38 / 38
SS:それよりも。
しおりを挟む
SS約束の、その後。
***
初夏のある日曜日。
キラは朝から張り切っていた。
休日であるにも拘らず、いつものように病院に向かう清一郎を玄関から送り出した彼女は、ベランダから見えるその姿が追えなくなるまで待って、キッチンに立つ。立てかけたタブレットでレシピを開き、冷蔵庫を漁って食材を取り出した。
「よし、やるぞ」
そう、自分にひと声かけて。
今月は、雨宮キラが瀧キラになって、丁度一年になる月だ。
本当は、まさに結婚記念日そのものにお祝いしたかったけれども、清一郎の仕事があるからなかなかそうもいかない。
(ちゃんと、休んで欲しいし)
そんな自分の考えを奧さんぽいなと思い、その感想に、ちょっとばかり落ち込む。
何故なら、清一郎の奥さんになってからもう一年になろうというのに、未だ、奥さんらしいことはほとんどさせてもらえていないからだ。
結婚してから、清一郎は病院の隣にマンションを借り直した。別に、キラは元の彼の部屋でも良かったのに、その方が安心だから、とサクサク話を進められてしまったのだ。
そして、彼は、道を一本隔てただけのそのマンションに、それはもうマメに帰ってくる。
昼休みにも、そして夕食時にも戻ってきて、ササッと食事を作ったかと思うと、キラの様子を一瞥してまた病院に戻っていくのだ。
掃除洗濯はもちろん、食事すら作らせてもらえない『奧さん』とは、いったいいかがなものなのか。
あまりに至れり尽くせりの生活に、結婚して早々に、食事くらいは作らせて欲しいと、キラの方から頼んだことがある。けれどそれは、主治医として許可できない、と即座に却下された。
それならば、と勝手に作って待っていたら、叱られた。
確かに、プロポーズの言葉の中に、彼の世話を焼く必要はないとか何とか入っていた記憶はある。どうやら、本気で、毎日キラの安否を確認したいだけが為に結婚したらしい。
けれど、キラとしては、それで満足できるはずがない。
せめて結婚一周年の祝いくらいは何かしてやろうと、ひと月前から画策していたのだ。
まず、当直やオンコールがない日曜日をさりげなく訊き出して、その日は午後まで病院に引き留めておいてくれるよう、小児科時代の主治医の岩崎に頼んでおいた。
今は、まだ、十一時。清一郎の帰宅まで、あと二時間はある予定だ。
と、思ったら。
ガチャリ、と玄関の鍵が開く音が届く。
「え、うそ」
まだ何もできていないのに。
慌てるキラをよそに、重くしっかりとした足音が近づいてくる。
ダイニングに姿を現した清一郎は、カウンターの奥に立つキラを見て、彼女の前に広げられている諸々に眼を落として、そして眉をしかめた。
「何をしている?」
「……お料理、です」
「何故」
「したかったから」
返事の代わりの、ため息。
清一郎はキッチンに入ってくると、キラの背中をそっと押して出て行くように促した。その力に抗い、彼女は彼を振り仰ぐ。
「お願い、今日はわたしに作らせてください」
「駄目だ。休んでろ」
そう言って、清一郎はタブレットを覗き込む。
「これが食べたいのか?」
「わたしが作って、先生に食べさせたいんです!」
「どちらが作っても、同じだろう」
「違います!」
彼の為に、キラが作る――そこに意義があるのだ。
足を踏ん張り頑としてその場にとどまる気構えのキラを、清一郎は眉をひそめて見下ろしたかと思うと、おもむろに身を屈めた。
「先生!?」
背中と膝裏に手を回され、いとも軽々と運ばれながら、キラは抗議の声を上げる。けれど清一郎は構わず彼女をリビングのソファに下ろすと、さっさとキッチンに戻ろうとする。
その彼のシャツの背中を、キラはハッシと掴んだ。
「……キラ?」
肩越しに振り返った清一郎は、困惑の色をその眼に浮かべている。キラはシャツを握る手に力を込めて、彼を見上げた。
「わたしだって、先生の為に何かしたいんです。せめて今日は、何か先生が喜ぶことをしたい……」
キラの訴えに、清一郎がジッと見下ろしてくる。と思ったら、彼女の拳をそっと外させ、ソファの前に屈みこんだ。
「僕が喜ぶことを?」
同じ高さになった目線を、キラは真っ直ぐに見返し、コクリと頷く。
清一郎はしばし口をつぐみ、そして開いた。
「だったら、名前で呼んでくれないか」
「…………なまえ……?」
「ああ」
適当にごまかそうとしているのかと思ったけれど、清一郎の眼は真面目そのものだ。いや、そもそも、彼がふざけたりキラのことをいなそうとしたりしたことは、今までなかった。
「えっと……清一郎、――さん?」
ためらいがちに、キラはその名を口にした。
(あれ? もしかして、先生の名前を呼ぶの、初めてだっけ?)
そんなことを考え小首をかしげた彼女を、清一郎は瞬きもせずに見つめてくる。あまりにまじまじと見てくるから、頬が火照ってきた。
と突然。
「え、先生?」
ガバリと抱き寄せられて面食らったキラは、次の瞬間うめき声を漏らす。
「ちょっと、先生、苦しい――つぶれちゃうってば!」
彼女のその台詞で、清一郎がパッと腕を解いた。
「すまない」
あまり表情を変えない彼だけれども、キラはその乏しい変化を漏らさず読み取った。
(しょげた……?)
今度は、キラの方が清一郎をしげしげと見つめる。
(なんか、可愛い)
思わずフフッと笑みを漏らすと、清一郎の眉間に深い溝が生まれた。訝しそうな顔を向けてくる彼に、キラは笑みを返す。
「そっとだったら、だいじょうぶです」
そう言って、彼女は両手を彼に差し伸べた。
清一郎はほんの一瞬逡巡し、そして腕を伸ばしてくる。
ふわりと、包み込むような抱擁。
それは、親鳥が雛を抱くのに似て。
(ああ、幸せだなぁ)
ごくごく自然に、そんな思いが胸に湧く。
キラは小さく息をつき、大きな胸に頬をすり寄せる。そうして、彼女の腕が届く限りで、精いっぱい彼を抱き締めた。
***
初夏のある日曜日。
キラは朝から張り切っていた。
休日であるにも拘らず、いつものように病院に向かう清一郎を玄関から送り出した彼女は、ベランダから見えるその姿が追えなくなるまで待って、キッチンに立つ。立てかけたタブレットでレシピを開き、冷蔵庫を漁って食材を取り出した。
「よし、やるぞ」
そう、自分にひと声かけて。
今月は、雨宮キラが瀧キラになって、丁度一年になる月だ。
本当は、まさに結婚記念日そのものにお祝いしたかったけれども、清一郎の仕事があるからなかなかそうもいかない。
(ちゃんと、休んで欲しいし)
そんな自分の考えを奧さんぽいなと思い、その感想に、ちょっとばかり落ち込む。
何故なら、清一郎の奥さんになってからもう一年になろうというのに、未だ、奥さんらしいことはほとんどさせてもらえていないからだ。
結婚してから、清一郎は病院の隣にマンションを借り直した。別に、キラは元の彼の部屋でも良かったのに、その方が安心だから、とサクサク話を進められてしまったのだ。
そして、彼は、道を一本隔てただけのそのマンションに、それはもうマメに帰ってくる。
昼休みにも、そして夕食時にも戻ってきて、ササッと食事を作ったかと思うと、キラの様子を一瞥してまた病院に戻っていくのだ。
掃除洗濯はもちろん、食事すら作らせてもらえない『奧さん』とは、いったいいかがなものなのか。
あまりに至れり尽くせりの生活に、結婚して早々に、食事くらいは作らせて欲しいと、キラの方から頼んだことがある。けれどそれは、主治医として許可できない、と即座に却下された。
それならば、と勝手に作って待っていたら、叱られた。
確かに、プロポーズの言葉の中に、彼の世話を焼く必要はないとか何とか入っていた記憶はある。どうやら、本気で、毎日キラの安否を確認したいだけが為に結婚したらしい。
けれど、キラとしては、それで満足できるはずがない。
せめて結婚一周年の祝いくらいは何かしてやろうと、ひと月前から画策していたのだ。
まず、当直やオンコールがない日曜日をさりげなく訊き出して、その日は午後まで病院に引き留めておいてくれるよう、小児科時代の主治医の岩崎に頼んでおいた。
今は、まだ、十一時。清一郎の帰宅まで、あと二時間はある予定だ。
と、思ったら。
ガチャリ、と玄関の鍵が開く音が届く。
「え、うそ」
まだ何もできていないのに。
慌てるキラをよそに、重くしっかりとした足音が近づいてくる。
ダイニングに姿を現した清一郎は、カウンターの奥に立つキラを見て、彼女の前に広げられている諸々に眼を落として、そして眉をしかめた。
「何をしている?」
「……お料理、です」
「何故」
「したかったから」
返事の代わりの、ため息。
清一郎はキッチンに入ってくると、キラの背中をそっと押して出て行くように促した。その力に抗い、彼女は彼を振り仰ぐ。
「お願い、今日はわたしに作らせてください」
「駄目だ。休んでろ」
そう言って、清一郎はタブレットを覗き込む。
「これが食べたいのか?」
「わたしが作って、先生に食べさせたいんです!」
「どちらが作っても、同じだろう」
「違います!」
彼の為に、キラが作る――そこに意義があるのだ。
足を踏ん張り頑としてその場にとどまる気構えのキラを、清一郎は眉をひそめて見下ろしたかと思うと、おもむろに身を屈めた。
「先生!?」
背中と膝裏に手を回され、いとも軽々と運ばれながら、キラは抗議の声を上げる。けれど清一郎は構わず彼女をリビングのソファに下ろすと、さっさとキッチンに戻ろうとする。
その彼のシャツの背中を、キラはハッシと掴んだ。
「……キラ?」
肩越しに振り返った清一郎は、困惑の色をその眼に浮かべている。キラはシャツを握る手に力を込めて、彼を見上げた。
「わたしだって、先生の為に何かしたいんです。せめて今日は、何か先生が喜ぶことをしたい……」
キラの訴えに、清一郎がジッと見下ろしてくる。と思ったら、彼女の拳をそっと外させ、ソファの前に屈みこんだ。
「僕が喜ぶことを?」
同じ高さになった目線を、キラは真っ直ぐに見返し、コクリと頷く。
清一郎はしばし口をつぐみ、そして開いた。
「だったら、名前で呼んでくれないか」
「…………なまえ……?」
「ああ」
適当にごまかそうとしているのかと思ったけれど、清一郎の眼は真面目そのものだ。いや、そもそも、彼がふざけたりキラのことをいなそうとしたりしたことは、今までなかった。
「えっと……清一郎、――さん?」
ためらいがちに、キラはその名を口にした。
(あれ? もしかして、先生の名前を呼ぶの、初めてだっけ?)
そんなことを考え小首をかしげた彼女を、清一郎は瞬きもせずに見つめてくる。あまりにまじまじと見てくるから、頬が火照ってきた。
と突然。
「え、先生?」
ガバリと抱き寄せられて面食らったキラは、次の瞬間うめき声を漏らす。
「ちょっと、先生、苦しい――つぶれちゃうってば!」
彼女のその台詞で、清一郎がパッと腕を解いた。
「すまない」
あまり表情を変えない彼だけれども、キラはその乏しい変化を漏らさず読み取った。
(しょげた……?)
今度は、キラの方が清一郎をしげしげと見つめる。
(なんか、可愛い)
思わずフフッと笑みを漏らすと、清一郎の眉間に深い溝が生まれた。訝しそうな顔を向けてくる彼に、キラは笑みを返す。
「そっとだったら、だいじょうぶです」
そう言って、彼女は両手を彼に差し伸べた。
清一郎はほんの一瞬逡巡し、そして腕を伸ばしてくる。
ふわりと、包み込むような抱擁。
それは、親鳥が雛を抱くのに似て。
(ああ、幸せだなぁ)
ごくごく自然に、そんな思いが胸に湧く。
キラは小さく息をつき、大きな胸に頬をすり寄せる。そうして、彼女の腕が届く限りで、精いっぱい彼を抱き締めた。
0
お気に入りに追加
131
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
仲の良かったはずの婚約者に一年無視され続け、婚約解消を決意しましたが
ゆらゆらぎ
恋愛
エルヴィラ・ランヴァルドは第二王子アランの幼い頃からの婚約者である。仲睦まじいと評判だったふたりは、今では社交界でも有名な冷えきった仲となっていた。
定例であるはずの茶会もなく、婚約者の義務であるはずのファーストダンスも踊らない
そんな日々が一年と続いたエルヴィラは遂に解消を決意するが──
記憶を失くした彼女の手紙 消えてしまった完璧な令嬢と、王子の遅すぎた後悔の話
甘糖むい
恋愛
婚約者であるシェルニア公爵令嬢が記憶喪失となった。
王子はひっそりと喜んだ。これで愛するクロエ男爵令嬢と堂々と結婚できると。
その時、王子の元に一通の手紙が届いた。
そこに書かれていたのは3つの願いと1つの真実。
王子は絶望感に苛まれ後悔をする。
王子妃教育に疲れたので幼馴染の王子との婚約解消をしました
さこの
恋愛
新年のパーティーで婚約破棄?の話が出る。
王子妃教育にも疲れてきていたので、婚約の解消を望むミレイユ
頑張っていても落第令嬢と呼ばれるのにも疲れた。
ゆるい設定です
お飾り公爵夫人の憂鬱
初瀬 叶
恋愛
空は澄み渡った雲1つない快晴。まるで今の私の心のようだわ。空を見上げた私はそう思った。
私の名前はステラ。ステラ・オーネット。夫の名前はディーン・オーネット……いえ、夫だった?と言った方が良いのかしら?だって、その夫だった人はたった今、私の足元に埋葬されようとしているのだから。
やっと!やっと私は自由よ!叫び出したい気分をグッと堪え、私は沈痛な面持ちで、黒い棺を見つめた。
そう自由……自由になるはずだったのに……
※ 中世ヨーロッパ風ですが、私の頭の中の架空の異世界のお話です
※相変わらずのゆるふわ設定です。細かい事は気にしないよ!という読者の方向けかもしれません
※直接的な描写はありませんが、性的な表現が出てくる可能性があります
【完結】婚約破棄される前に私は毒を呷って死にます!当然でしょう?私は王太子妃になるはずだったんですから。どの道、只ではすみません。
つくも茄子
恋愛
フリッツ王太子の婚約者が毒を呷った。
彼女は筆頭公爵家のアレクサンドラ・ウジェーヌ・ヘッセン。
なぜ、彼女は毒を自ら飲み干したのか?
それは婚約者のフリッツ王太子からの婚約破棄が原因であった。
恋人の男爵令嬢を正妃にするためにアレクサンドラを罠に嵌めようとしたのだ。
その中の一人は、アレクサンドラの実弟もいた。
更に宰相の息子と近衛騎士団長の嫡男も、王太子と男爵令嬢の味方であった。
婚約者として王家の全てを知るアレクサンドラは、このまま婚約破棄が成立されればどうなるのかを知っていた。そして自分がどういう立場なのかも痛いほど理解していたのだ。
生死の境から生還したアレクサンドラが目を覚ました時には、全てが様変わりしていた。国の将来のため、必要な処置であった。
婚約破棄を宣言した王太子達のその後は、彼らが思い描いていたバラ色の人生ではなかった。
後悔、悲しみ、憎悪、果てしない負の連鎖の果てに、彼らが手にしたものとは。
「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルバ」にも投稿しています。
【完結】気付けばいつも傍に貴方がいる
kana
恋愛
ベルティアーナ・ウォール公爵令嬢はレフタルド王国のラシード第一王子の婚約者候補だった。
いつも令嬢を隣に侍らす王子から『声も聞きたくない、顔も見たくない』と拒絶されるが、これ幸いと大喜びで婚約者候補を辞退した。
実はこれは二回目人生だ。
回帰前のベルティアーナは第一王子の婚約者で、大人しく控えめ。常に貼り付けた笑みを浮かべて人の言いなりだった。
彼女は王太子になった第一王子の妃になってからも、弟のウィルダー以外の誰からも気にかけてもらえることなく公務と執務をするだけの都合のいいお飾りの妃だった。
そして白い結婚のまま約一年後に自ら命を絶った。
その理由と原因を知った人物が自分の命と引き換えにやり直しを望んだ結果、ベルティアーナの置かれていた環境が変わりることで彼女の性格までいい意味で変わることに⋯⋯
そんな彼女は家族全員で海を隔てた他国に移住する。
※ 投稿する前に確認していますが誤字脱字の多い作者ですがよろしくお願いいたします。
※ 設定ゆるゆるです。
【完結】愛も信頼も壊れて消えた
miniko
恋愛
「悪女だって噂はどうやら本当だったようね」
王女殿下は私の婚約者の腕にベッタリと絡み付き、嘲笑を浮かべながら私を貶めた。
無表情で吊り目がちな私は、子供の頃から他人に誤解される事が多かった。
だからと言って、悪女呼ばわりされる筋合いなどないのだが・・・。
婚約者は私を庇う事も、王女殿下を振り払うこともせず、困った様な顔をしている。
私は彼の事が好きだった。
優しい人だと思っていた。
だけど───。
彼の態度を見ている内に、私の心の奥で何か大切な物が音を立てて壊れた気がした。
※感想欄はネタバレ配慮しておりません。ご注意下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
素敵な作品ありがとうございましたm(__)m
涙、涙、涙( ;∀;)
久しぶりに涙して何か悪いもの出た気が( *´艸`)
これからも素敵な作品お願いいたします♪
楽しみにしています(^∇^)
こちらこそ、お読みくださりありがとうございました。
……デトックス?
ピロリンさんの心の片隅に引っかかることができたなら、作者冥利に尽きるというものです。
こちらには恋愛ものメインであげていく予定です。
ご縁がありましたら、また。
退会済ユーザのコメントです
Kanaさま。
少しでも楽しんでいただけたなら、何よりです。
ろくに喋らない彼ですが、きっと彼女のことを大事に大事に慈しんでいくのです。
こちらこそ、お読みくださりありがとうございました。
退会済ユーザのコメントです
こんにちは。
感想ありがとうございます。
そしてくだんの回ですが。
読み返してみたら――確かに。まさに新婦控室、みたいな。
書いていた当時は、まったく気づきませんでした。
思わず笑ってしまったので、こちらには本編だけの投稿で、と思っていましたが、SSを付け加えてみました。
重ねて、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ご縁がありましたら、また。