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翌朝、佐伯は用事があるから、と朝食も採らずに部屋を出て行った。
窓の外が騒がしい。
ベランダから下を覗くと、学生と思われる若者たちの姿があった。
俺はコートを羽織り、太陽の光を浴びた。
一か所から馬鹿でかい音楽が聞こえてくる。
大学へは卒業してから行かないようにしていた。
知り合いや教授、助手の人達に会うのが苦痛だったから。
きっと、彼らと話したなら、今の俺をいやおうなく発表しなければならないから。
大学の門まで来ると学生だけでなく、子どもを連れた男女も校内へと入っていく姿を見た。
守衛の男に会釈し、彼らに続いた。
からあげやポテトなどを売る学生達の呼び込みを抜け、文芸棟へ突き進む。
もし、カフェを開いているなら、コーヒーでも飲んでいこう。
そしたら、気持ちが奮い立つかもしれない。
あの頃の、へんな自信を纏えた俺に、近づけるかもしれない。
改築された棟は白一色で高級感があり、俺達の学生時代との差に戸惑った。
道案内のために設置されたポスターや立て看板を頼りに、エレベーターで指定された階に上った。
ポンと音がし、エレベーターが開いたそこに、佐伯がいた。
黒髪で眼鏡をかけた綺麗な女と笑顔で話している。
佐伯の元カノだ。
偶然会ったのだろう。
だって、佐伯は昨日、俺を好きだと言ってくれた。
キスもしてくれたし、俺に自信を持てと言ってくれた。
でも、佐伯が彼女と出会うことが運命であったなら、一瞬で俺はいらない人間になる。
そして、もし、佐伯の用事が彼女と会うことであったなら、俺はからかわれていたんだ。
ずっと。
エレベーターのドアが閉まろうとする。
誰かが違う階でボタンを押し、エレベーターを呼んだのだろう。
佐伯がこちらを振り変えた。
佐伯は俺を見て驚愕し、俺はその表情に打ちのめされた。
エレベーターが完全に閉まり、下へと移動する。
降りる場所をあけてくれたカップルに軽く礼を言い、食堂に入った。
足がガクガクと震えていた。
どこでもいい。
座りたい。
大テーブルに設置された椅子に腰かけ、力が抜けた。
外から音楽が聞こえてくる。
俺とは色の違う音楽性を持つバンドの演奏だった。
ここは、俺にとってもはや異空間だ。
深呼吸をし、辺りを見回した。
この食堂も、どこかのサークルか同好会が出し物をしているようで、ピエロの格好をした男が、ちいさな女の子にバルーンアートを披露し、できあがったうさぎを手渡していた。
女の子は満面の笑顔でピエロに「ありがと」と言った。
懐かしい感覚が全身を支配した。
歌手を目指したのは、俺も、あのピエロのように、俺の歌で誰かを笑顔にしたかったからだ。
本当は売れるとか売れないとか、本当はそんなことより、一人でもいい。元気が出たよ、と笑ってくれたなら、それでよかったんだ。
俺はいつから、変わってしまったんだろう。
いつから、認められることばかり考えるようになったんだろう。
生きることと引き換えに、俺は何を失ったんだろう……。
立ちあがったのは、ほとんど無意識だった。
俺はそれでも、ピエロのところへ行き、唇を伸ばした。
「俺にも、作ってくれませんか?」
ピエロは拳で胸を叩いて一人で咽る演技をし、俺は指の関節を唇につけて笑いを押さえた。
演技は言ってしまえば、ウソだ。
けど、それは人を楽しませたいって気持ちがあるから。
ピエロは黒色の風船で銃を作った。
魔法みたいだ。
彼は上へ銃を投げ、それがゆっくりと俺の手に納まるのを見て大きく頷いた。
「ありがとうございます」
ピエロは首をぶんぶんと横に振ると、さっきとは違う女の子に呼ばれ、ぴょんぴょんと跳ねながら行ってしまった。
俺は銃を握りしめ、食堂を出た。
足の震えはおさまり、しっかりと歩くことができた。
着物の姿の女性から芸術祭の冊子を貰い、パセリの名前を探す。
手作りの冊子に目が緩んだ。
学生達はこの日のために、どれくらいの準備をしたのだろう。
つたなくても、積み上げたものが、ここには確かに存在するんだ。
映画棟にある目的地に着くと、部屋の前に受付の男女が二人いた。
男の方は、昨日、居酒屋で隣に座った金髪の学生だ。
「先輩、来てくれたんすね! 嬉しいっす!」
「ああ」
「ちょうど、今から上映なんで。ここに名前、書いてもらって、これ、パンフです」
ボールペンでノートに名前を記入し、薄い冊子を受け取る。
「ありがとう」
「俺こそ、来ていただき、ありがとうございます」
にっこりと笑んだ青年に微笑みを返し、薄暗がりの部屋にある椅子に座った。
観客は少ない。
まもなく上映します、とのアナウンスが入り、ビーと音がして映写機が回り始めた。
周囲に馴染めない女と、そんな彼女が気になる男の恋愛映画。
関係性を、お友達にまで進めたところで、映画は終わった。
拍手が起こり、電気がつけられる。
感謝のアナウンスを聞きながら腰を上げると、出入口に立っていた男に手を振られた。
遠野だった。
どこかで茶でもしよう、と言われ、珈琲研究会が開いているカフェでブレンドを頼んだ。
「佐伯と一緒じゃないのか?」
元カノと笑い合っていた佐伯の姿を思い出し、目を伏せた。
「おいおい、どうした? 昨日のことで喧嘩したか?」
「……いえ。……昨日は俺も大人げなかったと思っています。みんなが気を使ってくれたのに」
小さく頭を下げた。
「すみません」
「傷ついたのは加藤君の方だろ」
苦笑するにとどめた。
メイドの格好をしたウエイトレスがコーヒーをテーブルへ置いてくれた。
礼を言い、コーヒーカップに口をつけた。
「佐伯は君に自信をつけて欲しいんだと。愛想ふるまくとか苦手なくせに、いい先輩して、昨日にこぎつけたんだぜ」
コーヒーの湯気を通して遠野を見た。
「俺も、後輩も、店主も、佐伯と加藤君の関係を知っている。君はあの場に、佐伯の友人としてではなく、恋人としていたんだ」
恋人?
コーヒーをソーサーに戻す手が震えた。
「え? いや、でも、みんな、普通に」
「そうなるよう、佐伯が人と関わったんだ」
「そんな簡単に説得できるようなことじゃ」
「佐伯は他人の人生観を変えようと、くどくどしゃべったわけじゃない。俺達は俺達だからって、ただ堂々としていた。むろん、蔑むような言葉もあったけどな。佐伯は怒らなかったな。相手の意見を否定せず、それでも、君のことが好きだって笑ってたぜ。当たり前じゃないことを、当たり前にするのが、どんだけ難しいか、俺より加藤君のがわかってんじゃねえの?」
佐伯の強さや優しさはありがたいし、うれしい。
もしかしたら、佐伯が元カノといる光景を見なければ、舞い上がっていたかもしれない。
けど、俺はどこまでいったって男で、それは変えられない。
俺は女になりたい訳じゃない。
けど、ただ、佐伯は同性で付き合うってことを、ちゃんとわかっているのか不安になる。
佐伯が俺が絶対にできないことを、いつか後悔するんじゃないかって、俺は。
「……今日、この大学で、佐伯が学生時代の恋人と会っているのを見ました。違和感がなくて、とてもお似合いで、だから、俺、どれだけ佐伯に好きだって言われても、これからも、嫉妬や絶望を感じてしまうと思うんです。俺ができないことを、彼女ならできる。その方が、佐伯だって幸せだと、どうしても、思ってしまう」
遠野はゆっくりとコーヒーを飲み、息をついた。
「加藤君にできて、女にできないこともあるんじゃないか」
「え?」
声がうわずった。
「俺は昔の佐伯より、君と一緒にいるあいつのが好きだな、うん。ちょっとは人の気持ち、考えるようになったんじゃねえの。だから、展望台で君を責めたことを、悔している。君が記憶を改ざんしたって、佐伯から聴かされて、あんときの俺をぶん殴ってやりたいって思った。こんな俺だけどさ、もし加藤君がよかったら」
彼は胸元から銀色のケースを取り出し、名刺を一枚、こちらへ向けてきた。
「一緒に映画を作ってみないか? 加藤君は主に音楽担当で採用したいって、仲間には話をしてある。社員はほとんど、この大学の出身者だ。気が向いたら、連絡をくれ」
戸惑っていると名刺を握らせられた。
「あとな、佐伯が女と話していた件は、ちゃんと誤解、解いとけよ」
「遠野さんは佐伯のことを、誤解だって言い切れるほど、信用しているんですね」
コーヒーを飲み干し、遠野は溜息をついた。
「佐伯もよっぽどの鈍感だが、加藤君も加藤君だな。本当に、わかんない? 佐伯は加藤君が逃げないように、外堀、埋めまくってんだって。そんなことまでしてんのに、他の子にときめくか? ない。ないね」
「……そう……なんですか?」
「だから、加藤君こそ諦めな。そう簡単に佐伯が君を手放すとは思えんからな」
窓の外が騒がしい。
ベランダから下を覗くと、学生と思われる若者たちの姿があった。
俺はコートを羽織り、太陽の光を浴びた。
一か所から馬鹿でかい音楽が聞こえてくる。
大学へは卒業してから行かないようにしていた。
知り合いや教授、助手の人達に会うのが苦痛だったから。
きっと、彼らと話したなら、今の俺をいやおうなく発表しなければならないから。
大学の門まで来ると学生だけでなく、子どもを連れた男女も校内へと入っていく姿を見た。
守衛の男に会釈し、彼らに続いた。
からあげやポテトなどを売る学生達の呼び込みを抜け、文芸棟へ突き進む。
もし、カフェを開いているなら、コーヒーでも飲んでいこう。
そしたら、気持ちが奮い立つかもしれない。
あの頃の、へんな自信を纏えた俺に、近づけるかもしれない。
改築された棟は白一色で高級感があり、俺達の学生時代との差に戸惑った。
道案内のために設置されたポスターや立て看板を頼りに、エレベーターで指定された階に上った。
ポンと音がし、エレベーターが開いたそこに、佐伯がいた。
黒髪で眼鏡をかけた綺麗な女と笑顔で話している。
佐伯の元カノだ。
偶然会ったのだろう。
だって、佐伯は昨日、俺を好きだと言ってくれた。
キスもしてくれたし、俺に自信を持てと言ってくれた。
でも、佐伯が彼女と出会うことが運命であったなら、一瞬で俺はいらない人間になる。
そして、もし、佐伯の用事が彼女と会うことであったなら、俺はからかわれていたんだ。
ずっと。
エレベーターのドアが閉まろうとする。
誰かが違う階でボタンを押し、エレベーターを呼んだのだろう。
佐伯がこちらを振り変えた。
佐伯は俺を見て驚愕し、俺はその表情に打ちのめされた。
エレベーターが完全に閉まり、下へと移動する。
降りる場所をあけてくれたカップルに軽く礼を言い、食堂に入った。
足がガクガクと震えていた。
どこでもいい。
座りたい。
大テーブルに設置された椅子に腰かけ、力が抜けた。
外から音楽が聞こえてくる。
俺とは色の違う音楽性を持つバンドの演奏だった。
ここは、俺にとってもはや異空間だ。
深呼吸をし、辺りを見回した。
この食堂も、どこかのサークルか同好会が出し物をしているようで、ピエロの格好をした男が、ちいさな女の子にバルーンアートを披露し、できあがったうさぎを手渡していた。
女の子は満面の笑顔でピエロに「ありがと」と言った。
懐かしい感覚が全身を支配した。
歌手を目指したのは、俺も、あのピエロのように、俺の歌で誰かを笑顔にしたかったからだ。
本当は売れるとか売れないとか、本当はそんなことより、一人でもいい。元気が出たよ、と笑ってくれたなら、それでよかったんだ。
俺はいつから、変わってしまったんだろう。
いつから、認められることばかり考えるようになったんだろう。
生きることと引き換えに、俺は何を失ったんだろう……。
立ちあがったのは、ほとんど無意識だった。
俺はそれでも、ピエロのところへ行き、唇を伸ばした。
「俺にも、作ってくれませんか?」
ピエロは拳で胸を叩いて一人で咽る演技をし、俺は指の関節を唇につけて笑いを押さえた。
演技は言ってしまえば、ウソだ。
けど、それは人を楽しませたいって気持ちがあるから。
ピエロは黒色の風船で銃を作った。
魔法みたいだ。
彼は上へ銃を投げ、それがゆっくりと俺の手に納まるのを見て大きく頷いた。
「ありがとうございます」
ピエロは首をぶんぶんと横に振ると、さっきとは違う女の子に呼ばれ、ぴょんぴょんと跳ねながら行ってしまった。
俺は銃を握りしめ、食堂を出た。
足の震えはおさまり、しっかりと歩くことができた。
着物の姿の女性から芸術祭の冊子を貰い、パセリの名前を探す。
手作りの冊子に目が緩んだ。
学生達はこの日のために、どれくらいの準備をしたのだろう。
つたなくても、積み上げたものが、ここには確かに存在するんだ。
映画棟にある目的地に着くと、部屋の前に受付の男女が二人いた。
男の方は、昨日、居酒屋で隣に座った金髪の学生だ。
「先輩、来てくれたんすね! 嬉しいっす!」
「ああ」
「ちょうど、今から上映なんで。ここに名前、書いてもらって、これ、パンフです」
ボールペンでノートに名前を記入し、薄い冊子を受け取る。
「ありがとう」
「俺こそ、来ていただき、ありがとうございます」
にっこりと笑んだ青年に微笑みを返し、薄暗がりの部屋にある椅子に座った。
観客は少ない。
まもなく上映します、とのアナウンスが入り、ビーと音がして映写機が回り始めた。
周囲に馴染めない女と、そんな彼女が気になる男の恋愛映画。
関係性を、お友達にまで進めたところで、映画は終わった。
拍手が起こり、電気がつけられる。
感謝のアナウンスを聞きながら腰を上げると、出入口に立っていた男に手を振られた。
遠野だった。
どこかで茶でもしよう、と言われ、珈琲研究会が開いているカフェでブレンドを頼んだ。
「佐伯と一緒じゃないのか?」
元カノと笑い合っていた佐伯の姿を思い出し、目を伏せた。
「おいおい、どうした? 昨日のことで喧嘩したか?」
「……いえ。……昨日は俺も大人げなかったと思っています。みんなが気を使ってくれたのに」
小さく頭を下げた。
「すみません」
「傷ついたのは加藤君の方だろ」
苦笑するにとどめた。
メイドの格好をしたウエイトレスがコーヒーをテーブルへ置いてくれた。
礼を言い、コーヒーカップに口をつけた。
「佐伯は君に自信をつけて欲しいんだと。愛想ふるまくとか苦手なくせに、いい先輩して、昨日にこぎつけたんだぜ」
コーヒーの湯気を通して遠野を見た。
「俺も、後輩も、店主も、佐伯と加藤君の関係を知っている。君はあの場に、佐伯の友人としてではなく、恋人としていたんだ」
恋人?
コーヒーをソーサーに戻す手が震えた。
「え? いや、でも、みんな、普通に」
「そうなるよう、佐伯が人と関わったんだ」
「そんな簡単に説得できるようなことじゃ」
「佐伯は他人の人生観を変えようと、くどくどしゃべったわけじゃない。俺達は俺達だからって、ただ堂々としていた。むろん、蔑むような言葉もあったけどな。佐伯は怒らなかったな。相手の意見を否定せず、それでも、君のことが好きだって笑ってたぜ。当たり前じゃないことを、当たり前にするのが、どんだけ難しいか、俺より加藤君のがわかってんじゃねえの?」
佐伯の強さや優しさはありがたいし、うれしい。
もしかしたら、佐伯が元カノといる光景を見なければ、舞い上がっていたかもしれない。
けど、俺はどこまでいったって男で、それは変えられない。
俺は女になりたい訳じゃない。
けど、ただ、佐伯は同性で付き合うってことを、ちゃんとわかっているのか不安になる。
佐伯が俺が絶対にできないことを、いつか後悔するんじゃないかって、俺は。
「……今日、この大学で、佐伯が学生時代の恋人と会っているのを見ました。違和感がなくて、とてもお似合いで、だから、俺、どれだけ佐伯に好きだって言われても、これからも、嫉妬や絶望を感じてしまうと思うんです。俺ができないことを、彼女ならできる。その方が、佐伯だって幸せだと、どうしても、思ってしまう」
遠野はゆっくりとコーヒーを飲み、息をついた。
「加藤君にできて、女にできないこともあるんじゃないか」
「え?」
声がうわずった。
「俺は昔の佐伯より、君と一緒にいるあいつのが好きだな、うん。ちょっとは人の気持ち、考えるようになったんじゃねえの。だから、展望台で君を責めたことを、悔している。君が記憶を改ざんしたって、佐伯から聴かされて、あんときの俺をぶん殴ってやりたいって思った。こんな俺だけどさ、もし加藤君がよかったら」
彼は胸元から銀色のケースを取り出し、名刺を一枚、こちらへ向けてきた。
「一緒に映画を作ってみないか? 加藤君は主に音楽担当で採用したいって、仲間には話をしてある。社員はほとんど、この大学の出身者だ。気が向いたら、連絡をくれ」
戸惑っていると名刺を握らせられた。
「あとな、佐伯が女と話していた件は、ちゃんと誤解、解いとけよ」
「遠野さんは佐伯のことを、誤解だって言い切れるほど、信用しているんですね」
コーヒーを飲み干し、遠野は溜息をついた。
「佐伯もよっぽどの鈍感だが、加藤君も加藤君だな。本当に、わかんない? 佐伯は加藤君が逃げないように、外堀、埋めまくってんだって。そんなことまでしてんのに、他の子にときめくか? ない。ないね」
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