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第3章 蒼き海原と氷雪の砦
43話 逃走と闘争
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暗闇の洞窟に落ちた俺の元に突如として現れた巨大な何か。元の世界にも存在していたとある生物を思わせるような赤黒と漆黒のプレートに守られたその怪物は、洞窟の天井に張り付き俺を狙っているかのようにガチャガチャと異音を鳴らしている。
脈絡のない侵入者を前に俺は一歩、いや一ミリたりとも体を動かせずにいた。さっき戦ったヒルの魔物の一件もあり、洞窟内でむやみに音を立てると魔物を引き寄せてしまうことは分かっている。そして、そんな理屈的なこと以前に奴のすさまじい威圧感に俺の体は縛りつけられていた。王都フレンテの南の森に潜んでいたオーベルセルムや王都に急襲を仕掛けてきた黒い竜に匹敵するほどの圧迫感。俺の本能が今俺の真上に張り付く存在と戦っては駄目だと訴えかけていた。
その場から動けずにいる俺とは対照的に、はるか頭上に陣取る怪物はゆっくりと下降を始めたようだ。固いもの同士がぶつかり合う不快な音がじわりじわりと近づいてくるのが分かる。大丈夫だ、落ち着け。音さえ立てなければ気づかれないはず……。
「ガチャ……ガチャ……」
「……!」
かつてないほどの緊張感に叫び出しそうになる。そのまま音源はするすると俺の数メートル前方に下りていき、腰にぶら下げた魔石灯の明かりに照らされてその正体がついに文字通り明らかになった。天井から垂れ下がる化け物はやはり”ムカデ”だ。しかし元の世界に存在していたものとはサイズがあまりにも違いすぎる。しきりに揺れる触角は一本一本が木の枝ほどもあり、それらが接続された毒々しい赤色の頭部は俺の体の横幅を優に超えている。目があるはずの位置にはぽっかりと耳を思わせる空洞があるだけで、やはり聴覚を頼りに獲物を探知するのかもしれない。
そして先ほどからの硬質な音はどうやらその巨大な顎を打ち鳴らしていたらしく、今もなお鋭く光を反射する暴力的なそれは開いたり閉じたりを繰り返していた。ガチャという音が洞窟内に響くたびに、頭部に続いている黒紫色の背板から伸びる足がアンテナのように伸ばされているのがここからでもなんとなく見える。……完全に俺の予想だが、顎肢で鳴らした音の跳ね返りを頭部の穴と多脚で感知する、いわゆるエコーロケーションのようなことをしているのではないだろうか。ヒルの魔物が受動的な音の感知だったことを考えれば、動きさえも感知しうるこの魔物が格の違う存在だということも十分に頷ける。
冷や汗が背中を流れる感覚があるが、そんな些末なことに反応することは絶対に許されない。どうかこのまま気づかないでくれ……! と祈りながら固まっていると、不意に俺の数メートルほど後方で石か何かが地面にぶつかる乾いた音が響いた。次の瞬間、淀んだ空気の粘度が一気に増したかと思うと、低い風切り音を鳴らしながら前方にあった赤黒いムカデの頭が消え去り、後方で先ほどの何百倍もの大きさの轟音が響き渡る。
逃げるなら今しかない。理性が弾き出した結果なのか、あるいは本能的に悟ったのかは定かではないが、巨大ムカデの頭部が後方に飛び込んでいった瞬間、俺の体は次なる空間へと続く道へと走り出していた。俺の足音を感知した様子のムカデは天井からの襲撃では分が悪いと踏んだか、ずるずると天井から降りて俺を追跡し始める。気づかれてしまったのならもうやけくそだ。速度を落とさないようにくるりと体を反転させムカデに向き合うと、俺は早口に魔法の詠唱を開始した。
「テネロ・ステウク・ラド:トゥワウ・オンランド・ルーン!」
フレンテからの移動中に新たに習得した式句を活用して放った魔法は、俺とムカデとの間の地面に直径二・五メートルほどの黒々とした沼を作りだした。俺目がけ走って来るムカデは気にも留めずにそのまま魔法の沼を踏みつけたが、その瞬間黒い沼は生き物のように蠢くと奴の多脚を絡めとった。強烈な逆向きの加速度をかけられたムカデの体は地面に張り付いた頭を軸にしてぐるりと前転を始める。巨体が回り始めたのを確認して魔法を解除すると、俺は再び前を向いて全力で走る。人間の身一つでは不可能な事象すら力ずくで起こしてしまえる魔法。未だにわからないことのほうが圧倒的に多い概念だが、ようやく俺なりの使い方というものが芽生え始めていた。頭上で洞窟の壁に長い胴体を激突させるムカデをちらりと見ながら俺は地上を目指して暗い細道へ走りこんだ。
「はあ、はあ……! まだ追ってくるのかよ!」
ムカデの遭遇から三十分ほど経過した今もなお、俺は例の巨大ムカデに追い掛け回されていた。俺がどれだけ細い横穴を通ろうとも強引にその巨体で岩肌を破壊しながら追ってこられるのだからどうしようもない。しかし幸いなことに洞窟の高度はゆっくりと増していっており、恐らくだが俺は地上に向かって進めている。果たして俺の体力とマナが尽きてムカデに捕らわれるのが先か、それとも俺が脱出するのが先か──。
そしてついに恐れていた事態が起こってしまった。もう何度くぐったか分からないトンネルの先にあった鍾乳石だらけの空間には、さらにその奥へと続く道が見当たらないのだ。途端についさっきまで見えていたはずの希望の光が闇に溶け、代わりにどこまでも冷たい死の予感が這い上って来る。暗闇の中壁際まで走り寄って必死に目を凝らしてみるがやはり、ない。そうしているうちに俺に追いついたムカデの魔物は硬質な足音を連続的に響かせながらこちらに接近してくる。この状況を形容するのに袋のネズミ以上にぴったりな言葉があるだろうか。
俺を追いかけるために地面につけられていた頭部がゆっくりと持ち上げられ、俺は巨大ムカデに見下ろされる形になった。光のない虚ろな二つの穴がまっすぐに俺を捉える。何をする気だと構えた直後、その巨大な頭が俺に向かって振り下ろされた。あまりにも原始的で短絡的な攻撃手段だが、途方もない重さと大きさがゆえにそれは脅威と化すのだ。
瞬く間に視界を埋め尽くす赤黒い巨体を前に俺は全力で右の地面に飛び込む。大質量が俺の体を掠めていき、直後激突音をまき散らしながら地面に倒れこんだ。地面から生えていた鋭い石筍もムカデの堅い外殻の前にはないに等しく、重低音の中に甲高い破砕音が聞こえる。そしてやや遅れて吹き付ける猛烈な風圧に俺の体はいとも簡単に吹き飛ばされ、洞窟の構造物たちに強かに体を打ちつけた。肺の中から空気がすべて吐き出され息を吸うことすらままならない。激痛が体中を駆け巡り、暗いはずの視界が真っ白に染まる。まずい、早く起き上がらなければ。咳き込みながら強引に空気を吸い込むと俺は近くの石柱につかまって立ち上がった。すでにムカデはストンプの後の硬直から回復し、再びその首を持ち上げ始めている。あまりにも絶望的な状況。だが──。
「あいにく俺はこんなところで死んでる暇はねえんだよ……!」
石柱から手を離すと俺は右手に長剣、左手に短剣を握る。フレンテでの飛竜の襲撃騒動の時に成功した超高速の連撃ならば奴の攻撃よりも速く攻め込めるはず。あくまで推測の域は出ない、というか願いでしかないのだが。
「今度は俺の番だッ!!」
そんな弱気な気持ちを振り払うように、自分への鼓舞の意味の籠った啖呵をムカデに向かって切ると、俺は両足にマナを集めて走り出した。段々と大きな岩に飛び移っていき、頂上に達した瞬間纏いを爆発させて空中に飛び出す。紫光の尾を引きながら飛び出した俺の振り上げた剣の先が狙いを定めるのは、再びの踏み鳴らしをせんと持ち上げられたムカデの頭。
「いっけええええッ!!」
俺の振り下ろした長剣が閃き、あり得ない加速度で叩きつけ攻撃を敢行しようとするムカデの頭と交差した。
脈絡のない侵入者を前に俺は一歩、いや一ミリたりとも体を動かせずにいた。さっき戦ったヒルの魔物の一件もあり、洞窟内でむやみに音を立てると魔物を引き寄せてしまうことは分かっている。そして、そんな理屈的なこと以前に奴のすさまじい威圧感に俺の体は縛りつけられていた。王都フレンテの南の森に潜んでいたオーベルセルムや王都に急襲を仕掛けてきた黒い竜に匹敵するほどの圧迫感。俺の本能が今俺の真上に張り付く存在と戦っては駄目だと訴えかけていた。
その場から動けずにいる俺とは対照的に、はるか頭上に陣取る怪物はゆっくりと下降を始めたようだ。固いもの同士がぶつかり合う不快な音がじわりじわりと近づいてくるのが分かる。大丈夫だ、落ち着け。音さえ立てなければ気づかれないはず……。
「ガチャ……ガチャ……」
「……!」
かつてないほどの緊張感に叫び出しそうになる。そのまま音源はするすると俺の数メートル前方に下りていき、腰にぶら下げた魔石灯の明かりに照らされてその正体がついに文字通り明らかになった。天井から垂れ下がる化け物はやはり”ムカデ”だ。しかし元の世界に存在していたものとはサイズがあまりにも違いすぎる。しきりに揺れる触角は一本一本が木の枝ほどもあり、それらが接続された毒々しい赤色の頭部は俺の体の横幅を優に超えている。目があるはずの位置にはぽっかりと耳を思わせる空洞があるだけで、やはり聴覚を頼りに獲物を探知するのかもしれない。
そして先ほどからの硬質な音はどうやらその巨大な顎を打ち鳴らしていたらしく、今もなお鋭く光を反射する暴力的なそれは開いたり閉じたりを繰り返していた。ガチャという音が洞窟内に響くたびに、頭部に続いている黒紫色の背板から伸びる足がアンテナのように伸ばされているのがここからでもなんとなく見える。……完全に俺の予想だが、顎肢で鳴らした音の跳ね返りを頭部の穴と多脚で感知する、いわゆるエコーロケーションのようなことをしているのではないだろうか。ヒルの魔物が受動的な音の感知だったことを考えれば、動きさえも感知しうるこの魔物が格の違う存在だということも十分に頷ける。
冷や汗が背中を流れる感覚があるが、そんな些末なことに反応することは絶対に許されない。どうかこのまま気づかないでくれ……! と祈りながら固まっていると、不意に俺の数メートルほど後方で石か何かが地面にぶつかる乾いた音が響いた。次の瞬間、淀んだ空気の粘度が一気に増したかと思うと、低い風切り音を鳴らしながら前方にあった赤黒いムカデの頭が消え去り、後方で先ほどの何百倍もの大きさの轟音が響き渡る。
逃げるなら今しかない。理性が弾き出した結果なのか、あるいは本能的に悟ったのかは定かではないが、巨大ムカデの頭部が後方に飛び込んでいった瞬間、俺の体は次なる空間へと続く道へと走り出していた。俺の足音を感知した様子のムカデは天井からの襲撃では分が悪いと踏んだか、ずるずると天井から降りて俺を追跡し始める。気づかれてしまったのならもうやけくそだ。速度を落とさないようにくるりと体を反転させムカデに向き合うと、俺は早口に魔法の詠唱を開始した。
「テネロ・ステウク・ラド:トゥワウ・オンランド・ルーン!」
フレンテからの移動中に新たに習得した式句を活用して放った魔法は、俺とムカデとの間の地面に直径二・五メートルほどの黒々とした沼を作りだした。俺目がけ走って来るムカデは気にも留めずにそのまま魔法の沼を踏みつけたが、その瞬間黒い沼は生き物のように蠢くと奴の多脚を絡めとった。強烈な逆向きの加速度をかけられたムカデの体は地面に張り付いた頭を軸にしてぐるりと前転を始める。巨体が回り始めたのを確認して魔法を解除すると、俺は再び前を向いて全力で走る。人間の身一つでは不可能な事象すら力ずくで起こしてしまえる魔法。未だにわからないことのほうが圧倒的に多い概念だが、ようやく俺なりの使い方というものが芽生え始めていた。頭上で洞窟の壁に長い胴体を激突させるムカデをちらりと見ながら俺は地上を目指して暗い細道へ走りこんだ。
「はあ、はあ……! まだ追ってくるのかよ!」
ムカデの遭遇から三十分ほど経過した今もなお、俺は例の巨大ムカデに追い掛け回されていた。俺がどれだけ細い横穴を通ろうとも強引にその巨体で岩肌を破壊しながら追ってこられるのだからどうしようもない。しかし幸いなことに洞窟の高度はゆっくりと増していっており、恐らくだが俺は地上に向かって進めている。果たして俺の体力とマナが尽きてムカデに捕らわれるのが先か、それとも俺が脱出するのが先か──。
そしてついに恐れていた事態が起こってしまった。もう何度くぐったか分からないトンネルの先にあった鍾乳石だらけの空間には、さらにその奥へと続く道が見当たらないのだ。途端についさっきまで見えていたはずの希望の光が闇に溶け、代わりにどこまでも冷たい死の予感が這い上って来る。暗闇の中壁際まで走り寄って必死に目を凝らしてみるがやはり、ない。そうしているうちに俺に追いついたムカデの魔物は硬質な足音を連続的に響かせながらこちらに接近してくる。この状況を形容するのに袋のネズミ以上にぴったりな言葉があるだろうか。
俺を追いかけるために地面につけられていた頭部がゆっくりと持ち上げられ、俺は巨大ムカデに見下ろされる形になった。光のない虚ろな二つの穴がまっすぐに俺を捉える。何をする気だと構えた直後、その巨大な頭が俺に向かって振り下ろされた。あまりにも原始的で短絡的な攻撃手段だが、途方もない重さと大きさがゆえにそれは脅威と化すのだ。
瞬く間に視界を埋め尽くす赤黒い巨体を前に俺は全力で右の地面に飛び込む。大質量が俺の体を掠めていき、直後激突音をまき散らしながら地面に倒れこんだ。地面から生えていた鋭い石筍もムカデの堅い外殻の前にはないに等しく、重低音の中に甲高い破砕音が聞こえる。そしてやや遅れて吹き付ける猛烈な風圧に俺の体はいとも簡単に吹き飛ばされ、洞窟の構造物たちに強かに体を打ちつけた。肺の中から空気がすべて吐き出され息を吸うことすらままならない。激痛が体中を駆け巡り、暗いはずの視界が真っ白に染まる。まずい、早く起き上がらなければ。咳き込みながら強引に空気を吸い込むと俺は近くの石柱につかまって立ち上がった。すでにムカデはストンプの後の硬直から回復し、再びその首を持ち上げ始めている。あまりにも絶望的な状況。だが──。
「あいにく俺はこんなところで死んでる暇はねえんだよ……!」
石柱から手を離すと俺は右手に長剣、左手に短剣を握る。フレンテでの飛竜の襲撃騒動の時に成功した超高速の連撃ならば奴の攻撃よりも速く攻め込めるはず。あくまで推測の域は出ない、というか願いでしかないのだが。
「今度は俺の番だッ!!」
そんな弱気な気持ちを振り払うように、自分への鼓舞の意味の籠った啖呵をムカデに向かって切ると、俺は両足にマナを集めて走り出した。段々と大きな岩に飛び移っていき、頂上に達した瞬間纏いを爆発させて空中に飛び出す。紫光の尾を引きながら飛び出した俺の振り上げた剣の先が狙いを定めるのは、再びの踏み鳴らしをせんと持ち上げられたムカデの頭。
「いっけええええッ!!」
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