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ミッション9 学園と文具用品
306 そんな抜け駆けをっ
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カナルの事が気になる上、王都支部の営業もこれで従業員達に任せて問題はないということで、そろそろ公爵領に帰ろうと計画している中。
ミラナが何人かの商会の代表とギルド職員を連れてフィルズに相談を持ちかけていた。因みに、連れて来たギルド職員は三人。加護を取り上げられなかった、教会に保護されていた職員達だ。彼らはミラナの補佐として現在ついて回っているようだ。ミラナや商会の代表の者達の後ろに立って控えている。
「報復を恐れて早まった奴らが謝罪に動いたせいで、民達にも噂が広がっていてねえ」
「信用は無くなってるよな」
「そうなんだよ……このままでは、ずっとセイスフィア商会におんぶに抱っこになってしまうから、どうにかしたいんだが……」
闇ギルドと繋がっていた商家は多く、気に入らない者はそれを使って窮地に追い込み、弱みを握って押し通すというのが常套手段となっていた。
これに屈せざるを得なかった者達は多く、恨みを募らせている。
「マズいのは、商家への印象さね。上手く行っていた商家も、当然あの組織の者と繋がりがあり、後ろ暗い事をしていたと思い込まれてしまった」
「あ~、それでキラーリのおっちゃんの所もダメなのか?」
「……うむ……あからさまに避けられているようだ……」
「小さな所は大丈夫なんだけどねえ……」
小さな商家は、被害に遭った所もあるため、弱者として見られているようだ。被害者側と加害者側の区別が、勝手に為されてしまうのが問題だった。
「う~ん。もうさ、そうなったら全部公開しちまったらどうよ」
「ん? 関わっていた者達をってことかい?」
「中途半端に知られたのがいけねえんだろ? それにさ、多分住民達の不満? っての? それはさ、きちんと何があって、どうなったのかがわからない不安のせいだ」
貴族家の方でも、この商家での組織のつながりが噂されるようになり、自分たちの事もバレているのではないかと戦々恐々としているらしい。
セイスフィア商会に組織が手を出したことで返り討ちにあったというのは知られている。商会として同じ商業ギルドに関係するものだけの調査が進められているのだろうと上手い具合に思いこんでいるようだ。
まさか、王自ら乗り出してその罪の精査をしているなんて思わないだろう。一商会に調査能力があるなんてことも予想できないはずだ。
だから、貴族からの妨害などは、今は気にしなくても良い。それよりも問題なのは信用を失くした商家だ。
「それに、被害者は相当恨んでるだろ。うちの清掃部隊が周辺の清掃をしているから、それほど酷くないが、生ごみとか投げ込んでるのいるらしいじゃん」
「う、うむ……」
「キラーリのおっちゃんのとこもやられてんの?」
「少々臭う肥料を……こちらの清掃部隊には、掃除を手伝ってもらった……」
「私の所もだ……感謝を」
「私の店もです。ありがとう」
どうやら、清掃部隊はそうした所の対応もしているようだ。フィルズからは、困っている家があったら手伝い、報告をとしてある。確かに報告はあったなと思い出してもいた。
「いや。気にすんな。けど、そうなると……やっぱ区切りを付けさせるためにも、きちんとした方が良い」
「どうするんだい?」
「謝罪させよう。殺人、傷害の罪は確定して、収監された者もいるみたいだが、反省がきちんと出来るかどうかが重要だ。やられた方の恨みってのは、当人にしか分からない深さだからな」
捕まったからそれで溜飲が下がるなんてことは、ほとんどない。中には保釈金を払って平然と無かったことになる者もいるだろう。反省していると被害者に伝わらなければ意味はない。
「一発殴らせてやれよ。そんで、大勢の前で罪を明らかにして、頭を下げさせる。冤罪でそれをやったら困るが、今回のことに関しては、本人の自白までしっかりしてるだろ」
「ああ。冤罪はない。ベッドで横になってる病人も、じじいも、依頼した奴は全員、牢の中さ」
「なら、そいつらが寿命で死ぬ前にやろうぜ。関係無い奴らまで白い目で見られるのは、それこそ冤罪だからな」
「ふむ……では、広場を借りよう」
「ああ。良かったら、今からそこで頼んでおくか?」
「今日も来られておるのか?」
「宰相もな。騎士団長も居るから、当日の人の流れについての相談もできるぜ」
「それはええね」
「「「?……」」」
キラーリ達は何がなんだか分かっていない様子。彼らは知らなかった。普通にここの食堂で国王や宰相とすれ違っていることを。
「今からでもいいかい?」
「そろそろ休憩が終わる頃だからな。ダイナ、ファシーと親父、あとラスタを呼んでくれ」
《承知しました》
控えていたクマのダイナが、部屋を出ていく。
「相変わらず、気安いねえ」
そう言われながら立ち上がったフィルズは、執務机につく。
「最近はここで仕事しやがるんだぜ?」
「ははっ。持ち込んで来るのかい」
「そう。そんで、こうした道具を作って欲しいとか、俺が使ってる道具とか見て欲しがるし……」
「いやあ、確かにフィル坊が使っている道具は有用だからねえ。あのファイルは商業ギルドでも大量に注文しているよ」
「おう。まいど」
「まとめて書類を束ねられるのに、抜き出す時は一枚だけ簡単に抜けるというのはねえ。あれは画期的だよっ」
一番人気のファイル。書類を束にしてまとめられるバインダーなのだが、挟み込む時はそれまで挟まれていた書類はきちんと圧がかかっているようにして動かず、好きな所に一枚だけ差し込むこともできる。逆に真ん中の一枚だけを引っ張って書類を傷付けることなく抜き取ることも可能。
普段は本のようにしっかりと安定して固定され、気になったらそのページだけ、一枚だけスッと抜き取れるのだ。ストレスがなくこれができるバインダーなど、魔法があるこの世界ならではだ。
「圧着の魔法陣は昔から、絵画を固定するのとかに使われてたんだけどな」
「ははっ。まさかそんなものを使うなんて考えもつかないさね」
「結構色々使えるんだぜ? 当たり前になったものほど新しい発見や使い方があるもんなんだよ。意外にもな」
ここで、キラーリ達もそのバインダーに目を付け、興奮気味に手に取って使ってみる。
「っ、まさか、ミラナ殿がいつも手にしておられたのは……っ」
「ああ。これだよ。既にエントラール領のギルドにはたっぷり送ったさね」
「っ!! 気付かなかったなんて……っ」
「そんな余裕ありませんでしたからな……」
「こんな商品を目の前にしながら気付かなかったなんてっ……」
「はっはっはっ。早い者勝ちさね」
「「「っ!!」」」
相当参っていたのだろう。普段ならば、絶対に目に付いていた。それほど有用な商品なのだ。
「あんた達、ゆっくりとここの店も見回っていないんだろう。あたしは、食後の散歩がてら見て回っていたけどねえ」
「くっ……」
「そんな余裕がどこに……っ」
「まさかそんな抜け駆けをっ」
「まあだまだ、あんた達も経験が足りないねえ」
「「「くっ!」」」
「はっはっはっ」
「……ミラナばあちゃんさすが……」
ここに集まるキラーリ達は、大店のタヌキオヤジと呼ばれるような者達だが、ミラナからすればお子様の集まりなのだろう。
**********
読んでくださりありがとうございます◎
ミラナが何人かの商会の代表とギルド職員を連れてフィルズに相談を持ちかけていた。因みに、連れて来たギルド職員は三人。加護を取り上げられなかった、教会に保護されていた職員達だ。彼らはミラナの補佐として現在ついて回っているようだ。ミラナや商会の代表の者達の後ろに立って控えている。
「報復を恐れて早まった奴らが謝罪に動いたせいで、民達にも噂が広がっていてねえ」
「信用は無くなってるよな」
「そうなんだよ……このままでは、ずっとセイスフィア商会におんぶに抱っこになってしまうから、どうにかしたいんだが……」
闇ギルドと繋がっていた商家は多く、気に入らない者はそれを使って窮地に追い込み、弱みを握って押し通すというのが常套手段となっていた。
これに屈せざるを得なかった者達は多く、恨みを募らせている。
「マズいのは、商家への印象さね。上手く行っていた商家も、当然あの組織の者と繋がりがあり、後ろ暗い事をしていたと思い込まれてしまった」
「あ~、それでキラーリのおっちゃんの所もダメなのか?」
「……うむ……あからさまに避けられているようだ……」
「小さな所は大丈夫なんだけどねえ……」
小さな商家は、被害に遭った所もあるため、弱者として見られているようだ。被害者側と加害者側の区別が、勝手に為されてしまうのが問題だった。
「う~ん。もうさ、そうなったら全部公開しちまったらどうよ」
「ん? 関わっていた者達をってことかい?」
「中途半端に知られたのがいけねえんだろ? それにさ、多分住民達の不満? っての? それはさ、きちんと何があって、どうなったのかがわからない不安のせいだ」
貴族家の方でも、この商家での組織のつながりが噂されるようになり、自分たちの事もバレているのではないかと戦々恐々としているらしい。
セイスフィア商会に組織が手を出したことで返り討ちにあったというのは知られている。商会として同じ商業ギルドに関係するものだけの調査が進められているのだろうと上手い具合に思いこんでいるようだ。
まさか、王自ら乗り出してその罪の精査をしているなんて思わないだろう。一商会に調査能力があるなんてことも予想できないはずだ。
だから、貴族からの妨害などは、今は気にしなくても良い。それよりも問題なのは信用を失くした商家だ。
「それに、被害者は相当恨んでるだろ。うちの清掃部隊が周辺の清掃をしているから、それほど酷くないが、生ごみとか投げ込んでるのいるらしいじゃん」
「う、うむ……」
「キラーリのおっちゃんのとこもやられてんの?」
「少々臭う肥料を……こちらの清掃部隊には、掃除を手伝ってもらった……」
「私の所もだ……感謝を」
「私の店もです。ありがとう」
どうやら、清掃部隊はそうした所の対応もしているようだ。フィルズからは、困っている家があったら手伝い、報告をとしてある。確かに報告はあったなと思い出してもいた。
「いや。気にすんな。けど、そうなると……やっぱ区切りを付けさせるためにも、きちんとした方が良い」
「どうするんだい?」
「謝罪させよう。殺人、傷害の罪は確定して、収監された者もいるみたいだが、反省がきちんと出来るかどうかが重要だ。やられた方の恨みってのは、当人にしか分からない深さだからな」
捕まったからそれで溜飲が下がるなんてことは、ほとんどない。中には保釈金を払って平然と無かったことになる者もいるだろう。反省していると被害者に伝わらなければ意味はない。
「一発殴らせてやれよ。そんで、大勢の前で罪を明らかにして、頭を下げさせる。冤罪でそれをやったら困るが、今回のことに関しては、本人の自白までしっかりしてるだろ」
「ああ。冤罪はない。ベッドで横になってる病人も、じじいも、依頼した奴は全員、牢の中さ」
「なら、そいつらが寿命で死ぬ前にやろうぜ。関係無い奴らまで白い目で見られるのは、それこそ冤罪だからな」
「ふむ……では、広場を借りよう」
「ああ。良かったら、今からそこで頼んでおくか?」
「今日も来られておるのか?」
「宰相もな。騎士団長も居るから、当日の人の流れについての相談もできるぜ」
「それはええね」
「「「?……」」」
キラーリ達は何がなんだか分かっていない様子。彼らは知らなかった。普通にここの食堂で国王や宰相とすれ違っていることを。
「今からでもいいかい?」
「そろそろ休憩が終わる頃だからな。ダイナ、ファシーと親父、あとラスタを呼んでくれ」
《承知しました》
控えていたクマのダイナが、部屋を出ていく。
「相変わらず、気安いねえ」
そう言われながら立ち上がったフィルズは、執務机につく。
「最近はここで仕事しやがるんだぜ?」
「ははっ。持ち込んで来るのかい」
「そう。そんで、こうした道具を作って欲しいとか、俺が使ってる道具とか見て欲しがるし……」
「いやあ、確かにフィル坊が使っている道具は有用だからねえ。あのファイルは商業ギルドでも大量に注文しているよ」
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普段は本のようにしっかりと安定して固定され、気になったらそのページだけ、一枚だけスッと抜き取れるのだ。ストレスがなくこれができるバインダーなど、魔法があるこの世界ならではだ。
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「ははっ。まさかそんなものを使うなんて考えもつかないさね」
「結構色々使えるんだぜ? 当たり前になったものほど新しい発見や使い方があるもんなんだよ。意外にもな」
ここで、キラーリ達もそのバインダーに目を付け、興奮気味に手に取って使ってみる。
「っ、まさか、ミラナ殿がいつも手にしておられたのは……っ」
「ああ。これだよ。既にエントラール領のギルドにはたっぷり送ったさね」
「っ!! 気付かなかったなんて……っ」
「そんな余裕ありませんでしたからな……」
「こんな商品を目の前にしながら気付かなかったなんてっ……」
「はっはっはっ。早い者勝ちさね」
「「「っ!!」」」
相当参っていたのだろう。普段ならば、絶対に目に付いていた。それほど有用な商品なのだ。
「あんた達、ゆっくりとここの店も見回っていないんだろう。あたしは、食後の散歩がてら見て回っていたけどねえ」
「くっ……」
「そんな余裕がどこに……っ」
「まさかそんな抜け駆けをっ」
「まあだまだ、あんた達も経験が足りないねえ」
「「「くっ!」」」
「はっはっはっ」
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