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第二章 繰り返す過ち
025 危機一髪
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司からのメールが来たのは、次の日の朝。
「司ってば……」
『役に立てるなら、行く』
簡潔なその文面から、司らしさを感じた。『自分の事より他人の事を優先させる』それが司の良い所であり悪い所。
きっと、司には凄く勇気のいる選択だったはずだ。トゥルーベルは、司にとって辛い思い出のある世界。信じて、信じ続けたのに、裏切られた過去が眠る地だ。それでも行くと言うのは、司が間違いなく『勇者』だから。
それを利用してまで連れて行こうと思ったのは、最近の司を見ていられなかったから。
シャドーフィールドで仕事をする司は、よく笑い、仲間達と楽しそうに伸び伸びと駆け回る。それが本当の司の姿だ。けれど、一旦外へ出るとその心は閉ざされ、途端に無関心になる。理修にはそれが酷く寂しく映るのだ。
優しくて気遣い屋で、誰よりも誰かが傷付く所を見ていられなくて、拒絶されても必死で助けようと手を伸ばす。
「勇者なんて、この世で一番損な生き物よね……」
見返りを求めない馬鹿で、自己満足だけで突っ走る事のできる、ある意味迷惑な生き物。でも、自分が一番傷付いているのに、気付こうとしないから周りは心配で仕方がない。
『よろしく』と返信をし、その日もお弁当を作って、学校へと向かった。
平日を淡々と過ごして週末の土曜日。
「父さん達、今から出るの?」
トゥルーベルへと出掛ける日だ。
今日から三連休ということもあり、家族もどうやら出掛けるようだ。
「理修ちゃんも来られれば良かったのに……」
「ごめんね」
父が残念だと肩を落とす。これから父の姉、理修の伯母とランチの約束があるそうだ。
「理修が行かねぇんなら、俺も……」
「明良。行ってきて。時間的に私もそろそろ行かなきゃならないし、伯母様にごめんなさいって伝えて」
「……わかったよ……」
『東由佳子』
理修の父、義久の姉だ。東家を取り仕切る女当主であり、東財閥の社長。
先代である由佳子と義久の父親は既に亡く。若くして全てを継いだ才女。ただ、未だに結婚をしておらず、いずれ養子を取るか他の兄弟を後釜に据えるかを迷っているという問題を抱えている。
「理修もたまには付き合えよ?良い店に連れてって貰えるし」
「そうね。次の機会を楽しみにしてる」
拓海の言葉に笑いながら、理修が答える。理修は、この月に一・二回ある伯母の誘いを、三回に一回付き合うかどうかだ。
理由としては、母とのギクシャクとした空気をあまり見せたくないというのが正直なところで、どうしても、母の理修に対する態度が刺々しくなってしまうのが問題だ。
母が伯母を本当の姉のように慕っているのを知っている理修としては、そんな態度を伯母の前で取ってしまう母を見たくなかった。
「じゃぁ、理修。気を付けて行ってくるんだよ」
「うん。帰りは月曜日になる。夕食も済ませてくるから、お願いね」
家族を見送った後、理修も家を出る。そして、司との待ち合わせ場所へと向かった。
◆ ◆ ◆
「理修って、いっつも休みには出掛けるよな?」
「ああ、今更だろ?」
「……気になんねぇのかよ」
「……だったら聞けるのか?」
そんな会話をしながら、明良と拓海は車の後部座席で不貞腐れていた。小さい頃から理修と休日に過ごした記憶がほとんどない。
いつも祖父の友人の元へ行くのだと言う理修。何をしているのか。何処へ行っているのかも分からない。
祖父の事さえもろくに知らないのだ。結局、一度も顔を合わせる事のなかった祖父。その原因が母にあるのは明白で、家で話題にさえなった事はなかった。
「お袋に気を使い過ぎなんだよな……」
「母さんがなぁ……」
それが二人の見解だった。
だが、考えてみれば変だ。自分達の祖父なのだ。いくら母との仲が悪く、絶縁状態だったとしても、どんな人だったのか知らないままというのは納得がいかない。
何より、理修にしか知らない知人達がいるというのも気持ちが悪い。
「なぁ、親父。理修が出掛けてく場所とか、相手とか知らね?」
「あ~……知らない……」
「…………」
微妙な空気になった。
そこで、拓海が今思いついたと言うように口を開いた。
「そう言えば、理修のバイト先さえ知らないんだよな」
「っそうだ。今日はそのバイトの関係で、旅行だとか言ってた……」
「旅行?」
明良が、昨日聞いた理修の話を思い出す。誰と行くのかさえ聞かなかった自分に驚く。聞き出すには絶好のチャンスだったはずだ。直後、テレビのバラエティを見て爆笑していた自分が憎い。
「理修ちゃんのバイトか……お父さんの仕事場だったって話を……っ」
「その話、やめてちょうだい」
「……ごめん、充花さん……」
助手席に座って、窓の外を見ながら言う充花に、義久が苦笑する。本当にこの話題だけはダメなのだ。
その微妙な空気のまま、待ち合わせ場所に到着する。
「さて、姉さんは……」
指定された駐車場。少し見渡せば、その車はすぐに見つかる。一目で高級車と分かる黒い車。そこから、一人の女性が駆け出してきた。
「義久っ。充花ちゃん」
「っ姉さんっ、また一人で!?」
「あら、良いじゃない。たまの休みくらい、一人で出掛けたいわ」
「そういう問題じゃないよ……」
このお茶目な女性が義久の姉、由佳子だった。本来なら、数人の護衛をつけなければならない要人だ。
「さ、行きましょ」
「うん……」
そう言って、実に晴れやかな笑顔でさっさと先頭に立って歩き出した。姉の行動に呆れながらも、仕方ないと充花と並んでその背を追う。それに明良と拓海も続く。
「なぁに?何か甥っ子くん達が大人しいわね?また、理修ちゃんの事でケンカ?」
「っ姉さん……」
「…………」
「あら、図星?充花ちゃんも素直になれば良いのに」
「……ダメなんです……どうしても……」
充花も由佳子の前だと素直だ。それだけ姉として信頼しているのだろう。
「ふふっ、充花ちゃんは、話に聞くお父さんとよく似てると思うのよね」
「姉さんがなんでお義父さんの事、知ってるんだ?」
「あら。内緒だったわ。でも……そろそろちゃんと向き合うべきだと思うのよね。お父さんとも、理修ちゃんともね」
「お姉さん……」
長年張り続けていた意地は、すぐに取り払う事は出来ない。それは、由佳子も分かっている。だから強くは言わない。いつも優しく、諭すように告げるのだ。
笑顔を向ける由佳子に充花が歩み寄り、照れ臭そうに笑って手を繋いだ。義久も、そんな二人を見て本当の姉妹のようだと微笑む。
しばらく他愛のない話を女同士でしていたからか、充花の雰囲気も柔らかくなる。それに少し後ろから遅れてついていく男三人は、ほっとしていた。
そうして、先に行く二人が道路を横断し始めた時だった。
「ッ姉さんっ」
突然、車が猛スピードで由佳子と充花に向かってきた。間違いなく信号は赤だ。
間に合わないと義久も拓海と明良も思った。だが次の瞬間、目の前に二人は居た。ある人物の両脇に抱えられて。
「え!?」
少数だが、轢かれそうになっていた所を目撃していた人達も驚きを隠せない。
「大丈夫ですか?」
その人物は、そんな周りの驚きに気付かず、地面にへたり込んだ二人に確認をした。由佳子も充花も、呆然としてしまっていて言葉が出ない。だが、その人物を改めて見た拓海が呟く。
「梶原先輩……?」
「ん?お前達は理修の……?」
そう、その人物は、梶原司。拓海達が通う学校の問題児として有名な人物だった。
「今、どうやって……」
「…………」
その時、思わぬ声が響いた。
「司っ」
「ッ理修!?」
「え?」
そう、そこに理修が現れたのだった。
**********
読んでくださりありがとうございます◎
2019. 7. 31
「司ってば……」
『役に立てるなら、行く』
簡潔なその文面から、司らしさを感じた。『自分の事より他人の事を優先させる』それが司の良い所であり悪い所。
きっと、司には凄く勇気のいる選択だったはずだ。トゥルーベルは、司にとって辛い思い出のある世界。信じて、信じ続けたのに、裏切られた過去が眠る地だ。それでも行くと言うのは、司が間違いなく『勇者』だから。
それを利用してまで連れて行こうと思ったのは、最近の司を見ていられなかったから。
シャドーフィールドで仕事をする司は、よく笑い、仲間達と楽しそうに伸び伸びと駆け回る。それが本当の司の姿だ。けれど、一旦外へ出るとその心は閉ざされ、途端に無関心になる。理修にはそれが酷く寂しく映るのだ。
優しくて気遣い屋で、誰よりも誰かが傷付く所を見ていられなくて、拒絶されても必死で助けようと手を伸ばす。
「勇者なんて、この世で一番損な生き物よね……」
見返りを求めない馬鹿で、自己満足だけで突っ走る事のできる、ある意味迷惑な生き物。でも、自分が一番傷付いているのに、気付こうとしないから周りは心配で仕方がない。
『よろしく』と返信をし、その日もお弁当を作って、学校へと向かった。
平日を淡々と過ごして週末の土曜日。
「父さん達、今から出るの?」
トゥルーベルへと出掛ける日だ。
今日から三連休ということもあり、家族もどうやら出掛けるようだ。
「理修ちゃんも来られれば良かったのに……」
「ごめんね」
父が残念だと肩を落とす。これから父の姉、理修の伯母とランチの約束があるそうだ。
「理修が行かねぇんなら、俺も……」
「明良。行ってきて。時間的に私もそろそろ行かなきゃならないし、伯母様にごめんなさいって伝えて」
「……わかったよ……」
『東由佳子』
理修の父、義久の姉だ。東家を取り仕切る女当主であり、東財閥の社長。
先代である由佳子と義久の父親は既に亡く。若くして全てを継いだ才女。ただ、未だに結婚をしておらず、いずれ養子を取るか他の兄弟を後釜に据えるかを迷っているという問題を抱えている。
「理修もたまには付き合えよ?良い店に連れてって貰えるし」
「そうね。次の機会を楽しみにしてる」
拓海の言葉に笑いながら、理修が答える。理修は、この月に一・二回ある伯母の誘いを、三回に一回付き合うかどうかだ。
理由としては、母とのギクシャクとした空気をあまり見せたくないというのが正直なところで、どうしても、母の理修に対する態度が刺々しくなってしまうのが問題だ。
母が伯母を本当の姉のように慕っているのを知っている理修としては、そんな態度を伯母の前で取ってしまう母を見たくなかった。
「じゃぁ、理修。気を付けて行ってくるんだよ」
「うん。帰りは月曜日になる。夕食も済ませてくるから、お願いね」
家族を見送った後、理修も家を出る。そして、司との待ち合わせ場所へと向かった。
◆ ◆ ◆
「理修って、いっつも休みには出掛けるよな?」
「ああ、今更だろ?」
「……気になんねぇのかよ」
「……だったら聞けるのか?」
そんな会話をしながら、明良と拓海は車の後部座席で不貞腐れていた。小さい頃から理修と休日に過ごした記憶がほとんどない。
いつも祖父の友人の元へ行くのだと言う理修。何をしているのか。何処へ行っているのかも分からない。
祖父の事さえもろくに知らないのだ。結局、一度も顔を合わせる事のなかった祖父。その原因が母にあるのは明白で、家で話題にさえなった事はなかった。
「お袋に気を使い過ぎなんだよな……」
「母さんがなぁ……」
それが二人の見解だった。
だが、考えてみれば変だ。自分達の祖父なのだ。いくら母との仲が悪く、絶縁状態だったとしても、どんな人だったのか知らないままというのは納得がいかない。
何より、理修にしか知らない知人達がいるというのも気持ちが悪い。
「なぁ、親父。理修が出掛けてく場所とか、相手とか知らね?」
「あ~……知らない……」
「…………」
微妙な空気になった。
そこで、拓海が今思いついたと言うように口を開いた。
「そう言えば、理修のバイト先さえ知らないんだよな」
「っそうだ。今日はそのバイトの関係で、旅行だとか言ってた……」
「旅行?」
明良が、昨日聞いた理修の話を思い出す。誰と行くのかさえ聞かなかった自分に驚く。聞き出すには絶好のチャンスだったはずだ。直後、テレビのバラエティを見て爆笑していた自分が憎い。
「理修ちゃんのバイトか……お父さんの仕事場だったって話を……っ」
「その話、やめてちょうだい」
「……ごめん、充花さん……」
助手席に座って、窓の外を見ながら言う充花に、義久が苦笑する。本当にこの話題だけはダメなのだ。
その微妙な空気のまま、待ち合わせ場所に到着する。
「さて、姉さんは……」
指定された駐車場。少し見渡せば、その車はすぐに見つかる。一目で高級車と分かる黒い車。そこから、一人の女性が駆け出してきた。
「義久っ。充花ちゃん」
「っ姉さんっ、また一人で!?」
「あら、良いじゃない。たまの休みくらい、一人で出掛けたいわ」
「そういう問題じゃないよ……」
このお茶目な女性が義久の姉、由佳子だった。本来なら、数人の護衛をつけなければならない要人だ。
「さ、行きましょ」
「うん……」
そう言って、実に晴れやかな笑顔でさっさと先頭に立って歩き出した。姉の行動に呆れながらも、仕方ないと充花と並んでその背を追う。それに明良と拓海も続く。
「なぁに?何か甥っ子くん達が大人しいわね?また、理修ちゃんの事でケンカ?」
「っ姉さん……」
「…………」
「あら、図星?充花ちゃんも素直になれば良いのに」
「……ダメなんです……どうしても……」
充花も由佳子の前だと素直だ。それだけ姉として信頼しているのだろう。
「ふふっ、充花ちゃんは、話に聞くお父さんとよく似てると思うのよね」
「姉さんがなんでお義父さんの事、知ってるんだ?」
「あら。内緒だったわ。でも……そろそろちゃんと向き合うべきだと思うのよね。お父さんとも、理修ちゃんともね」
「お姉さん……」
長年張り続けていた意地は、すぐに取り払う事は出来ない。それは、由佳子も分かっている。だから強くは言わない。いつも優しく、諭すように告げるのだ。
笑顔を向ける由佳子に充花が歩み寄り、照れ臭そうに笑って手を繋いだ。義久も、そんな二人を見て本当の姉妹のようだと微笑む。
しばらく他愛のない話を女同士でしていたからか、充花の雰囲気も柔らかくなる。それに少し後ろから遅れてついていく男三人は、ほっとしていた。
そうして、先に行く二人が道路を横断し始めた時だった。
「ッ姉さんっ」
突然、車が猛スピードで由佳子と充花に向かってきた。間違いなく信号は赤だ。
間に合わないと義久も拓海と明良も思った。だが次の瞬間、目の前に二人は居た。ある人物の両脇に抱えられて。
「え!?」
少数だが、轢かれそうになっていた所を目撃していた人達も驚きを隠せない。
「大丈夫ですか?」
その人物は、そんな周りの驚きに気付かず、地面にへたり込んだ二人に確認をした。由佳子も充花も、呆然としてしまっていて言葉が出ない。だが、その人物を改めて見た拓海が呟く。
「梶原先輩……?」
「ん?お前達は理修の……?」
そう、その人物は、梶原司。拓海達が通う学校の問題児として有名な人物だった。
「今、どうやって……」
「…………」
その時、思わぬ声が響いた。
「司っ」
「ッ理修!?」
「え?」
そう、そこに理修が現れたのだった。
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