ。
「カランタも、母様を思い出すのか、あれから顔を見せないんだよ」
「なるほどねぇ。雰囲気も似ているから、本当に一瞬、勘違いしそうになるよ」
「そう?」
ティアには分からないが、マティアスに似ていると言われるのは、誇らしくも思える。
「それで、他に変わった所はないのかい?」
「特にはないような……」
「魔力はどうだい?」
カルツォーネは立ち上がり、ティアの傍まで来ると、変化が他にもないかと見回す。
「魔力……そういえば、色を変えたり、こうやって体を成長させたりしても、全く負担に感じないかも……」
「ほぉ……どうも、魔力が桁違いに上がっているねぇ。これは、私よりも上だ」
「え……カル姐より上って……」
魔族であるカルツォーネよりも上。それはもう、当然だが、人の枠を超えている。
「今までの魔力は、君の場合、女神への祈りによって底上げされていたように思えた。本来の魔力量は、ギリギリ人の枠に納まるものだったはずだ。その本来の魔力量が一気に増えてしまったようだね」
日々、人々が祈る女神への祈りの力。それが、ティアに魔力という力を与えていた。これによって、人族としては多すぎる力を得ていた。
しかし、今回、それさえも上回る魔力がティアに宿っていたのだ。それを感じ取り、カルツォーネはふと動きを止め、腕を組むと、立てた右手の指で顎を撫でながら上へと目線を投げる。
「そういえば、マティも最初から赤い髪ではなかったと言っていたような……」
「そうなの!?」
それは初耳だと、驚きに目を瞠り、目の前のカルツォーネに詰め寄る。
「あぁ。昔は確か赤みがかった茶色の髪だったと聞いた。それが、七つの時だったかに、突然赤くなったらしい。確か、儀式の時に何かあったとかで……すまない。その辺は少し記憶が曖昧だ」
「七つって事は祝福の儀? そんな事、初めて聞いたよ」
「私も、何かの話の拍子に聞いただけだったからねぇ……一番長く一緒にいたシェリーの方が詳しく知っているかもしれないよ。シェリーにはこの事……」
カルツォーネにも話していなかったのだ。話していない可能性は高いだろうと思ったのだろう。語尾を少々濁らせる。
「……話してない……」
「ふふっ、今夜のおやすみコールで話すといい。それと、近いうちにサルバへ帰って、正確な数値をギルドで判定してもらうように」
「それ必要?」
「種族判定も出るだろう?」
「種族判定って……もしかして……」
「女神って出たら面白いけどね」
「いや……それはないと思う……」
ギルドカードには記載されない情報がある。特に種族についてだ。これは、数値からと種族によって微妙に異なる魔力の波形から割り出されるのだが、カードには記載されないようになっている。
昔は記載されていたようだが、これも三百年ほど前から変わっているらしい。種族によって差別されないようにだろう。
ギルドとしては種族など気にしないのだが、国境などでのギルドカードの提示によって知られるべきではないという配慮からだろう。
ティア達の話を静かに聞いていたルクスが、カルツォーネに尋ねた。
「その、つまりティアはどうなったと……?」
ティアの赤い髪を見たルクスは、当然驚いた。その次に考えるのは、どうしてそうなったのか。だが、それよりもルクスは、ティアの体にどんな影響が出たのかが気になったのだろう。
「魔力によって髪色が違うのは、我々魔族を見れば分かるだろう? ティアやマティの場合は、魔力が一気増えた事で起きた変化だ。それと、赤い髪はハイヒューマンの証とも言われている」
「っ……ハイヒューマン……」
思わず呟いたルクスだけでなく、アデルとキルシュも驚愕に目を見開いていたのだった。
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舞台裏のお話。
ラキア「よく温まるのですよ」
イル「は~い」
カイ「あったか~い」
マティ《気持ちいいねぇ》
ラキア「細いですね……ちゃんと食べていますか? これでは、服はもう一回り小さい方が良かったですね……」
火王 《私が見ていよう》
ラキア「火の王。フラムさんは?」
火王 《部屋で眠っている》
ラキア「そうですか。でも、よろしいので?」
火王 《構わない。ティア様のお茶も用意してくるといい》
ラキア「ありがとうございます。では子ども達はお願いします」
火王 《あぁ》
マティ《わぁい。パパ、洗って~》
火王 《なら、順番だ》
マティ《む~……はぁ~い》
火王 《偉いな》
イル「パパ?」
カイ「あらって?」
火王 《あぁ。順番にな》
イル・カイ「「はぁ~い」」
つづく?
なんて事が起こってましたとさ☆
読んでくださりありがとうございます◎
子どもが増えました。
赤髪は、ハイヒューマンの証。
マティアスも、最初から赤いわけではなかったようです。
では次回、一日空けて27日です。
よろしくお願いします◎
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