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第一章:はじまり
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「よぅし、ほら、もうすぐ終わるからな……あと三秒、二、一、はい終わり」
一美は『終わり』の言葉と共にスッと針を抜く。
「頑張ったな、流石だ。強いな」
彼がそう声をかけると、今の今までジッと注射の恐怖に耐えていた五歳の少年は、ポロポロと涙をこぼし始めた。針を刺した時には泣かなくても、こうやって、処置が終わると同時に泣き出すことは結構ある。
しゃくりあげた少年の頭を、介助に付いていた萌がすかさず撫でた。
「しんちゃん、すごいねぇ、全然動かなかったよ。めっちゃ頑張った! ジッとしててくれたから、わたしも助かっちゃった。ほら、お母さんとこに行こうか。いっぱい褒めてもらわなくちゃ」
朗らかな声で褒めそやす萌に、少年は釣られたようにへにゃりと笑う。
彼の笑顔に応えるように満面の笑みを浮かべた萌は、小さな手を引いて、処置室を出て病室へと戻っていく。道中も少年の泣き声が響いてくることはなく、何かを話しかけている萌の声が続いていた。
彼女の子どもあしらいは、確かに巧い。
きっと、弟妹が多いのだろう。
小児科の看護師の中でも、子どもが大泣きするのに任せる者と、うまくあやして宥めてくれる者がいる。大泣きで終わらせた子は再検査の時に激しく抵抗することが多く、萌のようにうまくやり過ごしてくれる看護師が介助に付いてくれると、とても助かるのだ。
一美が水道で手を洗っていると、萌が戻ってくる。
「お疲れさん」
隣に並んで手洗いを始めた萌に手をすすぎながらそう声をかけると、彼女はフフ、と小さく笑みを漏らした。
「何だ?」
「いいえ、あの、先生って、『先生』をしてる時とそうじゃない時とで、全然違うなって思って」
「そりゃ、当たり前だろう」
「そうかもしれませんが、なんか、いいなって思って。優しそうで、頼れそうで、ああ、お医者さんだぁって、思います」
本気で心からそう思っている様子の萌に、一美は答える言葉を持たない。
常日頃から、容姿や医者というステータスに対する賛辞なら数限りなく聞いており、そういったものなら、あっさりと受け流すことができる。だが、医者としての姿を褒められたことは今までなく、彼は何と反応すべきか判らなかった。
謙遜か、否定か、受容か。
一美が答えを選んでいるうちに、更に萌の声が続いた。
「有田先生も、普段はちょっと……な人なのに、お仕事している時はとってもかっこいいです」
付け足された彼女の台詞に、何故か一美の胸の中がモヤッとする。
彼が口を開こうとしたところで、突然萌の後ろから何かが被さった。
中野リコだ。
「ちょっと? 仕事中の男は五割増しで良く見えるんだから、騙されたらダメよ? こんなのに引っかかるくらいなら、私が都合つけてあげるから。だいたい、医者なんてダメだって! あんたみたいな子の結婚相手には向かないから。もっと、のんびりマイホームパパをやってくれるような男の方がいいのよ。あ、ほら、斉藤さん! 彼なんてばっちりじゃないの?」
リコは立て板に水のようにまくし立てると、最後に聞き捨てならないことを残す。
「斉藤?」
一美は、今唐突に湧き出した名前を呟く。
医者の中にはその名字の者がいたが、全く病棟が違うので、萌と接点があるとは思えない。
検査技師か何かだろうかと一美は心当たりを探るが、さっぱり見当もつかなかった。
目を細めて見下ろした彼女は、一美の視線を受けて少し困ったように眉根を寄せると、答えた――リコの方に。
「斉藤さんは患者さんです。お世話しているから、親しげに見えるだけですよ」
「ええ? あれは絶対あんたに気があるって! 二十五歳、独身、真面目なサラリーマン。名前だって『貢』だなんて、ばっちりじゃん。名は体を表すって言うでしょ」
二人の話を横で聞きながら、どうやら、萌が担当している整形外科の患者らしいと一美は察する。
煽るリコに対して、萌はいたって冷静そのものだ。
「学校で、『患者さんのお世話をしていると、恋愛感情に似たものを持たれることがある』と言われました。きっと、それです。退院したら、わたしのことなんてあっという間に忘れちゃいますよ」
澄ました顔で言う萌に、リコが深々とため息をつく。
「夢がないなぁ。こんな職場、出会いがないんだから、チャンスがあったら跳び付きなさいよ」
「あはは。病院で出会ったこと自体、ご縁がなかったってことですよ」
「もう……あ、ナースコールだ。行かなくちゃ」
リコの胸ポケットでPHSが振動し始める。彼女は液晶を見て部屋番号を確かめると、一美を睨め上げた。
「いいですか? いたいけな女の子を惑わしたらダメですからね?」
リコは最後に念押しをすると、早足で去って行った。そう言われても、彼としては、惑わしたつもりは更々ないのだが。
憮然とした一美の隣で、手を洗い終えた萌がペーパータオルに手を伸ばす。
「それじゃ、わたしも失礼します」
会釈して行こうとする彼女を、一美は呼び止めた。
「あ、ちょい、待て」
「?」
振り返った萌は、首をかしげて一美を見上げてくる。
だから、そんなふうに真っ直ぐに男を見つめるもんじゃないんだよ、という思考が先に頭の中をよぎっていったが、それは無視して一美は言った。
「男に対して、優しいとか、頼りがいがあるとか、カッコいいとか、あんまり言うな」
「え?」
「そんなことを言われると、野郎は勘違いするもんなんだよ。特に、朗には絶対言うな。調子に乗るから」
普通なら、二十歳といういい年をした『大人』に余計なお世話だと、ムッとされるだろう。
だが、一美の強い口調に、萌は目を丸くし、そして、不意に、フワリと笑顔になった。
「何で笑ってるんだよ?」
「だって、その……そんなふうに注意されたの、初めてだから」
「……忠告、だ」
「ふふ。ご忠告、ありがとうございます」
そう言っておどけたようにペコリと頭を下げる。
「君、さぁ……」
「はい?」
特にかける言葉を決めないままに萌へ声をかけてしまった一美は、見上げてくる彼女の眼差しに、何故か口ごもってしまう。とにかく何かを言わなければと、一美はパッと頭に思い浮かんだ台詞をそのまま口に出した。
「何か困ったことがあったら言えよ? 朗のやつにまとわり付かれて困るとか」
一美自身にも、自分が何を言っているのかよく判らなかった。あまりにも、唐突過ぎる。
当然、萌も目を丸くしてその台詞を受け取っていたが、やがて顔を綻ばせた。
「ありがとうございます。でも、大丈夫ですよ? 自分のことは自分でできますって」
そう言ってコロコロと屈託なく笑うと、もう一度頭を下げて、今度こそ自分の仕事に戻っていく。
その背中を見送りながら、一美は己の行動に憮然とした。朗が言ったように、こんなふうに世話を焼くのは、柄じゃない。
本当に、らしくないのだ。
それは判っているにも拘らず、気付けば手を出してしまっている自分がいることに、他ならぬ一美自身が一番戸惑いを覚えていた。
一美は『終わり』の言葉と共にスッと針を抜く。
「頑張ったな、流石だ。強いな」
彼がそう声をかけると、今の今までジッと注射の恐怖に耐えていた五歳の少年は、ポロポロと涙をこぼし始めた。針を刺した時には泣かなくても、こうやって、処置が終わると同時に泣き出すことは結構ある。
しゃくりあげた少年の頭を、介助に付いていた萌がすかさず撫でた。
「しんちゃん、すごいねぇ、全然動かなかったよ。めっちゃ頑張った! ジッとしててくれたから、わたしも助かっちゃった。ほら、お母さんとこに行こうか。いっぱい褒めてもらわなくちゃ」
朗らかな声で褒めそやす萌に、少年は釣られたようにへにゃりと笑う。
彼の笑顔に応えるように満面の笑みを浮かべた萌は、小さな手を引いて、処置室を出て病室へと戻っていく。道中も少年の泣き声が響いてくることはなく、何かを話しかけている萌の声が続いていた。
彼女の子どもあしらいは、確かに巧い。
きっと、弟妹が多いのだろう。
小児科の看護師の中でも、子どもが大泣きするのに任せる者と、うまくあやして宥めてくれる者がいる。大泣きで終わらせた子は再検査の時に激しく抵抗することが多く、萌のようにうまくやり過ごしてくれる看護師が介助に付いてくれると、とても助かるのだ。
一美が水道で手を洗っていると、萌が戻ってくる。
「お疲れさん」
隣に並んで手洗いを始めた萌に手をすすぎながらそう声をかけると、彼女はフフ、と小さく笑みを漏らした。
「何だ?」
「いいえ、あの、先生って、『先生』をしてる時とそうじゃない時とで、全然違うなって思って」
「そりゃ、当たり前だろう」
「そうかもしれませんが、なんか、いいなって思って。優しそうで、頼れそうで、ああ、お医者さんだぁって、思います」
本気で心からそう思っている様子の萌に、一美は答える言葉を持たない。
常日頃から、容姿や医者というステータスに対する賛辞なら数限りなく聞いており、そういったものなら、あっさりと受け流すことができる。だが、医者としての姿を褒められたことは今までなく、彼は何と反応すべきか判らなかった。
謙遜か、否定か、受容か。
一美が答えを選んでいるうちに、更に萌の声が続いた。
「有田先生も、普段はちょっと……な人なのに、お仕事している時はとってもかっこいいです」
付け足された彼女の台詞に、何故か一美の胸の中がモヤッとする。
彼が口を開こうとしたところで、突然萌の後ろから何かが被さった。
中野リコだ。
「ちょっと? 仕事中の男は五割増しで良く見えるんだから、騙されたらダメよ? こんなのに引っかかるくらいなら、私が都合つけてあげるから。だいたい、医者なんてダメだって! あんたみたいな子の結婚相手には向かないから。もっと、のんびりマイホームパパをやってくれるような男の方がいいのよ。あ、ほら、斉藤さん! 彼なんてばっちりじゃないの?」
リコは立て板に水のようにまくし立てると、最後に聞き捨てならないことを残す。
「斉藤?」
一美は、今唐突に湧き出した名前を呟く。
医者の中にはその名字の者がいたが、全く病棟が違うので、萌と接点があるとは思えない。
検査技師か何かだろうかと一美は心当たりを探るが、さっぱり見当もつかなかった。
目を細めて見下ろした彼女は、一美の視線を受けて少し困ったように眉根を寄せると、答えた――リコの方に。
「斉藤さんは患者さんです。お世話しているから、親しげに見えるだけですよ」
「ええ? あれは絶対あんたに気があるって! 二十五歳、独身、真面目なサラリーマン。名前だって『貢』だなんて、ばっちりじゃん。名は体を表すって言うでしょ」
二人の話を横で聞きながら、どうやら、萌が担当している整形外科の患者らしいと一美は察する。
煽るリコに対して、萌はいたって冷静そのものだ。
「学校で、『患者さんのお世話をしていると、恋愛感情に似たものを持たれることがある』と言われました。きっと、それです。退院したら、わたしのことなんてあっという間に忘れちゃいますよ」
澄ました顔で言う萌に、リコが深々とため息をつく。
「夢がないなぁ。こんな職場、出会いがないんだから、チャンスがあったら跳び付きなさいよ」
「あはは。病院で出会ったこと自体、ご縁がなかったってことですよ」
「もう……あ、ナースコールだ。行かなくちゃ」
リコの胸ポケットでPHSが振動し始める。彼女は液晶を見て部屋番号を確かめると、一美を睨め上げた。
「いいですか? いたいけな女の子を惑わしたらダメですからね?」
リコは最後に念押しをすると、早足で去って行った。そう言われても、彼としては、惑わしたつもりは更々ないのだが。
憮然とした一美の隣で、手を洗い終えた萌がペーパータオルに手を伸ばす。
「それじゃ、わたしも失礼します」
会釈して行こうとする彼女を、一美は呼び止めた。
「あ、ちょい、待て」
「?」
振り返った萌は、首をかしげて一美を見上げてくる。
だから、そんなふうに真っ直ぐに男を見つめるもんじゃないんだよ、という思考が先に頭の中をよぎっていったが、それは無視して一美は言った。
「男に対して、優しいとか、頼りがいがあるとか、カッコいいとか、あんまり言うな」
「え?」
「そんなことを言われると、野郎は勘違いするもんなんだよ。特に、朗には絶対言うな。調子に乗るから」
普通なら、二十歳といういい年をした『大人』に余計なお世話だと、ムッとされるだろう。
だが、一美の強い口調に、萌は目を丸くし、そして、不意に、フワリと笑顔になった。
「何で笑ってるんだよ?」
「だって、その……そんなふうに注意されたの、初めてだから」
「……忠告、だ」
「ふふ。ご忠告、ありがとうございます」
そう言っておどけたようにペコリと頭を下げる。
「君、さぁ……」
「はい?」
特にかける言葉を決めないままに萌へ声をかけてしまった一美は、見上げてくる彼女の眼差しに、何故か口ごもってしまう。とにかく何かを言わなければと、一美はパッと頭に思い浮かんだ台詞をそのまま口に出した。
「何か困ったことがあったら言えよ? 朗のやつにまとわり付かれて困るとか」
一美自身にも、自分が何を言っているのかよく判らなかった。あまりにも、唐突過ぎる。
当然、萌も目を丸くしてその台詞を受け取っていたが、やがて顔を綻ばせた。
「ありがとうございます。でも、大丈夫ですよ? 自分のことは自分でできますって」
そう言ってコロコロと屈託なく笑うと、もう一度頭を下げて、今度こそ自分の仕事に戻っていく。
その背中を見送りながら、一美は己の行動に憮然とした。朗が言ったように、こんなふうに世話を焼くのは、柄じゃない。
本当に、らしくないのだ。
それは判っているにも拘らず、気付けば手を出してしまっている自分がいることに、他ならぬ一美自身が一番戸惑いを覚えていた。
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