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貴族一家と還る墓
家族に会いに行こう
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「――クリス様! 今こそ、わたくしが家族と再会するときですわ!」
リゼットが急にそんなことを言い出したのは、マガツの一件から二週間ほどたったある日の、ギルド本部でのことだった。
意気揚々と手を掲げてそう宣言したリゼットを、仲間がぼんやりと見つめた。
「……え?」
特にクリスが、ぽかんと口を開けていると、カムナが彼の肩を叩いた。
「無視していいわよ、クリス。こいつ、連日のダンジョン探索で頭がイッちゃったのよ」
彼女の言葉に(後半はともかく)、クリスは納得した。
今、『クリス・オーダー』はギルドにかなりの借金をしている。ローズマリー本部長とケビン元本部長が色々と考慮はしてくれたのだが、それでも汽車の客車と駅の損害の一部は、クリス達が払う羽目になった。
そこで、彼らは連日ダンジョンを探索し、金目のアイテムを収集して、ギルドに返済という形で渡しているのだ。返済不可能というほどではないが、相当な額であるのは事実で、その分探索回数も多くなる。
だからここ何日か、休みなしに探索していた疲れが出たのか、とクリスは思った。
「リゼット……確かに、ここ数日はギルドの返済も兼ねて、連続でダンジョン探索をしすぎてたかもね。この報告が終わったら、一度ゆっくり休もうか?」
「わたくしはまともですわ! カムナも、余計なことを言わないでくださいましっ!」
きっと眉を吊り上げるリゼットの隣で、フレイヤが笑った。
「それにしては、脈絡がないっ! 随分と急すぎるなっ!」
「いえ、少し前から考えていましたの。わたくし、ここにきて間もなくは、探索者として名を上げてからお父様とお母様を探そうと……ラウンドローグ家として恥ずかしくないレディーになってから探そうと思っていましたわ」
言われてみれば確かに、リゼットはクリスに拾われてからすぐに、両親に会いに行こうとしなかった。一人前になってから会いたいというのは、誰にも納得できた。
「ですが、もう我慢の限界ですわ! 二人にわたくしが生きていることを伝えて、安心させたいと思う気持ちの方が、今は強くなりましたの! 探索者として名を上げた今、お父様とお母様に、自慢のわたくしの姿を見てもらいたいのですわ!」
どや、とキメ顔で言い放ったリゼットへの対応は、全員が違っていた。
クリスは何かを考えこむような顔つき。フレイヤは子供の自慢話を聞いているような苦笑い。カムナは信じられない阿呆を見る目。
そしてマガツは、いつも通りの無表情で、クリスの手を引っ張っている。
無事に探索者として素性を隠し通せた彼女も、今はパーティーの一員だ。
「どうでもいい。クリス、マガツとあっちで魔獣、食べっこしよ?」
「どうでも良くないってんですわ、まったくもう!」
リゼットにマガツから引き離されたクリスは、少し驚いた調子で言った。
「リゼット、それじゃあ、両親がどこにいるか知っているのかい?」
クリスの問いに、リゼットの顔から少しだけ元気が消えた。
ちょっとだけ考える様子を見せてから、彼女が答えた。
「……いえ、帝都にはラウンドローグ家の情報はありませんでした。随分と前に、貴族としては没落して……わたくしは、隠居していると考えていますわ」
「情報がない……屋敷や、使用人は?」
「何も。アルヴァトーレ家との関係を断たれて、没落してしまったのではないかというのが……でも、二人が生きていれば、そんなのはどうでもいいですわ!」
何も情報がないのに、どうやって家族を探すというのか。
誰もが思い浮かべた謎は、リゼットにとっては些末な問題であるようだ。
「わたくしの覚えている限り、ホープ・タウンの隣町、ワキューに別荘がありましたの。そこに行けば、お父様とお母様について誰か知っているかもしれませんわ!」
居場所も何も分からない一個人を探すというのだから、傍から聞けば、何年かかっても足りないように聞こえる。すぐに再開できると思っているのは、リゼットだけだ。
だから、カムナ達も彼女を引き留めようとはしなかった。
どうせ数日ほどで諦めて、さっさと戻ってくると確信していたからだ。
「随分と雑な計画ね……ま、いいわ。クリスさえ連れて行かなきゃ、好きにしなさい」
「んなわけねえだろですわ! クリス様を二人に紹介する目的もありますもの!」
だが、クリスを連れて行くとなると、話は別だ。
「はぁ!?」
三人が素っ頓狂な声を上げるのも、リゼットには織り込み済みであった。
彼女が単に、両親に会いに行くだけの話をクリスにするわけがない。というのも、彼女から見ると、三人のクリスに対する距離の詰め方が、一層強くなっていた気がしたのだ。
フレイヤはヴィノーの一件で、カムナはグルーナ駅で、それぞれクリスとの親睦を深めた。最近探索者の一員となったマガツは言うまでもなく、彼に異様なまでの執着心を見せている。
このままでは、自分の影が薄くなると、リゼットは直感していた。
(近頃ライバルが増えてきて、ぶっちゃけ危機感を覚えてましたのよ……ここで一気に抜け駆けして、クリス様と家族公認の関係にしてしまえば、こっちのもんですわ!)
だが、両親に会ってもらえば話は別だ。
家族と再会する喜びと、クリスを紹介する幸せ。リゼットはこれから、二つの幸福を纏めてゲットするつもりでいたし、仲間に邪魔させる気など毛頭なかった。
「というわけで、クリス様はお借りしますわよ! おーほほほーっ!」
「え? ちょ、うわぁっ!?」
言うが早いか、リゼットはクリスの手を握り、たちまち姿を消してしまった。
幽霊である彼女の得意技。触れた相手を透かし、透明にする能力だ。
こうなってしまうと、特殊な力を持つ者にしかリゼットは見えなくなる。カムナとマガツが慌てて周囲を見回すが、既に二人は気配すらなくなっていた。
「完全に幽体化してしまったな! うむ、探すのは難儀しそうだ!」
ううむ、と唸るフレイヤをよそに、カムナとマガツの怒りはたちまち臨界点を越えた。
「あんのバカ幽霊……宿に戻ってきたら、安っぽいナイフを叩き砕いてやるわ!」
「マガツ、潰す」
「やりすぎは禁物だが、少しお灸を据えなくてはなっ! はっはっは!」
腰に手を当てて大笑いするフレイヤを置いて、二人がギルドから飛び出した。
――ちなみに出て行くときに壊した扉の修理費用も、返済費にしっかりと加えられた。
リゼットが急にそんなことを言い出したのは、マガツの一件から二週間ほどたったある日の、ギルド本部でのことだった。
意気揚々と手を掲げてそう宣言したリゼットを、仲間がぼんやりと見つめた。
「……え?」
特にクリスが、ぽかんと口を開けていると、カムナが彼の肩を叩いた。
「無視していいわよ、クリス。こいつ、連日のダンジョン探索で頭がイッちゃったのよ」
彼女の言葉に(後半はともかく)、クリスは納得した。
今、『クリス・オーダー』はギルドにかなりの借金をしている。ローズマリー本部長とケビン元本部長が色々と考慮はしてくれたのだが、それでも汽車の客車と駅の損害の一部は、クリス達が払う羽目になった。
そこで、彼らは連日ダンジョンを探索し、金目のアイテムを収集して、ギルドに返済という形で渡しているのだ。返済不可能というほどではないが、相当な額であるのは事実で、その分探索回数も多くなる。
だからここ何日か、休みなしに探索していた疲れが出たのか、とクリスは思った。
「リゼット……確かに、ここ数日はギルドの返済も兼ねて、連続でダンジョン探索をしすぎてたかもね。この報告が終わったら、一度ゆっくり休もうか?」
「わたくしはまともですわ! カムナも、余計なことを言わないでくださいましっ!」
きっと眉を吊り上げるリゼットの隣で、フレイヤが笑った。
「それにしては、脈絡がないっ! 随分と急すぎるなっ!」
「いえ、少し前から考えていましたの。わたくし、ここにきて間もなくは、探索者として名を上げてからお父様とお母様を探そうと……ラウンドローグ家として恥ずかしくないレディーになってから探そうと思っていましたわ」
言われてみれば確かに、リゼットはクリスに拾われてからすぐに、両親に会いに行こうとしなかった。一人前になってから会いたいというのは、誰にも納得できた。
「ですが、もう我慢の限界ですわ! 二人にわたくしが生きていることを伝えて、安心させたいと思う気持ちの方が、今は強くなりましたの! 探索者として名を上げた今、お父様とお母様に、自慢のわたくしの姿を見てもらいたいのですわ!」
どや、とキメ顔で言い放ったリゼットへの対応は、全員が違っていた。
クリスは何かを考えこむような顔つき。フレイヤは子供の自慢話を聞いているような苦笑い。カムナは信じられない阿呆を見る目。
そしてマガツは、いつも通りの無表情で、クリスの手を引っ張っている。
無事に探索者として素性を隠し通せた彼女も、今はパーティーの一員だ。
「どうでもいい。クリス、マガツとあっちで魔獣、食べっこしよ?」
「どうでも良くないってんですわ、まったくもう!」
リゼットにマガツから引き離されたクリスは、少し驚いた調子で言った。
「リゼット、それじゃあ、両親がどこにいるか知っているのかい?」
クリスの問いに、リゼットの顔から少しだけ元気が消えた。
ちょっとだけ考える様子を見せてから、彼女が答えた。
「……いえ、帝都にはラウンドローグ家の情報はありませんでした。随分と前に、貴族としては没落して……わたくしは、隠居していると考えていますわ」
「情報がない……屋敷や、使用人は?」
「何も。アルヴァトーレ家との関係を断たれて、没落してしまったのではないかというのが……でも、二人が生きていれば、そんなのはどうでもいいですわ!」
何も情報がないのに、どうやって家族を探すというのか。
誰もが思い浮かべた謎は、リゼットにとっては些末な問題であるようだ。
「わたくしの覚えている限り、ホープ・タウンの隣町、ワキューに別荘がありましたの。そこに行けば、お父様とお母様について誰か知っているかもしれませんわ!」
居場所も何も分からない一個人を探すというのだから、傍から聞けば、何年かかっても足りないように聞こえる。すぐに再開できると思っているのは、リゼットだけだ。
だから、カムナ達も彼女を引き留めようとはしなかった。
どうせ数日ほどで諦めて、さっさと戻ってくると確信していたからだ。
「随分と雑な計画ね……ま、いいわ。クリスさえ連れて行かなきゃ、好きにしなさい」
「んなわけねえだろですわ! クリス様を二人に紹介する目的もありますもの!」
だが、クリスを連れて行くとなると、話は別だ。
「はぁ!?」
三人が素っ頓狂な声を上げるのも、リゼットには織り込み済みであった。
彼女が単に、両親に会いに行くだけの話をクリスにするわけがない。というのも、彼女から見ると、三人のクリスに対する距離の詰め方が、一層強くなっていた気がしたのだ。
フレイヤはヴィノーの一件で、カムナはグルーナ駅で、それぞれクリスとの親睦を深めた。最近探索者の一員となったマガツは言うまでもなく、彼に異様なまでの執着心を見せている。
このままでは、自分の影が薄くなると、リゼットは直感していた。
(近頃ライバルが増えてきて、ぶっちゃけ危機感を覚えてましたのよ……ここで一気に抜け駆けして、クリス様と家族公認の関係にしてしまえば、こっちのもんですわ!)
だが、両親に会ってもらえば話は別だ。
家族と再会する喜びと、クリスを紹介する幸せ。リゼットはこれから、二つの幸福を纏めてゲットするつもりでいたし、仲間に邪魔させる気など毛頭なかった。
「というわけで、クリス様はお借りしますわよ! おーほほほーっ!」
「え? ちょ、うわぁっ!?」
言うが早いか、リゼットはクリスの手を握り、たちまち姿を消してしまった。
幽霊である彼女の得意技。触れた相手を透かし、透明にする能力だ。
こうなってしまうと、特殊な力を持つ者にしかリゼットは見えなくなる。カムナとマガツが慌てて周囲を見回すが、既に二人は気配すらなくなっていた。
「完全に幽体化してしまったな! うむ、探すのは難儀しそうだ!」
ううむ、と唸るフレイヤをよそに、カムナとマガツの怒りはたちまち臨界点を越えた。
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「マガツ、潰す」
「やりすぎは禁物だが、少しお灸を据えなくてはなっ! はっはっは!」
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