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《職場で昼休みに》より
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【二羽目の親友(ダチ)との出会い】
出会い。
それはつぶらだけど、こうさいの大きな鳥だった。嘴は虫食い。耳の所までふくらむ起伏。
その眼は黄色の模様に覆われてる。それは禿げた皮膚の色で、内側が白い羽毛のそれらは先端だけ黒いのだろう。
羽繕いをする様は白い羽毛を掻いているかのよう
声はしゃがれた老女の様な声をしている。
だから大声で鳴いても苦痛になる事はない。あろ亜路AROと鳴いている。
「アロハ」と「クロ」が混じってる
名前は「あーちゃん」でも呼び名は「クロ」
寂しがり屋の甘えん坊。姉が離れると大声で呼び戻すという。
指を入れてみた。
本当はいけない事なのだが、あふれる好奇心を抑えきれずに、そっと入れてみた。甘の噛み。指先の鋭い所をくわえて弄ぶ。おもちゃがわりだ。
私の方に気持ちよいという感情が芽生える。
最後に液体をすするかの様な動作を許して、右手を取り戻した。
手元に戻った指先はまだ生温かい。くわえ離された人差し指が寂しくて喉元でくくくっとかくような動作をしていたら、喉をそっと差し出してきた。こうして私は初対面の彼(もしくは彼女)の喉をかくという動作を許されたのである。彼だか彼女だかまだ判らない。その鳥はAROあろと鳴いている。それが私とあろとの出会いだった。
04.August.
あとがき
九官鳥のあーちゃんが亡くなって3週間近く経ちました。まだそのままの篭をみて、あーちゃんが生きてるみたいでホッとしてます。
宮内庁の歌会にあーちゃんの唄が投稿できる様に、あーちゃんの想い出を反芻してました。
別件(宗教の生贄永久破壊信仰)で最近まで、私も死にかけていたのですが、私のブレスは止まらなくて良いと言ってくれた、皆様(尾田栄一郎・小野不由美・堀田篤ほか)に助けられました。生きてる私を愛してくれて、ありがとうございます。生きてたあーちゃんを愛してくれてありがとうございます。
私マニアじゃないと探せない、挿餌ビナのあーちゃんと私の出会いの散文詩を見てやってください。
令和7日、療養疲れの宝希☆/無空★
最高順位 詩・短歌・俳句・川柳:28位(2019/05/11)
出会い。
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羽繕いをする様は白い羽毛を掻いているかのよう
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だから大声で鳴いても苦痛になる事はない。あろ亜路AROと鳴いている。
「アロハ」と「クロ」が混じってる
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寂しがり屋の甘えん坊。姉が離れると大声で呼び戻すという。
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本当はいけない事なのだが、あふれる好奇心を抑えきれずに、そっと入れてみた。甘の噛み。指先の鋭い所をくわえて弄ぶ。おもちゃがわりだ。
私の方に気持ちよいという感情が芽生える。
最後に液体をすするかの様な動作を許して、右手を取り戻した。
手元に戻った指先はまだ生温かい。くわえ離された人差し指が寂しくて喉元でくくくっとかくような動作をしていたら、喉をそっと差し出してきた。こうして私は初対面の彼(もしくは彼女)の喉をかくという動作を許されたのである。彼だか彼女だかまだ判らない。その鳥はAROあろと鳴いている。それが私とあろとの出会いだった。
04.August.
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宮内庁の歌会にあーちゃんの唄が投稿できる様に、あーちゃんの想い出を反芻してました。
別件(宗教の生贄永久破壊信仰)で最近まで、私も死にかけていたのですが、私のブレスは止まらなくて良いと言ってくれた、皆様(尾田栄一郎・小野不由美・堀田篤ほか)に助けられました。生きてる私を愛してくれて、ありがとうございます。生きてたあーちゃんを愛してくれてありがとうございます。
私マニアじゃないと探せない、挿餌ビナのあーちゃんと私の出会いの散文詩を見てやってください。
令和7日、療養疲れの宝希☆/無空★
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