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雪山と大鋸の騎士
襲来、そして
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「なっ……!?」
二つの眼を持つ影は、瞬きをする間のうちに、衝撃と共に地面に激突した。隕石が落ちたかのようなクレーターを造り上げ、たちまちの街を地響きが襲った。
建て直し中の家屋が崩れ、街の人々が転ぶほどの震動。視界を覆うほどの土埃に、誰も気づかないはずがなかった。
「なんだ、今の衝撃は……!」
特にすぐ近くに何かが落ちてきたクリスは、ツールを片手に警戒した。
自分の傍に墜落した何かが、恐らく生物でないかと推測していたからだ。
「……人間……いや、違う……」
土埃が次第に晴れてゆくにつれ、人の姿が見えてきた。だが、クリスどころか、その場にいた全員が、クレーターの中央から立ち上がったそれが人間でないと確信した。
「魔獣、か……!?」
その容貌は――人の形をしていながら、人ではなかったからだ。
リゼットと同年代ほどの愛らしい顔つき。雪のように白い肌と細い手足、それらを覆い隠す一枚の布。髪はカムナに似たロングヘアで、青白く、先端だけが七色に彩られている。そこまでは、少しおかしな風体ではあるが、人間と呼べる。
そう呼べない最大の理由は、彼女の背中から生えた、鋼の触手だ。
木々ほどもある太さと、プレートのようにのっぺりとした鈍色の触手は、彼女を支えるように地面に突き刺さっている。あれが凶器でなければ、何なのか。
明らかに異常な存在を目の当たりにして、フレイヤもリゼットも、武器を構えた。
「……やっと、見つけた」
一方で、謎の少女はそれらにまるで関心がないようだった。
ただ、目の前のクリスにだけは、違う態度を示した。
「私の……スサノヲ」
「スサノヲ!? 君、何でその呼び名を知って――」
可愛らしい虚ろな瞳でそう呼ばれた時、クリスは思わずツールを下ろした。
しかしそれは、彼の最大の過ちだった。
「うわあぁ!?」
なんと少女の背後で揺らめいていた触手が、とてつもない速さで飛びかかり、クリスを雁字搦めに捕らえてしまったのだ。
「クリス!? あんた、あたしの主人に何を……きゃっ!」
カムナが思わず殴りかかろうとしたが、四本の触手のうち、一本がカムナを威嚇した。
地面に刃の如く突き刺さるそれを見て、カムナは突撃を止めた。普段の彼女ならそうはしなかったはずだが、地面を貫通する鋭さを見て、自らの腕部だけではガードしきれないと、直感で理解できたのだ。
「なんですの、あの触手は! どう見ても人間ではありませんわ、なのに見てくれは人間だなんて!」
「分からん! だがもしも魔獣なら、あれが噂の『人型魔獣』だろう!」
「人型の魔獣……まさか、ローズマリー本部長が言ってた……!」
カムナを庇うように構えるフレイヤ達だが、やはり少女の関心はそこになかった。
まるで、彼女にとって、クリス――スサノヲだけが世界のすべてであるように。
「スサノヲ。一緒に帰りましょう。忘れてしまったものを、二人で思い出すの」
我が子を慈しむ母のように、少女は触手でクリスを包み込む。
「何をごちゃごちゃ言ってんのよ! クリスを返せって言ってんのが聞こえなかったの? それとも、理解できるまでぶん殴られたいってわけ!?」
「邪魔はさせない……妨害するなら、排除する」
そんなさまを見せつけられて、カムナが激怒しないはずがなかった。まだ修理が完全に終わっていない鉄の骨だけの腕で、彼女は拳を握り締めた。
少女もまた、触手をうねらせ、ようやくカムナ達に一つの感情を抱いたようだった。敵意、という、今の彼女が持ちうるには最も危険な感情を。
変化に感づいたクリスは、焦りを隠せなかった。
(まずい! この子、確実に俺達よりも――強い!)
クリスは彼女のすべてのスペックを知らない。だが、どう考えても彼女は強い。それこそ、戦力的に不十分なカムナ達では敵わないと理解してしまうほどに。
仮に勝利できたとしても、街にも、仲間にも甚大な被害をもたらすだろう。
自分一人を守る為だけに、それを許してはいけない。
「ダメだ、カムナ! 手を出すな!」
そう思ったクリスは、三人に向かって叫んだ。
カムナは体をこわばらせ、信じられないと言いたげな目で彼を見た。
「リゼット、フレイヤも武器を収めてくれ! この子の目的は俺だけだ! ここで戦闘になれば、ヴィノーの皆も巻き込んでしまう!」
三人からしてみれば、とても聞ける命令ではなかった。クリスが捕えられているというのに、このまま見逃せるわけがない。
それでもクリスは、自分を見捨てるように言い放った。自分よりも仲間や、こちらを見て怯えている街の住民に及ぶ危険性を考えれば、とてもここでは戦えない。
彼の意図を悟ったのか、三人はつい、武器を下ろした。
「賢明な判断。マガツは、邪魔されなければ……攻撃しない」
「マガツ……それが、君の……」
「さよなら、人間達。もう二度と、会わないけど」
そしてそれは、ある意味では彼女達が機会を逃した最大のミスだった。
少女は触手をぐっと折り曲げると、ばねのように空高く跳躍した。
「わああああぁぁ……!」
ほんの一瞬で、クリスも、少女の姿も見えなくなった。
フレイヤやカムナも、跳躍力には目を見張るものがあるが、彼女はその比ではない。飛んでいるのか、跳んでいるのか分からないほどのジャンプを見て、リゼットとフレイヤは唖然とするばかりだった。
「……跳んだ……触手を使って、空を飛ぶみたいに……!」
「魔獣が、どうしてクリス君を知っているんだ! いや、そもそもなぜクリス君を攫ったんだ! 奴はいつから――」
街のざわめきと二人の戸惑った声は、急に遮られた。
「――うるさいッ!」
音が鳴るほどの力で拳を握り締め、俯いたカムナの声によって。
思わず口を噤んでしまった二人の後ろで、カムナは怒りと苛立ちに、体を震わせていた。
「くそ、なんで……」
クリスは自分に、やめろと言った。
助けてくれでも、戦ってくれでもなく、真逆の命令をした。それは間違いなく、自分に対する信頼が、不安を下回っていた証拠に他ならない。
自分は武器なのに。クリスの剣であり、盾でもあるのに。
「クリス……あたしは……!」
カムナは初めて、クリスに怒りを迸らせた。
しかし、何よりも彼に守られてしまった自分に、どうしようもなく怒りが募った。
自分は彼の武器なのに。
主を守れない――主に信じられていない自分に、何の価値があるのか。
「……あああああああぁぁッ!」
潰れるほど拳を強く握り、天を仰いでカムナは叫んだ。
怪物も逃げ出すほどの雄叫びは、今はただ、虚しく山の空に消えるだけだった。
二つの眼を持つ影は、瞬きをする間のうちに、衝撃と共に地面に激突した。隕石が落ちたかのようなクレーターを造り上げ、たちまちの街を地響きが襲った。
建て直し中の家屋が崩れ、街の人々が転ぶほどの震動。視界を覆うほどの土埃に、誰も気づかないはずがなかった。
「なんだ、今の衝撃は……!」
特にすぐ近くに何かが落ちてきたクリスは、ツールを片手に警戒した。
自分の傍に墜落した何かが、恐らく生物でないかと推測していたからだ。
「……人間……いや、違う……」
土埃が次第に晴れてゆくにつれ、人の姿が見えてきた。だが、クリスどころか、その場にいた全員が、クレーターの中央から立ち上がったそれが人間でないと確信した。
「魔獣、か……!?」
その容貌は――人の形をしていながら、人ではなかったからだ。
リゼットと同年代ほどの愛らしい顔つき。雪のように白い肌と細い手足、それらを覆い隠す一枚の布。髪はカムナに似たロングヘアで、青白く、先端だけが七色に彩られている。そこまでは、少しおかしな風体ではあるが、人間と呼べる。
そう呼べない最大の理由は、彼女の背中から生えた、鋼の触手だ。
木々ほどもある太さと、プレートのようにのっぺりとした鈍色の触手は、彼女を支えるように地面に突き刺さっている。あれが凶器でなければ、何なのか。
明らかに異常な存在を目の当たりにして、フレイヤもリゼットも、武器を構えた。
「……やっと、見つけた」
一方で、謎の少女はそれらにまるで関心がないようだった。
ただ、目の前のクリスにだけは、違う態度を示した。
「私の……スサノヲ」
「スサノヲ!? 君、何でその呼び名を知って――」
可愛らしい虚ろな瞳でそう呼ばれた時、クリスは思わずツールを下ろした。
しかしそれは、彼の最大の過ちだった。
「うわあぁ!?」
なんと少女の背後で揺らめいていた触手が、とてつもない速さで飛びかかり、クリスを雁字搦めに捕らえてしまったのだ。
「クリス!? あんた、あたしの主人に何を……きゃっ!」
カムナが思わず殴りかかろうとしたが、四本の触手のうち、一本がカムナを威嚇した。
地面に刃の如く突き刺さるそれを見て、カムナは突撃を止めた。普段の彼女ならそうはしなかったはずだが、地面を貫通する鋭さを見て、自らの腕部だけではガードしきれないと、直感で理解できたのだ。
「なんですの、あの触手は! どう見ても人間ではありませんわ、なのに見てくれは人間だなんて!」
「分からん! だがもしも魔獣なら、あれが噂の『人型魔獣』だろう!」
「人型の魔獣……まさか、ローズマリー本部長が言ってた……!」
カムナを庇うように構えるフレイヤ達だが、やはり少女の関心はそこになかった。
まるで、彼女にとって、クリス――スサノヲだけが世界のすべてであるように。
「スサノヲ。一緒に帰りましょう。忘れてしまったものを、二人で思い出すの」
我が子を慈しむ母のように、少女は触手でクリスを包み込む。
「何をごちゃごちゃ言ってんのよ! クリスを返せって言ってんのが聞こえなかったの? それとも、理解できるまでぶん殴られたいってわけ!?」
「邪魔はさせない……妨害するなら、排除する」
そんなさまを見せつけられて、カムナが激怒しないはずがなかった。まだ修理が完全に終わっていない鉄の骨だけの腕で、彼女は拳を握り締めた。
少女もまた、触手をうねらせ、ようやくカムナ達に一つの感情を抱いたようだった。敵意、という、今の彼女が持ちうるには最も危険な感情を。
変化に感づいたクリスは、焦りを隠せなかった。
(まずい! この子、確実に俺達よりも――強い!)
クリスは彼女のすべてのスペックを知らない。だが、どう考えても彼女は強い。それこそ、戦力的に不十分なカムナ達では敵わないと理解してしまうほどに。
仮に勝利できたとしても、街にも、仲間にも甚大な被害をもたらすだろう。
自分一人を守る為だけに、それを許してはいけない。
「ダメだ、カムナ! 手を出すな!」
そう思ったクリスは、三人に向かって叫んだ。
カムナは体をこわばらせ、信じられないと言いたげな目で彼を見た。
「リゼット、フレイヤも武器を収めてくれ! この子の目的は俺だけだ! ここで戦闘になれば、ヴィノーの皆も巻き込んでしまう!」
三人からしてみれば、とても聞ける命令ではなかった。クリスが捕えられているというのに、このまま見逃せるわけがない。
それでもクリスは、自分を見捨てるように言い放った。自分よりも仲間や、こちらを見て怯えている街の住民に及ぶ危険性を考えれば、とてもここでは戦えない。
彼の意図を悟ったのか、三人はつい、武器を下ろした。
「賢明な判断。マガツは、邪魔されなければ……攻撃しない」
「マガツ……それが、君の……」
「さよなら、人間達。もう二度と、会わないけど」
そしてそれは、ある意味では彼女達が機会を逃した最大のミスだった。
少女は触手をぐっと折り曲げると、ばねのように空高く跳躍した。
「わああああぁぁ……!」
ほんの一瞬で、クリスも、少女の姿も見えなくなった。
フレイヤやカムナも、跳躍力には目を見張るものがあるが、彼女はその比ではない。飛んでいるのか、跳んでいるのか分からないほどのジャンプを見て、リゼットとフレイヤは唖然とするばかりだった。
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街のざわめきと二人の戸惑った声は、急に遮られた。
「――うるさいッ!」
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しかし、何よりも彼に守られてしまった自分に、どうしようもなく怒りが募った。
自分は彼の武器なのに。
主を守れない――主に信じられていない自分に、何の価値があるのか。
「……あああああああぁぁッ!」
潰れるほど拳を強く握り、天を仰いでカムナは叫んだ。
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