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1〈現在 孤視点〉
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どうして、こうなったのだろう。
結川孤は、森の中、夜空を見上げながら、誰にともなく問いかけた。
少しの風もなく、虫や、動物の声も聞こえない。
鼓膜を振るわせるのは、自分の肩に寄りかかる少年の寝息だけ。
エニシでも、縁でもない。亜麻色の髪をした、白装束の少年だ。その白装束は、先刻の傷のせいで、ところどころが赤くなっている。成人していないように思われる彼とは、ソロで出会った。
浮島からソロという名の町へ降り立ったのは、その町に、伝説の鳥、羽咋の言い伝えがあると、エニシが言ったからだ。縁が人型に戻った直後のことだった。エニシは縁の器を作りながら、休憩中に、羽咋のことを調べてくれていたのだ。
ありがとうと言うと、エニシは顔を赤らめた。彼の「どういたしまして」が上ずっていて、何か気に障るようなことをしたのか不安になる。
エニシは時折、孤から、のけ反るように距離をとる。孤はその度、自分が何かをやらかしたのだと思った。
予備のナナシだった頃が長すぎて、人とのまともな会話に支障をきたしているのかもしれない。
そう言えば、エニシは縁を助けるために、浮島の中央まで行った時も、よく似た声を発していた。あれは、足下に注意して歩こうといった場面だったと思う。孤には、二つの場面が違う状況に思えるのだが、エニシには同じなのかもしれない。
おかしいところは、おかしいって、そう指摘してほしい。嫌われたくないから。
胸の奥で、懇願する。
応えてくれたのは、肩口によりかかっていた、名も知らぬ少年だ。
「……かげ、とら」
眠ったまま、誰かの名を呼ぶ。
透き通った、美しい声だった。
スッと、少年の頬に一筋の涙が線を引く。
涙を拭ったとき、彼の瞳の色が左右で違うのを思い出した。
右目が水色で、左目が黄色。
数時間前、ソロの町で、その瞳に一早く反応したのは、孤ではなく、町の住民だった。
彼らは少年を目にし、顔を引きつらせた。
「建物の中へ入って、戸を閉めろ!」
中年の男が叫び、少年に背を向け走り、母親が悲鳴をあげながら、子どもの手を引き、近くの建物へと入る。年配の男も、若い恋人達も、それぞれが必死に屋内へ逃げた。扉のカギがかけられ、窓が閉められる。
店先で、機械の部品を買おうとしていた孤達は、町の騒動に呆気に囚われた。
「なんだ? いったい」
エニシは店主に銅貨を手渡し、腰の作業袋へ購入した品を仕舞いながら、目を大きく見開いた。
髭を生やした店主が舌打ちをした。
「また来やがったか」
縁が「え?」と聞き返す。
店主は応えず、傍にいたエニシと縁の腕を引いた。
離れていた孤には、声を荒らげる。
「お客さんも、店の中へ! 急いで!」
孤は事態が飲み込めず、店主と少年(逃げ惑う人々に関せず、歩いている)を見比べた。
「奴は呪い人だ。近くにいたら、殺されるぞ!」
店主の怒号に似た助言を、孤は背中で聞いた。
目は、亜麻色の髪の少年を、捉えていた。
少年は立ち止まり、孤達を見た。
打ちひしがれたような眼差しに、孤の心臓はざわめいた。
だから、自分の横から凶器を持った男の子が、少年へと走っていくのを許してしまった。
勝手に、体が男の子を追いかけた。
「孤!」
エニシと縁の声。
自分が傷つくことで傷つく人がいることを、思い出す。
「逃げてください!!」
孤は動こうとしない少年に向けて、声を上げた。
少年がハッとする。
水色と黄色の瞳が、孤に注がれた。
吸い込まれるような瞳にドキリとする。
少年はこちらへと駆けた。
男の子が慌てて、少年に凶器を突き出す。
少年は軽くよけ、孤の手を握りしめた。
「え?」
少年に引きずられるようにして、孤は走った。
さもなくば、転けて大怪我を負うところだった。
「孤!! ぐっ! どけっ! 孤が!!」
「ダメだ! あの子は運が悪かったんだ。諦めて、自分が生きることだけを考えろ!」
「あいつが生きてなきゃ、生きる意味がないんだよ!!」
「エニシ、落ち着いて。孤は僕が」
エニシと店主、そして、縁が喚いている。
振り返ると、エニシが店主を無理矢理どかそうとしかけているのが見えた。
「エニシ!!!」
エニシがこちらに視線を向けてくれる。
孤は少年の手を、掴まれていない方で握りしめ、両膝を地面についた。
速度が早く、小石が服を裂く。
だけど、少年の動きを止めることができた。
水色と黄色い瞳に、孤は痛みを耐えながら微笑んだ。
「話したいことがあるなら、聞きます。居場所を教えてくれれば、俺から出向きます」
少年が耳を傾けてくれる。
「今は、仲間を安心させてあげたいんです」
手の拘束がとかれ、少年の口が開く。
発せられる言葉を待っていたなら、顔に少年の血がかかり、孤は目を疑った。
凶器を持っていた男の子が、少年を背後から刺していた。
少年の来ている白装束が、みるみる赤く染まっていく。
男の子は尻餅をつくと、乾いた笑い声を出した。
「これでみんな助かる。お前さえいなければ、みんな、死なずにすむんだ。」
孤は少年のことを知らない。
彼と町の関係も、そうだ。
でも、彼は孤の話を聞こうとしてくれた。
彼には心が、あるのだ。
少年の体が傾ぐ。
孤は痛みにふらつきながらも、立ち上がり、少年を支えた。
「しっかり。俺の仲間なら、あなたを手当できると思」
首筋に、少年の犬歯が突き刺さり、言い切ることができなかった。
血が、静かに、少年の体内へと入っていく。
吸血行為を目の当たりにし、男の子が小さな悲鳴をあげた。
孤は自分の血が飲まれる音を聞いた。
冷たい犬歯が食い込んだ首筋ではなく、少年にきつく握りしめられた両腕が痛んだ。
不意に、体が宙に浮く。
少年が顔を離し、後ろへと跳躍した。
「孤!」
エニシの声。
視線を送ると、こちらへと伸ばされる仲間の手が、すぐそこにあった。
店主の下から抜け出し、助けにきてくれたのだ。
手をエニシへ伸ばそうとし、少年に妨げられた。
少年が空へと跳ねる。
眼下に、愕然とするエニシと、駆けつけてきた縁が見えた。
それも一瞬のことで、気づいたら、人気のない森の中にいた。
日が暮れ、今、少年と二人っきりだ。
少年の背中の出血は止まったようだ。
苦しむでもなく、穏やかに眠っている。
孤は灰色の雲に隠れる満月を見つめた。
エニシと縁、心配しているだろうな……。
つい前までは、誰かが自分のことを気にかけてくれるなどと、大それたこと、思いつきもしなかっただろう。
会いたい。
早く会って、彼らの、そして、自分の不安を取り除きたい。
雲が流れ、満月が再び現れた。
結川孤は、森の中、夜空を見上げながら、誰にともなく問いかけた。
少しの風もなく、虫や、動物の声も聞こえない。
鼓膜を振るわせるのは、自分の肩に寄りかかる少年の寝息だけ。
エニシでも、縁でもない。亜麻色の髪をした、白装束の少年だ。その白装束は、先刻の傷のせいで、ところどころが赤くなっている。成人していないように思われる彼とは、ソロで出会った。
浮島からソロという名の町へ降り立ったのは、その町に、伝説の鳥、羽咋の言い伝えがあると、エニシが言ったからだ。縁が人型に戻った直後のことだった。エニシは縁の器を作りながら、休憩中に、羽咋のことを調べてくれていたのだ。
ありがとうと言うと、エニシは顔を赤らめた。彼の「どういたしまして」が上ずっていて、何か気に障るようなことをしたのか不安になる。
エニシは時折、孤から、のけ反るように距離をとる。孤はその度、自分が何かをやらかしたのだと思った。
予備のナナシだった頃が長すぎて、人とのまともな会話に支障をきたしているのかもしれない。
そう言えば、エニシは縁を助けるために、浮島の中央まで行った時も、よく似た声を発していた。あれは、足下に注意して歩こうといった場面だったと思う。孤には、二つの場面が違う状況に思えるのだが、エニシには同じなのかもしれない。
おかしいところは、おかしいって、そう指摘してほしい。嫌われたくないから。
胸の奥で、懇願する。
応えてくれたのは、肩口によりかかっていた、名も知らぬ少年だ。
「……かげ、とら」
眠ったまま、誰かの名を呼ぶ。
透き通った、美しい声だった。
スッと、少年の頬に一筋の涙が線を引く。
涙を拭ったとき、彼の瞳の色が左右で違うのを思い出した。
右目が水色で、左目が黄色。
数時間前、ソロの町で、その瞳に一早く反応したのは、孤ではなく、町の住民だった。
彼らは少年を目にし、顔を引きつらせた。
「建物の中へ入って、戸を閉めろ!」
中年の男が叫び、少年に背を向け走り、母親が悲鳴をあげながら、子どもの手を引き、近くの建物へと入る。年配の男も、若い恋人達も、それぞれが必死に屋内へ逃げた。扉のカギがかけられ、窓が閉められる。
店先で、機械の部品を買おうとしていた孤達は、町の騒動に呆気に囚われた。
「なんだ? いったい」
エニシは店主に銅貨を手渡し、腰の作業袋へ購入した品を仕舞いながら、目を大きく見開いた。
髭を生やした店主が舌打ちをした。
「また来やがったか」
縁が「え?」と聞き返す。
店主は応えず、傍にいたエニシと縁の腕を引いた。
離れていた孤には、声を荒らげる。
「お客さんも、店の中へ! 急いで!」
孤は事態が飲み込めず、店主と少年(逃げ惑う人々に関せず、歩いている)を見比べた。
「奴は呪い人だ。近くにいたら、殺されるぞ!」
店主の怒号に似た助言を、孤は背中で聞いた。
目は、亜麻色の髪の少年を、捉えていた。
少年は立ち止まり、孤達を見た。
打ちひしがれたような眼差しに、孤の心臓はざわめいた。
だから、自分の横から凶器を持った男の子が、少年へと走っていくのを許してしまった。
勝手に、体が男の子を追いかけた。
「孤!」
エニシと縁の声。
自分が傷つくことで傷つく人がいることを、思い出す。
「逃げてください!!」
孤は動こうとしない少年に向けて、声を上げた。
少年がハッとする。
水色と黄色の瞳が、孤に注がれた。
吸い込まれるような瞳にドキリとする。
少年はこちらへと駆けた。
男の子が慌てて、少年に凶器を突き出す。
少年は軽くよけ、孤の手を握りしめた。
「え?」
少年に引きずられるようにして、孤は走った。
さもなくば、転けて大怪我を負うところだった。
「孤!! ぐっ! どけっ! 孤が!!」
「ダメだ! あの子は運が悪かったんだ。諦めて、自分が生きることだけを考えろ!」
「あいつが生きてなきゃ、生きる意味がないんだよ!!」
「エニシ、落ち着いて。孤は僕が」
エニシと店主、そして、縁が喚いている。
振り返ると、エニシが店主を無理矢理どかそうとしかけているのが見えた。
「エニシ!!!」
エニシがこちらに視線を向けてくれる。
孤は少年の手を、掴まれていない方で握りしめ、両膝を地面についた。
速度が早く、小石が服を裂く。
だけど、少年の動きを止めることができた。
水色と黄色い瞳に、孤は痛みを耐えながら微笑んだ。
「話したいことがあるなら、聞きます。居場所を教えてくれれば、俺から出向きます」
少年が耳を傾けてくれる。
「今は、仲間を安心させてあげたいんです」
手の拘束がとかれ、少年の口が開く。
発せられる言葉を待っていたなら、顔に少年の血がかかり、孤は目を疑った。
凶器を持っていた男の子が、少年を背後から刺していた。
少年の来ている白装束が、みるみる赤く染まっていく。
男の子は尻餅をつくと、乾いた笑い声を出した。
「これでみんな助かる。お前さえいなければ、みんな、死なずにすむんだ。」
孤は少年のことを知らない。
彼と町の関係も、そうだ。
でも、彼は孤の話を聞こうとしてくれた。
彼には心が、あるのだ。
少年の体が傾ぐ。
孤は痛みにふらつきながらも、立ち上がり、少年を支えた。
「しっかり。俺の仲間なら、あなたを手当できると思」
首筋に、少年の犬歯が突き刺さり、言い切ることができなかった。
血が、静かに、少年の体内へと入っていく。
吸血行為を目の当たりにし、男の子が小さな悲鳴をあげた。
孤は自分の血が飲まれる音を聞いた。
冷たい犬歯が食い込んだ首筋ではなく、少年にきつく握りしめられた両腕が痛んだ。
不意に、体が宙に浮く。
少年が顔を離し、後ろへと跳躍した。
「孤!」
エニシの声。
視線を送ると、こちらへと伸ばされる仲間の手が、すぐそこにあった。
店主の下から抜け出し、助けにきてくれたのだ。
手をエニシへ伸ばそうとし、少年に妨げられた。
少年が空へと跳ねる。
眼下に、愕然とするエニシと、駆けつけてきた縁が見えた。
それも一瞬のことで、気づいたら、人気のない森の中にいた。
日が暮れ、今、少年と二人っきりだ。
少年の背中の出血は止まったようだ。
苦しむでもなく、穏やかに眠っている。
孤は灰色の雲に隠れる満月を見つめた。
エニシと縁、心配しているだろうな……。
つい前までは、誰かが自分のことを気にかけてくれるなどと、大それたこと、思いつきもしなかっただろう。
会いたい。
早く会って、彼らの、そして、自分の不安を取り除きたい。
雲が流れ、満月が再び現れた。
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